転生したら『大賢者』持ってたからヒーローを目指すことにした件   作:茶々丸さん

3 / 14
どうも皆さん。
たくさん……?のコメントありがとうございます。
やっぱり前向きなコメントを頂けると励みになるなぁとしみじみ思っております。
不定期更新なのでお待たせする事もあると思いますが暖かい目で見ていただけると有難いなぁと思っとります。

それでは第3話お楽しみください。


Ⅲ 転生したら除籍の危機だった件

朝イチで学校にやって来て紙に記された教室の扉を開いた。

案の定俺が一番乗りな訳なんですけども……。

いやぁー、舞い上がっちゃいまして!

無事雄英に入れたし、恐らく試験の時の4人も合格してるだろうし……何より首席だからね!!

 

「あれ、一番じゃなかったかぁ」

 

「クアハハハハ!!残念だったな!」

 

「あはは、元気だねあんた。まぁ、気持ちは分かるけどさ。あたし、耳郎 響香。あんたは?」

 

「龍崎 賢人だ!」

 

耳の伸びた少女、耳郎響香と挨拶を交わし雑談にふけっているとどんどんとクラスメイト達がやってきた。

ほんとさすが雄英だよね。みんな個性的でハンパねぇっすわ!

 

「チッ……龍崎」

 

「ん?おぉ!勝己じゃないか!出久はどうした?」

 

「いつもデクと一緒みたいな言い方してんじゃねぇ!!」

 

「あながち間違ってもいないだろ」

 

「どこがだ!?あァ!?」

 

ヒーロー志望の顔じゃねぇ……。

今にも人の事爆破しそうな顔してるぞ……。

まぁ、勝己もそのうち分かるだろ!

 

「あなたいつも何かに巻き込まれているの?」

 

「ん?蛙吹か。お前もこのクラスだったんだな。」

 

「えぇ、龍崎ちゃん。久しぶりね。」

 

「これからよろしく頼むぞ蛙吹!」

 

「…………無視してんじゃねェェェェ!!!!」

 

「入学初日から何を揉めているんだ!?」

 

「なんだテメェ!?」

 

「む、俺は飯田天哉。聡明中学出身だ!」

 

「聡明だァ?ぶっ潰しがいがありそうだな!?」

 

「ぶっ!?」

 

「クハハハハ!!お前本当にヒーロー志望か?」

 

「あぁ……僕の学校生活大丈夫かな……」

 

「おぉ!出久じゃないか!」

 

「うん。よろしくね、けんちゃん、かっちゃん」

 

「チッ……」

 

出久が来たことによってややこしかった現場が更にややこしさを増していた。

ちょー面白いけどね。

てか出久女の子連れじゃん。

飯田って眼鏡くんとも仲良さげだし。

試験会場で何かあったのかな?

 

「お友達ごっこがしたいなら他所でやれ。ここはヒーロー科だぞ」

 

小汚い芋虫がのそのそと教室に入っててきた。

いや、ほんと。なんか芋虫みたいに張ってるの。

ウィー〇ーゼリーみたいなのをジュっと丸々吸っていた。

どうやってんだろあれ。

 

「静かになるまで8秒かかりました。君達は合理性に欠けるね。」

 

脱ぐのはえぇ

 

「まず君達はこの体操服を来てグラウンド集合だからよろしく。」

 

グラウンドにでた俺達に先生は個性把握テストなるものを行うことを告げた。

1人丸顔の少女が入学式やガイダンスなどは無いのかと聞いていたが雄英や教師は自由が売りとの事で無くなったみたいだ。

いや、ほんと自由ですね。

職権乱用じゃん。

 

「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈、中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト」

 

「国は未だ画一的な記録をとって平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だな。」

 

「入試1位は確か龍崎だったな……中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

 

「70mだったぞ。」

 

「じゃあ個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。あと、先生には敬語を使え。」

 

