乙女ゲー世界はモブの中のモブにこそ、非常に厳しい世界です   作:N2

39 / 153
霧空様、誤字報告ありがとうございました。

活動報告に3,500字くらいの「リオンとちょっとお話してみた2(仮)」を載せてます。
時系列や状況はこの流れと異なりますし、今後も異なる可能性はありますが、息抜きに書いてみました。

見て頂けると嬉しいです。
宜しくお願い致します。


第35話 開戦狼煙 ー敵機直上急降下前ー

 「やはり王宮から正式に認められると各浮島近郊を飛行するのも楽だな」

 

 「ええ、その代わり、色々と覗き見られてそうですが」

 

 ヘルツォーク子爵領当主であるエルザリオは、王国製最新型の重巡洋艦五隻とラーシェル神聖王国製重巡洋艦五隻を率いて、ヘルツォーク領を先んじて進発していた。

 決戦想定空域に向けて、大胆に迂回して行くためである。

 

 「ふ、かまうまい。寧ろ見せ付ける事にこそ意義がある。ファンオース公国侵攻戦から約20年。若い奴等は、ヘルツォークの怖さを知らん者が多すぎる。あのエーリッヒが、王都の学園で嘗められているのだぞ」

 

 「本当に…… 我々からしたら、エーリッヒ様を侮る学園なんぞ、火の海に変えてしまいたいぐらいですな」

 

 ギュンター艦長の言葉に苛立ちを込めた視線で、エルザリオ子爵は頷く。

 エーリッヒとは、ヘルツォークの領民にとって紛うことなき英雄だ。軍事だけでなく、物流網を改善し領内の物資も豊かにしてくれたという認識が強い。経済発展における躍進を担った人物だ。

 エーリッヒから言わせれば、元々エルザリオ子爵が改善させており、少しその先取りをしただけという感覚であるが、目に見えた変化をもたらしたのは、領民にとって大きいだろう。

 

 「あれは本当に不憫な子だ…… しかも本人はまるで気にした様子もなく、エルンストがヘルツォークの跡取りとなる事を心底喜んでおる…… 他の家からすれば、さぞや羨ましかろうがな」

 

 「しかし、この一戦で、エーリッヒ様はさらに注目を浴びるでしょう。あのお歳で叙爵されたのは流石ですが、領地がないのは可哀想ですな」

 

 血縁ではなく、功績で以てヘルツォーク領民に慕われていたエーリッヒは、一時期領内でも寄子やヘルツォークの分家でも何処が婿に取るかで、親世代は侃々諤々(かんかんがくがく)としていた。

 エーリッヒ世代は知らない事実ではあったが、それは今でも水面下で続いている。

 

 今作戦におけるエルザリオ子爵が乗艦する重巡洋艦の艦長のフュルスト家は、ヘルツォークの分家であり、先代の弟が父親のため、エルザリオ子爵とは従兄弟である。

 ギュンター・フュルスト、王国の直臣ではなく陪臣であるため、王国内では貴族ではない。

 しかし、ヘルツォーク領内では重鎮だ。

 

 「一度王宮に全てを預けるが、ちょうど良い浮島群があるではないか?」

 

 「エーリッヒ様は、フュルストに欲しいんですけどね…… 外に出すのは」

 

 エルザリオ子爵はこの戦いで何とか浮島を獲て、エーリッヒに与えたいのだろう。それがギュンターにも理解は出来るが、あれだけの才は分家に欲しいと切望して止まない。

 ヘルツォークの分家でもありながら、寄子で直臣の男爵家にもなれるという逸材だ。その流れであれば、エーリッヒも分家に婿に入るといって、婚活などしなくともよい。

 ギュンターにとってはマルティーナも血縁だ。エーリッヒとマルティーナが夫婦として、2人纏めて来てもらっても一向に構わなかった。

 

