「ふむ、次の主殿の御相伴を預かるのは刹那殿でござったか」
楓と様々な場所を見て回り、あるいはアスレチックにて彼女の忍らしい軽業芸を見るなどした後、皐月達の前に現れたのはクラス当番を終えた桜咲刹那だった。
「この選出基準はなんぞや」
「基本的には、皐月さんに過剰な慕情を抱いていない者ですよ。アスナさんやお嬢様では、麻帆良祭そっちのけで草影に連れ込み兼ねませんから」
「お嬢様ェ……」
虚ろな瞳で語る刹那に同情の視線が刺さる。
家柄などによる隠された抑圧から皐月によって解放された反動なのだろうか。
「いや、このかは元からハッチャけてる所はあったゾ」
「ござるかぁ」
「うぅ……」
無論それは刹那のような忌避される種族などにも偏見を持たないという長所でもあるのだが、ハッチャけ具合が酷いのも事実。
しかも公的な場所ではちゃんとお嬢様をやるのだから始末に負えない。
そんな、このかを慕う刹那にしてみれば耳の痛い話から、早々に話題を変えたい彼女はゴホン、と一息つける。
「楓、一応確認だが甘粕さんからの連絡は無いんだな?」
「少なくとも主殿を煩わせる様な事態は、今は起こっておらぬ様でござる。安心召されよ刹那殿」
「最近まつろわぬ神処か、神獣も出てないんだよなぁ」
まつろわぬ神や神獣関連の事件は、ここ半年近く起こっていない。
精々が大停電の狼王の従僕襲来程度だ。
実に平和である。
尤も、皐月の魔王としての火力は歴代最高の域。
半端な神獣など一撃で終わり、まつろわぬ神も権能を得られないほど一方的な蹂躙で終わるだけ。
神話特有のロジックとか特性やらも、あまりの火力でゴリ押すことが出来てしまうからだ。
後の問題は周囲の被害だが、
『弁償すれば体面上は問題はぬぇ』
と、七福神から簒奪した権能と黄金律により、莫大な資金力を持つ皐月にとっては些細な問題であった。
「元より、まつろわぬ神などそうそう現れはしないのでござる」
「起爆剤である俺は神木の加護がある麻帆良学園に居るからな。他の魔王の居る国よりは発生要因は少ないわな」
ともあれ、皐月が魔王としての役割を果たすような問題は起きていない。
実に宜しいことだが、そうなると皐月の感じた直感は何なのか。
まつろわぬ神顕現には様々な前触れがある。
無くても、霊視持ちの媛巫女が多数存在する日本に於いて、誰にもバレずにまつろわぬ神が顕現するには何らかの人間組織からの支援が無くてはならない。
無論そんな組織が悪巧みしているのならば、ソレをこそ察知して対応できるのだが。
少なくともそんな段階で魔王は動かない。
「では拙者はクラスの出し物の仕事に行くでござる」
「分身持ちは労働力的に効果ヤバイからなぁ」
「では此れにておさらば、ニンニン!」
音を立てず、静かな旋風を残して消えた楓のいた場所を暫く眺め、二人は顔を見合わせる。
あれでクラスでは忍者説を否定しているのだから意味不明である。
「じゃ、行くか」
「はい、御供致します」
「しかし女生徒を取っ替え引っ替えとは、何とも悪い男だなぁ」
「主君には供回りが必要です。それに縁側に佇む好々爺染みた笑みでは、説得力が足りません」
「俺、目付き悪いって評判なんだけど」
麻帆良祭に於ける目玉は最終日に行われる全校生徒合同イベントなのだが、他の日で外来の観光客から注目されるのは、やはりこれから向かう図書館島だった。
「このか抜きで刹那と二人きりは意外と初めてか?」
「かもしれませんね」
麻帆良祭のこの期間は図書館探検部による探検大会が行われており、ある程度整備されながら常識ではあり得ない大自然との調和がここを麻帆良学園だと如実に示していた。
テーマパークの体を成している麻帆良祭だが、既存のどのテーマパークにも無いものが図書館島なのだから。
無論、地下三階以下の階層には立ち入り禁止であることには違いはない。
しかしそれでも十二分な程に凄まじいモノである。
「待っとったでせっちゃん!!」
「二人きりとは一体」
そして図書館探検部部員である、近衛このかが現れるのは道理である。
「おう、後ろのお三方も部員かい?」
「はい」
