乙女ゲー世界はモブの中のモブにこそ、非常に厳しい世界です   作:N2

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リオン「あの呪歌だか聖歌だっけ、あれって何かかっこよくない? こう厨二心を刺激するんだよね」
リック「いや、言いたいことはわかる…… ていうかお前にもあれ聞こえたの?」
リオン「ヴァイスの力なのかな? 聞こえたよ。あの時思ったね」
リック「何を?」
リオン「俺にも明確にニュ〇タイプの素養があるってね! ついらしくなく戦闘中にお前っぽくふざけそうになったよ」
リック「リオンは何を言ってるんだ? 僕が戦闘中にそんなふざけてる場合があるわけないだろ」
リオン「は? だってお前、絶対ダビデ乗って、当たらなければどうという事はない。とかって言ってるでしょ」
リック「んなわけないだろ。多少戦闘の高揚はあるが、基本的に無口で淡々と作戦行動をしているぞ。職人系というやつだね」
リオン「いーや違うね。絶対あの黒騎士とかファンオースには、また敵となるかファンオース。とか言ってテンション上げてるはずだよ」
リック「お前絶対に僕の事馬鹿にしてるだろ?」
リオン「ルクシオン、記録は?」
ルク君『これなどは? 少し状況が魔力波の影響でよくありませんが…… 君の…… は…… 好き…… が…… 世界は君…… うに優しくはないという事だよ』
リック「何という恣意的な録音!?」
リオン「お前ダメじゃん!? ラスボスじゃん! ルクシオン、クレアーレ!」
ルク君『何でしょう?』
アーレ『呼んだかしらマスター?』
リオン「リックのクローン作製は全面禁止で!」
ル・ア『『了解』』
リック「何て理不尽!?」


第109話 降伏宣言

 新ヘルツォーク子爵領艦隊の旗艦にいるヘルトラウダは、意を決してエルンストへ懇願する。

 

 「この艦を前へ。いえ、せめて小型艇でも構いませんので私を戦場へ行かせて頂けませんか」

 

 先ほどとはうって変わり、その瞳には志しが少なからず宿っていることがエルンストにも見て取れた。

 

 「……戦場はあの超大型モンスターが両軍を問わず無作為に暴れています。月並みですが危険極まりない事を承知ですか?」

 

 「()()は前に進まなければ行けません。()へです。お願い致します」

 

 ヘルトラウダの瞳を真正面から受け止めたエルンストは――

 

 「公国軍旗艦への接近は認めません。が、拡声機と魔法でギリギリ声が届く範囲までなら」

 

 「エト殿!?」

 

 ナルニアは驚いて声をあげてしまった。

 

 「構いません。ありがとうございます。もう、こんな戦い終わりにしましょう」

 

 「すみません、ナルニアさん。安全圏は確保しますので」

 

 申し訳無さそうに苦笑しながら謝罪を口にされれば、ナルニアも階級から鑑みても文句は言えない。

 

 「ご随意に。そういう所、閣下とそっくりですよ。それに、この艦に要人はヘルトラウダ殿下しか乗艦していませんので、戦争終結行為による判断と記載しておきます」

 

 「それは…… 嬉しいですね。それに柔軟ですね、義兄上がナルニアさんを重宝なさるわけだ。さて、旗艦前進、新ヘルツォーク四艦は指定座標へ後退。王宮直上防衛艦隊の二番艦から五番艦はこの艦を旗艦として前進。一番艦はその他を纏めて指定座標へ後退せよ」

 

 ナルニアはエルンストの評価に黙礼で返し、戦闘詳報の草稿に取り掛かろうと執務室へ向かう。

 

 「本来ならご主人様直属の主席副官であるベアテ殿がやる仕事なんですが…… 雑務はやっぱり次席の私なんですよね。エト殿は野戦任官だからか、副官はついていらっしゃらないですし」

 

 ベアテは鎧に搭乗して戦場に出ているので、ナルニアもそれを狡いとも羨ましいとも思わないが、実質副官は自分一人なのではないかと、ついため息を吐いてしまうのであった。

 

 

 

 

 マリエ達の乗る小型艇は、ファンオース公国軍旗艦の艦橋に辿り着いた。

 マリエ、オリヴィア、アンジェリカの三人は艦橋に降り立ち、その周囲をユリウス達五人が守るように取り囲んでいる。

 うつむき加減で艦橋に立ち尽くしているヘルトルーデの表情は、マリエ達からは見えない。

 

 「ヘルトルーデさん、お願いします。もう、こんな戦いを止めてください」

 

 オリヴィアの必死の懇願にもヘルトルーデは無反応であった。その茫洋とした立ち姿二アンジェリカは苛立ちを顕にする。

 

 「勝敗は既に決している。最期まで暴れ回るのがお前の望みか? 国のトップであるのであれば、降服して不要な犠牲者を出すな」

 

