魔王織田信長とアインズ様の異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
かといって深く書こうとすると瞑想するからなぁ…皆さまの小説読みながら『ここにも神がおる…』と常々感じております。
今回はワーカー編前、カルネ村襲撃事件あたりのノッブの話です。
対して進んでいないのと少しオリジナル展開と捏造が今後少し入るかもです。その場合、タグ編集した方が良いのだろうか…?
部屋を整理していた沖田が部屋で見つけたとあるノートで信長の雰囲気が変わり…?
ー沖田の自室にてー
アルベド達守護者達がノッブ(信長)と入浴しているため、自室でのんびりとくつろいでいた。
自室の棚にある信長からの贈り物である刀や羽織などの整理をしたりしていた。
「うーん、この羽織カッコいいんですけど、背中の『誠』っていうのがこの世界に似合わないんですよねぇ…」
まだ動けなかった時代、ノッブが部屋に篭りいろんなモノを作っては沖田の部屋に保管したり、至高の四十一人に見せびらかしたりなどいろいろした思い出が沸き起こる。
ノッブと特に仲良かったのはタブラ様とペロロンチーノ様であった。
『いやぁ〜信長さんが歴史オタクって言うからガチの偉人作るのかと思ったけど、森長可をガチで作った以外は可愛く仕上げてて驚きましたよ〜』
『なんちゅうか、長可だけはどう考えても可愛くは仕上がらせられんかった』
そう言ってノッブがペロロンチーノ様と楽しく話していて見ているこちらも楽しかった。
『まぁ!シャルティアの方が可愛いけどね!!』
声高々に言うペロロンチーノにノッブが沖田を撫でくり回しながら
『うんまぁ、可愛いけど、ワシの沖田は女剣士として動きづらい和服を着つつも一撃必殺で敵を葬る技術の高さは負けておらんじゃろう』
とドヤ顔で言う
『やべ、信長さんの歴史雑談始まる!!みんな逃げてぇー!』
『なんでじゃ!!』
『おや?では、クトゥルフ神話の話も聞いてくださいよ、ペロロンチーノさん』
横からヌッと出てくるタブラ様にペロロンチーノ様が『うわぁー!挟まれたぁー!!』と叫ぶのをシャルティア様と一緒に見つめていたのを思い出す。
(…あの頃はいろいろ楽しかったですねぇ)
沖田は衣服を片付け立ち上がると棚にぶつかり、そこから物が落ちてくる
「また…ノッブは何でもかんでもここに突っ込むなんて」
守護者達やメイド達などナザリックの至高の四十一人に生み出された存在からしてみれば、自らの創造主から貰った物は何よりの大切なものであり、それらが失われる悲しみは想像を絶する程の事だろう。
沖田にしてもそれは変わりないのだが、この世界に転移して来ていつも一緒にいる手前、あまり贈り物は重要視していなかった。
すると…
トントンとノックされる
(あ、この気配は…)
物理職でありなおかつ《心眼》というスキルを持っており、そのスキルは直感・第六感による危険回避、危険予知が出来るスキルだ。
「はい、なんでしょうか、アルベド様、シャルティア様」
扉を開けた先にいたのはアルベドとシャルティアがいた。
「ちょっーとこっちに来てくれるかしら?沖田」
「悪いことはしないでありんす。少々信長様の好みを聞きたくて来たでありんす」
そう言われて肩をガシッと掴まれる
「えぇ…強制じゃないですか」
独り言のように言うとアルベドが「信長様がお創りになられた存在だから殺したり痛めつけたりなんてしないわ」とニコニコ笑顔で言ってくる。
(あー…絶対、ノッブ余計なこと言ったなぁ〜)
ズルズル引きずられながら連れて行かれる沖田。
それからノッブの好きなものやら気を引くコツやらいろいろ根掘り葉掘り聞かされ、解放された時は二人の圧にヘトヘトになっていた。
「うぅ…あのお二人の圧はすごい…」
レベル100の二人とレベルが90ちょっとしかない自分では出しているオーラも全然違うのだが…
「ん?これって…」
棚の下の隙間に隠すように置いてあったノートを取り出して見る。
