ブルーアーカイブRTA風小説称号「黒い鳥から白い鳥」取得エンドまで 作:満足タウン
かなり難産でそのうち修正するかも…
「シャーレ本部に着きました。けれども不気味ですね…ここまで敵味方誰一人として遭遇しませんでしたから。」
イズモが一人呟く。
それもそうだろう。
外では今も尚PMCと連邦生徒会が派遣した生徒たちによって銃弾によって奏でられる
一人や二人ここに潜んでいてもおかしくはない。
チャート通りならここでヤツとエンカウントするのだがそういったこともなかったのだ。
願わくば出来れば関わりを持ちたくないものだ。
「さて、と…コイツが
「型式は違うようですがそのようです…応急処置程度に継ぎ接ぎをし、見たところあまり整備されていない印象を受けますね。まるでありあわせ…パッチワークですよ。」
イズモの言うことも最もだ。
コイツは
後に自身の手で改造するのだからあまり関係は無かったのだが…
「コイツ動くのか…?端末機はあるようだからアクセスしてみるが…」
近くに遠隔アクセス端末機があるので操作を試みる。
が、何をしてもダメ。
こうなればやる選択肢はただ一つ。
「動きませんね。一回出直した方が…って何やってるんですか!先生!」
「動けこのポンコツが!動けってんだよ!あっ…コイツ動くぞ…!」
精密機器にあろうことか殴ったのだ。
テレビとかは叩けば治るってばっちゃが言ってたから多少はね?
しかし怪我の功名と言うべきかなんというかアクセス端末機は静かに点滅し再起動する。
「この手に限る。」
「この手しか知らないの間違いじゃないんですか!?」
ここぞとばかりにキメ顔を決めてドヤ顔をすると悲鳴に似たツッコミが切れ味良く飛んでくる。
さて、ここからはチャートでは確か特殊AIとの邂逅…のはずだ。
ここでヤツが出てくるか、それともかわい子ちゃんが出てくるかで先刻行動したことの意味が分かるはずだ。
どちらに転んでも大丈夫にはしてあるが。
しかし現実は小説より奇なり、ガバはBiimリスペクトRTA走者の特権とはよく言ったものだ。
足音も気配もなくソイツは
「あら〜連邦生徒会の首輪付きちゃんがこんなところにも。PMCの皆さんは何をやっていたのかしら〜。」
その言葉に反応してイズモは素早く超電磁砲を構え、臨戦態勢を取った。
やはりと言うべきか歴史の修正力は侮れない。
可愛らしい狐耳、スラッとした完璧なスタイルにそれとは似合わぬ異彩を放つ、いや威圧を放っている狐のお面。
セーラ服と和服を合わせたような服装を着こなすケモ耳美少女…何を隠そう、RTAラスボス『ワカモ』である。
「そこにいるのは…百鬼夜行
そう言うワカモは静かに、しかし獰猛なオーラを携えてゆっくりと得物をこちらへ向ける。
それはまるで鷹が獲物を狙う眼光のように鋭かった。
それを軽く受け流すように澄まし顔で眺め、イズモの臨戦態勢を解くように手で制すレンフィーノ。
何回も地獄のRTA再走をしてきたのだ。
そんな威嚇に怯むような柔なメンタルの持ち主ではない。
それに一つ気になることがあるため、それを確かめる必要性もあったのである。
「おいおい、俺はまだ一般男性だぜ?そんな物騒なもの仕舞えよ。それに俺は連邦生徒会の首輪付きじゃねぇ。撃ちたきゃ撃てばいいさ。その覚悟と責任がお前にあるならな。」
その言葉に身を硬くするワカモ。
これは一種の賭けである。
しかしレンフィーノには撃たれない確信があった。
それを証明するかの如く、さらに言葉を連ね、足を動かす。
一歩一歩確実に。
「大体さぁ…本当に撃つつもりなら武器のセーフティ外して引鉄に指掛けとけよ。そんなの私は撃ちませんよって言ってるようなもんじゃねぇか。大方、威嚇して逃げてくれれば万々歳とでも思ってんだろう。」
「な…何を言うかと思えばそんなこと直ぐにセーフティなんか外せば問題ないじゃない。それと、それ以上動かないで!それ以上動くと本当に撃つわよ!」
セーフティを外し、本格的に狙うワカモ。
しかし動揺しているため、小刻みに獲物が右に左に、揺れる。
それこそ撃たれてしまったらTheEND。
本当の終わりである。
しかしレンフィーノは歩みを止めない。
「ほら、狙うならしっかりと狙え。俺は逃げも隠れもせん。」
自分の鳩尾あたりにワカモの操る得物をワザと当てる。
だがワカモは引鉄を引けずただ震えているだけだった。
そんなワカモを見てレンフィーノは確信する。
この子はラスボスなどという大それた存在ではなく、ただの高校生の女の子である、と。