 「王宮に浮島は全て持っていかれて、賠償金だけで終わる可能性も高いがな。もし浮島が手に入る場合、エルンストの世代を考えるとな…… 王国本土に近い所に味方がいるのもヘルツォークにとっては大きかろう」

 

 しかし、エルザリオの考えは、あの歳で新たに叙爵したのであれば、外でマルティーナと共に家を構えて貰ったほうが、ヘルツォークの為になると考えているため、ヘルツォーク領内でのエーリッヒの婿入りは突っぱねていた。

 エーリッヒが聞いたら、何て余計なことを父上!? と泣き出しそうだ。

 

 「確かに…… では確実を得るために我々も休みますか。本番に敵ではなく眠気と戦うなぞ、恥をかきたくありませんからね」

 

 「はは、そうだな。仮眠を取るとしよう」

 

 ファンオース公国との戦いであれば、各家合同軍に加えて王国直轄軍も動く。それは壮観ではあるが、鈍重で連携など、とてもではないが覚束ない。

 有機的に動ける同一訓練を経た飛行船艦隊としては、ヘルツォークは最高峰だろう。

 それを王国内に存分に見せ付けるため、エルザリオとギュンターは仮眠を取るのであった。

 

 

 

 

 オフリー伯爵は、民間護衛組織や運送業者、マフィアにまで手を伸ばして飛行船及び鎧をかき集めた。

 王宮からの発表を耳にしている所も多く、断られる事大なりではあったが、オフリーを相手に債務がある者達を唆したり、マフィアには交渉のための見せ船で構わないと言い包める等を駆使して、夜半までに二十一隻をかき集めたのだった。

 荒事にも通ずるマフィア3家連合の十隻、民間護衛組織連盟から六隻、運送業者から五隻調達した。

 このマフィアとは王国本土での非合法活動のパートナーであり、運送業者はオフリーが大株主という立場からの強制である。

 民間護衛組織連盟に対しては、戦争回避のため浮島譲渡を行う際の護衛という名目で、完璧に騙して参戦させる腹積もりだ。

 宣戦布告に際して、ヘルツォーク子爵からはオフリー伯爵領までの想定航路通知が別途届いており、どの航路も同じ箇所で交差している。恐らくそこで決戦を挑む想定だろう。

 どちらにしろオフリー伯爵は、ヘルツォークをそこで一度立ち止まらせなければ、オフリー領浮島本土及びその周辺、各寄子の浮島を制圧されるのを見るだけとなってしまう。

 何としても手早く布陣する必要があった。

 

 「お前は娘を連れて飛行船を指揮しろ。私は王宮で何とか派閥との工作をする。しなければ……」

 

 「わじゃ(わた)わじゃじぼっ(わたしも)!?」

 

 オフリー嬢は伯爵から乱暴に執事に引き渡されて、焦って声をあげるが、歯が無いのと顔がまだ腫れているため上手く声が出せない。

 

 「その醜い腫れた面も彼等の溜飲を多少でも下げてくれればよいがな。連れていけ」

 

 「はい、畏まりました。いざというときは?」

 

 「もちろんだ。上手く使え」

 

 「はっ」

 

 自分をついぞ見ることもなく、淡々と話を進める2人にオフリー嬢は恐怖で、最早何も言葉を投げる事さえ出来なかった。執事に物を扱うように乱暴に手を掴まれて、飛行船に引きずり込まれるしかなかったのであった。

 

 (私は悪くない…… 平民がでしゃばるから! 成り上がりに守られて、平民のくせに上級クラスになんかいるからっ!!)

