ありふレコード ー いつかありふれていた魔王と異世界×魔法少女みたま☆マギカ   作:十二の子

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 ありふレコード 前回の3つの出来事

 1つ、ハジメ、小悪党4人組にいじめられる!

 2つ、みたまの調整は魔法少女以外の魔力にも有効と判明!

 3つ、一同のオルクス迷宮行きが発表された!


3:「若いっていいわぁ♪」

―*―

 

 「みたまちゃん、ちょっといいかしら?」

 

 「なぁに~?それに、香織ちゃんは…?」

 

 「…南雲君のところに行っちゃって…」

 

 「いろいろあったものねぇ…でも、錬成師も戦えることが証明されたわねぇ。一目置かれるんじゃないかしら?」

 

 「光輝が『なんで実力を隠してたんだ!』とかごねてたけどね…」

 

 「嫉妬かしらぁ。香織ちゃんもハジメくんのこと好きみたいだし、若いっていいわぁ♪」

 

 「いやいや、あなた、私と同じ年よね?」

 

 「ふふっ♪」

 

 「それより…檜山君たちがごちゃごちゃ言っていたのは、何だったの?

 

 あなた、南雲君に何を?」

 

 「ちょっと、『調整』してあげたのよぉ。たぶん『限界突破』と同じだと思うんだけど…身体がびっくりしちゃったみたいねぇ…それに男の子の記憶を見るのもアレだから2度とやりたくないわぁ。」

 

 「あはは…でも…」

 

 「待って。

 

 雫ちゃんの言いたいことはわかるわぁ。でも、私の魔法少女としての先生は、調整屋さんはいつも中立でなければならない、どちらかに肩入れしていいような願いはしてないはずだって、そう、言ったのよ。

 

 また誰かに調整をしたら、全員にしないといけなくなる。でも、檜山君たちを調整するのは絶対、イヤ。

 

 だから、もう、調整はしないわぁ~。例え無能でも。」

 

 「そう…」

 

―*―

 

 オルクス迷宮65層。

 

 …まあ、果てなしのミラーズでも、突然訳の分からないところにつながったりはよくあったから、突然20層から65層に飛ばされても文句は言わないわぁ…

 

 でも、ちょっと困るわねぇ…

 

 …光輝くん、やっぱりいくら勇者でもプロじゃないものねぇ~。

 

 「ハジメくん」

 

 「八雲さん、わかった。」

 

 思ってることが同じとはねぇ…

 

 「光輝くん何をしているのかしら!?」

 

 「早く撤退を!皆のところに!君がいないと!早く!」

 

 「いきなりなんだ?それより、なんでこんな所にいるんだ!ここは君らがいていい場所じゃない!ここは俺達に任せて南雲と八雲は…」

 

 「何言ってるのよ!そういうこと言ってる人がいるとだいたいいつも誰か欠けるのよっ!」

 

 「あれが見えないの!?みんなパニックになってる!リーダーがいないからだ!」

 

 「誰かが恐怖を吹き飛ばさないと魔女に…はならないけど全滅するわっ!引き時よっ!」

 

 …やっと、やっとわかったわね!

 

 「ああ、わかった。直ぐに行く! メルド団長! すいませー」

 

 「下がれぇーー!」

 

 ちょっ、戦いは苦手よぉっ!

 

―*―

 

 「はぁ、はぁ…」

 

 「み、みたまちゃん、大丈夫!?」

 

 「あ、香織ちゃん、私は大丈夫よ。それより、ソウルジェムは?」

 

 「あ、うん、5分の1くらい黒いかも…」

 

 「魔石を適当に当ててくれると助かるわぁ。…こっちが本体だものねぇ…」

 

 治癒魔法を受けるまでもなく、生身だったら死んでたわぁ…

 

 ところで、結構後ろよね?

 

 香織ちゃん、何を…?

 

 …ハジメくんが、錬成でベヒモスを押さえてる…?

 

 「一人で押しとどめて、魔法で一斉攻撃してベヒモスを突き落とせって、南雲くんが…」

 

 なかなか賢いわねぇ…

 

 「団長、そろそろ頃合いじゃあない?」

 

 「うむ、みたまの言う通りかもしれん!前衛組!ソルジャーどもを寄せ付けるな!後衛組は遠距離魔法準備!もうすぐ坊主の魔力が尽きる。アイツが離脱したら一斉攻撃で、あの化け物を足止めしろ!」

 

 今のうちに私は安全を確保して…

 

 …ん!?

 

 ー魔力の流れを探って…ダメ!

 

 それは!

 

 檜山君の火球は、ハジメ君に直撃させるための―っ!

 

 「避けてっ!」

 

 間に合わなー

 

―*―

 

 一方、神浜市。

 

 何かを忘れている気がしていた魔法少女、環いろはは、夢で見た少女の言葉に従い、神浜を訪れ、そして、年上の魔法少女である七海やちよの襲撃を受けるが、魔法少女十咎ももこの助力もありやちよに実力を認めさせることに成功、そして数日後再開したやちよに「神浜ではうわさを現実にする『ウワサ』という魔女っぽいものが発生している」と聞かされる。

 

 そして、忘れている大切な何かと、消えた調整屋を追うそんな中で。

 

 ももこの後輩である秋野かえでと水波レナが「絶交」し、かえでがレナに復縁のため謝ったとたん。

 

 正体不明の使い魔が現れ、かえでを、謎の結界へさらっていった。

 

 やちよをヘルプに呼んだいろはとももこの前で、レナが、ビルの屋上でかえでに謝ることで。

 

 虚空から結界が出現した。

 

―*―

 

 「離して!南雲くんの所に行かないと!約束したのに!私がぁ、私が守るって!離してぇ!」

 

 「香織、ダメ!今行ったらあなたまで奈落に落ちてしまうわ!」

 

 「雫ちゃん、そんなこと言うなんて!

 

 雫ちゃんも南雲くんのことどうでもいいの!?

 

 もう、雫ちゃんなんか嫌い!『絶交』だから!」

 

 「っ…

 

 そんなわけないでしょう!私だって、香織の好きな人なんだもの!どうでもいいわけないじゃない!」

 

 「そうだぞ香織、南雲なんかのことで『絶交』だなんて!…って、好きな人!?どういうことだ!?」

 

 「あ、雫ちゃん、ごめん、そうだよね…でも、だったら、なおさら」

 

 「お、おい、光輝、あれはなんだ!」

 

 「え…きゃあっ!何!?」

 

 「か、香織!?

 

 ちょっと、連れて行かないで!」

 

 「うそ…ウワサ!?」




ーオマケ(いろやちSTトータス版)ー

 七海やちよ 19歳 女 レベル63 

 天職:魔法少女、モデル

 筋力:15+250

 体力:15+800

 耐性:15+300 

 敏捷:20+2000

 魔力:50+3000

 魔耐:30+1500

 技能:変身・魔力操作・物理耐性・魔力感知・魔槍生成・回避無効・受け継ぎし加護・アブソリュートレイン・言語理解

 環いろは 15歳 女 レベル16

 筋力:10+150

 体力:10+300

 耐性:10+150

 敏捷:15+500

 魔力:30+1200

 魔耐:20+1300

 技能:変身・魔力操作・物理耐性・魔力感知・魔弓生成・自動回復・状態異常無効・ストラーダフトゥーロ・言語理解
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