風雲の如く   作:楠乃

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 新年あけましておめでとうございます。(一ヶ月半遅れ)
 今年も『風雲の如く』を宜しくお願い致します。





起こそうにも起こせない土台

 

 

 

 もうすぐ秋になるという頃合い。

 私としては苦手な冬が来る前の季節という訳である。

 まぁ、そんな事でいちいち鬱になったりはしないけれども。

 ……なった事は、多分あると思うけども。

 

 

 

 異変も終わり、神社も再々建を果たした。

 いつものように宴会も終えて、八雲紫風に言うなら『幻想郷への一員となる儀式を果たした』とでも言うのだろうか。いや、知らないけど。

 

 個人的に見た感じだと、天界という妖怪の山よりも高い場所に住むという彼女が、幻想郷への一員となるのに紫は反対しそうだけどねぇ。主に神社を壊された恨みとかいう個人的な感情とかで。

 でもまぁ、幻想郷を愛する彼女だからこそ、幻想郷の為になるのであるなら、そんな心すら奥底に封じて天子と接する事も出来たりするかもしれない。

 

 あの賢者なら。

 あの私とベクトルの違う嘘吐きなら。

 

 土下座するなら壊した神社の事『だけ』は許してやろう、とか言いそう。いや、これも単純な勘なんだけど。

 でも逆に許さないつもりで許して、結局懐に入れちゃったりするのがうちのゆかりんだよなぁ、とも思う。

 私が矛盾体なら彼女も充分矛盾してるよねぇ。境界の妖怪だから当然なのかもしれないけど。

 

 いやぁ、正直な所を言えば、結論は分かんないよ?

 他人を推し量ろうとするなんて。無理だからこそ面白いっていうのが私の意見だけどさ? 境界をズラしちゃう妖怪なんて、境目が明確に出来ない妖怪を推理しようなんて、無謀にも等しいとも思うね。

 

 

 

 とかまぁ、そんな考え事をしていても、目の前に居る問題は一切解決しない訳で。

 

 

 

 

 縁側で、ぬこと一緒に寝っ転がっていると、来客が来た。

 玄関からでなく、宙から庭へと二人、降りてきた。

 

 

 

「……」

「……いらっしゃい?」

「じゃ、私は案内したから」

「……えっ、ちょ、っちょっと!?」

 

 あ、問題ごとの一つの巫女さんが帰ってくれた。

 う……いや、嬉しいと感じちゃ駄目か。

 問題になりそうな事が事前に解決してやったー。程度に思っておこう。

 

 ……嬉しく思ってるじゃないか私。

 いやまぁ、そんな現実逃避は置いておこう。

 

 何にせよ、折角誘って来てくれたのだから、一応は御持て成しとやらをしよう。

 

「ま、とりあえず上がりなよ。お茶でも入れるから」

「……お邪魔、します……?」

 

 まさか誘って一週間も経たずして来るとは思わなかったけどね。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 まぁ、別に言及しない事に理由は特に無かったりするのだけれど、

 比那名居天子が、博麗霊夢の案内で、妖怪の山の裏手にある、我が家に来た。

 

 よりにもよって霊夢の案内で来るとか、とは少し思う。

 それはそれでとても遠回りをしただろうにと思わなくもない。物理的にも、精神的にも。

 

 結局言葉すら交わさずに帰っていった巫女の様子から察するに、私とは、『神社や異変の事に関しては許す。ただ人となりに関しては気に食わないから近付かない』って感じかな?

 と、言う事は、再再建した神社に関して不備は何もなかった、と考えても良いのかな?

 

 おう、人里で始めた仕事とは何も関係ないけど、久々のお仕事で何の不備を出してないのは良い事じゃないか。

 よくやった私。やるじゃないか私。

 

「ね、ねぇ?」

「ん? どしたの?」

「え……い、いや……」

 

 ちゃぶ台を挟んで、わざわざ正座をしている彼女はどうにもさっきから落ち着かないようだ。

 彩目も居ないし、天狗達もいつも通りに遠巻きにしているだけなのだから、何もそんなに緊張しなくても良いと思う。

 と言うか、寧ろ私のように何も考えず居間から外でも眺めていれば良いと思う。どうせあいつらはちょっかいを出そうともしてこないし、近付いたら怯えるし……怯えさせるのが目的な所も半々ぐらいある癖に、怯えられる事が傷付く事と分かってない所が人間じゃないんだよねぇ、と個人的には思う。天狗を見習え天狗を。あいつら私が気付いている事すら気付いていないぞ。

 

 まぁ……今はどうでもいいか。

 今の天子の状態を文字にするならばまさしく『借りて来た猫のよう』とでも言えば良いのかしら? 神社でヒトの事を『明鏡止水でない』とか言っておいて、その落ち着きの無さはどうなんだろう。