 

 他の貴族子女に心中で成り上がりを馬鹿にされ続けた鬱積の発散で、多数の犠牲を出す事になると自覚することはないオフリー嬢には、同情の余地すらないだろう。

 王国本土を慌てるように深夜出発した二十一隻は、夜明け前に決戦空域に到着。寄子のドレスデン男爵は大義が無いと言って沈黙を守り、ウェイン準男爵も同様であり、そもそも飛行船を持っていない事も起因して沈黙を貫いていた。

 オフリー伯爵領軍十二隻と合流を果たした二十一隻は、大急ぎで編隊を組み直す頃には、夜も明けており、ヘルツォーク子爵領軍は間近に迫る頃合いであった。

 

 

 

 

 「哨戒からの報告は?」

 

 報告の打電を受けた通信員にマルティーナは尋ねた。

 

 「はい、決戦空域にて三十三隻の飛行船を確認。どれも規模としては軽巡洋艦クラスが三十隻、重巡洋艦クラスが三隻。ただし、何といいますか…… 型式やペイントがバラバラの寄せ集めのようだと」

 

 通信員の言葉をマルティーナは無表情で聞いていた。その報告に反応したのはローベルト艦長のほうだった。

 

 「エーリッヒ様が王都を駆けずり回って得た情報通りのようですな」

 

 「エーリッヒ様にあれだけ苦労をかけて、あまつさえ危険な任務に就かせようという敵がこれとは…… 酷すぎて言葉も無いわね」

 

 マルティーナのこめかみは、敵の杜撰な様子に引き攣る勢いだ。

 

 「常道で言えば、連携も覚束無さそうな敵は楽ですが、経緯が経緯ですからな。……いやはや、間近で嘗められるというのは、こうも怒り心頭にくるものですな」

 

 マルティーナの怒りは、ヘルツォークに対しての物よりもエーリッヒに対する罵倒面が大きい。

 そのエーリッヒを徹夜で苦労させるなど、殺しても殺したりないとさえ思っている。

 

 「エーリッヒ様は四十隻から最悪五十隻を想定しておりました。油断なさらないエーリッヒ様は素敵ですが、エーリッヒ様を嘗められているようで不愉快です」

 

 艦長席の袖部分を握り込み、嫌な音が周囲に響き渡る。ローベルト艦長も安易に言葉を掛けられなくなってしまった。決戦前に余計な火に油を注ぎたくはない。

 

 「ふぅ、まあいいでしょう。今回は全ての鹵獲も王宮に預けます。サルベージはフレーザー侯爵家が請け負ってくれましたからね。浮遊石が回収出来ればいいので、そもそも形を残す必要はありません。徹底的に敵飛行船を破壊します」

 

 「そうですな。まぁそのために御当主様も動かれておりますからな」

 

 マルティーナが気を落ち着けたため、艦長がすかさず同意を込めた返事をした。

 

 「んふふふ、お父様も相当腹に据えかねているのでしょう。さぁ、鴨共が目視出来たわ。では作戦通りに動けるように各艦へ通達なさい」

 

 「はっ」

 

 魔力光学映像で、オフリー伯爵艦隊が捉えられ、目視では点であるが、その全容を確認することが出来た。

 

 「本当にバラバラね」

 

 報告通り動きも陣容も何もかもが、ヘルツォーク艦隊員には数を慌てて揃えた事が、一目でわかるのであった。

 

 

 

 

 「やったな。想定よりも敵飛行船は少ないぞ」

 

 エーリッヒは敵艦隊が少ない事にただただ喜んだ。マルティーナの気も知らずに。

 エーリッヒの反応が普通なので、それに対して文句は言えないだろうが。

 

 「兄上、意外とばれない物なんですね」

 

 「それは向こうが慌てているからさ。もっと大規模な艦隊戦では、本作戦は使えない。多少敵の混乱と犠牲の代わりに後は孤立して全滅だ」

 

 エーリッヒがいる駆逐艦は、高度12,000Ft上空にてオフリー艦隊の真上にいた。駆逐艦自体を空色に塗装しているが、通常であれば索敵には見破られるだろう。

 浮島自体が1,000Ftから3,000Ft、飛行船同士の戦いも4,000Ftから6,000Ftだ。

 夜に紛れながら先行しており、しかも敵は慌てて満足な哨戒も出せていない。奇襲するには打ってつけであった。

 

