ありふレコード ー いつかありふれていた魔王と異世界×魔法少女みたま☆マギカ   作:十二の子

2 / 38
 まさかの、マギレコ勢最主役が八雲みたま(まあ題名で分かるわけだが)。最初に選んだ☆4なのです(こらそこ、みたま弱いとか言わない。バフ役にいいんだよ呪いで弱点ダメージ増やせるから。自分は弱点取れないけど)。

 抜擢してあげたからガチャよろ(「無課金勢が何を言っている?」とか禁句)。

 前略中略後略を多用する可能性も高いので、まどマギ・マギレコ主人公勢の出番は少ないかも。

 ところで、マウスが壊れてキレそうです。右クリックしようとするとビーンってバネ音がする上に指離しても解除されてない気配がある。でもキーボードのクリックは私のような原始人には2021年早いんですよね…

 


1:「みたまさん、愛子先生より年上じゃないんですか!?」

―*―

 

 月曜日。それは一週間のうちで最も憂鬱な始まりの日。きっと大多数の人が、これから一週間に溜息を吐き、前日までの天国を想ってしまう。そしてきっと座視できない数のの魔法少女が、これからの一週間もグリーフシード集めに奔走し、天国に行くこともできずに命を失う。

 

 八雲みたまは、いつものように高校の始業チャイムが鳴るギリギリになって廃映画館神浜ミレナ座に到着し、最近神浜市内で起きるもろもろの異常について夜更かしして考えたためにふらつく身体を仮眠用のベッドに横たえた。

 

 「この調子だと出席日数足りないわねぇ~せめて午後からでも行こうかしら?」

 

 でも今は。

 

 「ふあぁぁ~」

 

 みたまは目を閉じた。

 

 そして、数時間後。

 

 「良く寝たわぁっ。ごっはん、ごっはん♪

 

 …魔力!?」

 

 足元に突然、光り輝く魔法陣のような輪っかが現れた。

 

 「魔女!?ウワサ!?鏡屋敷かしらぁっ!?

 

 とにかく、逃げないと…」

 

 魔法陣が爆発するように輝き、「調整屋」八雲みたまは、神浜市から姿を消したー

 

―*―

 

 …どこかしら?

 

 結界の中…ではないわねぇ…それに、さっきまでしなかった気配がする…魔法少女じゃなくてただの高校生が、体調を崩してないってことは、普通の空間ねぇ…

 

 この法衣を来たおじさんたちは何かしら?ただの人なのに魔力を感じるわ…あれ?キュゥべえは思春期の少女としか契約しないんじゃなかったかしらぁ?

 

 「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ。」

 

 …まずは説明をしてもらったほうがよさそうね。ソウルジェムがあれば触れるだけでわかるんだけどぉ…

 

―*―

 

 南雲ハジメのクラスの全員が、イシュタルの説明を聞きながらも、それはそれとしてコイツ誰?みたいな目を、八雲みたまに向けていた。

 

 制服の色からして違うし。しかも畑山愛子先生より大人に見えなくもー少なくとも胸はーないどころではないし。

 

 イシュタルも実は「ん?コイツだけ出どころが違うのではないかの?」くらいのことを思いつつ、事情を説明した。

 

 ・この世界トータスには人間、魔人、亜人がいて、人間と魔人は数百年も戦争している。

 

 ・最近魔人が、大量の魔物を使役し始めたので、ピンチ。

 

 ・そこで創世神エヒトは、勇者を人間族の助けに遣わしなさった。

 

 「あなた方を召喚したのは〝エヒト様〟です。我々人間族が崇める守護神、聖教教会の唯一神にして、この世界を創られた至上の神。おそらく、エヒト様は悟られたのでしょう。このままでは人間族は滅ぶと。それを回避するためにあなた方を喚ばれた。あなた方の世界はこの世界より上位にあり、例外なく強力な力を持っています。召喚が実行される少し前に、エヒト様から神託があったのですよ。あなた方という〝救い〟を送ると。あなた方には是非その力を発揮し、〝エヒト様〟の御意志の下、魔人族を打倒し我ら人間族を救って頂きたい。」