「??誰のデータでしょう?これ……あ、ノッブに報告しに行かないと」
そう言って立ち上がりノートを持ったまま歩いていく
ー信長の執務室ー
信長は冒険者としての仕事や魔王との仕事に明け暮れるようになってから割と激務になってきていたので、自分がしたことに後悔を感じつつあった。
「…いやまぁ、ワシがそういう風にしたし?ワシがやりたいこと全部、デミウルゴスがやってくれてるし?どっちかというとデミウルゴスの方が大変じゃろうけど…なんか役作り過ぎたのぅ…」
唯一出番がないのは男性形態のみなのだが、あの状態は無性形態に似過ぎているのであまり使えないだろう。
スキル《第六天魔王》を使い、別人に変装したりとかいろいろしているが、役が多過ぎてその内忘れそうな気がしてならない。
頬杖をついて物思いに耽っていると…
「信長様、沖田総司様が面会を求めておられます」
メイドの言葉に「ん、あぁ」と軽く頷くと何故かふてくされてるようなそんな表情の沖田が入ってくる。
「何?キレてる?え?ワシ何かした?」
そう聞くと沖田が『…アルベド様とシャルティア様に絶対余計なこと言ったでしょう…』と何故かふてくされていた。
「余計なこと?……あ」
お風呂に守護者達と入った時のことを思い出す。
「…ほぉらぁ…貴女、至高の四十一人の一人だって自覚ないじゃないですか」
その言葉に信長は『いやだって、ワシ、子供のように好きじゃって言ったんじゃが…』と言うと
「絶対どこか端折りましたよね?私と貴女、恋愛関係だって思われてますよ」
プンプンと怒る沖田に笑っていると、沖田があることを思い出したのか咳払いし
「冒険者の方向ですけど、あれ以降、青の薔薇の方々は特に『漆黒』について疑っていたりとかはしませんでした」
メイドがいる手前、敬語で話す沖田の報告を聞き終えると…
「そういえば、棚の下からこんなのが出てきたんですけど、知ってます?これ」
そう言ってノートを見せてくる
そのノートをメイドから受け取った信長はノートをペラペラめくり、最後のページになると手が止まる。
「?」
雰囲気がガラリと変わり、物凄いオーラが溢れる。
火の粉が飛散するような状態に沖田は
「…のぅ沖田、これ、誰かに見せたか?」
「いえ別に見せてません」
「これはのぅ、ワシの弟のデータじゃ」
その言葉に沖田やメイドが驚く
ナザリック地下大墳墓の至高の四十一人の家族関係はナザリックの面々にしてみれば最重要な問題であり、把握しておくことは大切なことだ。
至高の四十一人の一人『やまいこ』の妹である『あけみ』はエルフでありながら別ギルドに所属していたことからナザリックには在籍していないが、把握しておくことは"その種族は保護すべき者たち"という扱いになるのだ。
「弟君の?」
沖田は創造主の顔を見て薄々『良い関係の兄弟じゃないのかな』と感じていた。
「そうじゃ、人間種オンリーのギルドにおってなおかつ、ナザリックに入る前のワシを何回も殺そうとして来た弟じゃ、リアルでも憎らしい存在であるが故に徹底的に調べておっただけじゃな」
(アイツがこの世界にいる可能性なんて限りなく低いが、残しておくに越したことはないな…)
そう言ってしまおうとすると…
「ノッブ、これをデミウルゴス様やアルベド様に見せて良いですか?」
「え?二人に?」
「はい、この世界にいる可能性が少なくても用心するに越したことはないでしょうし」
沖田の言葉に『うんまぁ、アルベドに渡してくれんか?デミウルゴスはたくさん仕事を頼んでしまったからのぅ』と言うと沖田が『はい』と頷く
ノッブの弟
人間種オンリーのギルドにおり、ナザリックに入る前のノッブを何回か殺そうとしていた。
リアルでの関係もかなり悪かったがノッブの弟は姉の事はそんなに嫌いではないらしいが、その『嫌いではない』というのがノッブにとっては気持ち悪かった。ノッブの会社を奪った憎き人物。
最終日に《ユグドラシル》にログインしていた。