柱島泊地備忘録   作:まちた

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十八話 一触即発【提督side】

 突然の訪問者は目の前で顔を真っ赤にして拳を握りしめた。

 部下のいる手前、俺は引くわけにもいかず、ぐっと顔をしかめて軍帽の位置を直し、海図の上へ肘をついた。

 

「いや、これは私が悪いな。失礼した……それで、名前をお伺いしてもよろしいか?」

 

 そう問えば、男はまたも激昂し、唾を撒き散らしながら言うのだった。

 

「貴様から名乗らんかっ! 名前をお伺いしてもよろしいか、だとぉ……!? 部下の貴様が上官に向かって、なんと生意気な……!」

 

 あれこれ対応間違えた? そ、そうかアレだな!?

 海軍式(偏見)の互いにちょっと強めな口調で話すようなのはもう少し先でしたか!?

 

「あぁ、そうか、そうだな。私はこの柱島鎮守府で提督をしている海原だ。以後、よろしく頼む」

 

 当然も当然。先に名乗ることは礼儀である。それは軍であっても変わらないのだな、と考えた。

 疲れからか、はたまた突然の来訪者――今の俺にとって闖入者に等しいが――への対応を考えあぐねた俺は座ったままに名乗りを上げる。無礼じゃなかろうか……。

 

「ぐっ、ぶ、ぶれ、いな……! 貴様ァッ! 煽るのも大概に――!」

 

 ですよねぇ!

 

 しかし決して煽ったわけでは無い。闖入者であろうが名乗れと言われて名乗ったのだから、多少の礼節はあるつもりだ。

 

「無礼? 名を名乗って無礼と言われるのか……難しいものだな、軍の礼儀とは」

 

 しかしどうやら、俺の礼儀は間違っていたらしい。名を名乗れど無礼にあたるとは海軍とは本当に難し――

 

「~~~~っ!?」

 

 つかの間、男は腰に手を滑らせた。軍服の裾から鈍い黒色が顔を覗かせ、一度ならず二度目となった『得物』の登場に俺の思考が鈍る。

 何かせねば。対処を、なんとかそれだけを考えて机の引き出しに手をかけた。

 

「貴様は私を公然と侮辱した。そしてここは軍だ――如何様にも理由は上乗せできる。意味が、分かるな……!?」

 

 銃口を向けられるのも、二度目で――あっもうだめだ冷静でいられるわけねえ。

 

 なんだよ!? というかお前誰だよ!? 俺名乗ったよなぁッ!?

 どうしてお前は名乗らずに煽られたと勘違いして拳銃取り出してんだ!

 その指にかかったトリガーを少しでも引いてみろ、俺は死ぬ。

 

 状況を一言で表すのならば、混沌、だった。

 

 突然ゴーヤが連れてきた男は名乗るわけでも無ければ、呉がどうとか話をはじめ、次の瞬間にはブチギレて俺に拳銃を向けてきている。

 夕立も大淀も、こいつを連れてきたゴーヤも拳銃を見て呆けた顔をしていたように見えた。

 

 ……もしかして、もしかしての話だが。

 この鎮守府に来たばかりの俺の顔を見に来た軍の人であるのは間違いない。それで、俺は昔にネットでみた、ある《ドッキリ》の動画を思い出していた。

 動画の内容は、軍隊で功績を上げた、または昇進した者を呼び出して「お前は秘密を知り過ぎた」などと言って拳銃で脅す、というものだった。軍人の様々な反応が楽しめた動画だったのを覚えている。

 両手を上げて相手を刺激しないよう言葉を選びながら宥める者、拳銃を向けられた瞬間に相手の手首を掴み、目にも止まらぬ速さで制圧する者、果ては命乞いをする者まで。

 

 その動画の最後は、昇進おめでとうという掛け声と共に仲間がやってきてネタばらしをして終わるのだが……これ、あれか? 海軍式のドッキリだな……!?

