プレシア・テスタロッサとの甘い生活 Re〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
「……ここは……部屋か……っ!?」
雨に打たれて重症の怪我を負ったカナトは目を覚ました。辺りを見渡し部屋だと認識するがここが何処なのか気になる……カナトは痛みが走る身体を立ち上がらせてひとまずトイレがある場所へ向かう。
「俺はあの後、保護されたのか?だが誰に?」ガチャ
「え……」
「……は」
考え事をしながら扉を開けるカナト―――――中には今から用を足そうと、スカートと紫のショーツを脱ごうとするプレシアがいた。しばし沈黙が続くが、プレシアが次第に顔を赤くする。
「きゃああああァァァァァァァ!!!」
「へぶら!?」
プレシアに思いっきりビンタされたカナトはそのままリビングに吹き飛ばされる。彼が怪我人だということを忘れていたプレシアは慌ててカナトを起き上がらせた。
「もう……普通、ノックするでしょ?」
「すいません」
「……わざとじゃないでしょうね?」
「信じてくれ」
包帯を再び巻かれたカナトはプレシアに謝りつつ誤解を解いていた。プレシアお手製のグラタンを口に運びつつ、カナトは久々の食事に思わずがっついてしまう。グラタンに夢中なカナトに笑みを溢しつつ、プレシアはあることを尋ねる。
「ねぇ……そう言えば聞きたいことがあるんだけど……いいかな?」
「……別に構わないが……まずあれをどうにかしてくれないか」
「え?」
「その……俺も……健全な男の子だから……その」
「っ!?」
カナトが指をさす方には部屋干ししてあるプレシアの際どいブラジャーやショーツが複数干してあった。プレシアは赤面しつつ急いで下着を回収した……
「見られた……よりにもよって見ず知らずの男の子に……」
「いや……別に気にしてませんよ……」
「私が気にするの!!もう、こんなじゃお嫁に行けないわ!そして私はこの後貴方にエッチなことされて、入れられて、挟まれたりするのね!?」
「話が見えないんですけど!?」
「私に乱暴したら許さないわよ!エロ同人みたいに、私を精処理の女にしようたってそうはいかないわ!!私は抗うわ!」
「勝手に抗ってろよ!?……たく……んで、話は変わるがあんた……俺に聞きたいことがあるんじゃないのか?」
「!……そうだったわ……単刀直入に聞きたいのだけど、貴方はライブラリアンなの?」
プレシアはカナトにストライクを返して、自身が見た情報をカナトに聞く……しかしカナトは黙ったままだ。しばらくして、カナトは立ち上がると上着を手に取る。
「ちょっと!何処に行く気なの!」
「助けってもらって悪いが、あんたは俺を忘れろ。一応俺は死んだことになってるからな」
「っ!?」
「ありがとうよ……じゃあな。グラタン旨かったぜ」
「待って!」
玄関を出たカナトを追うプレシア……しかし、カナトはすぐに姿を消した。カナトは傷口が開くのを気にせず、ビルから降りた。
「はぁ……はぁ……はぁ……必ず止めてやるぞ……ライブラリアン!」