「やあやあ。君がこのか達の彼氏さん? いやーリアルハーレムとはやるねぇ」
「養っているが、彼氏になった覚えはないゾ」
「既に養っているのですか……?」
このかと共に現れたのは、共に図書館探検部の部員であり2-A所属。
探検部の制服なのか、三人とも黒いセーターで揃えている。
「調子は悪くなさそうだな」
「はい、問題ありません」
「アレ? のどか知り合いだったの?」
「皐月さ────んと神楽坂さんは、私にとって命の恩人だから」
「へー! ていうか命の恩人ってなに!?」
「色々あったのですよハルナ」
触角のような二本の癖毛が特徴の、これまた中学生にしては発育が早い。しかし常識を外れていない丸眼鏡の少女が、夕映にとっては珍しく愕然とする。
そんな彼女を無視して、小さな案内旗を掲げてこのかが先導する。
「────ほな、図書館探検部による冒険案内の始まりや!」
第三十話 接触
「改めてぶっ壊れてるな、常識が」
「大袈裟だよお兄さん」
「大瀑布を本棚でやってるトコなんざ此処オンリーなんだよなぁ」
設置された通路の側面には、本棚によって形成された大瀑布が存在していた。
本棚の本が落ちる流水によって台無しにならない絶妙な配置がされているが、しかしその本棚から無事に本を取り出すのは不可能だろう。
それを学内でやらかしている非常識さ。
生憎とそれを自覚している者は裏の関係者を除けばほんの僅かである。
「ていうかお兄さんて何」
「やー、何となく雰囲気で?」
自然とメンバーの数歩後ろを歩む皐月に、丸眼鏡の女生徒────早乙女ハルナが苦笑いを浮かべる。
余りに自然に子供を見守る保護者ポジションへと移動した皐月に苦笑を禁じ得なかったからだ。
そもそも皐月のこれは保育園から同年代との認識と精神年齢の齟齬により発生したボッチである。
精神年齢大学生に、排泄物を連呼する童児と話を合わせろという方が無茶である。
そんな事を10年以上続けていれば保護者ムーブも板に付くというものだった。
「早乙女さんだっけ? 君は向こうに行かないのか?」
「ハルナで良いよ、同い年でしょ? 私はちょっと〆切修羅場の後で体力が足りないから、あのテンションは明日からじゃないと付いていけないかなぁ」
「ほー、つまり兼部?」
「そ。漫研とね」
「やべぇな中学生」
漫画研究部と図書館探検部の兼部。
デスクワーク屈指の重労働と実質レンジャーと変わらない運動量の二つを両立するには体力が不可欠である。
疲弊するのは無理もない。
「まぁそれ以上な理由もあるんだけど」
「?」
しかし彼女の表情は疲労ではなく遠慮の色が見て取れた。
ハルナの視線の先には、淡々と案内するのどかと、罪悪感とトラウマに向き合い、必死に距離を近付けようとする夕映の姿があった。
「最近、ゆえの様子がおかしくてね。のどかに聞いてものらりくらりで」
「それで俺に? 俺もあの子とはそんなに交遊は無いぞ? この前初めて会ったくらいだし」
「そもそも、私があののどかにのらりくらりと流されること自体おかしいんだけどね」
「……」
「お兄さん、何か知らない?」
早乙女ハルナという少女は決して鈍くない。
寧ろ人間関係なら非常に敏い。
そんな彼女が親友達の変化に気付かないわけがない。
と言っても、ハルナでは千雨のように認識阻害の壁を超えることは出来ない。
故に彼女が察する事が出来るのは、綾瀬夕映のソレに対してのみ。
しかし、変化を察するにはそれだけで十分だった。
「教えない」
「……えー」
「仮に俺が何か知っていたとしても、本人が話さないことを俺が言うこっちゃないでしょ」
「むっ」
確かに、と不退転を決めていたハルナが呻く。
二人が自分に黙っているのには明確な理由が存在するなど、彼女とて判っている。
噂好きでおしゃべりな自分を、そういう意味で信用出来ない可能性もあるが……。
だが一人では解決しない問題を抱え込んでいる可能性も存在するのだ。
それを黙って見ている事は、彼女には出来ない。
「まぁ知りたい気持ちは判るべ? でもあの問題は個人の悩みってだけじゃないからね」