 

 そしてこれを利用して、俺の力量を見定めてやろうと、そういう事だな……!

 

 ってそんな訳ねえじゃぁぁああああん!! 落ち着けよ俺ぇぇええええ!

 はい、深呼吸! ほら、息を吐き出せ!

 

「……はぁ」

 

 部下たちがいる手前、もう威厳も何もあったものじゃない。俺の威厳スイッチはボロボロだ。今押したら壊れちゃうかもしれない。

 だが死にたくはないっ……威厳スイッチを、押す……!

 あと命乞いスイッチ(新登場)を押す……ッ!

 

 威厳と命乞いという両極端なボタンを押す精神的負担は想像を絶するものだろう。多分この年齢になって初めて漏らすかもしれない。既にちょっと出てるかもしれない。

 何せ両足が震えて椅子から立ち上がることさえ出来ないのだから。当たり前である。

 

 俺が出来ることは、ここで殺されないために目の前の軍人らしき男へ『上司の命令がある』と示し、責任転嫁することだ。

 

 社畜時代にはよく見た光景だったが、まさかこれが今ここで役に立つとは。

 そう言って取り出したのは、最初この世界に来た時に握らされていた紙切れである。

 

「上の者からこの鎮守府を任されたのだ。その者以外の一存でどうこう出来るほどくだらん仕事では無いはずだが」

 

 そうだ。俺はこの鎮守府を海軍の責任者である井之上さんから受け持ったのだ。目の前の軍人がどのような立場であれ、元帥を名乗ったじいさんからの叱責は避けたいはず……!

 

「そっ、そんなもの、どうとでもでっちあげられる! ここにいる兵器どもにも言うことを――」

 

 でっちあげられるの!? お前一体誰なんだよ! というか、何なんだよ!

 情報をでっちあげて俺をここで亡き者にしたところで得なんてなにも無いだろうが! クソァッ!

 

 それに兵器どもだと? ふざけやがって。ここにいるのはただの兵器では無い。艦娘だ。それも『俺の艦娘』だ。思ったより関西弁の語気が強い龍驤率いるやべえ空母勢やら、俺を見ただけで主砲斉射してきそうな長門率いる戦艦勢という戦闘部門のほかにも、美味しい焼き魚定食を一瞬で百食分を用意してみせる食堂の手品師間宮や伊良湖、そしてそのすべてをまとめ上げる(予定)の大淀に、鎮守府の番犬夕立や歩く性癖潜水艦隊……最後のは失礼か……いや全部失礼だな。

 

 と、ともかく、俺の心を支え続けてくれた艦娘を兵器呼ばわりは許せん。

 下手に刺激してしまったら、それこそ俺の額に風穴があいて涼しいことになるかもしれないが……それだけは、訂正させろ……ッ!

 

「兵器ども、ではない。〝私の艦娘〟だ」

 

 は、はは、ははは……言ってやったぜ……!

 

 どうだ大淀、夕立にゴーヤ。俺は立派な提督では無いかもしれないが、せめてこれだけは譲れないという意地を見せてやっ――あっれ嘘だろ全員下向いて呆れてらっしゃる! ショックである。

 

 俺の意地の見せ所があまりにも情けなかったためか、軍人さんも言葉を失っている様子だった。マジごめん、艦これプレイヤーには譲っちゃいけないところがあるんだよ。空気読めなくてごめんて。

 

「後日、正式に挨拶に伺う。以上だ」

 

 だから今回だけは大目に見てやってください、オネシャス……オネシャス……。

 そうこう言い合いしている内に、名も知らない軍人は結局銃を収めて軍帽を被りなおしたのだった。

 

 そして、こう言った。

 

「ここは呉の傘下であることを忘れるな! 今回は幸運であったと喜んでおけよ、今のうちにたっぷりと。我が鎮守府に来た時には、盛大に歓迎してやる。盛大にだ」

 

 えっ。

 

 あの、えっ。ここって呉鎮守府の傘下だったのか……?

