魔王織田信長とアインズ様の異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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誤字報告ありがとうございます。

今回はナザリックの日常パートになります。メイド達が出てきたりといろいろします。


ナザリックの日常

王国悪魔騒動から数週間後…

 

ナザリック地下大墳墓では再び穏やかな日々が始まっていた。

 

「あ、シクスス、リュミエール!張り切ってるね今日は!!」

 

フォアイルは張り切っている二人に笑顔で話し掛ける。

 

「今日はアインズ様当番だもの!リュミエールは信長様当番だったわよね?」

 

「えぇ!信長様の御容体が元に戻られてからの当番は久しぶりよ、また信長様のあの快活な御姿でお会い出来るのが嬉しいわ」

 

信長は太陽のように明るく、どんな者にも分け隔てなく接する御方でメイド達はとても尊敬していた。

 

それが一時期は弱体化に伴い、暗くなることがよくあった。

 

気を遣われることが多く、ベットに横になることが多かった。

 

「そういえば長可様事件の時のメイドだったインクリメントが信長様とご一緒に食事されたらしいわ」

 

「えー!それ羨ましいー!」

 

長可の圧と信長の八つ当たりにインクリメントは恐怖で震えていたのを信長は申し訳なく思ったらしく、先日、インクリメントを誘って一緒に食事をしたらしい。

 

インクリメントは『至高の御方と同じ席に座るなど不敬です』と言ったらしいが、信長は「いや、悪いことをしたからのぅ、お茶会でもして楽しみたいんじゃ」と言って一緒に食事をしたらしい。

 

ど緊張していたインクリメントだったが、信長の笑顔や慈愛の表情に癒され、とても楽しい食事会だったと言っていた。

 

「あの時のインクリメント『今死んでも後悔ない』って言ってたわね」

 

「そうっすよ〜!信長様はお優しい方っす!!」

 

「ル、ルプスレギナさん!?」

 

シクススの隣に突然現れたルプスレギナに驚くメイド達

 

メイド達にとって戦闘メイド・プレアデスは至高の御方々の為に戦えるメイド達なので、憧れ的存在だった。

 

「いきなり現れないでくださいよー!」

 

「心臓がまろび出ると思いました」

 

「良い反応すっねー!今度村でやってみるっす!」

 

「村?」

 

「人間の村で仕事してるっす!」

 

「人間の…大変なのですね」

 

メイド達は人間を下に見ているのと同時にナザリックに所属できなかった可哀想な人々というイメージがある。

 

「大変じゃないけど、なんか暇っすね」

 

ルプスレギナと話しているとシズがやって来てルプスレギナと騒がしくなり始める。

 

「あ、時間までもう少しなので失礼します」

 

シクスス達はルプスレギナ達と別れた後、当番の為に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

信長は朝起きて服に着替えて執務室に向かうとそこにいたのは本日の当番のメイドとエイトエッジアサシンがいた。

 

「今日も早いのぅ、休息はちゃんと取れたか?」

 

そう確認するとリュミエールは「はい!休息を取らせて頂きました」と強く頷く

 

(…なんというか、ブラック企業じゃなぁ…休めって言わないと休まないのものぅ…)

 

モモンガと二人で話し合ってメイド達に休ませる為の計画もある

 

ペラペラ紙をめくっていると…

 

「信長様、デミウルゴス様とコキュートス様が面会を求めておられます」

 

「うむ分かった」

 

デミウルゴスは悪魔騒動以降聖王国で起こす騒動のためにいろいろ連携を取っている。

 

コキュートスはリザードマンの村の統治のための相談をよく受ける

 

以前までモモンガに相談に行っていたのだが、モモンガさんが『う、うむ、統治のことは信長さんが詳しいだろう』と放り投げて以降は外部の話はこっちに来るようになった。

 

(モモンガさんは現地に飛び込みで営業するとか言ってたけど…骸骨姿じゃ驚かれるよなぁ…)

 

「失礼致します。信長様」

 

そう言って入ってきたデミウルゴスから今後の事を聞かされる。

 

以前に玉座の間で『ナザリック地下大墳墓という国を作る事が良策かと』という発言をし、モモンガはいろいろ考えていたようだが、話し合いの末にモモンガが王で信長が宰相という位置付けになった。

 

「二王体制は外部との政治のことを考えればやめた方が良い話じゃろうしな」

 

「信長様が宰相位というのに問題はありませんが、一つ問題が…」

 

「ん?あぁ、形態についてじゃろう?第一形態は冒険者としての役があるし、第二形態は第一形態に似過ぎて他の役は無理じゃろうな、最終形態は魔王としての役に使うしな」

 