 

 八雲みたまは「私の『強力な力』は『神浜を滅ぼす存在になりたい』って願いなんだけど…救い?」と首をかしげた。

 

 「ふざけないで下さい!結局、この子達に戦争させようってことでしょ!そんなの許しません!ええ、先生は絶対に許しませんよ!私達を早く帰して下さい!きっと、ご家族も心配しているはずです!あなた達のしていることはただの誘拐ですよ!」

 

 -キュゥべえは、そんなこと言っても、人間には戻してくれなかった。

 

 そしてどうやらエヒト神とやらも、人間族を救わない限り戻してくれなさそうである。

 

 みたまはイシュタルの目が「どうして、エヒト様に選ばれておいてなぜ喜べないんだい?わけがわからないよ」と言わんばかりに、絶望する少年少女を眺めていることに気づいた。

 

 だから、カリスマ性があるイケメンが発したセリフに、震えた。

 

 「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもないんだ。…俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って、放っておくなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。…イシュタルさん?どうですか?」

 

 「困ったわねぇ…

 

 …少し、その前に、話を聞いてくれるかしらぁ~?その判断は、私の素性を聞いてからでも、遅くないと思うわよぉ?」

 

 視線が、みたまに集まる。その先で、みたまは指輪に触れた。

 

 魔法陣が彼女の足元を照らし、彼女の服がどこかの高校のそれから、燕尾服っぽいものになった。イシュタルが「神の奇跡か」とひさまずき、ハジメのクラスメートたちは初めて見る「魔法」に驚く。

 

 「どうもぉ~魔法少女、八雲みたまよぉ~よろしくねぇ~。」

 

 「「魔法、少女…?」」

 

 南雲ハジメと清水幸利だけは、椅子から立ち上がりそうになった。

 

 「私の話、聞いてくれるかしらぁ?」

 

 そしてみたまは話す。

 

 ・自分が、神浜市大東区に住む魔法少女であること。

 

 ・魔法少女とは「キュゥべえ」と契約して魂を宝石にしてもらう代わりに願いを一つ叶えてもらい、それで「魔女」というバケモノと戦う存在であること。

 

 ・魔法少女のほとんどが、魔力を補給する「グリーフシード」を得るため魔女と戦う過程で死ぬか、グリーフシードでソウルジェム(=魂)を浄化しきれずに魔女になってしまうこと。魔法少女の戦い自体、同族殺しに過ぎないこと。

 

 ・聞かなければ、キュゥべえは、契約のデメリットを一切教えないこと。

 

 「だから、みたまお姉さんからの忠告よぉ♪

 

 知らない誰かに安請け合いで戦いを約束したら、とんでもないしっぺ返しを受けるから♪」

 

 ジャラジャラと、みたまはグリーフシードをいくつも机の上に立てた(内心、寝ぼけて手持ち全部をポケットに突っ込んでいた数時間前の自分に感謝していた)。

 

 全員が、本物の「命の輝き」を前に押し黙る。一方のみたまは髪留めに変化しているソウルジェムを浄化しようとして、穢れがあまりないことに気づいた。

 

 (これもエヒト様とやらのおかげかしら?)

 

 それでも結局。なし崩し的に、戦争に何らかの形で協力することは決まってしまったのだが。

 

―*―

 

 ももこ、私は今王都にいます。…なんちゃって♪

 

 …ふざけてないと不安ねぇ…このトータスでは戦えるのかしらぁ…誰もが魔法を使える代わりにキュゥべえも魔法少女もいないみたいなんだけど、調整ができるかは未知数よねぇ…

 

 「ステータス、オープンっと♪」

 

 八雲みたま 17歳 女 レベル33

 

 天職:魔法少女

 

 筋力:5+20

 

 体力:5+30

 

 耐性:5+40

 

 敏捷:5+10

 

 魔力:5+140

 