ましてやここは
生徒会長代理から渡されたモザンビークの冷徹な鉄の感触やイズモを撫でた時の柔らかく温かい感触が手に残っているのは現実ということの証明であり当然といえば当然なのだが、実感が湧かなかったのである。
観念したように武器を下ろし、肩を震わせるワカモ。
それに倣うようにまたイズモも武器を下ろすが、警戒は解いてないようだ。
「…どうして撃たないって分かったの?本当に撃ってたら死んでたかもしれないのよ…?」
「どうしてって…なし崩しに(仮)が着くけど先生になったんだ。生徒を護ることは先生の義務だろ?」
さも当然と言わんばかりの言葉に困惑するワカモ。
「私は…間違いを犯して矯正局を脱走した生徒ですらない存在よ…?そんな私の事なんか…」
___ほっとけばいい。
そう言おうとしたのが分かったためわざとらしく咳払いをして遮る。
「あのな…俺はシャーレの顧問(仮)だ。アビドス?百鬼夜行連合?ゲヘナ?そんな所属は知らん、俺の管轄外だ。学園から脱走?それがどうした。この学園都市の生徒全員…とは言えないがせめて俺の手の届く範囲…そうだな、自分の手で囲えるぐらいは守りたい。あんたはその手の囲いってやつの括りに入っちまったんだよ。」
項垂れているワカモの頭をゆっくりと、まるで壊れ物を扱うように優しく撫でてやる。
いつの間にか昔の自分を幻視していたようだ。
あの時は助けてくれる人はいなかったけれども、今は自らが助ける立場にある。
だからこそ、ほうっておくことが出来なかった。
「それに…持論だがケモ耳っ子に悪いやつはいない!ケモ耳は正義!はっきりわかんだね!」
「先生、最後の言葉で台無しですよ。」
自分が口にした言葉にも関わらずクサイセリフを言っていたことを自覚して恥ずかしくなり、いつもの口調に戻ると、黙って聞いていたジト目のイズモにツッコまれた。
それを見ていたワカモが笑った…様な気がした。
そんななか調子ハズレの機械音が空気を読むことを知らないのか口を挟む。
「あーあー!えっとぉ?お楽しみのところ悪いけどそこの人間の人聞こえるかな?あ、これじゃあわかんないか…これなら分かるか。よう
その声は忘れようとしても決して忘れることの出来ない、この世界に来ることになった元凶であった。
自立思考戦闘補助AI
H.A.R.O.N.A
何を企んでいるのかは知らないがコイツは何をしでかすか分からない。
和気藹々から一転、嫌悪感を隠そうともせず最大限の皮肉をたっぷり込めてハロナに聞く。
「よう、あの時は世話になったなぁ…お前さんのおかげでRTA地獄から解放されていい日になりそうだよ本当に。んで、用件は?自分から話しかけてきたってことはなんかあるんだろ?」
「そりゃ良かった。こっちも連れてきた甲斐があったってもんよ。時間ないから巻きで手短に話すよ?」
そんな皮肉もハロナには通じないようで淡々と返答をされる。
コイツには感情というものはないのか。
そもそもAIだからそういうものを持ち合わせてないという可能性の方が大きいが…
ちなみにイズモとワカモはなんのことか全く検討が付かないため首を傾げている。
「そこの仮面被った嬢ちゃんが呼んだPMC部隊が善戦しててね。アーセナル部隊が劣勢に追い込まれてるんだ。だから助けがいる。」
いつものヘラヘラとしたような口調はどこへやら、一変して真面目な声になる。
その裏には焦りが見える。
しかし…
「ふぅん?それで?それが何か問題?」
「っ…!先生!」
要件を話すハロナに対して無意識に素っ気なく対応してしまったようだ。
イズモがそんなレンフィーノの態度に憤りを感じているのか、言葉には出さないが今にも助けに行かんとありありと見て取れる。
「大体ねぇ?生徒会長代理から指示されたのはこのアーセナル…てめぇが組み込まれてるこのACを(受け渡す)こと。PMC部隊が善戦?アーセナル部隊が劣勢?そんなもの俺の知ったこっちゃねぇことないか?なぁハロナ。」
今までずっと思っていたことがある。
チャート内では強制イベントのため選ぶことは出来なかった…というより選択肢が一つしかなかったから断ることが出来ないアーセナル搭乗イベント。
仮にこれを断ったらどうなるのか。
今までの仕打ちの仕返しと言わんばかりにレンフィーノはハロナに対して言葉を投げつける。
まるで言葉のドッジボールのように。
しかしハロナは強引に乗せるでもなく、意外な言葉を発した。