「……ゆえやのどかだけが抱えている事ではない、ってこと?」
「つーか問題現場に雪姐────おたくらの担任も遭遇したから、まぁ一人で抱え込んでいるって話じゃないから安心し」
「……それでも、本当に私に言えないこと?」
「疎外感を感じても、見て見ぬ振りも友人の役目なんじゃねーの?」
友人にだって言えないことは有るだろうし、親しい友人だからこそ言えない悩みも多い。
「俺から言えるのは、まぁ君ものどか嬢にどんどんスキンシップなりネタ振りとかして構ってやってくれ」
「うん、任せて」
そう言って彼女は肩の荷が一先ずではあるが下りた、と言った風に背伸びをする。
皐月への信頼は、明日菜やこのか達への信頼へイコールする。
無表情と大和撫子の鑑のような穏やかな表情とでキチガイやらかす、しかし最終的には周囲を笑顔にするクラスメイトを信じているが故の安堵だ。
しかし、ふと考えが過る。
「ていうか言われるまでも無いけど、話を聞く限りゆえがやらかしてのどかに迷惑掛けちゃった感じ?」
「それにグロR指定を入れればOK」
「あー、マジかー」
ハルナは察しは良いのだ。
男性恐怖症が軽減したことなど気になることは多いが、ここまで言われてどうこうする程空気が読めない訳ではない。
そしてここまで遠回りな言い方をするのだ。
幾らか予想は付く。
「所謂、裏の人間じゃないと知っちゃいけない類い?」
「────────へぇ」
そんな漫画や小説の中にしか使えないような言葉を使うハルナに、今度は別種の笑みを浮かべた皐月が彼女へ振り向く。
その正に目の色が変わった様子に、己が失敗したことを悟った。
「ゴメン、今の無しって出来る?」
「全然構わねぇよ」
冷や汗をかきながら、口元がひきつる。
ここまでで大体の全貌が掴めたからだ。
好奇心は猫をも殺す。
その意味を友人が身をもって識ったのだろう。
尤も、魔法や神秘などのワードを思い浮かべなかったのは無理もないのだが。
「あの、ウチのクラスに麻帆良のパパラッチ自称してる報道部の朝倉って居るんだけど……」
「俺、マスゴミって嫌いなんだよね」
その言葉にハルナは友人がバカをやる前に全力で止めることを誓い、この後滅茶苦茶図書館島を案内した。
◆
移動中華料理屋台『超包子』。
麻帆良学園でも屈指の人気を誇るこの屋台は、教員の安らぎの場所でもある。
そんな屋台にて、二人の教員が食事を取っていた。
「全く、こうも浮かれきった生徒が多いと見回りも楽ではないな」
「そう言うなよエヴァ、生徒達がそれだけ麻帆良祭を楽しみにしていたんだ。喜ぶべきだよ」
雪姫をエヴァと呼ぶ人間は少ない。
白髪に無精髭の白スーツなど、それこそ一人だ。
「というかお前、最近本当に学園に居ないな」
「クルトの奴が本気でコキ使って来てね……。でも、その甲斐はあったよ」
高畑・T・タカミチ。
NGO『悠久の風』としての活動が余りに多忙な為、担任を辞して広域指導員となったのだ。
その為雪姫は2-Aの担任となったのだが、彼の教員としての立場は何とも微妙だったりする。
例え育児放棄同然だったアスナの親権を雪姫に取られても、それは世界を救うための致し方無い犠牲だ。
「大戦の残党の尻尾が漸く掴めてね」
「……あぁ、『
「っ! 知っていたのかいエヴァ!? いや、君ならば知っていてもおかしくないか……」
「ソイツ等は放って置いて良いぞ」
「幹部の一人であろうローブの男と────えっ」
投げ遣りな雪姫の言葉に、タカミチが固まる。
カミングアウトには重大すぎる内容に動揺が隠せない。
「どっどッどッどッどッ、どういうことだいッ!?」
「連中はとうの昔に詰んでいる。チェックだ」
盛大に顔を引き攣らせながら質問をするタカミチを尻目に、雪姫は黙々と炒飯を食べつつ返答する。
「連中の計画の要は、アスナとウェスペルタティアの神具だ。そしてその両方を私達は確保している」
火星の白、黄昏の姫御子。
そして始祖アマテルの神具、
前者は当然。後者は6年前に既に発掘済み。
この二つが揃っている以上、造物主の造りしヒトガタは絶対にアスナには勝てない。
極小範囲の
えっ?