 という事は、目の前にいらっしゃるのは、もしや呉鎮守府の提督さん、っぽい……?

 

 俺の心の夕立がまたも冷や汗を流す。これはいかん、と。

 

 社畜時代の俺ならば絶対におかさなかった失態だ。上司に挨拶へ伺わないなど有り得ないことである。

 営業先然り、新しい上司然り、何事も出来る限り円滑に進めるために挨拶は基本中の基本であり、話題が無くともとっかかりの一つとなる重要なステップだ。

 

 口先だけで謝るなど誰でも出来るが、ここは曲がりなりにも海軍――もしや俺はとんでもない事をしでかしてしまったのでは、と焦りが生まれる。

 だからと言ってここで立ち上がってへこへこと頭を下げて謝罪するなど部下からの信用問題に発展しかねない。こいつは一切仕事が出来ない奴だと思われては、俺は今度こそ駆逐艦実弾演習の的にでもされてしまうだろう。ありがとうございます。

 

「遠征ついでに、挨拶に行くのも良いかもしれんな」

 

 さりげなく、そう、さりげなくでいい。挨拶に伺わせていただきますと伝えるのだ。こうすれば、じゃあついでにこの仕事をしてくれないか? それで挨拶がてらに報告も出来るだろうと言ってくれるに違いない。

 社畜の基本は一つの仕事に縛られない事である。言い換えれば、一つの仕事が出来るなら二つも三つも同時並行しろ、なのだが。俺はこれが中々できずに上司にさんざっぱら怒られ……それはいいか。

 

「遠征ついで、だと……!?」

 

 ダメだ。この提督さんはかなりプライドが高い系の上司だ。俺の経験がそう言っている。

 こういうタイプの上司には、自分がいかに情けなく、力及ばずへばっているか、という弱みを見せるに限る。そうする事で気分を良くしてあげれば、満足して落ち着いてくれるのだ。

 今日は社畜の知識が存分に発揮されている気がする。悲しい。

 

「情けない話だが、我が鎮守府は現在、資材が底をついているようでな。四艦隊を編成して遠征を行う予定だったのだ。明日にでも遠征部隊を組み、それについて私もそちらへ伺わせていただきたい」

 

「な、四艦隊を編成してうかがっ……!? ま、待て! 貴様、言っている意味を理解しているのか!?」

 

 理解していますとも。情けない限りです。本当にすみません。

 

 こんな事を他の艦これプレイヤーに言ったら笑いものにされてしまう。いくら新規の鎮守府とは言え、先に資材の確認もせず目先の任務にとらわれて開発し、結果資材が枯渇してしまうなど艦娘たちにさえ笑われておかしくない話だ。

 そんな俺を笑わずに真面目に話を聞いてくれる艦娘はやはり天使で間違いない。

 

 現状の一部を晒してしまったのなら、二つ晒そうが三つ晒そうが同じである。

 死なばもろとも、ではないが、謝罪するのならばもう全員連れて行ってやる……と情けない考えで俺は言葉を続けた。

 

「そのために新たな装備も開発してある……が、なにぶんまだ勝手をわかっていないのでな。上官の艦娘の装備を参考にさせてもらえたら、ありがたい」

 

 ほんと、もう、拳銃向けた事とか気にしないんで、助けて下さい……。

 

 呉鎮守府――艦隊これくしょんでは初期サーバーである横須賀鎮守府の次に実装されたサーバーで、同時に佐世保鎮守府が実装されたのだったか。

 史実でどうだったか、というのはあまり知らないが、少なくともこの柱島鎮守府よりは所属している艦娘の練度も高いだろうし、装備だって充実しているはず。

 挨拶に行くついでに、何なら演習でもして戦いを見せてもらい、装備について色々とご教授願いたい、というのは嘘ではなかった。

 

「……わ、分かった。いや、唐突の訪問となったのは、呉鎮守府との、海路でもある柱島という特殊な泊地に提督が着任したと耳にして、個人的に、会って、みたく」

 

 相手の表情と場の空気が変わった。

 やはり社畜時代の知識は間違っていなかったのだ……!