「はい、ですので、宰相として帝国の者共に触れる場合はどうされるのかと…」

 

「うん、問題はいらん。ワシのスキルの一つに《第六天魔王》ってスキルがある。それを使えば…ほれこの通り!」

 

「おぉ」

 

見た目は完全に男性で黒髪に長身で衣装は、黒や紫を基調とした西洋の鎧を着ている装いになっていた。

 

声も低音になっており、魔王信長の面影が無くなっていた。

 

信長はスキルを停止して戻すと微笑む

 

「コキュートスの方はどうしたんじゃ?何か問題でもあったのか?」

 

「ハイ、リザードマンノ村デ食糧ガ不足シテイルトイウ報告ガアリ…」

 

それから二人の相談に交互に乗った後、デミウルゴスがふと口を開く

 

「信長様、アインズ様の回覧版がございます」

 

そう言ってデミウルゴスから受け取ると、そこには男性守護者達で予定の開いている日にお風呂に入らないかという話だった。

 

(…これは、私向けでない気がするが…いや、男性形態として入れば…)

 

デミウルゴスがこれを渡して来たのはおそらく信長が両性体であるが故もあるのだろうが…

 

(…なぜワクワクしているんだ、この二人は…)

 

デミウルゴスは尻尾がかなりの勢いで揺れているし、コキュートスは静かにしているが、なんか怖い

 

「そうじゃのう、モモンガさんがそこに入るんじゃ、ワシは素直に女性風呂に入るとしようかのぅ」

 

「そうでございますか」

 

残念そうに言うデミウルゴス

 

 

 

 

 

 

 

信長は女子風呂に入ったのを後悔しながら、アルベドに背中を洗われながら賢者モードに入っていた。

 

「信長様ぁ♡気持ち良いですか?」

 

アルベドは下心隠さない口調に『気持ち良いぞ』と言う。

 

「アルベドー?信長様を困らせて楽しいの?」

 

「そうでありんす!」

 

「あら?嫉妬かしら?」

 

信長は苦笑いしつつ立ち上がる

 

「シャルティア、アルベド、アウラ、温泉でも入りながら話をしようでないか」

 

「「「はい!!!」」」

 

「…(元気いっぱいじゃなぁ…)」

 

温泉に入りながらアルベドたちが好みの男性の話になる。

 

アルベド達はやっぱりモモンガの美貌の話をしつつ信長の男性形態の男らしさを褒めちぎっていた。

 

「信長様は男性守護者の中でどなたがお好きなのですか?それとモモンガ様がお好きなのですか?」

 

アルベドの言葉にキッパリ『モモンガはない。あの骨』と言うとモモンガさんが伝言で《聞こえてますけど》と言ってくる。

 

「んー、そうじゃなぁ〜皆好きじゃぞ」

 

「伴侶にするなら誰ですか?」

 

アウラのグイグイくる質問に信長は少し考える

 

「そうじゃなぁ、一番とか別に無いんじゃが、カッコよさと言ったらデミウルゴスじゃな」

 

そう言うと男性風呂の方からモモンガが大声で『デミウルゴスー!!!?』と叫ぶ

 

(…なんかドボンって音したな…)

 

「しっかし、コキュートスも武人としてカッコ良いのもあるかのぅ、あの背中は見ていて(転移前の自分だったら)惚れているな」

 

「寒っ!!」

 

モモンガが悲鳴混じりの声で叫ぶ

 

(なんか機関車みたいな音した…)

 

「マーレはどうですか?」

 

アウラの言葉に信長は『それは、ぶくぶく茶釜に殺されそうじゃ』と言う。

 

「まぁ、セバスも(キャラ的に)愛しておったが、ツアレがおるしお似合いじゃし、一番好きなのは(自分が作ったから)沖田と長可じゃな」

 

盛大な爆弾を落として信長は『さぁて上がるかのぅ』と言って上がる。

 

アルベドは『あの小娘と狂犬が最大のライバルか…!』と呟き

 

シャルティアが『セバス!至高の御方に愛されていたというのに人間を取るなんて…!』と呟く

 

アウラは『一番脈ありそうなの沖田と長可かぁ…』と少し落ち込んでいた。

 




《第六天魔王》
ノッブのスキルの一つ。変化魔法で能力はそのままで見た目のみ変化させる。
防御力は低下するが攻撃力が上昇する。
容姿が完全に男であり、イメージは戦国無双の織田信長

…なんか、ペースがだいぶ落ちて来た…
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