麦わらの一味殲滅RTA〜夢を閉ざす者〜 作:敗北者
ご了承ください。
ゼファー先生の運命が変わるRTA、はぁじまぁるよー
前回、海軍学校を卒業して新兵として海軍本部に入隊したホモちゃんズの二人は、ゼファー先生の船に乗ることになりました。
ゼファー先生の船には、ホモちゃんズ以外にもたくさんの新兵がいます。みんな、海軍学校を出たばかりのホモちゃんズと比べると面構えが違いますね。ちなみに、年齢はホモちゃんズが余裕で一番下です。知ってた。
ところで、君。もしかしてクレヨンしんちゃんに出てきたりしてない? え、違う? 本当に?
でも君ならきっと、クレヨンしんちゃんに出れるよ!
さて、クレヨンしんちゃんのキャラにしか見えないビンズ兄貴のことは置いておいて。ここでは、新兵として航海術やらなんやらを実践で学びます。といっても、座学として海軍学校でたくさん学んできた二人ですから基本的には楽勝なようです。
船の上であくせく働いて、たまに海賊と衝突してと、代わり映えしない日々がしばらく続きますので、例の事件が起きるまで倍速にしてしまいましょう。
せっせと頑張るホモちゃんズを背景に、ゼファー先生の説明でもしておきましょうか。
彼は海軍元帥のセンゴクやガープ、つると同期でロジャーの時代に海軍大将だった男です。当時は、類稀な武装色の使い手でもあり〝黒腕〟の異名で呼ばれた超実力派の海兵でした。
しかし、ある時彼のことを恨んだ海賊に妻子を○されてしまい、そのショックから海軍大将を辞任。その後、周りに引き留められ勧められる形で教官として海軍に残りました。
それからは、教官としても優秀な手腕を発揮し数々の偉大な海兵を育てていくことになります。現海軍大将の三人、〝赤犬〟〝黄猿〟〝青雉〟の三人も彼の下で教えられた教え子です。そんな彼は、今ではすべての海兵を育てた男と呼ばれ慕われ、絶大な信頼を寄せられています。
ですが、そんな彼を新たな悲劇が──
おっと、倍速はここで終了です。例のイベントが発生しました。
「……ッ! 総員! 戦闘配置に着け!!」
ゼファー先生の大音声に一気に船内の緊張感が高まります。今まで、ゼファー先生はここまで緊迫した様子を見せたことはありません。この異常事態に、新兵たちが気づかないはずもなく……。
「ホムラちゃん……」
「大丈夫」
前回と違い、今回は不安そうなシアパイセンの手を握るホモちゃん。あなたは死なないわ、ホモちゃんが守るもの。
海の向こうから、何やら一隻の船が。そこから発される強者の気配は、歴戦の猛者であるゼファー先生を焦らせるほどのもの。それを見聞色で感じ取ったホモちゃんは口では大丈夫と言いつつも、さすがに冷や汗をかいています。シアパイセンも感じ取ったことでしょう。このヤバさを。やべぇよやべぇよ……
そんなこんなで戦闘開始です。ここで襲いかかってくる敵は、前回も言いましたが王下七武海や四皇幹部クラスのとんでもねー敵です。
ホモちゃんのいない本来の原作では、アインとビンズの二人を残して新兵は全滅。ゼファー先生も右腕を失う大怪我をしました。これが俗に言う訓練艦新兵虐殺事件です。この事件をきっかけに、ゼファー先生は教官を辞め右腕にゴツい義手兼武器を装備し、海賊遊撃隊という部隊を組織することになります。
これがゼファー先生を襲った二度目の悲劇ですね。
しかも、ここで襲いかかって来た海賊が後に王下七武海に加入し恩赦を与えられるというオマケ付き。その結果、ゼファー先生はついに海軍の掲げる正義とやらに失望し、自らの力とやり方で海賊を殲滅するためにNEO海軍という反社会的過激派組織を作ります。
あまりにも壮絶で悲しすぎる人生に、涙が出、出ますよ……。
ですが、ご安心ください。ホモちゃんがいる限りそんな未来は(ないです)
この敵は確かに強いですが、ゼファー先生だって十分以上に強いです。新兵を守らなければならないというハンデさえなければ、そう簡単に負けることはありません。
ですので、ホモちゃんズがやることは一つ。新兵を守ることです。ホモちゃんは【技10】ですしパイセンもかなり強いです。そして何より、二人は覇気を使えます。戦闘の余波から新兵たちを守ることくらいのことはできるでしょう。
そうすれば、後ろを気にしなくて良くなったゼファー先生が敵を返り討ちにしてくれるはずです。しかし、万が一にもゼファー先生が負ければホモちゃんもピンチになります。
それでも、ゼファー先生に弱らされた敵なら今のホモちゃんでも勝てるかもしれません。ですが一応、念のため隙があればゼファー先生の勝率を上げるために直接的なサポートもしましょうね。
あ^〜名声と経験値ドバドバでうまあじすぎるんじゃ^〜
……
…………
………………
工事完了です……(達成感)
敵の海賊船が離れていきます。
ゼファー先生は海賊を捕らえることはできなかったみたいですが、撃退することには見事に成功しました。追撃も可能でしょうが、たくさんの新兵を抱えている以上やめておいた方が良いとゼファー先生は判断したみたいですね。英断です。ここで欲をかくような者から殉職していくのです。
「ホムラ、シア、良くやった。お前たちのおかげで誰一人犠牲が出ることはなかった」
「……当然」
「みんなを守れてよかったです!」
ゼファー先生がしきりに褒めてくれます。
良いってことよ!
