「ーーーー以上が、駒王学園でのコカビエルとの戦闘報告です。」
「そうか、報告ありがとうマルギッテ」
マルギッテはコカビエルとの戦闘後、ライルに報告をしていた。
「それで、堕天使側はなんか言ってたか?」
「はい、正式に謝罪の場を用意するそうです」
「そっか。アザゼルさんも大変だなぁ〜。まああの人の事だからさらっと謝って終わるんだろうけど」
ライルは堕天使の総督である“美女”に会った時の事を思い出しながら苦笑する。
「ライルは、アザゼル総督にお会いしたことがあるのですか?」
「まあね。面白い人だよ、彼女は。悪魔の僕を全く敵視してこないし、神器の研究に凄く熱心だし、それにマルギッテや眷属のみんなみたいに超がつくほど美人さんだし。それに大昔から男引っ掛けて遊んでたみたいで、あっちの方めっちゃうまくて色気があって最高だったね!あの夜は」
「ライル…もしや貴方…」
「ああ、寝たよホテルで、ついつい朝までハッスルしちゃったよ!」テヘッ(>▽<)ゞ
そう言ってヤッチャッた!とカミングアウトするライル。
「ハァー。全く、貴方という人はすぐに美人を落とすんですから。グレイフィアあたりが知ったらどうなるか……まあいいでしょう。このことは黙って起きます。そのかわり…」
「うん、わかっているよ。今日は朝まで可愛いがってあげる!」
そう約束をかわしライルとマルギッテはベッドインするのだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
数日後
三すくみの会談があり、駒王学園の授業参観の日でもあるこの日。ライルは黒歌を連れて白音の授業参観に来ていた。
「ふーん、ここがリアスたちの通っている学校かぁ」
「なかなか立派なとこだにゃん!」
「まあ、理事長が魔王の1人だからな。こんなもんだろう。でっ、黒歌、白音ちゃんの教室は?」
駒王学園の話をしながら、ライルは目的地である白音の教室の場所を黒歌に確認する。
「え〜っと、一階のB組だにゃ」
「じゃあこっちだな」
そう言って、周りの視線を気にせずライルの腕に黒歌が己の大きいむねが当たるように腕を絡め、イチャイチャしながら白音の教室へとむかうのだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
1年B組
「ねーねー白音ちゃん!白音ちゃんのところは誰が来るの?」
「………私のところは来ません」
白音ははっきり答える。が、
「あっ‼︎いたいた!こっちにゃんライルぅ!」
「お姉様!何故ここに」
「百代たちに教えてもらったにゃん!それより!なんでおしえてくれないのよ!お姉ちゃん悲しいにゃ!」
そう言ってヨヨヨッと嘘泣きを始める黒歌。その姿勢に白音は思う。そういう処をクラスメイトに見られたくないからです!っと。
「あのー、白音ちゃんのお姉さんですか?」
クラスメイトの1人が黒歌に質問する。
「ええ!白音は私の可愛い可愛い妹にゃん!」
いつの間にか泣きやんだ黒歌が質問に答える。
「ハァ…」
ため息をつき白音はそれを恥ずかしそうにみていると。
「悪いね、白音ちゃん」
「お義兄様…」
「黒歌の奴、今日の事楽しみにしててな、白音の頑張る姿が観れるって」
「そうだったんですか。…分かりました。お義兄様に免じて何も言いません。」
「ハハハハハハッ、じゃあ、僕は式達の方を観に行くから、黒歌の事お願いね」
そう言ってライルは二年生の所にむかっていった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
二年の教室
「兵藤の所は今日くるの?」
匠と呼ばれる少女 桐生は一誠に質問していた。
「ああ、来るぜ…………アーシアを観に……」
「あはははっ‼︎何よそれ!」
「うるせー!笑うなっ!虚しくなる!」
「それにしても、アーシアは大切に想われているのね」
「はい!お父様もお母様も、凄く優しくしてくれます!」
桐生の言葉に目を輝かせながら答えるアーシア。ほんとにいい子である。
「そういえば、式ちゃんも誰が来るの?」
「ちゃん付けするな桐生」
仏頂面しながら式が答える
「ごめんごめん、でっだれかくるの?」
「………………しだ」
「えっ?」
「だから…………しだ」
「えっ?」
「だから彼氏だ‼︎」
…………………………………………。
「「「「えぇえええええええええええええ!」」」」
「マジかよ!」
「あの両儀さんが!」
「嘘だろ…」
「俺、狙ってたのに…」
「神は死んだ…」←※すでに死んでます。
周りのおのおのが喚く。
その時、
ガラガラッ!
「すいませ〜ん。両儀 式さんの教室はここですかぁ?」
バっ!