 

 なぁ、そこの所どう思うぬこよ。

 ……と、視線を巡らしても影も形もない。音や衝撃も感じない。

 あのぬこめ、初めてのヒトが来たから逃げたな? ぬこのくせに。

 

「……何を探してるの?」

「いんや、うちにも猫が居るんだけどね。逃げちゃったみたい」

「? 私は別に猫は飼ってないけど……?」

「え? ああ、いや、こっちの話」

 

 おっと、ヒトを猫扱いする所だった。いや、もうしてるけど。

 

 まぁ、そろそろ窮屈そうだし、開放してやりますか。

 

 いやぁ、黙ってるだけだったんだけど、勝手に予測しちゃって落ち着かない様を観察するのは楽しいなぁ! あっはっはっはっは!

 

 

 

 ふぅ……さて、と。

 

「────で、何しに来たのさ?」

 

 

 

「な、何、って……」

「んー、確かにまぁ、殺し合いがしたいなら別にいつでも受けるけどって話をしたけどさ? って事」

「……」

 

 そう言って何とはなしに湯呑みを持ち上げてお茶を飲みながら眼を合わせてみれば、少しばかり身体と感情が揺れたのに気が付く。

 湯呑みを持ち上げるのに、反応した?

 それとも視線が合った事に、反応をした?

 んん?

 そんな恐れるような事、したっけな? それに今はそんな眼が紅に染まっている訳でもない、筈。いや、自分でも自覚症状そんなにないから完璧な判断は出来ないんだけど、そんな精神状態でもないし。

 

「……何処かで私の変な話でも聴いた? なにか私の事を怖がってるように見えるけど」

「ッ……」

 

 どうやら怖がっているで正解らしい。あの宴会の後でそんな怖がるような事があったか、それとも怖がらせるような話を彼女に誰かがした、とか?

 そんな私に恐れる必要、ないと思うけどねぇ……鬱の時ならいざ知らず、今のテンションなら、ねぇ? そんな人をとって食うような真似はしない。

 人を食ったような性格ではあると思うけど。

 

 私の怖い話、ねぇ。

 ま、大体が鬱の時か、それとも私が怒るような時か。

 

「宴会の時にでも何か聴いた? ああ、怒らないから出来れば教えて欲しいんだけど」

「……本当に?」

「何か吹聴されて怒るのに、教えてくれた本人に対して怒る訳ないじゃん」

 

 場合にも寄るけどね?

 と、そんな事は言わずに心の中で呟くとして、あんな半分本気で戦った時とは大違いの天子が目の前に居る。

 それ自体に物凄く違和感があるし、個人的にはいつも通りに接して欲しい。というのが本音。

 いやぁ、別に霊夢みたいに常にいつも通りが良いって訳でもないけど、個人的に気に入ってるヒトとは、それなりに本音で話したいよね、って話である。

 まぁ、そう言う理論で行くと嘘を重ねているであろう彩目や文とか天魔、紫はどうなるんだって話になるんだけど、まぁまぁ、それはそれで置いといて。

 

「ていうか、逆にあまりまごまごとされると、それはそっちで何だかなと思う」

「いっ、言うわよ!」

 

 ……えー? 何、この怯え方。

 私さっき怯えられると傷付くって話したよねぇ? フラグ? フラグ回収早すぎじゃない?

 

 

 

「……あ、あの、あの後、気絶してたじゃない……アンタ」

「え? ああ……うん、それが?」

 

 あ、嫌な予感。すんごい嫌な予感。

 既に何か嫌な予感しかしない。ヤダコレ。

 

 

 

「それで……介抱してた、あの天狗に近付いて、寝ている貴女をちょっと観察してたら、何かいきなり、説教、というか、話をしてきて……」

「……」

 

 あぁ……この場合は何と言うべきなんだろうか。

 あの天狗は何も関係がない。単なる幼馴染みたいな奴だから、その話もそんな気にしなくて良いとか、そういうまた勘違いを正すような真似をすれば良いのか。

 それとも、ちゃんと真正面から説教してくれる存在が珍しいかい? と親身になった感じで返して心根をこっちから深く掘った方が良いのかしらね?

