柱島泊地備忘録   作:まちた

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十三話 提督と妖精【提督side】

 もう終わりだ……人類は滅亡する……。

 諦めの境地に達していた俺だったが、本当に仕事を投げ出してしまうほど落ちぶれてはいない。

 こういう時は平謝り一択である。

 

 カウンターに行って間宮にお茶を頼み、それを全員に配り歩きながら謝り倒した。

 機嫌を直してくれた潜水艦たちはおろか、頼みの綱だった大淀と夕立すら「提督……ありがとう、ございます」と泣き続けていて立つ瀬がない。

 

 きっと艦娘たちの言う「ありがとうございます」は「短い間でしたが、お世話になりました」という意味が込められているに違いない。

 短いどころか着任初日なんだぞッ! 生前に職を捨てた俺が、今生でも職を失うことになる事態は絶対に避けねばならない。人類存続も大事だが、俺は俺が大事なのだ。

 

「そ、そうだ!」

 

「ん……なんや」

 

 あ艦これ……あんなに噛みついてきてた龍驤が何故か優しい顔を……。

 これは、あれだ。職場を辞めるという人には何も期待していないから、自然と優しくなってしまう現象ではないか。やめてくれぇっ! アァッ! 提督やめたくナイィッ!

 

 しかし、俺は思いついた。とっておきの方法だ。

 艦これでは、艦娘の装備を開発したり改修したりすると喜ぶのだ。

 例え歴戦の艦娘であろう龍驤とて、新装備を開発してあげれば

 

『ほっほー……ウチのこと、大切に思ってくれてるん? それはちょっち嬉しいなぁ!』

 

 と失態を許してくれるに違いない。可愛い。

 そうと決まれば話は単純。出来る限り多くの新装備を開発して配備し、ご機嫌をうかがうのだ……!

 さぁ、お前の罪を数えろッ! あ、違う、お前の装備を教えろッ!

 

「龍驤。それに他の空母もだが、近海警備にはどんな艦載機を使用するつもりなんだ?」

 

 近海警備を行うと言った手前、どんな艦載機を使用するのか聞いても不自然では無いだろう。全員から聞いたのち『あ、ふーん……新しい艦載機、欲しくない?』で決まりである。

 俺は天才か? いいえ、凡才です。申し訳ありません。

 

「あー……九六式の艦上戦闘機と、九七式の艦上攻撃機やけど……」

 

 龍驤がお茶を啜りながら答える。

 俺の思考が止まりかけ、湯飲みを持っていた右腕がぴたりと空中に固定された。

 

「は……? 艦載機は、ずっとそれか……?」

 

「そやで? まぁ、作戦によっちゃあ九七式でスロット一杯にしたりもあるけど、大体はこれやな」

 

 待て。待て待て待て待て、それマテ茶。

 い、いかん、くだらんおやじギャグが生まれてしまった。

 

 不思議そうな顔でこちらを見ている大淀が視界に入るが、不思議に思いたいのはこっちだ。

 歴戦の艦娘らしき龍驤が〝初期装備〟だと? まさか前の鎮守府では初期装備のまま酷使されていたのか?

 もしかすると改装をした時に持ってくる装備を剥がされ、適当に余っていた艦載機を押し付けられたとか……。どちらにせよ聞かねば分からん。全員に聞いてしまえ、と俺は口を開く。

 

「赤城、お前の艦載機は」

 

「私ですか? 零式艦戦二一型と、九九式艦爆、九七式艦攻……ですね」

 

「……加賀は」

 

「赤城さんと同じよ。それが、何か」

 

「い、いや……一航戦は分かった。では、二航戦の艦載機は」

 

 嫌な予感というものは的中しやすいもので、一航戦と並ぶように座っていた二航戦の二人、飛龍と蒼龍の言葉に俺は絶句するしかなかった。

 

「私たちも、一航戦の先輩たちと同じですが……ね、蒼龍」

「これが標準だよね?」

「うん。だと、思うけど……」

 

「そうか……では、五航戦は」

 

 ここまで来たら疑いようは無いのだが、俺は一縷の望みをかけて瑞鶴と翔鶴を見る。

 

「一航戦と二航戦の先輩方と同じです」

「翔鶴姉も私も、これ以外は載せたこと無いわ」

 

「えぇ……!?」

 

 悪い艦載機では無い。零式艦戦も九九式艦爆も、九七式艦攻も改修すれば非常に強力な兵装になるのは間違いない。

 しかし、それは改修が出来るならば、の話だ。

 この世界における開発や建造も分からない今、開発くらいならば明石の協力のもとでどうにかなるかもしれないという考えで提案しようと思ったのに、なんたる現状――。

 

 開発なんて出来ない、と言われてしまってはどうしようもないが、それ以上に問題は山積みかもしれない。

 

「お前たち、近海警備の上空援護を、それで行うつもりだったのか……?」

 

「そうですが、何か……?」

 

 鳳翔が小首をかしげて俺を見る。美しい。いや違う!