俺の個性は常時発動型だしなぁ……どうしたもんか。

まぁ、ボールが耐えれるであろう強さで投げるか。

 

どんどんとボールを握る腕に力が入っていき筋肉がギチギチと軋む音を奏で始めた。

そしてボールを投げる事で爆発するように放たれた力はボールを遥か彼方まで物凄い勢いで吹き飛ばした。

 

 

「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

先生の持つ計測器に記されていた数値は700mと記されていた。

 

「なんだこれ!すげー面白そう!」

 

「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」

 

「面白そう…か……ヒーローになる為に三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」

 

「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう。」

 

「はあああ!?」

 

「生徒の如何は先生の自由……ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」

 

えっと、いきなり試練ハード過ぎない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一種目目……50m走

 

「俺は上鳴よろしくな!」

 

「龍崎だ。よろしく頼むぞ!」

 

すげぇチャラそうだなこいつ。

俺と上鳴は先生の合図を待ちスタートを構える。

 

「おっs」

 

「ふんっ」

 

ドンッという音と共に土煙が高く舞い上がる。

 

結果『2秒35』

 

「けほっごほっ……な、なんなんだ?」

 

「クアハハハハ!すまんな上鳴!!」

 

「やべぇよ……」

 

「これが走り出しの踏み込みで出来る地面か……?」

 

俺が走り出した後の地面に出来たクレーターを見てクラスメイトがザワザワと騒めきだす。

 

えっとやりすぎちった

 

 

二種目目……握力

 

横で500なんて数字をたたき出しているやつが居るがパワーに関してはこちらも自信があった。

てかこの身体まじでやべぇ。

身体能力バチバチよ、だから負けねぇよ。

 

結果『計測不能』

 

「あ、」

 

「龍崎……」

 

計測器壊れた……これ、弁償とかしないとダメかな……?

 

「嘘だろ……?」

 

「さっきの障子よりやばくね?」

 

「どんな個性だろ」

 

 

三種目目……立ち幅跳び

 

これに関してはあの姿になれば飛べるんだが……まぁ、普通に飛べばいいか。

 

結果『13m』

 

「なんという脚力だ……」

 

「けんちゃんさすがだなぁ……」

 

「龍崎、やっけ?凄いんやなぁ……」

 

 

 

四種目目……反復横跳び

 

これって正直今までから変わらず筋力で物を言わせればいいよな。

 

結果『97回』

 

ちょっと多いくらいか……?

てかあのブドウ頭すげぇな、そろそろ残像出始めるぞ……?

その後も持久走や長座体前屈をこなし最後のソフトボール投げの順番がやってきた。

 

「我は1回やっているぞ。見学でもしていればいいのか?」

 

「お前、本気出してなかっただろ」

 

「む、」

 

え、なんでバレてんの……?

そんなに分かりやすかったかなぁ……でも本気出して大丈夫なのかな……?

 

まぁ、そんな事考えながらも遠慮なく本気を出した。結果怒られた。

解せぬ。

ソフトボール投げで俺の結果を抜いたと思ってドヤ顔をしていた勝己の目の前で記録を塗り替えた。ブチギレていた。

無個性のくせにーってずっと出久にキレてたけどアイツいつかストレスでハゲそうだよな。

 

「んじゃ、ぱぱっと結果発表する」

 

「トータルは単純に各種目の評定を合計した数だ。口頭で説明するのは時間の無駄なので一括開示する。」

 

このクラスの中から誰かが……

 

「ちなみに除籍は嘘な」

 

「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」

 

「クアハハハハ!!」

 

「これにて本日のカリキュラムは終了だ。書類には目を通しておけよ。」

 

先生絶対嘘じゃん。

あの目本気だったじゃん、超怖ぇよ。

なんで撤回したか分かんないけど助かった……。

みんなグッジョブ!!

あ、ちなみに順位は1位だった。

出久は真ん中くらいだったかな?

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。