ブラッククローバー 氷の四つ葉の魔法騎士   作:皐月の王

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ジャンプでブラッククローバーを見てモチベをあげるたのは良いんですが、強化方法が他にないかと頭を悩ませてます!

あと、待っていた皆さんすいませんでした


三魔眼と三人の団長と黒の暴牛

リオンの目は魔法騎士団長の戦いを写していた。クローバー王国の最高戦力である団長達と白夜の魔眼の最高戦力の激突。それは天変地異と相違ない。それを見ながら魔力を研ぎ澄ましていた。一瞬の隙を狙いただただ感覚と魔力を鋭敏にしていた。

 

(必ず隙は出来るもの……オレの残り魔力は1/4。残りは少ないけど枷を外してから出力の微調整は十分できるようになってきた。だからまだ行ける!1/4もあれば十分!!!)

 

大きく息を吸い込みマナスキンを維持した状態で戦況を見る。死角からの流れ弾は避けたり弾いたりして防ぐ。流れ弾の予測の感覚までつかみ、この攻防で、リオンも氣を習得するに至った。

 

(リオン、抑えるなら同じ精霊を持つ者にしろ。相性は悪いが、近接戦ならまだお前に分がある)

 

(だろうな……だけど、狙うべきは弱っている頭だ。幸いな事に、オレはまだ十全に動けるっ!)

 

フェンリルと会話を済ませて走り出す。流れ弾の攻撃は魔力感知と完成した氣で対応する。氷の刃を作り出しリヒト目掛けて駆け抜ける。

 

「君も来るとはね……」

 

仕掛けていたのはリオンだけではなく、ヤミも同様だった。ヤミの迎撃を構えていたリヒトはリオンにも魔法を向ける。しかし、追撃者は"二人"じゃない。"三人"だ。

 

「来てるんだろ?アスタァ!」

 

「ああ!!!」

 

爆煙の中アスタはリヒトに肉迫する。誰もがそこにアスタが居ることを理解出来なかった。ヤミとリオン以外は

 

「オレと銀髪小僧が来ると信じてくれてありがとよ。オレは魔力の無ぇ黒の暴牛の団員を信じさせて貰ったぜ!!!」

 

アスタの一撃はリヒトには回避が間に合わない。

 

「リオン!!!」

 

「アスタなら来ると思ったぜ、そして最っ高だ!」

 

リオンは足を止め氷の魔力を高める。そしてアスタの氣を読みどう攻撃するかを予測する。

 

「諦めないのがァァ…オレの魔法だ!!!」

 

アスタの一撃はリヒトにまともに入り、リオンの方に飛ぶ。リオンは氷の刃二本で

 

「『氷魔法 氷纏 "氷竜戦空"』!!」

 

氷の竜で打ち上げる。そして打ち上げた先にはヤミの居るところだ。

 

「よくやった!小僧共!!!」

 

最後の追撃をヤミは叩き込む。そのままリヒトはヤミの斬撃をくらい地面に叩き落とされる。

 

「へへへ…どーだ……!魔力無しの一撃は…!!」

 

ヤミはそんなアスタの頭を撫でて

 

「小僧…限界超えたじゃねーか!!」

 

「うすっ!!」

 

リオンは氷の刃を消して大きく息を吸い込んで吐く。

 

(氣の感覚、何となく理解できたかもしれねぇ。最後の連携……あの時アスタの動きが分かった。これでオレはもう一つ強くなった。……マナスキンと氣この二つ合わすことが出来ねぇか?)

 

リオンは何かを考えていた。その直後リヒトが光り輝き始めていた。

 

「マズイ!反魔法の攻撃で…リヒトにかけられていた封印魔法が解かれてしまった!!」

 

「ヤベ…!」

 

白夜の魔眼の幹部たちが慌ててリヒトの方に走り出す。リヒトの放出する魔力が徐々に大きくなる。この辺り一体が消し飛ばされる程の魔力だ。桁が違う。しかし、

 

「このままではお前の身も持たんぞリヒト!!」

 

『三位一体 封印魔法』

 

白夜の魔眼の三人がリヒトに封印魔法を放ち事なきを得る。その隙に白夜の魔眼のライアは仲間を全員回収し

 

「ウチの大将の具合が悪いから今日はここで帰らせてもらうねー」

 

「今回は我々の敗北だ…!だが次に会う時はオマエ達に真の絶望を味わわせてやろう…!」

 

「その時が…アナタの最期……」

 

空間魔法に飲み込まれて消えていく。

 

「我ら白夜の魔眼は…常にオマエ達を見ている」

 

そう言い残して白夜の魔眼は完全に撤退する。

 

「か…勝った……のか」

 

「アイツらが逃げたんならオレ達が勝ったんじゃね?」

 

ヤミの言葉を聞いてアスタはガッツポーズをして喜ぶ

 

「よっしゃあああ!!!」

 

が、限界を迎えて倒れ込む。リオンは朝日が登った空を見上げて

 

「本当に疲れた…」

 

魔宮の攻略、精霊の試練、そしてその日の疲れを癒している時に、今回の騒動である。ただでさえ疲れているのに追い討ちの戦闘だ。ダメージは無いが疲労困憊ではある。そんなアスタとリオンを遠目で見る銀翼の大鷲団長のノゼル・シルヴァ。

 

「黒の暴牛…アスタ…か…」

 

反魔法の剣を持つアスタを見た後に、リオンを見る。少し目を開いて、直ぐに視線を外し誰も聞こえないように声を漏らした。

 

「リオン・オーウェン……あの人の……」

 

そう言葉を残した。

 

 

―――――――――――――

 

その日の昼間にはリオンは城下町キッカを歩いていた。理由は久々に母親に会うためと、剣を新調してもらう為だ。

 

(身体が重い……明日でも良かったか?)

