ありふレコード ー いつかありふれていた魔王と異世界×魔法少女みたま☆マギカ   作:十二の子

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 このレコードによれば、群馬県見滝原市で、普通の中学生鹿目まどか…私には、最低最悪の魔女にして世界の救済者、クリームヒルトとなる未来が待っていた。それを何度でも阻止して私を救おうとしてくれるほむらちゃん。

 しかし、このレコードの「神浜市」が魔法少女のいない異世界トータスとウワサの結界でつながり、神にも等しい私でも干渉できない世界になってしまったの。

 そして外の世界の神様エヒトの干渉の影響は、見滝原の私たちにも…

 おっと、ここから先はまだ、私にも見えない未来だったよね。


幕間2 「おい転校生!これも転校生のしわざか!?」「キュゥべえ、私、魔法少女になる!」

―*―

 

 神浜から、電車で小一時間ほど。

 

 ここ、見滝原市もまた、異変に巻き込まれようとしていた。

 

―*―

 

 また、マミを、死なせてしまう…

 

 この先の「お菓子の魔女」は、マミ、あなたの宿敵なの…

 

 さやかはどうでもいいけど、せめて、まどかだけでも、どうにか助けないといけないのに!

 

 ああ、いつまで、こんなことを繰り返すの?

 

 何回繰り返したって巴マミはわかってくれないし、美樹さやかは敵視するし、佐倉杏子は力を出し切れないし…まどかは死ぬか美国織莉子に殺されるか魔女化するか…

 

 ああ、あの、メガネをかけていたころが懐かしいわ…

 

―*―

 

 「そう言えばマミさん、知ってますか?」

 

 「何?」

 

 「最近流行ってる都市伝説で、わからないのがあって。

 

 『大迷宮』ってあるんですけど…」

 

 ー「ふむ、なるほど。

 

 人間は出口がわからない状態を迷宮と呼ぶから、それは魔女結界についての都市伝説かもしれないね。」ー

 

 「キュゥべえも、そう思う?ほむらちゃんも怪しいって…」

 

 「まどか、まだあの転校生のこと信じてるの?」

 

 「まあまあ、暁美さんのことは後で考えましょう。

 

 …ちなみに、どんなうわさなの?」

 

 「会いたい人に、神浜の神社で祈れば会える。だけど幻覚だって気づいたら迷宮から出てくるバケモノに襲われる…」

 

 ー「魔女の可能性が高いね。」ー

 

 「後で調べてみましょうか。

 

 それより今はこの魔女よ。」

 

 「あ、マミさん、その時は、あたしも戦います。」

 

 「…ホントに?」

 

 「私も、魔法少女になって、マミさんと一緒に戦いたいです。」

 

 「…もう、私、一人じゃないのね…」

 

 うれしい…

 

 ずっと、友達が欲しいって思ってた。だから、魔法少女の友達がやっとできそうで…

 

 私、もう何も怖くない!

 

 「一気に決めさせて、もらうわよ!

 

 ティロ・フィナーレ!!」

 

 よし!

 

 「マミさん後ろ!」

 

 「マミさぁんっ!」

 

 …え?

 

 倒した魔女から、バケモノが…

 

 …私、くわえられて…

 

 せめて、最後に、友達が欲しかったなあ…

 

 ガブッ。

 

―*―

 

 マミさんが、魔女の本体?にくわえられて…

 

 このままじゃ死んじゃう!

 

 「キュゥべえ、私、魔法少女になる!」

 

 「あたしも!魔法少女になって、マミさんを助けるんだ!」

 

 「願い事は?」

 

 「『魔法少女を助けたい』!」

 

 「『恭介の腕を治して』!」

 

 「わかった。

 

 キミたちの願いは、エントロピーを凌駕した。」

 

 「「っ」」

 

 これが、ソウルジェム…

 

 まだ、魔女の口は閉じてない!

 

 「待っててマミさん、今助ける!」

 

 「間に合え!」

 

 でも、もし間に合わなかったら…

 

 …急に、心が重く…

 

 あれ、なんで、ほむらちゃんの姿が…?

 

 あっ、せっかくマミさんを助けられそうなのに、視界がおかしく…って、なにこれ!?

 

―*―

 

 ーアラもう聞いた?誰から聞いた?

 

 マチビト馬のそのウワサ

 

 神社を奈落の底から支えるその神は、ファンシーでナイスなジェントル馬ン!

 

 皆の願いを叶えるために、会いたい人に合わせてくれる粋なヤツ!

 

 だけど残念、それは幻覚。気づいて否定しちゃったら、スバラシイ世界がナナクビに変わっちゃうって、オルクス大迷宮の人の間ではもっぱらのウワサ!

 

 カッテスギー!ー

 

―*―

 

 突然にして、漢字だらけの世界に変貌したお菓子の魔女の結界。

 

 お菓子の魔女の本体である、口のついたロールケーキっぽいナニカは、慌ててくわえた巴マミの頭をかみちぎろうとしたーが、口を閉じてみてから、何もなくなっていたのに気づいた。

 

 それどころか。

 

 どこかから無数の、組みひものついた絵馬のような物体が飛来し、魔女の使い魔や魔女を取り巻く。

 

 応戦むなしく、魔女の顔は、無数の絵馬のバケモノに引っ張られ、引きちぎられた。

 

 こうして、「お菓子の魔女」の結界は漢字だらけの結界に書き換えられ。

 

 車輪のついた子供のおもちゃのバケモノが、その中央を楽しそうに走り回っていた。

 

―*―

 

 「はあ、はあ…」

 

 「まどか、大丈夫!?」

 

 「ほむらちゃん…ってなんでそんなにグリーフシードがいっぱい!?」

 

 「暁美さん…あなた、横取りする必要なんてなかったのね。」

 

 「でも…

 

 おい転校生!これも転校生のしわざか!?」

 

 「そんなわけないでしょう美樹さやか。

 

 魔女ではなさそうだし、ここは…

 

 …他の魔法少女の魔力?それに…」

 

 「戦ってるわね。ひとまず、魔法少女に加勢しましょう!

 

 行くわよ、鹿目さん、美樹さん、暁美さん!」 




 マギレコだからメガほむだと思った?

 …クーほむでした!

 まさかのマミっても死なない展開、しかしやっぱり巴マミは面倒を起こす。

ーオマケー

 暁美ほむら ??歳 女 レベル:???

 天職:魔法少女・時間遡行者

 筋力:20+300

 体力:25+900

 耐性:15+300

 敏捷:50+3500

 魔力:10+200

魔耐:20+300

 技能:変身・魔力操作・超耐性・魔力感知・回避・回避無効・瞬光・収納・ミサイルによる集中砲火・時間停止[+限定遡時][+因果迷路]・言語理解

 世界を救う勇者よりもはるかにチートな、世界を救えないでいる少女…(ただしSTはかなり独断と偏見で決めています。そもそも本当ならアルまどのSTは∞くらい欲しいしね。「魔王ハジメはまあやちよの1万倍くらいのSTがあるだろう」と考えるとアルまどを超越するのでナンセンス、さりとて「アルまどは鏡合わせの分割をしているのだ!」と言い張るわけにもいかないという事情がありまして、STはさじ加減になってしまうのです)。

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