あれは世界から生じたバグである。
「仮に人形共が束になってかかって来ようが、あの神具を担っているアスナを捕らえることは出来ないだろう。仮に人形以外の、それこそあの筋肉達磨クラスがやって来たとしても今のアスナならば数刻は保つ」
それはアスナ達の修練の結実である。
彼女達の、特にアスナとこのか、アカリの三人が重視するのは『皐月が駆け付けるまで凌ぎきる事』に他ならない。
そして今の彼女達なら、例え単身上位最強クラスを相手取っても十分に耐え凌ぐ事が可能だ。
それ処か、相性が良ければ勝ってしまうかも知れない。
「そうして時間を稼げば、駆け付けた皐月が襲撃者を燃やすだろう。連中の中で神殺しの魔王に対抗できる存在など、連中の親玉の全盛期くらいだ。つまり話にならん」
「…………」
支えるべき主を失った従属神など、魔王にとって暴走した神獣も同義。
束になってかかったとしても、燃え散らすのに支障は無い。
それこそ、封印された盲目の残照が完全に復活しない限りは。
そんな言葉に、タカミチの胸中に押し寄せたのは『安堵』と────『歓喜』であった。
「……凄いね。ボクたちが残党狩りに必死になっている間に、子供達はどんどん成長していってる。それこそ、ボクたちが長年掛けても解決しきっていない事案を君が『問題無い』と言えるほどに」
「……その時間を稼いだのはお前だろう」
「頑張ったのは彼女たちだよ」
子供が育つのは寂しさもあるが、何より喜びが勝る。
亡き師に託された少女が、こんなに立派になっている。
感慨に耽るには十分な朗報だ。
「おヤ、御疲れアルな御両人」
二つのシニョンで黒髪を束ねた訛り言葉の少女が空いた皿を持って、ニッコリと二人の前に顔を出す。
彼女の存在で話を中断したのか、雪姫が発動していた認識阻害の魔法を切る。
「あぁ、超か。邪魔しているぞ」
「君もお疲れ様だね」
「アイヤ、お蔭様で大繁盛ヨ」
2-A所属、完璧超人と名高い天才留学生少女である。
学年でぶっちぎりの総合成績に、この『超包子』のスポンサーにして店長。
加えて運動能力に優れ、大学の部きってのエースである。
文武両道を体現するとは、正に彼女の事だろう。
そんな彼女に、しかし雪姫は違和感を覚えた。
「おい超、何かあったか?」
「……どうしてそう思ったのですかナ、雪姫先生」
「そんなもの顔を見れば解る。伊達に二年もお前達の面倒を見てはいない」
「────ハ、ははは……驚いたヨ」
キョトンと、雪姫の言葉に目を見開いて、不意を突かれた様に小さく笑う。
しかしソコには、隠しきれない決意をその瞳に宿していた。
「……────、いやはや僥倖だヨ。元々は雪姫先生だけのつもりダタが、まさかタカミチ先生も一緒とは」
「? 何かボクに用事でもあったのかい?」
そんな超に気付かず、タカミチが優しく問い掛ける。
「『鋼鉄の聖女』が、復讐に燃えているヨ」
「────────」
ガタン! と、雪姫が弾かれる様に立ち上がる。
「エヴァ?」
タカミチの驚きの声に、彼女は答えない。
そんな雪姫の顔は、生徒に向ける教師のソレではなかった。
其処に居るのは一教師ではなく、魔法世界を恐怖に陥れた伝説の魔法使いである。
「お前……」
「公式には貴女はサウザンドマスターに斃されている。ならば貴女を慕う彼女が行き場の無い怒りを英雄の娘に向けてしまうのは、ある種必然だろウ?」