 未だ王国軍と公国軍の戦闘は続いており、マリエから見た状況はどちらが有利かは判断がつかない。

 流れ弾でも来たら堪らないという表情で、ビクビクとしつつもしっかりと聖女の杖を握り込んだ。

 ふと、ヘルトルーデが顔をあげると、まるで幽鬼のような目の下に隈を色濃く作り、青褪めた表情でオリヴィアとアンジェリカを見詰めた。

 

 「ヒェッ!?」

 

 余りの異様にマリエは驚いて一歩後退(あとずさ)ってしまった。

 オリヴィアは臆することなくいっそう真摯さを帯びた訴えを続ける。

 

 「もう、もう終わりにしましょう。こんな戦い、誰も幸せになりません」

 

 オリヴィアの本心からの言葉をアンジェリカが、現在の状況を踏まえて補足する。

 

 「元々飛行船の数は王国軍のほうが多い。無作為に暴れるあの超大型モンスターが要因で、公国軍も王国軍とほぼ同数がやられた。損耗率は公国のほうが酷い。このままだと壊滅するぞ。ここで退け」

 

 アンジェリカの言葉にマリエは戦場を確認するが、それでもマリエには判断がつかなかった。

 ヘルトルーデからクツクツと嗤う声が聞こえてきて、思わずビクッとマリエは身を竦めてしまう。

 

 「そうね。正しい判断よ。恐らく大地の守護神様でも貴女達には勝てないのでしょうね。諦めたほうが利口…… けど、絶対に嫌よ――」

 

 顔を天に向けて両手を広げたヘルトルーデは呪詛を吐く。

 

 「――私は呪うわ。公国を苦しめる王国も、お父様とお母様を殺した公国も。お祖父様まで…… 全て、全て滅んでしまうがいいわ!」

 

 自暴自棄というよりも悲壮な覚悟を身に帯びたヘルトルーデに、それでもとオリヴィアは説得を続ける。

 

 「っ!? 無関係な人もいます。ただ戦わされてる兵士達にも争いとは関係無い家族だっているんです!」

 

 「だからどうしたというのよ。その声、私達の心を無理矢理汚しておいて…… 貴女は変わらずに綺麗事だけ。冗談じゃないわっ!! 公国に殺されたお母様が生きていて、でも自我もなく魔笛を使用させられその対価で、守護神様が消えたと同時に死んだわよ。消したのは貴女達…… こんなの公国と王国に弄ばれたのと同じじゃない!」

 

 厭悪(えんお)と憎悪を煮詰めた叫びとは、正にこのことを言うのだろう。

 そんな中マリエが怖々としながら提案をした。

 

 「あ、あのぉ、今魔笛を吹けば、命まではとられないんじゃないかなぁ…… みたいな?」

 

 ヘルトルーデはマリエに今までの表情を更に強めながら睨むつける。進み出た分だけ後退ったのは言うまでもない。

 

 「よく知っているわね。途中で止めれば確かに死にはしないわ。二度と私は魔笛を使えず、守護神様が私を殺そうとするわ。でもね。今更死ぬことなんて怖くないのよ。身勝手でいい加減な王国と公国を破壊したくて仕方がないのよ!」

 

 妹であるヘルトラウダは既に避難して飛行船の中、足枷が無くなったヘルトルーデには、憎悪と自暴自棄に拍車が掛かるのを止めることは出来なかった。

 

 「それでもこんな事は間違っています! そもそも子供がそんなことをして喜ぶ親が何処にいるんですかっ!!」

 

 オリヴィアも頑として譲らず、両者の意見は平行線の一途を辿るが――

 

 「あぁっもう、五月蝿いのよこの頭お花畑!」

 

 突如マリエが激昂してオリヴィアに食って掛かった。ヘルトルーデの横にまで移動し、右手に杖をそして左手を腰に当てるという堂々とした立ち姿を披露する。

 アンジェリカとオリヴィア、ヘルトルーデさえも驚いてマリエに見入ってしまった。

 

 「そもそも間違いって何なのよ! あんたは自分の理想論だけで物を言っているだけじゃない! 親を殺した国が憎い、自分の国を苦しめた相手が憎い。そんなの当たり前なのよ! 親が全員子供の幸せを願ってるなんて、頭メルヘンフラワーパークでしか存在しないっての! 5歳の子供を裏山に放置して、借金漬けのどうしようもない親だっていんだからね! 勝手に夢見て押し付けて、さも気持ちを代弁してんじゃないっつうの! 図々しいのよ、あんたはっ!!」

 

 「で、でもこのままじゃ誰にとっても不幸のまま――」

 

 マリエの剣幕に圧されながらもオリヴィアは何とか言い返すが――

 