 「艦隊戦、上を取られる事には敏感でも、これほどの真上の高度は無警戒にもなる。決戦空域では有り得ない高さだからな」

 

 エルンストは苦笑しながら追従する。

 

 「ここからの奇襲はやるほうも恐怖で身を竦ませるか、そのままブラックアウトでしょうしね」

 

 心肺機能や三半規管を鍛えるためと恐怖心を克服するために、ヘルツォークは高高度飛行訓練をしていただけだ。

 実戦は想定していなかったが、エーリッヒが、やれるならやろうと言って始めた作戦だ。

 エルザリオとエルンストも選抜してみたが、2人を含めても10人しか現状では集まらなかった。

 エルザリオ子爵は別艦隊を率いるので作戦に加われず、エーリッヒを含めた10人のぶっつけ本番だ。

 自由落下ではなく真下に急降下しての艦隊強襲。しくじればそのまま激突か海面に直行だ。直撃後に機体制御して、さらに追撃をしなければならない。

 

 「各小隊は無理せずに機体を立て直した後は、真下から攻撃して構わんぞ。俺がそのまま艦隊周辺を飛び回って的になってやるさ。エトは頑張ってついてこい」

 

 「はい! 足は引っ張りません」

 

 いい返事だとエーリッヒは感心する。それに余り離れてしまうといざというときに守れない。だからこその分隊だ。

 

 「第1小隊と第2小隊は、強襲後には互いが攻撃と掩護に別れろ。それを繰り返した後、俺の信号弾で指定座標に下がるように」

 

 第1小隊が攻撃中は、第2小隊が直掩で掩護にあたる作戦である。そもそも奇襲陽動が主任務であるので、無理をして落とされる必要はない。

 ここまで敵から発見されなければ、第一撃でもって退いても構わないのだ。

 

 「俺とエトでオフリーの艦隊を直撃、各小隊は敵艦隊右翼を直撃後に襲撃せよ。中破で構わんぞ、操舵不能の飛行船なんか空のいい障害物だ。その後はティナが纏めて撃ち落としてくれるさ」

 

 「姉上が怖すぎて、僕は話し掛けられませんでしたよ」

 

 「怒ってる理由が理由だからな。あれはあれで可愛いもんさ」

 

 (マルティーナは怒りと気合いで周囲を威圧していたからな。学園では抑えていたのか、それともブリュンヒルデに乗艦してスイッチが切り替わったか)

 

 姉であるマルティーナの怒気を可愛いとは、どういう神経をしているのだろうとエルンストには不思議でならない。マルティーナの見目が抜群に整っているからこそ、エルンストにとっては恐怖である。

 

 「では全員搭乗、俺の合図で強襲だ。まさか味方の弾に当たる間抜けは、ヘルツォークにはいないと信じているぞ」

 

 「はっ!」

 

 エルンスト含めて全員が、エーリッヒの号令で鎧に乗り込んだ。現状は高度に位置する駆逐艦に鎧でタンクデサントしている状態だ。

 

 「さて、味方の艦隊が作戦通りに隊列を変え始めたら強襲だが…… ん? 敵から先行する小型挺が…… 魔力光学映像で、白旗を振りながら信号を発しているな」

 

 「僕のほうでも確認しました。どうしますか兄上?」

 

 エルンストや他の隊員達も気付いており、エーリッヒの指示を待っている。

 

 「艦隊の様子を見るが、スタンバっておけ。俺の合図で強襲は変わらん。まだ艦砲射程距離に互いは入ってない。さて、我が妹様はどう対応するか見ようじゃないか」

 

 「僕には結果は見えてますが、意識は向こうに行きますから、僕達としては一興ですね」

 

 エーリッヒや他の隊員達もエルンストの言葉に笑みが溢れる。これで真上の警戒はゼロである事が判明した。

 予想が付くブリュンヒルデの行動で、さらにオフリー艦隊はてんやわんやになるであろう。

 それはこの奇襲の成功が上がるという事だ。

 

