ありふレコード ー いつかありふれていた魔王と異世界×魔法少女みたま☆マギカ   作:十二の子

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 ありふレコード 前回の3つの出来事!!!

 1つ、南雲ハジメが奈落に落下!

 2つ、神浜市に「ウワサ」が出現!

 そして3つ、なぜかトータスのオルクス迷宮にも、「ウワサ」の結界が出現した!


4:「友達を落とした黒い少年につかまると、無限の階段掃除をさせられちゃうって、勇者パーティーの間ではもっぱらのウワサ ヒーコワイ!」」

―*―

 

 ーアラもう聞いた?誰から聞いた?

 

 絶交階段のそのウワサ

 

 フンだ!キライだ!ゼッコウだ!って言ったら見えないけどそこにある!

 

 もしも仲直りしようとすると、連れて行かれてサータイヘン!

 

 友達を落とした黒い少年に捕まると、無限の階段掃除をさせられちゃうって、

 

 勇者パーティーの間ではもっぱらのウワサ

 

 ヒーコワイ!ー

 

―*―

 

 ウソ…

 

 …なんで、ここは、神浜じゃなくて、トータスなのに、ウワサが!?

 

 …手段を選んではいられないわねぇ…っ!

 

 「雫ちゃん、疲れがたまっているだろうから調整するけど、終わるまでは倒れちゃダメよぉっ!」

 

 「あ、あの、コレ、何!?『魔女』なの!?香織はどこ!?」

 

 「このでっかい階段が、『絶交階段のウワサ』、で、そこを飛んでる鎖付きの錠前が『絶交南京錠のウワサ』!

 

 香織ちゃんは『絶交した後仲直りするとバケモノにつかまる』ってうわさを現実にするために、連れていかれてるの!

 

 今から調整するから、階段のてっぺんの鐘を落として、人型を斬ればなんとかなるはずよ!」

 

 ねむが創ったウワサなら、それで!

 

 「調整、終わったわ!」

 

 「こんなにすっきりするのね…って、ステータスが800とか書いてあるんだけど…南雲君が檜山を倒せるわけね!」

 

 いってらっしゃい…って、魔法少女の魔力!?

 

 「おい、みたま、こんなとこで何してんだ!?」

 

 「みたま、捜したわよ!十七夜は絶交なんかしてないって言うし!」

 

 「み、みたまさん!?」

 

 「ももこ、やちよ、レナちゃん!?なんで…

 

 …調整しながら教えるわ。それと、そっちの魔法少女は?」

 

 「は、初めまして、環、いろはです…」

 

―*ー

 

 これが、魔法少女の相手…

 

 剣道でどうにかなる相手じゃないわね…

 

 「あなたが八重樫雫さんね!

 

 みたまから事情は聞いたわ!

 

 剣に魔力を込めて!」

 

 ま、魔力を…こうかしら!?

 

 「き、斬れた…って、あなたは!?」

 

 わっ、モデルさんみたい…きれい…

 

 「私は神浜の魔法少女、七海やちよ!

 

 どうやら、同じウワサは、私たちの世界とこのトータス?で、結界を共有しているようね。

 

 ついてきなさい!」

 

 ど、道場の誰よりも強いじゃない…

 

 …負けてなるものか!

 

―*―

 

 …まさかみたまが、「まったく違う世界」なんてところに行ってて、ウワサの結界でつながるだなんてね。

 

 それにしても強いわね、やっぱり勇者の仲間なだけあるわ。

 

 ただ、粗削りね…

 

 「ウワサは魔女と違って元人間じゃないわよ。」

 

 「っ、そうなの!?」

 

 ー「おい、やちよ、それ本当か?」ー

 

 ー「ハッタリよ。それより水波さんや環さんに」ー

 

 ー「聞こえてないから心配するな」ー

 

 …途端に動きが速くなった…

 

 「八重樫さん、もしかして、人間を傷つけるのが怖いの?」

 

 「…っ、バレるものね…」

 

 「みたまがすべてを話してしまったらしいから知ってるでしょうけど、私たちは同胞の死体の上で生きている。

 

 あなたも、戦いに身を投じるのなら、覚悟をしなければならないわ。戦いは、そんなに甘くないわよ。」

 

 「わかってる。心が追い付かないだけよ!」

 

 「そう…あ、あそこにいるのって」

 

 ー「かえでと、もう一人、香織さん…だっけ?なんであんな遠くにいるのよ!」ー

 

 ー「レナ、悪いのはウワサだろ」ー

 

 ー「わ、わかってるわよ!」ー

 

 「香織ね!ってあんな宙までいくのはさすがに…」

 

 「八重樫さん…ですよね!私に、考えがあります!」

 

 環さん…?