 

 これで呉鎮守府で色々知識を得られたら、この鎮守府での艦娘の運用もぐっと変わる。装備だって新しいものにしてやれるし、効率の良い遠征で無理なくローテーション出来るようになるかもしれない。

 疲労度――という明確なゲージなんてものは見えないが、艦娘たちを赤疲労にしてまで出撃を繰り返したくはないのだ、俺は。

 

「……ほう、それで」

 

 先を促すように声を掛ければ、呉の提督は俺を上目遣いにちらちらと見ながら言った。

 

「っつ……ついては、私が個人で行った、挨拶である。正式な挨拶とあらば、謹んでお受けする」

 

 デレたぁぁあああッ! よっしゃぁぁぁああッ! いや微妙に嬉しくねえ!

 まさか正式な形で挨拶をさせてもらえるまでにデレてくれるとは思わなかったが、これで色々と糸口を掴めるかもしれないと俺は胸中で小躍りした。やったぜ大淀、見たかよ大淀、俺の華麗な処世術を。

 

「そうか。それは良かった。失礼を重ねるが、私は軍の礼儀に疎い。どのような形で挨拶をすれば失礼にあたらないか、ご教示いただけるだろうか」

 

 威厳を崩さず、尚且つ下手に出ることを忘れずに。油断するな俺。

 ここでまた失態をおかせば全ては水の泡となる。海だけに。

 

(……怯えるな。大丈夫、問題無い。大丈夫だ。何があっても俺なら――)

 

 何度も何度も呟いた。久しぶりに胃が痛い。

 挨拶の仕方だろうか、ペラペラと喋り続ける呉の提督の話など右から左だった。

 

 この鎮守府を存続させること。艦娘たちに嫌われず、威厳を失わないこと。

 明日も間宮の美味い飯を食いたいという欲望を捨てないことばかりが浮かんだ。

 

(こういう時、どう言ったらいいんだ……わ、分からん、が……だ、大丈夫、大丈夫だ……何とかなる。何とかする。明日も美味しい飯を食うんだ……)

 

 嫌われないようにしていたつもりだったが、情けなさが思い切り出てしまっているのは否めない。

 そんな俺があまりにも哀れだったのか、とうとう大淀が助け船を出してくれた。艦娘だけに。いやごめん。

 

「……夕立と伊五十八は任務がありますので、呉鎮守府へのご挨拶には、私が同行いたします、提督」

 

「大淀ぉ……!」

 

 俺一人で行かせてはもっと情けない姿を見せてしまうから、保護者として同行してくれるということだろう。何て優しいんだ。そして本当に申し訳ございません。

 

「そっ、そうか、同行は貴様一人か?」

 

 呉の提督も機嫌を直してくれたようで、こちらに気を遣ってくれるほど。

 同行者を気にするというのは、前言の歓迎に必要なことなのだろう。どうしようもないくらいにダサい姿を見られてしまったが、それも笑いの種にして歓迎会でもしてくれるのかもしれない。

 ごめん呉の提督さん、ただの浅黒くてでっかいおっさんだと思って……体育会系の情に厚い人なだけだったんだな……。

 

「必要とあれば、私が召集いたします。いかがいたしましょう、提督」

 

 体育会系には礼儀をもって体育会系をぶつける。ベストチョイスを俺は知っている。

 

「……長門でも連れて行くか」

 

 戦艦勢代表、長門型戦艦一番艦、ゴリ――いや失礼だな。長門だね。そうだね。

 呉の提督を見ればガタイの良さは言わずもがな、二の腕も胸板も軍服がはち切れんばかりだ。きっと良いプロテインとかを飲んでいるに違いない。

 俺は不摂生の代表みたいなものなので、プロテインなんてものは知らないし飲んだことも食べたことも無いので話題にはついていけないだろう。だが、長門なら知ってそうだ。漫画で見た。

 

 はじめはどうなることかと思ってチビッたが、良い方向に進んでいるぞ!