その声に全員がドアへ振り向く。
「おっ、いたいた。やあ、式」
そこにはライルがっていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「貴方が式さんの彼氏さんですか⁈」
「ええ、そうですよ」
「いつから付き合っているデスか⁈」
「四年前からかな」
「そんなに!ラブラブなんですね!」
式の教室に来たライルは質問責めにあっていた。
「なあなあ、式ちゃん。あの人って結婚してんだよなぁ?」
ライルが質問責めにあっているその頃、式は一誠、ゼノヴィア、アーシアと説明をしていた。
「何人と結婚してようが悪魔には関係ないからな」
「ちくしょう!羨ましすぎる!」
一誠はライルのモテ具合に涙を流し
「アレが、あの有名なライル・フェニックスか。すごいオーラを感じるな」
「ほえぇ〜」
ゼノヴィアとアーシアは感心していた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「さてと。式、ちゃんと授業うけてるようだね」
「ふん、当たり前だろ」
授業が終わり放課後
ライルは式たちとしゃべっていた。
「それに比べて百代…君はもう少し勉学に力を入れないとダメだよ」
「ふーん、私はバトル系美少女だからな!勉強する必要ないんだァ〜♪」
「なら二度と一緒に寝てあげない」
「ガーンΣ(゚д゚lll)
ごめんなさい!真面目にやるから!これからはやるから許してライルぅ〜」
「それならよろしい」
ほっ、と百代が安堵していると
「おっ、黒歌に白音ちゃん、どこ行くんだ?」
「にゃっ!ライル、なんか魔法少女がいるらしいにゃ。一緒に行こ!」
「魔法少女?……いや、まさかな……」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
カシャッカシャ!
「ブイブイ☆」
………………………バシッ。
ライルは写真撮影している魔法少女を見て頭を抱える。
「あれ?ライル様ではないですか」
「ん?ああ、リアスの眷属君たちか。久しぶりだね」
「はい、お久しぶりです。先日のコカビエルのときはありがとうごさいました」
「僕はリアスと白音ちゃんを助けるためにしたに過ぎないよ」
「それでもです」
「そうか、ならうけとっておくよ」
「はい!所であのコスプレ少女、お知り合いで?」
「まあな」
ライルが木場と話しているとリアスが一誠達を連れてやってきた。
「ライル、あれって…」
「ああ、間違いない」
「はいはい、散った散った!今日は授業参観だぞ!こんなところで騒ぎをつくるな!」
騒ぎを聞きつけ生徒会の匙が注意する。
「あんたもそんな格好したらダメだよ。もしかして親御さん?そうだとしたら場に合う衣装ってもんがあるでしょう。こまりますよ」
「えー、だって、これが私の正装だもん☆」
注意された魔法少女は聞く耳を持たない。
匙は青筋をたてるが、リアスを見るなり頭を下げる。
「リアス先輩。ちょうど良かった。今魔王様と先輩のお父さんをご案内していたところなんですよ」
匙が来た方向を見ると、生徒会長のソーナ・シトリーが紅髮の男2人を連れて歩いてくる。
「匙、何事ですか?」
「ソーナちゃん、見ーつけた☆」
魔法少女はソーナを見つけるなり抱きつく。
「ああ、セラフォルーか。きみもきていたんだね」
サーゼクスの言葉に一誠はどこかできいたことがあるような、と思っていると
「レヴィアタンさまよ」
とリアスに説明される
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
一誠はレヴィアタンの予想外の容姿に絶叫する。
「やあ、セラ。」
「ああ!ライル君じゃない☆!今日はありがとね☆教えてくれて」
「どういたしまして。今日の衣装もとても可愛いよ、セラ。さすが、魔王少女だ」
「!!ありがと☆ライル君もとってもそのスーツカッコ良いよ!」
「部長、レヴィアタンさまとライル様って、仲良いんですか?」
「ええ、ライルは小さい頃からレヴィアタンさまが主演の『マジカル☆レヴィアたん』っていう番組に出演しているのよ」
「それだけではなく、レヴィアタンさまはライル様のことに好きだそうで告白もしばしばしているそうですよ。冥界の週刊誌によくフライデーされてますわ」
リアスの説明に朱乃が補整する。
「なあ兵藤。あのイケメンって、もしかして…」
「ああ、ライル・フェニックスさんだ」
「やっぱりか、くそぅ、イケメンめぇ」
匙はライルに嫉妬の炎をもやしていた。
その頃ライルほうでは、
「あ、あの、ライル・フェニックスさんですか⁉︎」
「ああ、そうだよ。きみがセラの妹さんのソーナさんだね?初めまして、ライル・フェニックスです」
「此方こそ!は、初めまして、ソ、ソーナ・シトリーでしゅっ!」
「ソーナ、完全に上がってるわね。」
「うわ、あんな生徒会長初めて見た」
「会長はライル・フェニックスの大ファンでな…くそぅ、羨まし過ぎる」
「あはははっ、同い年なんだしそんなに畏まらなくても良いよ。僕のことは、気軽にライルでいいから、僕もソーナって呼んでいいかい?」
「はい!」
「もう、ソーナちゃんってば!お姉ちゃんを無視しないでよ!」
「お、お姉様は服を着替えて来てください!」
「そんなソーナちゃん!ソーナちゃんにそんなこと言われたらお姉ちゃん悲しい!ソーナちゃんも知ってるでしょ!お姉ちゃんが魔法少女に憧れてるって!」
「!もっ、もう耐えられません!」
「まって、ソーナちゃん!」
「着いてこないでください!」
「まってぇぇえ!見捨てないで!ソーたぁぁぁん!」
「たん付けはやめてください!」
「うむ、シトリーは平和だね、リーアたん」
「お兄様、愛称にたんはやめてください」
「そんな、むかしはお兄ちゃんっ子だったのに…反抗期か」
そんなこんなで魔王達は今日も愉快だった。