 「全くもってオフリーは馬鹿ではあるが、本当にティナは可愛いな。いい子だ。開戦の火蓋は譲ろうじゃないか」

 

 特殊任務作戦のメンバーは、敵の予想外の行動に慌てる事なく、万全の態勢でもって推移を見守るのであった。

 

 

 

 

 マルティーナは、まだ両艦隊が射程に入る間際に艦隊を動かそうとした所、オフリー艦隊からの小型挺を監視員が目視して、魔力光学映像をブリッジ前面に出した。

 

 「そろそろエーリッヒ様の攻撃が始まる筈ですが…… これの様子を伺うという事ですか。魔力光学映像アップ、信号を読み上げなさい」

 

 監視員は魔力出力を上げて最大望遠にする。旗を振りながら、光信号を発していたため通信員は読み上げた。

 

 「オフリーの娘の身柄を引き渡す。どのようにしてくれても構わない。賠償金も支払う。繰り返す……」

 

 魔力光学映像には、左右を兵士に押さえられた顔を腫らしたオフリー嬢が、小型挺の甲板に出されているのが、映し出されていた。

 

 「はて、ここでか…… どうします? マルティーナお嬢様」

 

 お互いの艦隊が射程距離手前。交渉にはギリギリのラインである。小競り合いでは間々あるが、ヘルツォークは最早止まらない。彼等の感情的に止まってはいけない。

 あくまでその確認のためにローベルト艦長はマルティーナに聞くのだった。

 

 「んふ、うふふふふ、あはははははは! 見なさいローベルト! 鴨が自らやってきたわ、喜び勇んで的になりに! くふふふふふ、お兄様は待って下さってるのよ。もう攻撃に移る頃合いなのに、わたくしに極上の鴨を撃たせるためっ!! 前面四連砲照準合わせ」

 

 「は、照準合わせ」

 

 マルティーナの妖しい笑みと妖気とも取れる雰囲気にブリッジが呑まれていく。

 

 「2連にて観測射撃後、直ぐに残り2連で撃ち落としなさい! あっはぁ、もう!もうっ! お兄様はわたくしをここまで喜ばせて、一体どうする気なのでしょう!!」

 

 マルティーナは身を捩りながら感極まるような蕩けた表情で、オフリーが乗る小型挺を熱が籠った眼で見据える。

 エーリッヒの呼び方を取り繕う事などマルティーナは忘れている。最早、この高揚と得も言われぬ甘美な刺激に身を任せてしまった。

 

 「観測射撃発射!」

 

 ズドドンと腹に響く音がマルティーナには、これほど奥深く刺激を伴う心地好いものだとは思わなかった。

 

 「仰角修正、本命行きます」

 

 観測用艦砲射撃に慌てふためくオフリー嬢達の姿が、さらにマルティーナを高揚と艶気させる。

 

 「撃ちなさい! 外したらお兄様に顔向け出来ませんよ!」

 

 ズドドンとまた腹に響く音をマルティーナは、身体の奥深くで震動と甘美な刺激を受けながら、唇を弧に大きく歪めながら、身震いしている。

 

 「んはぁ、あふぅ…… ふふふ、開戦の狼煙です。お兄様ぁ…… んふ、ふふふふふふ…… さあ、艦隊を砲撃態勢に移行しなさい。魔力シールドメインの軽巡洋艦十五隻は前へ! 上昇しつつ10時方向へ前進します」

 

 粉々に砕かれた小型挺が海の藻屑へと消えていく。オフリー嬢が爆散したのか、落下して死に至ったのかには、もうマルティーナには毛ほどの興味も無かった。

 マルティーナの蕩けそうな艶めく香気がブリッジに充満するが、ローベルト以下、全員が背筋を恐怖で震わせていた。 




我が妹様が楽しそうで何よりです(汗)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。