「正直すまなかったと思っている。ここでは詳しく言うことは憚れるため私からは言わない。が、到底許されるべき事柄では無いことは重々承知している。さらに言えば、このアーセナルは受け渡し…つまり所有者は君になるが何も君がパイロットとなり、危険を冒してまで搭乗する必要はない。それこそ君はシャーレの先生だ。シャーレに属する生徒にでも乗せればいい。この事態を引き起こしたのは私ということも理解している。その上で言わせてくれ。本当にすまなかった。」
罵倒されるとばかり思って身構えていたレンフィーノは呆気に取られる。
それはそうだろう。
今までろくなことをしてこなかったコイツがいきなり何の脈絡もなく謝罪をしてきたのだ。
そんなハロナに対してたじろぐも、直ぐに疑念を持つ。
「ふぅん…謝罪するのは感心に値するけど、まだアンタを信用できた訳では無い。その信用に値するものを何か提示してくれないことには俺としてはアンタに命を預けることは出来ない。アーセナルに搭乗するってことはアンタに命を預けることと同義だからな。」
「何もわざわざ自分が乗る必要はないぞ…?そこの生徒さんにでも行って貰えば命の危険を晒さなくてもいいんだ。」
コイツ…いやハロナは本当に自分のことを心配しているのだろうか。
いやしかし、まだ信用すると決めた訳では無い。
今はまだ動くときではない。
「偉そうな事を言えない立場だってことはてめぇが1番分かってる。だけどそういう荒事は俺らがやって、子供のすくすく育つための環境づくりをすることが大人の義務ってもんだろうが。なんで子供が戦争の片棒を担がなきゃならん。そんなことをさせるこの社会(学園都市キヴォトス)が嫌いだし、それを勧めるハロナも嫌いだ。だが、その礎になるためにアーセナルに乗れと言うなら喜んで乗ってやる。俺には戦場で野垂れ死ぬ覚悟がある。だから___」
___てめぇの覚悟を見せろ。
言葉には出さなかったが、ちゃんと伝わっている…と思う。
暫し訪れる三人と一つのAIの沈黙。
沈黙を破ったのはアーセナルに搭載されたAI。
機械的な音が地下室に木霊する。
すると、いつの間に持っていたのか自身のポケットからスマホの着信音が鳴る。
「今私が開示することの出来る情報の全てだ。確認してくれ。」
その声にはどことなく後悔と懺悔の入り交じったような何かを感じた。
直ぐにスマホを操作し始め、流し読みの要領でざっくりと確認する。
現在発生しているアーセナル関係の事件、廃校寸前のとある学校についての記述、
『
見つけたそのデータ内容を貪るように読むレンフィーノ。
その様子に口を挟むものはいない…いや話しかけられても答える余裕さえないとでも言うのだろうか。
それほどにまでそのデータがレンフィーノにとって重要なことだった。
やがて読むにつれてレンフィーノの疑問は確信へと変わっていく。
___やはり…そういうことか。
データを読み終えスマホを閉まったレンフィーノは改めてハロナが搭載されているパッチワークアーセナルに向き直り、口を開く。
「今のアンタを信用することは出来ない。だけど背中を預ける存在に値すると俺は判断させてもらった。俺のことは使い潰すぐらいにこき使え。生徒たちを頼むぞ。」
そう言い切ると、ハロナはホッとしたようだ。
コイツ…本当にAIか…?
「とりあえず簡単に現在の状況と作戦指示、オーダーを提示してくれ…現状は逼迫している。なるたけ簡潔に、な。」
そう言う彼の周りに風が、靡く。
ここが地下室であるにも関わらず…
いやぁ…更新忘れてAPEXずっとやってました()
お兄さん許して!お願いします!なんでもしますから!()
それより…ブルアカの先生のレベルが上がらなさすぎてストーリーも全然終わんねぇや()
これ…完結できるんですかね…
まぁ気長にやっていきましょ()
感想や評価くれた兄貴達ありがとナス!
これからもうちの子たちをよろしくオナシャスセンセンシャル!
通常通りRTAにするかRTAを絡めた物にするか
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やっぱり…通常通りが…最高なんやな…って
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RTA絡めた小説もいいゾ〜コレェ〜
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オラァ!過労死してまで両方書くんだよォ!