 

 どちらにせよ、まぁ、私に対して何かしら負い目を感じるような話を、天魔から聴いてしまったのは確かなようだ。やっぱり後でもう一回殴っておこう。

 治った直後ぐらいにジャストミートさせて、いや、もう完治してるか。なら出逢った直後だな。

 喜ぶ隙も与えずに苦痛を与えてやろう。ふはははは……まぁ、アイツの事はどうでもいいか。

 

「それで?」

「……え?」

「いや、私の話を色々と聴いたのは分かったけれど、それで天子が何か私に対して怖がる必要性なんてあるのかな、って」

「だ、だって! ……貴女、私よりも年上なんでしょう? 喧嘩ばかりしてた昔の、天狗と萃香たちを、一度はまとめていたんでしょう? 博麗大結界にも、当時の現場に居た程の、実力なんでしょう……?」

「んー、まぁ、一応は全部真実だね」

 

 年上だと思われないのは、まぁ、いつもの事だし……それはそれで、まぁ、仕方ないとしよう。釈然とはしないけど。

 鬼と天狗達は……それもまぁ、一応は一つの山に押し込んだのも私の手柄、になるのかな? 問答無用に奴等へルールを押し付けて約束を結ばさせた、って感じなんだけどね。

 博麗大結界や幻想郷については、まぁ、昔から紫の式神だったし、それはそれでそこに居なきゃおかしくない? って話になるんじゃ……ああ、そこで年齢や少ない妖力で疑問視されると。つまり、いつもの事って訳ですか。

 

 どれも本当の事だし、それでいてどれもいつもの私だし。

 

「だからって、過去の私と今の私を比べてどうするのさ。あの時神社で戦った私は嘘じゃないでしょうに」

「……でも」

 

 確かに、博麗神社で戦った際に、私が本気を出してないのは事実だ。

 けれども、力を誤魔化して戦っていた訳ではない。鬼に怒られるような戦い方をしていたつもりもない。

 

 ま、理解不能ではあったかもしれないけどね。

 

「そんな怯えられても困るし、いつも通りで良いよ、いつも通りで」

「……そ、う」

「まぁ、今は気分が乗らないって言うなら、しばらくは我が家で落ち着いて行くと良い。噂を確かめたいってなら話も聞くし、どうせ彩目も帰ってこないし……あ、でも文は来る可能性があるか」

 

 少しばかり落ち込んでいるヒトに対して圧迫した取材をしたりはしないと思うけど、我が家でいきなり取材は勘弁願いたい。取材を見るのは良いけど、巻き込まれたくはない理論。

 いやまぁ、新聞での彼女の在り方と、我が家での在り方とでは、大きな差があるような気がするのは多分気の所為なんじゃないんだろうなぁ、とは思うけどね。

 

 何にせよ、彩目も今日は帰らないとか言っていたし、そろそろ夕御飯の支度でもするかね。

 ……いやぁ、博麗神社で次遭う時は殺し合いだと思っていたけど、案外仲良くなっちゃうもんだね。泥臭い妖怪と天人。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

「……なんです、コレ」

「おかえり。コレは夕食です」

「違う、じゃなくて……ああ、もう」

「まぁまぁ、丁度良かったよ。多めに作っておいて」

「……お、おお邪魔しています?」

 

 予想通りに、ちょうど夕食時に文が帰ってきた。

 天狗の街の方で貰ってきたのか、長葱と牛蒡がはみ出した袋を持っている。もう少し早く持って来てくれれば更に一品増やして作ったものを、食事が始まってから来るんだもんなぁ。

 

 それにしても、天子が居る事にここまで驚くとは思わなかった。

 疑問符が抜けて棒読みになってますよお嬢さん。

 いつもの問答が途中で失敗してますよお嬢さん。

 

「台所に一応夕食の残りがあるから、よそっておいで」

「……いや、そうでもなくて……はぁ、やれやれ……」

 

 声を掛けるとようやくちゃんと起動を果たしたのか、渋面をころころと変えながら、最後に溜息を吐きつつ台所へと向かった。耳を済ませなくても、野菜用の冷暗所へ色々と入れている音が聞こえる。

 

 視線を目の前に戻してみれば、ここにも何やら複雑な顔をしている天人さんが居る。

 

「やれやれ、どうしてヒトは仲良くなれないかね」

「……貴女が言うの? それを」

「言うね! 私だから言うね!」

「はいはい、わざわざ大声で言わなくても知ってるから。じゃあさっさと今日の顛末でも教えなさい。全く……」

 

 ようやく戻ってきた阿と言えば吽と返すような私と文の会話に、これまた天人さんが驚いて目を白黒させている。ふははは、何度私にその顔を見せる気なんだい。そして会話には参加しないのかい?

 いやぁ、確かにこれはこれで面白いけど、私としてもギスギスした雰囲気で食事などしたくないので、まぁ、悪く言えば文のご機嫌取りをせねばなるまい。

 食事はやっぱり他人と会話してこそ、って思うんだよね。

 

「文はさ、この前の宴会で私が酔いつぶれている時に天魔がこの子にした話って知ってる?」

「あ〜、それ訊いちゃう?」

「聴かない方が良い奴? 前の文からの伝言的な」

「……まだそれ覚えてるのね……」

「いやぁ、忘れちゃ駄目だと思ってるし。あ、後悔的な意味でね? 決して閻魔帳的な意味じゃなくて」

「分かってるわよ……ん〜、知った所で雰囲気が重くなるだけだと思うけど」

「そう思うのならもう少し雰囲気を軽くするような行動をしてくれないもんかね」

「そんな苦言を呈すならもう少し周囲からの評価を上げるような行動をしなさい」

「だが断る」

「でしょうね」

 

 額に出来た皺を伸ばしながら深々と溜息を吐いている天狗が居る。何でだろうね!!

