プレシア・テスタロッサとの甘い生活 Re〘完結〙   作:どこかの超電磁砲

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とある夢

 

 

"ここは……どこだ?"――――思ったのはそれだ。身体が重く、思うように動こすことが出来ないとカナトは思った。息苦しく、今すぐにでもここから出たいとカナトは取り敢えず目を開けた……

 

 

「(な、なんだ?……水中……にしては、薬品臭いような……)」

 

『アナタ』

 

「(プレシア!?……なのか!?)」

 

『あと少しよ……あと少しの辛抱よ……もうすぐでアナタやアリシアを……ふふふ……あっははははは!!!』

 

「(どうなってやがる!?)」

 

 

今の自分の状況は、カプセルのような装置に薬品の匂いがする水中に入れられていることを理解したカナト……隣には同じくカプセルに入れられたアリシアがいた。そして装置の外には自分がよく知る人物がいた。

 

 

シワが目立つ顔に紫のドレスのような衣装に身を包んだプレシア・テスタロッサ……あまりにも変わり果てた姿にカナトは驚愕する……夢であって欲しい……カナトはそう願おうとした……その時

 

 

『この役立たず!!!』

 

『ごめん……なさい……ごめん……なさい……』

 

「(フェイト……!?やめろ……なんでそんなことするんだ!!)」

 

 

悲痛な叫びは愛娘の一人であるフェイトだった。プレシアに痛め付けられ、ボロボロのフェイトにカナトは思わず涙を流す。

 

 

「(やめろ……やめるんだプレシア!!フェイトは……フェイトは!!)」

 

『ジュエルシードが揃えば、カナト・アリシア補完計画は完璧よ……あとは復讐するだけ……ふはははは!!!あっははははははは!!!!』

 

「(やめろォォォォォォォ!!!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アナタ!アナタ!」

 

 

「……っ!!はぁ、はぁ、はぁ……!!」

 

 

「大丈夫!?凄い汗よ!?……ちょっと待ってて!」

 

 

「(夢……だった……のか)」

 

 

 

プレシアに起こされ、息を切らしながらも目覚めたカナト……冷や汗を拭い、プレシアから水を貰う。

 

 

「どうかしたの?……アナタが、あんなに魘されてるの初めてで思わず……」

 

「すまない……まあ、今回の夢はちょっとな……はは」

 

「ねぇ、どんな夢を見たの?アナタがそこまで魘される夢、逆に興味あるわ」

 

「…………」

 

 

 

プレシアにそう言われ、カナトは話した。夢の内容は鮮明に覚えており、カナトは詳細を全て話した。最初は信じられないといった表情だったプレシアだが後半になるに連れて、涙を堪えていた。

 

 

「酷い夢ね……でも……私はそんなことしないわ!!ましてや、フェイトにそんなことするなんて!!夢の私、今すぐにでも殺してやりたいわ!!」

 

「プレシアさん?……お顔が恐ろしいことになってますが……」

 

「……ご、ごめんなさい!私ったら……でも、カナトは怖い想いをしたんだから……」

 

「わぷっ!?……ぷ、プレシア!?」

 

「うふふ♪いい夢見れるように、今日はプレシアママが抱き締めてあげる♥️」

 

 

プレシアの豊満な胸の感触に興奮するカナト……そんなカナトをプレシアは宥める。

 

 

「今だけは、アナタのママよ?カナト」

 

「っ!!プレシアママァァァァァァァァ!!!」

 

「きゃん♥️……変態さんね♥️」

 

 

 

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