 

―*―

 

 空へと飛び、フラフラ宙空を舞い2人を捕まえる南京錠のウワサを倒す方法は、現状、あまりない。とはいえ階段の近くへ南京錠のウワサが戻ってくるのを待ってはいられないー今、65層がどうなっているのかわからないからだ。

 

 そんな中で環いろはのアイデアは驚天動地だった。

 

 「私が、矢で、八重樫さんを飛ばします。八重樫さんが南京錠のウワサを倒して、落っこちる前にやちよさんとももこさんとレナちゃんがウワサの本体を倒せば、結界が無くなって、みんな助かると思うんです。」

 

 「ちょ、ちょっと待って、矢で飛ばすって…」

 

 「それしかないな。」

 

 「そうね。環さん、任せたわよ。」

 

 「ちょっとアンタ、しくじるんじゃないわよ。」

 

 「はい。

 

 八重樫さん、矢を、つかんでください。」

 

 「え、えと…え、大丈夫なの!?」

 

 あわあわと、雫は、いろはが持つクロスボウに輝く巨大な矢をつかんだ。

 

 「信じて…

 

 この一射が、未来への道となりますように!

 

 希望へ導いて…

 

 …ストラーダ・フトゥーーーロ!」

 

 放たれた光の矢は、雫を吊り下げ、はるか高くへ。

 

 そして、香織とかえでを縛り飛ぶ「絶交南京錠のウワサ」の頭上から吹き下りた。

 

 よろめいた南京錠を、雫が一閃、鎖がほどけた。

 

 一方で、やちよとももこ、レナは、明らかに敏捷2000はありそうな素早さで階段を駆け上がり、それぞれの武器の一斉攻撃で無限に続くかに思われる階段のてっぺんを司る鐘をはたき落とす。

 

 衝撃で、鐘を叩いていた人型が、階段から放り出され、結界の真下へと落ちていき。

 

 「南雲くん…絶対、助けに行くから!」

 

 「そうね、香織!」

 

 空中を落下する香織が、光魔法の鎖を人型に巻き付けて引き寄せ、香織と抱き合う雫が斬りつけた。

 

 ー「みたま、必ず、また」ー

 

 ー「ももこ、いつでも待ってるわぁ

 

 いろはちゃん、心の奥に女の子の姿が見えたわぁ?妹さん?」ー

 

 ー「っ、全部、思い出した…

 

 …うい!私には、妹がいたんです!」ー

 

 そして、結界の極彩色の天井にひびが入りー

 

 ー絶交階段のウワサの結界は、崩壊した。

 

―*―

 

 「香織!?雫!?八雲?大丈夫か!?」

 

 「大丈夫よ。

 

 それと光輝、次に南雲君を『なんか』なんて言ったら、今度こそ『絶交』だから。」

 

 「お、おい、雫!」

 

 「あらぁ~嫌われちゃったわねえ…」

 

 「なんで、なんで…なんで、南雲が…くそっ!」

 

―*―

 

 「ねむ、どうかしたのかにゃー?」

 

 「…灯花、僕のウワサが消されたようだよ。」

 

 「ふーん。どこのウワサ?」

 

 「絶交階段のウワサだね。オルクスの65層にしかけたウワサだよ。」

 

 「じゃあ、勇者さんたちも、出会っちゃったのかにゃー…」

 

 「そろそろ、神浜の魔法少女も限界だろうね。『ミラーズの向こうの異世界のウワサ』を解き放ってもいいんじゃないかな。」

 

 「うん、そーだね♪」




 マギレコ側はこの通り。

 ほら、言ったでしょ?4月から大学が忙しいから1日1話で3月中に終わらせるために容赦しないって(言ってない)。

 感想下さると舞い上がります。よろしくお願いします。

 さて、いよいよ、マギウスの暗躍が本格始動します。

ーオマケー

 白崎香織 Lv20/100 タイプ:サポート 魔力解放:0 マギアLv:1 エピソードLv:2

 HP:15000 ATK:3500 DEF:4000

 コネクト:「私が守ってみせるから」:HP回復[Ⅵ]&自分にかばう&状態異常回復

 マギア:「縛光鎖」:敵全体にランダムで3回ダメージ[Ⅶ]&確率で魅了[Ⅲ](敵全/3T)

 スキル:「ラブコメタイム」:攻撃力DOWN[Ⅰ]&防御力DOWN[Ⅰ](自/1T)&HP自動回復[Ⅻ]

 専用メモリア「愛しの彼の背中」:回避無効&挑発無視&状態異常無効(自/1T)ー土下座しているその背中が、とてもやさしく温かく見えた。だから彼女は、今日も彼の背中に突撃する。どれだけの人を巻き込むかは知らないで。

 八重樫雫 Lv18/100 タイプ:アタック 魔力解放:0 マギアLv:2 エピソードLv:1

 HP:13000 ATK:5000 DEF:3000

 コネクト:「光輝のことはごめんなさい」:防御力UP[Ⅲ](自/2T)&自分に挑発&サヴァイヴ(2T)&回避無効(1T)

 マギア:「八重樫流一閃」:敵単体にダメージ[Ⅸ]&バフ解除&防御力DOWN[Ⅲ](敵単/3T)&挑発(自/3T)&回避無効(味全/2T)

 専用メモリア:「折れた竹刀」:攻撃力UP[Ⅹ](自/3T)&呪い(自/∞)ー小さいころから剣道一筋。本当は「かっこいい」じゃなくて「かわいい」と言われたくても、彼女は心が折れるその日まで竹刀をダメにしていくだろう。
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