 「憎しみを晴らさずにこの子に幸せになれって? 仇討ちや仕返しは間違っています? なら、この子の気持ちはどうすんのよっ! 私も力を貸したけど、あんた人の心にズケズケと入り込んでその上説教? ねぇ、ならあんたは大事な人が殺されたら黙っているの? 間違っているから仇討ちはしないのよね? 良い子ちゃんのあんたは、優しく笑って赦して抱きしめでもするのかしら?」

 

 「っ!? そ、それは……」

 

 「あんたは大事な人が死んだことあるの? そのせいでいっぱい後悔した経験はあるのよね? 辛いのよ…… 大事な人が死んだら本当に辛いのよ! あんたの言葉は上辺だけで薄っぺらいのよ!!」

 

 マリエの当然とも言える内容にオリヴィアは追い詰められてしまい、アンジェリカはそんな問答をしている暇はないと、オリヴィアを背後から支えながら擁護する。

 

 「お前は一体、どっちの味方なんだっ! ヘルトルーデの憎しみ云々なんぞに興味はない。今はあの超大型モンスターを止めるのが先決だろうがっ!」

 

 「あんたも五月蝿いわね! この程度で滅んでしまう世界なんて、さっさと滅べばいいのよ!」

 

 仮にも神殿に認められた聖女であるマリエの言葉に一同は絶句してしまった。ヘルトルーデはそんなマリエを呆けたように見つめてしまう。

 

 (憎しみを晴らすのは駄目です? 戦争なんて間違っています? 本気で言ってるんだったら、頭おかしいんじゃねーの? あぁ、アタシ綺麗事ばかり並べている、この頭ん中メルヘンフラワーパーク(メンパー)の事が嫌いだったのよね。それに――)

 

 瞬間空いた空白の時を埋めるかのようにマリエは止まらない。

 

 「――この世界の上の奴等は何やってんのよ! 散々バカやって、挙げ句の果てに滅びそうだからって子供を戦争に放り込んで…… アタシも悪かったとは思うけど、何であの二人が一番苦しい所にいなきゃなんないのよっ!」

 

 「お前は一体、何を……」

 

 マリエは涙を流しながらアンジェリカやおバカファイブ、そして王宮を睨みつける。

 

 (そうよ、アタシも悪かったわよ。でも、ゲームじゃないなら大人がもっとシッカリしなさいよ!)

 

 「あに、んっ、あいつは腕っぷしは弱くて暴力は大っきらいで。でも陰険で陰湿で、最後には絶対守ってくれる優しい奴なのっ! 何でそんなあいつを戦場に立たせんのよ……」

 

 (兄貴はアタシのせいで死んじゃったのよ)

 

 今度はマリエが錯乱したのかとアンジェリカ達は戸惑いの表情を浮かべる。

 

 「そ、それは…… どうなん――」

 

 マリエの一睨みでアンジェリカも口を(つぐ)んでしまった。

 

 「従兄(おに)…… あの人は、プライベートはチャラいけど、面倒見が良くて頼りになる人なの。それを! この世界でどんだけ辛い思いさせてんのよっ! アタシだって一応聖女なの、わかるのよ! 心ん中グチャグチャにされて、ガワだけで取り繕ってんのよ…… もう中身別人じゃないっ!? 返せよ! 二人を返してよ…… もう滅びてよ、一人を壊してもう一人まで壊そうとするこんな世界なんか、滅びろっつってんのよ!」

 

 (アタシは従兄(おにい)さんと一緒に暮らしてたのに、それなのに体調の変化に気づけなかったのよ…… この世界の奴等が、アタシの許可無しに勝手に二人を頼って危ない目に合わせてんじゃねーよ!)

 

 この場にいる面々にはマリエが誰の事を言っているのかはわからないが、その内容には心にくる物が確かにあった。そんな中オリヴィアだけが、マリエの心の中を凝視するように見ている。

 すると、堰を壊したような笑い声が聞こえてきた。

 

 「ぷ、く、あはははははは…… はぁ」

 

 ヘルトルーデが目に涙を浮かべて笑っていた。

 

 「ちょ、あんたどうしたのよ?」

 

 「どうしたのはこちらの台詞よ。仮にも聖女様が、世界なんか滅びろ、なんて駄目じゃない」

 

 「……うっさいわね。だって最悪じゃない」

 

 マリエは、感情的になりすぎていた自分が途端に恥ずかしくなる。

 

 「そうね…… 最悪ね」

 

 ヘルトルーデとマリエは二人で吹き出してしまった。

 

 「もう、戦う必要はないだろう? まだ双方戦っているがここで退けば交渉の余地はある。無駄に戦って更に状況が混沌となった場合、もはや終止のつかない消耗戦だ――」

 