 あ、いや、ちびってはないぞ。それくらい怖かったって話だ。本当だぞ。

 

「わっわかった、海原、分かった。落ち着け。此度の訪問と無礼は、私から謝ろう。ここにいる艦娘とも、話してはいない。だから――」

 

 うん? と首を傾げてしまう俺。

 此度の無礼とは不思議なことを言う。

 確かに突然訪問されて驚いたが、誰だとか、名を名乗れとか最初に言ったのは俺だ。どう見ても完全に俺が悪いだろ……この人、本当はお人好しか……?

 

 それに気にするほども無いではないか。拳銃を取り出させてしまうくらい怒らせたのは俺なのだから、そんな低姿勢にならないで欲しい。営業がしづらくなる。

 

「うん? ゴーヤと話したんじゃないのか」

 

「そ、それは! 案内をさせるために――!」

 

「そうなのか、ゴーヤ?」

 

 案内をさせるために話した。何も変なことは無いが……。

 ゴーヤは呉の提督をニッコリと笑顔で見たあとに、こちらを見て言う。

 

「案内してくれって言われただけでち。何も、問題無かったでち」

 

「そうか。ならいいが」

 

 なんだ問題ねえじゃん。

 と、ここで呉の提督を突っ立たせたままである事に気づいた俺は、茶の一つでもと提案しかけるものの、正式な挨拶は後日ということになったんだったなと思い出し、この場をスマートにおさめることにした。

 

「では、話はここまでだ。もう遅いし海は暗い――ゴーヤ、大佐を送って――」

 

 きちんと最後までエスコートする。社畜だけではなく、社会人としてのマナーである。

 

「い、いや、結構! こ、ここに来るのに秘書艦と数名の艦娘を連れてきているから、大丈夫だ。海原……少佐の、手を煩わせることは無い。では、失礼する」

 

 と、呉の提督は言うが早いか執務室から出て行ってしまったのだった。

 秘書艦を連れてきている、で「そりゃそうか……」と思ってしまう。挨拶に来たのなら体裁くらい整えてくるのは当然なのだから。気が動転しているのはやはり俺のようだ。なんて情けない。

 

 だが、夜の海といえば潜水艦じゃないか……しっかり護衛出来るのに……。

 

「……夜の潜水艦ほど頼りになるものも無いと思ったんだが」

 

 俺の呟きを聞いた大淀が、呆れた様子で言った。

 

「提督……やり過ぎです」

 

 あっはいすみませんでした。こんな情けない提督で申し訳ありません。

 呉の提督がいなくなった途端に大淀に怒られてしまった俺は、しょんぼりと下を向いてしまった。

 

「夜の海で潜水艦を仕向けるなんて、てーとく鬼すぎでち!」

 

 ゴーヤにまで怒られてしまった。俺はもうダメかもしれない。

 

「素敵なパーティーになるかと思ったっぽい……」

 

 そしてお前は何を言っているんだ夕立。俺の頭は確かにパーティー状態だったが。

 

 

 呉の提督が来るという突発的イベントがあったものの、なんとか命を落とすことは無かった。威厳は地に落ちたが。

 どっと疲れた……もう何もしたくない……と、俺は大きく息を吐き出し、大淀に言うのだった。

 

 

 

「さて……ちょっとお茶をもらえるか、大淀。あとタオルを」

 

「あ、は、はいっ!」

 

 

 

 タオルは汗を拭くために持ってきてもらうのだ。

 

 別にチビッてなんか無いぞ。本当に。




追:2022/01/13 冒頭部分を加筆修正しました。

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