 近海警備だけならば初期兵装で問題無いかもしれないが、それは《艦隊これくしょん》の最初の海域マップならば、の話である。この近海にどのような脅威が存在しているかも分からないのに、万全の態勢で臨めないのは避けねばならない。

 

「……大淀、資材の備蓄はどれくらいある」

 

「え、あ、っは! こちらに来る前に資料で確認しただけではありますが、燃料、鋼材、弾薬、ボーキサイトが各二千――」

 

 しかも資材は二千ちょっとしかねえ! 初期鎮守府じゃねえんだぞ!

 あ、いや、初期鎮守府か……。

 

 考えろ。初期鎮守府とは言え所属している艦娘は百を超えている。それらが一気に補給や入渠を行うわけでは無いから資材が少なくとも問題は無いが、備えあれば、が通用しないのは看過できない。

 終わった――――――人類、補完できません――――――。

 

 マウス一つで遠征に飛ばし、ネットで適当な動画を垂れ流しながら任務を消化しつつ資材を貯められる艦これが懐かしい。カチッとして全て解決したい。

 だんだんと頭痛が起き始めた気がする、と額を押さえつつ、俺は覚悟を決めるしかないかと考える。本当に、艦隊指揮をせねばならない、と。

 

「――任務を追加する」

 

 そんな一声に、全艦娘がこちらを向いた。

 どこぞの鎮守府で傷ついた艦娘たちに仕事を振るしかない現実がとても心苦しく感じられるが、甘いことは言ってられない。

 機嫌をなおしてくれた潜水艦たちに視線を落とし、俺は言葉を紡ぐ。

 

「潜水艦の各位は後で執務室に来てくれ。仕事を休ませるつもりだったが……頼みたいことが出来た」

 

 ごめんよ……ごめんよぉぉ……クルージングレベルの周回はしないから、遠征に行って資材を集めておくれ……。

 資材を集めるために資源海域を調べることもしなければ。あぁぁぁ! やることが多い! 結局ブラックじゃねえかヨォッ! エェッ!?

 

「……わかったわ。後で行くわね!」

「えぇー……せっかくお休みもらえると思ったのにぃ、あんまりでちぃ……」

「ゴーヤ! 司令官からのお仕事なんだから文句言わないの!」

「ぶぅぅ……」

 

 健気に笑みを浮かべるイムヤに、文句を垂れるゴーヤ。ヨナもニムもはっちゃんも、互いを見て頷き合いながら苦笑を浮かべていた。

 たいっへん、申し訳ございません……。

 

 もうなるようになれぇい! とふて寝するわけにもいかず、俺は龍驤と大淀を呼びつけ、工廠へ向かうよう言った。

 

「空母の代表として、龍驤。これから工廠に向かうからついてきてくれ。大淀も頼む」

 

「はっ!」

「な、なんや、いきなり工廠て。建造でもするんか? ……ま、行ったるけどやぁ」

 

 短時間のうちに本当に丸くなったな龍驤……お前に何があったっていうんだ。

 

 そういえば、飯を食っている時に大淀からあきつ丸が来ているとかなんとか聞いた気がするな。

 大淀は工廠に連れて行って、開発の確認だの、資材の在庫などを一緒に確認してもらいたいから夕立に頼んでおこう。

 

「夕立は執務室で待っているかもしれないあきつ丸を工廠まで連れてきてくれ。来てるんだろう、その揚陸艦が」

 

「了解っぽい!」

 

 流石忠犬ぽいぬ、了解が早い。

 これで問題無いだろう? と大淀を見れば、何度も頷いてくれた。

 

 

* * *

 

 

 工廠までは迷わず行けた。良かった、イムヤたちに案内してもらっておいて。

 ここで工廠どこだっけ、と足踏みしてしまったらせっかく丸くなった龍驤のツッコミが俺の心臓を突き破り、大淀のツッコミが俺の背骨をサバ折りにしてくるところだった。

 

 鉄製の重たい扉を開けば、内部はとても広く、雑然としていた。

 その中に作業着姿の明石と夕張が見え、声を掛ける。

 

「二人とも、作業中にすまない」

 

「提督……まだ整理も把握も出来てませんけど、何しに来たんです?」

「明石さん、ちょっと……!」

「でも、事実だし」

 

 そらそうだろう。ぱっと見ただけで普通自動車が何台も入ってしまいそうなくらい広い工廠なのだから、短時間で整理も何も無い。

 適当に流しつつ「ちょっとな」と前置き、龍驤をちらりと見てから言った。

 

「装備開発を頼みたい」

 

 すると、明石は訝し気に眉毛を歪めて腰に手を当てて言う。

 

「装備開発ぅ? はぁ、まぁ、いいですけど……で、予算と期間はどれくらいです?」

 

 えっ、予算と期間って……えっ?