 

疲労困憊でも休むこと無く、実家に向かうのは早く武器の事を伝えないと行けないと判断したからであるが、歩くことすら億劫になるほど疲れていた。

 

「あっ!リオンさん!」

 

そんな時、明るい声が耳に入る。億劫な気持ちが少し軽くなる声の主は

 

「うん?ミモザ!」

 

金色の夜明け団の魔法騎士 ミモザ・ヴァーミリオンだった。

 

「き、奇遇ですね。こんなところで会うなんて」

 

ミモザは会うとは思ってなかった人物に会い顔を紅潮さて、モジモジしていた。リオンもリオンで

 

「ああ、そうだな。ミモザは買い物なのか?」

 

「そうなのです、少し足りないものがありましたから、買い物をしようと……」

 

「王族なら取り寄せた方が早いんじゃないか?」

 

リオンは首を傾げながらに言う。ミモザは少し笑いながら

 

「実際に見た方が良いんですよ。私のお兄様が尊敬していた人が仰っていたそうなんですが、『その目で見たものが一番信用できる』とそれを聞いて私もそうするようにしているんですよ」

 

リオンはその言葉とミモザの表情に少し顔を赤くした。魅入っていたのである。

 

「リオンさん?」

 

「あっ、何でもない。いいこと言うな、その日の人」

 

「ええ!私は一度も会ったことは無いのですが、是非とも会ってみたいと思ってますの。そういえば、リオンさんは何故ここに?」

 

ミモザは思い出したようにリオンに質問をする。リオンは

 

「オレは、深夜に白夜の魔眼との戦闘があって、使ってた刀をヤミ団長に渡したから実家に行って刀をヤミ団長とオレの分を打ってもらおうと思ってな」

 

「白夜の魔眼と戦ったのですか!?お怪我はありませんか!?」

 

ミモザは距離を詰めてリオンに問い詰める。リオンは驚きと魅入っていた女性が目の前に来て

 

「だ、大丈夫!被弾はしてないし!すっごく疲れただけだから」

 

「良かったですわ……。怪我がなくて。……!!」

 

その時ミモザは気づいた。自分とリオンの距離が近い事に。その距離は、密着に近い距離だった。

 

「///」

 

ミモザは顔を真っ赤にして離れる。その時した、植物のいい匂いにリオンはいい匂いだなぁと思った。

 

「す、すいません!疲れているはずなのに!」

 

「ぜ、全然大丈夫だよ!」

 

ミモザは顔に熱があるのを感じながら、話題を逸らそうと

 

「リオンさんの家は鍛冶師をしていらっしゃるんのですね!」

 

「と言っても、爺さんがだな、母さんも同じ系統の魔法で、作業するのが好きだからそのまま引き継いだ感じだし……」

 

リオンは熱いのが少し苦手なため、工房での見学はあまり好きじゃないのを思い出して少し気が滅入っていた。だが、おのが武器のために足を運ぼうとしていたのだ。

 

「そうなんですね。でも、納得しましたわ」

 

「納得?」

 

「ええ、リオンさんの使う氷魔法は、そういったお母様やお爺様の仕事を見てきたから、あんなにも綺麗な氷の刀剣を作ることが出来るんだと」

 

ミモザは微笑みながらに言う。これはミモザが初めてリオンの魔法を見た時に感じた純粋な気持ち。リオンは照れくさそうに笑い

 

「そうか?はは、そう言ってもらうと有り難たいよ。それじゃあな、またな!ミモザ」

 

そういい、リオンは歩き出す。ミモザはそれを見送る。

 

そして実家にて、刀の話をする。

 

「なるほどね。それで新しい刀が欲しいと。分かったわ、今から取り掛かるわ。ヤミ団長さんの分は私が、リオンの分は……まぁ、任せなさい!」

 

「不安しかねぇ」

 

「そもそも、剣を氷魔法で作れるんだからいらないでしょ?自分の魔力、身体を剣にでもしなさい!」

 

「無茶言うなよ!」

 

こうしてヤミの新しい刀は手に入ったが、リオンの刀剣はしばらく氷魔法でやりくりすることが決まった。

 

 

 

 




もっとミモザ登場させて進展させたい!

あと、リオンをもっと強化したい。悪魔強すぎんだろ……

オリジナル精霊(氷精霊)について

  • サポート重視の氷精霊フラウ
  • 単独戦闘能力も高い氷精霊フェンリル
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