プレシア・テスタロッサとの甘い生活 Re〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
「よし……ばっちりだな」
とある休日。カナト・テスタロッサは有給を使って嫁であるプレシアと娘であるアリシア・フェイト・レヴィとお出掛け……言わばデートの為に頑張ってお洒落すると外へ出る。
《マスター、プレシアさん達を待たせてはダメですよ?》
「分かってるよ。けど、わざわざ待ち合わせの為に先に出るとはな」
現在カナトは一人だ。プレシア達はひとまず先にデート先へ行っている。なんでもプレシア曰く"ラブラブを維持する為には原点に帰ることも重要"という事で、若かりし頃を思い出す為にこうしたことをしているのだ。しばらくして、約束の場所であるショッピングモールに到着する。
「さぁて、今日いっぱい楽しむか『あ、あの!!』はい?」
「少し道を訪ねたくて……宜しいですか?」
「(うっひょォォォォ!!!!レディーススーツの綺麗なお姉さんだ!これはより一層紳士的な態度で……!)」
《マスター。浮かばれるのも結構ですが……あれを見てください》
「(ん?……っ!?ふぁ!?)」
ゲイルの言葉にカナトは後ろへ振り返る……そこには黒い笑みを浮かべたプレシア・アリシア・フェイト・レヴィがいた。
「(あ・な・た?)」
「(お父さん……?その人は誰かな?)」
「(嘘だよね……お父さん)」
「(浮気っていうんだよね?……そういうの?)」
「(女神と天使が堕天使になってますが!?)」
4人共にカナトに負けないぐらいお洒落をしており、更には4人共世間的には美魔女&美少女の部類に入るので歩き交う人々の視線が注がれる。そんな人々をよそに、プレシアはニッコリと笑ったままカナトを……抱き締める。
「ごめんなさいね!彼、私達の男なの……それでは」
「え、あ、はい……」
「あの、プレシアs『アナタハダマッテテ』イエス・ユア・マジェスティ」
今のプレシアは女神ではなく皇帝だ。ブリ◯ニア◯国も降参する程に、彼女の嫉妬は凄いのだ。
「もう!お父さんってばさっきの人、凄いエッチな目で見てたでしょ!?」
「嘘だよね?……私達のお父さんがそんなこと……」
「あ~あ、なんだか失望しちゃったな~」
「あ・な・た?うふふ」
詰め寄る4人……だがカナトは動じない。カナトはプレシアと娘達を抱き寄せる。
「な、なによ……今更そんなことしたって」
「あのな。俺にはプレシアやアリシア達がいるのに、浮気なんてする訳ないだろ?」
「で、でも!」
「まだ言うのかプレシア?……俺が信じられないか?」
カナトはプレシアを見詰める。表情を崩さずにクールなポーカーフェイスに決めたカナトにプレシアは赤面する。そして娘達にも……
「心配しなくても俺は何処にも行かないよ、アリシア、フェイト、レヴィ」
「……っ!も、もう……お父さんってば」
「……お父さん!」
「ま、まあ……ボクは信じてたけど」
「それじゃデートするか。時間もないしな」
「ええ、そうね!」」
「「「うん!!!」」」
赤面するプレシアと娘ーず達はカナトに再び惚れ直したのは言う間でもない。