「あの噂を流したのは、お前か?」
「本国に情報が流れない様にするのは手間が掛かったが、ただでさえ迷惑を掛けていルんだ。下手は打てんヨ」
タカミチには何を言っているのか解らない。
だが、目の前の少女は魔法生徒ではないことだけは知っている。
だが、雪姫の反応からその事実は覆された。
「……
「この学園にはまだ来てないネ。ただ、アカリさんとぶつかるのは明日の正午辺りに調整するつもりヨ」
「────!」
「待てエヴァ!!」
タカミチの制止の声も虚しく、岩盤を素手で砕く超級の魔法使いの腕が少女の細首を捕らえる。
その気になれば、即座に頸椎を砕き千切れる膂力に冷や汗を一筋流すだけで、超の不敵な笑みは変わらない。
そして、その力は次の彼女の言葉で弛むことになる。
「御二人には、万が一の時に介入出来る様に監視して欲しい。流石にアカリさんを死なせては、どう言い訳してメリットを提示しても塵も残らないのは確定だからネ」
「……どういう、事だ?」
「どうせいつか彼女はネギ坊主かアカリさんのどちらかに接触する。もしこれがネギ坊主なら本当に殺されてしまうヨ」
「…………」
「無論、魔王陛下には明日すべてを話すヨ。気が済まないなら手足の幾つかを持っていって貰っても構わない。だから今は話を聞いて貰えないか、雪姫先生」
超の言葉に、雪姫は静かに手を離す。
警戒を止めた訳ではないが、ただ単に知己を貶めたいのではないと理解したからだ。
彼女の様子が、大魔法使いのソレから教師のモノに戻る。
「何故」
「……これを悪趣味な茶番と言われれば、そうとしか言えない。だが、私にとっては必要な茶番なのだヨ。ネギ坊主をアカリさんと戦える領域に至らせる着火材として」
「ネギ君を……? 一体何のために────」
「儀式を、より確実に成功させる為に」
そこには、不退転の決意があった。
雪姫が四百年前に何度も見た、己の命を賭してでも成し遂げなければならないとした殉教者の決意が。
現代に於いて、14其処らの少女がして良い眼ではない。
「……色々聞きたい事はあるが、一つだけ訊かせろ」
「一つと言わず、幾らでも」
「お前の目的は何だ、超鈴音」
雪姫の虚言を赦さない問いに、彼女は己の使命を告げる。
「────10年後に起き、数世紀先まで続く終わりなき
なんとか今年中に更新出来ました。
間違いなく今年最後の投稿になります。
せっちゃんともう少し絡ませたかったのですが、ゆえとのどかの周囲の反応を出したかったのでそちら優先。
そして朝倉にフラグが立つ。
そして二年目の麻帆良祭のメインエピソードの導入をやっと出来ました。
感想欄で予想された様に、名前だけですが夏凛ちゃん登場ですね。
彼女については明確な過去描写が変態によるものだけなので、かなりの独自解釈を入れます。
禁書のフロイライン・クロイトゥーネの設定も混ぜられそうですし。
そして超の目的だけを一足先に公開。
カンピオーネ世界観とクロス、というか魔王の存在によりやや変化しております。
彼女の計画の手段など、詳しくはまたの機会に描写出来れば。
彼女のメインエピソードは原作時の麻帆良祭でやりますしおすし。
では今年も本日をもって最後となりました。
来年も慎ましく作品投稿を続けるつもりですので、宜しくお願い致します。
良い御年を!