 未だ戦場音楽は鳴り止まず、ヘルトルーデの現在の状況が、魔笛を媒介にして魔力で繋がる超大型モンスターの動きも停滞している。だからこそ、王国軍領主軍合同艦隊と公国軍本隊は艦隊戦が激化しだしていた。

 

 「――ファンオース公国も元を辿れば王家の一族。ここで退くなら交渉の幅も広げられよう」

 

 「交渉の余地何て無いわ。知らないの? 首都と第二都市を港湾施設諸共壊滅させられた公国には、奴隷のような未来しかないでしょうね」

 

 公国は国境防衛で手一杯、寧ろそれすらも危うい状況で、これ以上戦力を減らしてはどうしようもない。

 ただしその辺りはエーリッヒが先んじて手を打ってあるので、既にフィールド辺境伯領軍が焼け落ちた首都に駐留している。目付け役としてヘロイーゼの実家のリュネヴィル男爵領軍も共にしていた。

 しかしここにいるアンジェリカ達は、ユリウス殿下でさえもその事実を知らされていない。

 

 「んなっ!? 何だそれは…… お、お前達はそんな状況で戦争をしていたのか?」

 

 アンジェリカやおバカファイブには、そんな状況で王都まで攻め上がる意図が分からない。公国には良くて相打ちの未来しかないではないかとさえ思う。

 何故直ぐに退かなかったのかと本気で考えてしまう。

 

 「公国軍は王都直前で知ったのよ…… まったく、ヘルツォークの絶妙に厭らしいタイミングには畏怖と憎悪を送りたいわね」

 

 「エーリッヒさんが!?」

 

 オリヴィアは自身が感じたあの形容しがたい内面を思い出して顔を顰めてしまった。

 

 (あ、あんの…… 戦争狂がぁぁああ!)

 

 マリエはこめかみがひきついて言葉にならない。

 

 「ヘルトルーデさん、それでも公国にはまだ兵士さんの帰りを待っている家族もいる筈です。だからこそこれ以上、無駄に死なせないであげてください」

 

 マリエにもその理屈ぐらいわかる。深く考えずとも生きて帰れる方が余程素晴らしいことぐらい。

 ただ、その場合ヘルトルーデの気持ちはどうなるのかと、ヘルトルーデに感情移入しているマリエは考えてしまう。

 

 「まさか、情けない聖女様に庇われるとは思わなかったわ。ちやほやされているだけだと思っていたのに、何で私なんか庇うのよ。貴女がいなければ、こんな気持ちにならなかったわ」

 

 その時、風に乗るように確かに声が聞こえてきた。

 それはこの世で一番ヘルトルーデが知っている声の持ち主だ。

 

 『もう、矛を収めてくださいお姉様。お姉様がお亡くなりになっては…… 私は其の内、本当に一人になってしまいます。大勢が死んでいます。でも、まだ民はいるのです。一人では、私一人ではどうすることも……』

 

 最後のほうは泣き声で聞き取るのは難しくなっている。

 

 「良かったじゃない。あんたにはまだ妹がいるわ。お姉ちゃんなんだからしっかりなさい」

 

 ヘルトルーデの背中を軽く叩いて発破を掛ける。

 

 「私は、恥さらしな国の情けない姫だけど…… 情けない姉ではいたくないわね。こ、こんな私でもまだラウダは姉って言ってくれるもの……」

 

 ヘルトルーデはそう言って、最初に吹いた時とは違う意味の涙を流しながら、聖歌を言祝いで魔笛に魔力を注ぐ。

 

 《わたしは、あなた方の愚か者を生かしておく。あなた方が剣を逃れて国々に散らされる時、あなた方の内の逃れた愚か者は、その捕え移された国々の中でわたしを思い出す。そして彼らはその諸々の憎むべき事とその犯した悪のために、自らを厭うようになる。悔い改めた愚か者たちの道をわたしは照らす》

 

 魔笛が奏でる音色は自然と心に染み入る優しい音色が響き渡る。

 

 「オスティアス エトゥ プレチェス ティビ(賛美の犠牲と祈りを)

 

 そして、聖句と共に最後の一吹きが終わった。

 泣きながら崩れ落ちるヘルトルーデをマリエが優しく抱き留める。

 未だ戦闘状態である両軍に対して、ヘルトルーデは最後の仕事を行うため、マリエの肩を借りながら艦橋の先へ向かい涙を拭った。

 

 「公国は直ちに戦闘を停止して白旗を掲げなさい。ファンオース公国第一王女、ヘルトルーデが宣言します。ファンオース公国軍は、ホルファート王国に降伏します」




マ、マリエ殿が、またこの世界でも色々と甘えようとしておられる!?

???「チャ、チャラくないよ? ちょっと社交的でコミュニケ―ションを若い時頑張って磨いた努力の人だよ? お、お酒の場とか夏が大好きなだけなんだからね! 勘違いしないでよね!」

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