 魔耐:5+200

 

 技能:変身・魔力操作・全属性不適性・全属性不耐性・物理耐性・魔力感知・調整[+心読]・言語理解

 

 …不適性に不耐性とは恐れ入るわねぇ…先生が言うところの「呪い」かしら…きっと+の後ろは変身後ねぇ…

 

 …やっぱり戦えなさそうだし…

 

 「ぶっはははっ~、なんだこれ!完全に一般人じゃねぇか!」

 

 「ぎゃははは~、むしろ平均が10なんだから、場合によっちゃその辺の子供より弱いかもな~」

 

 「ヒァハハハ~、無理無理! 直ぐ死ぬってコイツ!肉壁にもならねぇよ!」

 

 「どうしたのかしらぁ?」

 

 ひょいっとな…「錬成師」ねぇ…

 

 「私もこんなのが欲しかったわぁ…」

 

 「「「「は?」」」」

 

 呪われてない、力…私が心の底から願った結果今の私があるのだから文句は言えないけど。

 

 「ハジメ君、よろしくね♪一度だけ特別サービスの権利をあげちゃう♪」

 

 「え、いや、あの、えっ?」

 

 「み、みたまさんそれはどういう…」

 

 あら~やっぱり香織ちゃんはハジメ君のことが好きなのねぇお姉さん応援しちゃう♪

 

 「ちょ、そ、そういうお前はどうなんだよ!?」

 

 「女の子の秘密を知りたがるものじゃないわよぉ?いくら払う?」

 

 …冗談よ。団長、受け取って!

 

 「ふむふむ…八雲みたま、17歳…17さい!?」

 

 「お姉さんって、同い年じゃない!」

 

 「え、みたまさん、愛子先生より年上じゃないんですか!?」

 

 そんなわけないわよぉ!

 

 「しかし、変身前だと南雲より弱いのか…?」

 

 「南雲君、八雲さん、気にすることはありませんよ!先生だって非戦系?とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんし、八雲さんだって立派な仲間ですからね!」

 

 …25,歳…8つも、上…

 

 「あれっ、どうしたんですか!南雲君!それに八雲さん何をしようとしてるんですか!?目が怖いですよ!?」




 今後、前書きはオーズ方式を取ると思います。ハーメルンではビルド方式が主流(仮面ライダー関係ならばジオウ形式もアリ)のようですがビルドは見ていないのです(ウィザード~ドライブ視聴、ジオウで復帰、クウガとオーズはユーチューブというのが私の経歴)。ただし、ライダーは出ません。

 …まどマギそれ自体、仮面ライダーの系譜の中にある(龍騎、まどマギ、鎧武、ビルド、ジオウは1系列で「主人公が運命と戦いデウス・エクス・マキナへ、時間/時空要素)とか言ってはダメ。

 時々、ジオウ形式をとる可能性もあります。ウォズ役はあのレジェンド。

ーオマケ:ハジメのSTマギレコ風ー

 南雲ハジメ Lv1/100 タイプ:サポート 魔力解放:0 マギアLv:1 エピソードLv:1

 HP:5000 ATK:550 DEF:450

 コネクト:「あれが見えないの!?みんなパニックになってる!リーダーがいないからだ!」挑発無視&回避無効

 マギア:「錬成の石壁」:必ず拘束&必ずマギア不可(敵単1T)&攻撃力UP(味全/1T)&防御力UP(自/1T)&挑発(3T)

 潜在スキル:「錬成」:確率で拘束[Ⅸ]&必ずマギア不可(敵単1T)

 専用メモリア:「月下の誓い」回復力UP[Ⅰ](味全/∞)ーずっと、うっとうしいと思っていた女の子。でもそれは、無関心の反対の感情を奥底に抱いていたことの裏返し。いつかお互いが気付けたときには、幸福な人生が始まる…だが言えないままに、運命の歯車は残酷に回ろうとしていた。

 よかったね黒(匿名希望)ちゃん!圧勝だよ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。