 マウスをカチッとする開発ではないが、予算と期間とか決めなきゃいけないのか?

 いや、まぁ現実的かつ普通に考えれば予算と期間を決めるのは間違っているわけではない。予算の内でいくらかの試作品を作り、期間内に改良を重ねて最終的に出来上がったものを提出する。理にかなっている。

 でも明日使うんだ……それ……。

 

 俺はブラック戦士の頃に嫌という程聞いて胃腸を痛めた言葉を明石に言うしかなかった。

 堂々と言ってしまえ、と本能が理性をぶん殴る。それくらいしなければ、俺を支え続けてくれた艦娘に申し訳なかったのだ。

 

「予算に、期間だと……? 明日の近海警備に使うものだ。今作るために来たんだが」

 

「はぁ!? たった一日で装備を開発しろって言うんですか!?」

 

 大丈夫だ明石。俺の場合はそれが半日だった事がある。とは言わない。

 

「無理なのか?」

 

 ここで無理だと言われたら、今一度別の方法を考えてみよう。倉庫区に何らかの装備がある可能性だって無いわけではない。手早いのはここで装備を開発することで間違いないが、無理なものをやれと言っても良い結果は生まれないのだ。

 

 と、その時だった。

 明石の背後から、ちょこちょこと走ってくる小さな影。むつ丸だった。

 

『まもるー!』

 

 漁船の妖精がどうしてここに、と考えたが、鎮守府の港に停泊してあるんだから居ても不思議ではないか。

 

「おぉ、来ていたのか。お前も手伝ってくれないか」

 

「提督、誰に話しかけ――っ!? よ、妖精……!」

 

 そりゃあ驚くよな。こいつただの妖精じゃなくて、漁船の妖精なんだぜ……。

 艦これにおける妖精と言えば、装備に乗っかっていたり図鑑ページでだらけていたりと様々な場所に登場するもの。時には艦娘を直接的に助ける装備そのものが妖精だったりもする。

 妖精がいれば開発も問題無いだろうと希望が見えてきた俺は、しゃがみこんでむつ丸を手に乗せた。

 

 漁船の妖精、なんて心強いん――あれ、何かいろんな所から出てきたんだが。

 

『いっぱい仲間がいたよ!』

 

 本当にいっぱいいるなぁ……と、工廠のいたるところから出てくる妖精を見て遠い目をしてしまう。

 どこかのアニメ映画に出てくる金平糖を投げたら群がってくるアレみたいだ。

 落下傘部隊が如く天井から現れる妖精もいたのには驚いたが。

 

「提督、それ……船の上にいた……」

 

「あぁ、そうだ」

 

 明石が興味深そうにむつ丸を見るので、手渡しておく。

 覚えていたらしい大淀が眼鏡を何度もくいくいと押し上げながらむつ丸を見る。

 むつ丸はと言えば、恥ずかしそうにねじり鉢巻きの位置を直していた。

 

「久しぶりに見ました……一体どこから連れてきたんですか、この子たち」

 

「さぁな。ここは鎮守府だ、どこにでもいるだろう」

 

「は、はぁ……?」

 

 不思議な質問をしてきた明石。周りから出てきた妖精はどこから来たのか知らないものの、むつ丸は最初から一緒にいた妖精である。

 それにここは鎮守府なのだから、どこにでも妖精はいるだろうに。いなかったら開発や建造は一体誰が手伝って――。

 ここまで思考し、やっと答えに辿り着く俺。

 

 そうか、妖精だ!

 

 脳内に浮かぶのは親の顔よりも見続けた艦隊これくしょんの工廠画面。緑色の開発ボタンにも安全ヘルメットをかぶった緑髪の妖精がいたじゃないか。

 そんな俺の考えをまるで分かっていたかのように、むつ丸は手品みたいにヘルメットを取り出して、小さな頭にすっぽりと被ってみせた。明石はきょとんとしている。

 

 なんて――心強い――!

 

 妖精たちと明石たちに任せれば何も問題は無いだろうという無根拠な安心感が生まれて、さらりと言ってしまう。

 

「工作艦明石、兵装実験軽巡夕張。妖精と協力し、艦載機を開発せよ」

 

 決まった――妖精たちも応えて敬礼をしてくれる。

 

「無理無理無理無理無理! 無理ですってぇ!?」

「提督、何考えてんですかぁ!?」

 

 明石も夕張もよぉぉっ! 妖精さんを見習ってくださいよォッ!?

 見てくださいよ、あの美しくも勇ましい敬礼を! ここは俺たちに任せろと言わんばかりの恰好良さをさァッ!

