魔王織田信長とアインズ様の異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
感想コメント来ると嬉しすぎて執筆が捗ります。ありがとうございます
法国目線の話とリザードマン戦終結です。
ー法国にてー
「ルビックキューですか懐かしいですね」
法国の神官長達への報告を終えた第一次席次は部屋の前で待機していた番外席次『絶死絶命』の女性がそこにいた。
「一面を揃えるのは簡単なんだけど、二面を揃えるのって結構難しいよね」
「そうかもしれませんね、かつて六大神が広められた玩具ですから」
「…それで?神官長達が集まって一体何があったの?」
「報告書は提出したはずですが?」
「読んでない」
キッパリという番外席次はルービックキューブを弄りながら言う。
相変わらず表情は動かず、興味なさげだった。
「それで?何があったの?」
「ヴァンパイヤらしき未知のアンデットとぷれいやーらしき者と遭遇。セドランとボーマルシェが死亡、そして、カイレ様も死亡されました」
「へぇ…」
珍しく興味を持った番外席次
「それで?そのぷれいやーは強いの?」
「…恐らく、遠目でしか見ていませんでしたが、レベルは甘く見積もってレベル90てところでしょう。ヴァンパイヤと相打ちになり、重傷を負っていたようですが、こちらを視認し攻撃を受けながらも攻撃して来ようと見たところ未知のアンデットとそのぷれいやーは仲間であった可能性があります」
番外席次はルービックキューブをやめると第一次席次を見る
「そのぷれいやーと早く戦ってみたいわ、どんな不細工でも人間以外だって問題ない。だって、私に勝てる存在なんですもの、そんな奴との間に生まれる子供はきっと強いに決まっているわ」
歪んだ思想に第一席次は何も言わずに彼女を見つめる。
ーナザリック地下大墳墓地上にてー
「ふぁ…ぶぇっくし!!」
「やかましっ…」
モモンガの言葉に「すまんの」と返す信長
「信長様、何か羽織る物をお持ち致しましょうか…?」
アルベドの言葉に『大丈夫じゃ、誰か噂でもしておるのかのぅ』と言う。
コキュートスがリザードマンの集落に行くまで後1時間…
アウラが作った家屋で上映会をすることになった。
「…申し訳ありません。アインズ様、信長様、こんなボロいところで…」
アウラが申し訳なさそうに謝罪する
「ん?こっちこそ無理を言って悪かったな、お前が作った所なのだろう。ならば、ここはナザリックにも匹敵しよう」
そう言ってアウラの頭を撫でる
「うん、ワシも良いと思うぞ、特にワシはこういう建物は大好きじゃ、木の匂いもして昔ながらの良さもあり、広すぎず有効活用できて…「信長さんストップ」あ、はい」
信長は歴史好きもさながら日本家屋など昔ながらな物も大好きらしく、話し始めると日が暮れると思いモモンガはストップをかける。
それからリザードマン側にプレイヤーがいない可能性を見て話を始める。
「シャルティアを洗脳した者は現在潜んでおり、こちらとしての対策は様々です。例えばどこかの国の傘下に入るなりすれば、あちらは手出しは出来ないかと」
デミアルゴスの言葉にアルベドが「ああ!」と納得し、信長も「ふむ、そうじゃな」と頷き、モモンガが「……あぁ!」と遅れて頷く
「「「??」」」
アウラとマーレ、シャルティアが首を傾げる。
「万が一、モモンガやワシがワールドアイテムで洗脳されておったという過程を作り相手を攻撃したとしても、それは国からそう命令されたと言えば責任転嫁できるじゃろう?」
その言葉にモモンガが『なるほど…』と感心する。
「では、リザードマンに十分な時間を与えただろう。想定外の動きをしていないか確認するぞ」
画面を見るとリザードマンの族長達が集まり作戦を練っていた。
「あの白いのと、魔法の武器を持っておる奴がおらんのぅ」
そう言うとアウラが「家の中にいるんじゃないですか?と言って来る
スクロールを手に取ったモモンガは家の中を覗くと…
「あ」
部屋の中で交尾する白いのと魔法武器のリザードマンがいた。
「仲良くやっとるのぅ」
モモンガは大慌てでその画面を消す
「ハァ…」
地を這うような声が思わず出る
「全く!恥ずかしい奴らです!これからコキュートスが攻め込むというのに!」
「そうですよね!」
「そうでありんす!」
「トカゲって卵なんじゃろうか?」
「…お前ら黙れ」
信長さんに至ってはなんか変な所が気になっているのか、少し知りたそうにしていた。
咳払いし、画面をコキュートスの方に変え
「さて、上映時間だ」
コキュートスとリザードマンの戦いはコキュートスの勝利で終わり、リザードマンの集落の統治はコキュートスに委ねられた。
「これからは恐怖による統治ではなく、ナザリックへの忠誠心を植え付けよ」
「ハ」
「故にリザードマンの中にリーダーらしき者はいるか?」
「ハイ、ソウ仰ッシャラレルト思イマシテ近クニ呼ンデオリマス」
「素晴らしい。では呼べ」
「ハ」
そう言って数分後にやって来た白いリザードマンが深々と頭を下げる
「よくきたな」
「はい、偉大にして至高なる御方々」
「名を聞こう」
「私はリザードマン代表のクルシュ・ルールーです」
「そうか」
「はい、ゴウン様、私達 リザードマンの絶対なる忠誠をどうぞお受け取りください」
恐怖で震えているクルシュを見てモモンガが契約を持ちかける。
ザリュースの復活を話しているのを信長は聞いていると…
(あ、寒っ!?)
突然、魔力が絶たれる気配がする。
「それでは帰るぞ…ん?どうした?信長さん」
立ち上がらない信長を見るモモンガ
すると、信長の形態が初期形態に戻る
「信長さん?!」
緊急事態だと思ったアルベドがメイド達に指示をしていた。
「うん、すまんの、ちょっと魔力使いすぎたからこの形態に戻っただけじゃ」
そう言って立ち上がり微笑む
「さて、帰るぞ」
(不便な身体になったな…早く戻らないとな)
デミウルゴスが走り寄ってきて
「急ぎ補給に入りましょう。失礼します。アインズ様、先に戻らせて頂いてもよろしいですか」
「あぁ、頼む」
「はい、シャルティア、マーレ、信長様と共に帰還してくれ」
「分かったでありんす」
「はい!」
信長は慌て出した彼らを見て苦笑いする。
「信長さん、本当に大丈夫なんですか?」
その言葉ににこやかに笑うと…
「大丈夫じゃ」
そう言ってゲートを潜る