「ホムラ、シア。ありがとう」
「助かったぜ」
アイン姉貴とクレヨンしんちゃん、その他のモブからも感謝されます。
良いってことよ!
新兵たちを守れたホモちゃんズは、みんなからのお礼や賞賛に頬を赤らめながら一緒になって無邪気に喜んでいます。微笑ましいですね。
「お前たちがいなければ、どうなっていたことか……」
これって、勲章ですよ?
ホモちゃんズが頑張ってたってしっかりと報告よろしくやで!
「このことはセンゴクにしっかりと報告しておこう。……褒賞がもらえるかもな」
「……!」
やったぜ。この言葉が出るならほぼ確実に特別報酬がもらえますね。ウレシイウレシイ。
それにしてもゼファー先生がめちゃくちゃ嬉しそうに笑っていますね。ホモちゃんたちがいなければ、この顔が一転して絶望の慟哭に変わっていたと考えると……やっぱりゼファー先生不幸の星の元に生まれすぎでは?
私は、悲しい……(ポロロン)
では、楽しい楽しい特別報酬の時間です。センゴクから呼び出しを受けた二人は海軍の倉庫を目指します。
「何もらえるのかな? 楽しみだね、ホムラちゃん!」
「……美味しいお菓子……?」
「……さすがに、違うと思うよ」
ホモちゃんはお腹ペコペコだったみたいですね(適当)
安心してホモちゃん! ゲロマズの果物ならあるよ!
倉庫に行けば、センゴクが直々にお出迎えしてくれました。悪魔の実の管理は、海軍元帥が自ら動くほどに厳重というわけですね。
「来たか。モンキー・D・ホムラ三等兵にユーリア・シア三等兵だな。今回の件は良くやった。お前たちのおかげで新兵の犠牲がなかったとゼファーから聞いた」
「ん」
「身に余る光栄です!」
「では、褒賞を与えようか」
そう言って、センゴクが提示したのは悪魔の実か武器のどちらかです。
「シアは海楼石の武器が欲しいです!」
シアパイセンは海楼石の武器を選びます。別に悪魔の実でも良いのですが、ホモちゃんが悪魔の実を食べるとなると、万が一海に落ちたときなどに助けてくれる人がいないと大変なので……という理由です。まぁ、ホモちゃんからシアパイセンに頼んだのですけど。
実際のところは、シアパイセンに食べさせる悪魔の実は実はすでにあてがあるので食べさせたくなかったのです。その目的の悪魔の実は、海軍ではもらえないやつなので。
ですので、ここは無難に海楼石の武器です。
「悪魔の実」
ホモちゃんはもちろん悪魔の実です。海軍本部の特別報酬でもらえる悪魔の実はランダムです。ランダムで選出された5つの悪魔の実から、一つを選んで獲得することができます。
はい、つまりガチャですね。ガチャはわるいぶんめい……
ホモちゃんに食べさせたい悪魔の実ですが……まぁ、
【技10】故に戦闘能力は高いですが、【力・体】はお世辞にも高いと言える数値ではないので、そこをカバーすることができればホモちゃんは順当に強くなれます。
「うむ。この中から決めろ」
一つ目は……超人系フサフサの実。髪の毛が伸びる能力です。これいる?
二つ目は……超人系テルテルの実。頭皮が光る能力です。うーん……
三つ目は……自然系モクモクの実。モクモクしちょるだけの……いらん。
四つ目は……超人系モサモサの実。原作でビンズが食べた実ですね。そこそこ強いけど……
あと一個……!
動物系来い! 動物系来い! 動物系来い!
ん? この音楽は……? (唐突に流れ出すUC)
流れ変わったな……?
これは……来たか……?
五つ目は……
……
…………
………………
動物系幻獣種ウシウシの実・モデル〝黄金の羊〟
( ゚д゚) ……
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ……
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
, .
(;゚ Д゚) ……!?
ファッ!? マジ!? SSRやんけ!!
やったぜ。完全勝利です本当にありがとうございました。
激レア悪魔の実を引いたところで、今回はここまで。
ご視聴、ありがとうございました!