 

『わー! 久しぶりの開発だー!』

『であえであえー! 材料をもってこーい!』

『わたしはねんりょー!』

『じゃあわたしこーざい!』

『ぼーきさいとを持ってきます』

『たまだー! たまを持ってこぉーい!』

 

 そんな恰好良くないかもしれない。

 

『こうせいのうなやつー?』

 

 ふと、妖精のうち一人がそう聞いたので、頷いて見せる。

 

『りょーかいです! とっておきをみせます!』

 

 やっぱり恰好良い。

 あっという間に材料を持ち寄った妖精たちは、すぐさま作業に取り掛かる。

 

『かんさいきはねぇ、つくるのが難しいんだよぉ』

『開発そのものがむつかしい』

『見られるのはレアです』

『てーとくさんなら、見たことあるかも?』

 

「いやいや。かくいう私も開発を目の前で見るのは初めてでな」

 

 男の子はごちゃごちゃしてるメカが好きなものである。異論は認める。

 目の前で妖精たちが手のひらサイズか、それより少し大きいくらいのパーツや細かなものを組み上げてくのは壮観の一言に尽きる。こういう風に開発してたのか……。

 では、アニメや漫画なんかで明石が設計図を持っていたのは、妖精たちと共に細かなパーツを作ったりするためのものだったのだろうか。

 

 俺が考えているうちにどんどんと出来上がっていくパーツ群。

 妖精たちの作業する目の前にしゃがみ込んだ明石は、夕張に「夕張! 工具箱持ってきて、早く!」と怒鳴った。

 おぉ、なんか、艦これっぽいぞ……!

 

 そうして、明石は妖精たちの作ったパーツを虫眼鏡片手に器用に組み立てはじめ――

 

「やっぱり……て、提督――開発、出来ます……や、やらせてください!」

 

「元よりそのつもりだ。しっかり頼む」

 

 やはり明石はこういうメカが好きなのだろうか。目を輝かせていた。

 というか明石が開発してくれなかったら俺が困るので、自由にやってほしい。

 

『この彩雲があれば、どんなに遠くにいる敵だって見つけられます』

『我に追いつく敵機無し、です』

『余ったざいりょうでぺんぎんさんのぬいぐるみも作ります』

 

 最後の奴ちょっと待て。

 ……いや、まぁ、無茶を聞いてもらったから目を瞑ろう。

 

 妖精たちが言うように、明石がかき集めて組み上げて出来上がったのは『艦上偵察機、彩雲』だった。

 艦これにおいてT字不利という現象を発生させなくなる効果を持ち、高い索敵値を誇る優秀な艦載機である。

 むやみやたらに載せておけば良いというわけでもなく、デメリットも存在するが――それはデイリーやウィークリー、マンスリーといった任務において勝利の方法を指定される事があった場合においてのデメリットであり、何が起こるか分からない初出撃に使用するこの場合は当てはまらないものだ。

 

 ここで彩雲が開発出来たのは相当なアドバンテージとなるだろう。

 多くは必要のないものだが、ひとつは欲しい装備の代表格である艦上偵察機をチョイスするとは、流石妖精、抜け目がない。

 

『てーとく、もっとぬいぐるみを作ってもいいですか』

 

 それはやめてください。お願いします。

 

「でき、た……初めて、ちゃんと……」

 

 妖精がぬいぐるみを作りたいと駄々をこねている横で、明石は出来上がった艦載機の前で溜息を吐き出した。

 龍驤はそれを見て呆れた様子で笑っている。

 

「は、はは、ははは……嘘やろ……これ、ほんまに艦載機や……」

 

 艦載機だよ。見たことくらいあるだろう。

 龍驤のピーキーなスロット構成ならば、艦載数の少ないスロットに彩雲、多いスロットにその他を載せるという運用がベターだ。ネットでそう見た。確か。

 

「明日、それを使って近海警備に臨むように。その『彩雲』があれば、問題ないだろう」

 

 とりあえず、これで一つ問題は解決、としておこう。

 これで仕事終わり! ならばそのまま執務室に戻ってのんびりしたいのだが、そうもいかないのがつらいところである。提督はつらいよ。

 

「明石。あきつ丸を呼んでいるんだが、ここで待たせてもらって構わんか?」

 

「は、はい! どうぞ!」

 

 明石から許可ももらえたので、俺は工廠の隅に転がっていた椅子に腰を下ろして、挨拶のできなかったあきつ丸がここに来るのを待つことにした。

 夕立が連れてきてくれるはずだが、大丈夫だろうか、とぼんやり考えつつ。

 

「ねぇあなたたち、他には!? 他には何が作れるの!? 私も手伝うから、一緒に――」

「あ、明石さん、資材を勝手に使うのはダメですって……!」

「いいじゃないちょっとくらい! 提督なら許してくれるって、ね! だからもっと開発を……!」

 

 

 

 ちょっと止めてこよう。


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