 

 ご飯、味噌汁、鮎の塩焼きとおろし大根、玉葱と豚肉の生姜焼き、茹でたブロッコリー。

 ろくに説明もしてないのに全品を間違いなく持って来て食卓についた彼女は、私に家に入り浸っているのが丸分かりなのよねぇ。お椀も箸も専用のがあるぐらいだし。

 

「いただきます。まぁ、それでも訊きたいなら言うけど?」

「んー、じゃあ聴きたい」

「天魔様が話してたのは『詩菜が自分から気絶するような真似をするのは、大体が精神に何かあった時』、って感じのお話」

「あ〜……そりゃあ私は聴かない方が良かったかもね」

「……」

「……ふふ」

「……何よ? いきなり私の顔見て笑って」

「べつに〜?」

「? ま、そういう話をされたから、そこの天人さんは微妙な顔をしているんでしょ」

「ふむ、なるほどねぇ……」

 

 それにしても、自分から気絶するような真似、ね。

 まぁ、それもそうかも。現実から目を逸らそうとする、ある意味人間的な行動の名残、って感じかね。こういう所が私も妖怪に成り切れない部分なんだろう。多分。

 

 それにしても話題の中心人物である筈なのに、天子は一言も喋らない。

 最後の一言が半同居人に向けた『お邪魔しています』は、人の上に物理的に立っている天人としてどうなのだろうと思う。しかもちょっと吃っていたし。

 

 

 

「確かにあの時はめんどくさいって思ったから酔い潰れるような呑み方をしたけど、別にその時に考えたのは天子と関係ない奴の事だし」

「現実逃避で潰れたのは本当になのね……」

「まぁね。あの後神社で介抱されて起きたんだけどさぁ、起きたら起きたで全員が天魔と私との関係について詳しく聴いてくるのよ。イヤになっちゃう」

「そりゃあ、まぁ、ねぇ……」

「なんですか。文までそんな眼で私達を見ていたと?」

「あの、あれよ……私と初めて逢った時、貴女どんな理由で山に来てた?」

「え、(傍迷惑な噂を流した)天魔を殴ろうって」

「……ねぇ、どう思う? そこの天人さん? 今の会話って大分親しい人物同士じゃないと起きないわよね?」

「え」

 

 急に話しかけられたからか、それとも私達の素早い会話についていけなかったからか、ほぼノンストップで続いていた会話が急に途絶える。

 二人の視線が自身に集まっているのを素肌で感じているのか、疑問で頭の中を埋め尽くされて答えが一欠片も出てこなくて物凄く慌てているのが丸分かりな表情をしている。これは所謂ぐるぐる目という奴なのかな? どうでもいいけど。

 

「う、あ、え、えー……」

「あ行発音による独自の健康法かな?」

「どんな健康法よソレ」

「誰も思い付かないから独自の健康法なんでしょ。知らないけど」

「貴女が言い出したんでしょうに……」

 

 とか、そんな本人が混乱してる最中でも私達は矢継ぎ早に会話をしている訳なんだけども、天子本人は一向に再起動を果たそうとしない。

 

 彼女の返答を待っている内に私達はどんどん夕食を進めていく訳だけど、混乱している天人さんは箸の動きが完全に止まっている訳であり、文はともかく私に至っては完全に食事が終わっているのだけど、そこらへんどうなのだろうか。

 塩焼きは熱い方が美味しいと思いますよ。冷えても不味くならないとは思うけど。

 

「……ちょ、ちょっと……親しいと思う、かしら……?」

「ほら見なさい。絶対にそう見えるって」

「本人達が否定してるのにどうしてこうなるかなぁ……周りが盛り上がってくっつけようとして結局破局するとかよくある話よ? 特に学生」

「……それ外の世界の話よね?」

「まぁね!」

「そこ自信満々に肯定する場面じゃないわよ……いつもの事だけど」

「いつもの私だし」

「そーね。鬱じゃないわね。ごちそうさまでした」

「おっと、お粗末さまでした。……食事止まってるけど」

「へ? ……あ、ああ! ごめん、なさい」

「いや、別に急がなくて良いけどね?」

 

 

 

 ん〜……。

 なんだろね? コレ。

 

 

 







 緋想天はあれで終わりと言ったな。アレは(多分)嘘だ。



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