ちょっと強気な生徒会長と
いつでも冷静沈着な風紀委員長との
かけあいが生み出すハーモニー。
こんな関係って、アリですか?
初めてのことだらけなので、
要領はあまりよくないですが、
サクッと読んでいただければ幸いです。
ここは、とある私立高校――
1学年の生徒数が1000人以上という
所謂マンモス校である。
俺の名前は「井高 和真(いたか かずま)」
この学園では風紀委員長を務めている。
とはいえ、違反や遅刻があまりないもんだから、
仕事という仕事もないのだが・・・
生徒だけでも3000人もいるような学校の
面倒を見切れるはずもないがな。
・・・一人の女子を除いては、だが。
その名は「篠崎 里桜(しのざき りお)」
この学園の生徒会長である。
成績は学年トップ、俺達とは格が違う。
というより、風紀委員会の仕事が彼女のせいで
消えたも同然なのだ。
小学校から彼女はこんな感じの人だった。
大勢の前に立って仕事をするのが好きで、
どんな仕事でも進んで引き受けていた。
中学、そして今のこの学園と来て・・・
一年生の間には既に生徒会の書記として活躍、
二年生にはいきなり飛んで会長の役に就いた。
そして、三年になろうかという時に・・・
俺はこいつに呼び出されていた。
~生徒会室~
「ねえ、なんで呼ばれたと思う?」
無邪気な顔であいつは質問を投げかけてきた。
「俺、お前に呼ばれるような事したか?」
「ぜ~んぜんっ、分かってないわね~」
「まさか・・・お前の暇潰しの為に?」
「よくできました~♪」
すっごく腹立つ。じっとしてりゃ可愛いのに。
「お前さあ、いい加減他の人とも絡もうぜ・・・」
「だって~、皆寄ってこないんだも~ん」
「まあ、あれだけ仕事ができるとそうなるよな」
「失敗を怖がってちゃ、なんにもできないからね♪」
あまりに腹が立った俺は
少しだけ、昔の思い出を語ることにした。
「近所の犬にビビって俺に泣きついてたお前が、
今じゃこの学園の生徒会長さんだもんな・・・」
「ちょっと、それいつの話!?///」
「カズくん助けて~とか言ってたよな(笑)」
「もう!恥ずかしいからやめて!///」
「今でもはっきりと覚えてるぞ?あの時は確か」
「その話はおしまいにして!///」
里桜は席を立って俺を止めようとした。
が、しかし、
ガチャ・・・
「えっ・・・?」
「おい、里桜っ・・・!」
――次の瞬間には口が塞がっていた
少し・・・ほろ甘い感じがした・・・
『・・・!!』
「助けてくれたら・・・お嫁さんになるって・・・」
「・・・覚えてるよ、はっきりとね・・・」
「里桜・・・」
「カズくん・・・」
『俺と付き合ってください・・・』
『私と付き合ってください・・・』
俺達は、なんのためらいもなくそう言った。
「カズくん・・・」
「な、なんだ・・・?」
「一緒に卒業したら・・・けっk・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・
時間は非情なものだ。
だが、聞き取れずとも言うべきことはあったのだ。
そんな中で、俺は・・・1つの答えに至った。
「そのつもりで、俺はここに入ったんだからな」
「カズくん・・・?」
「今度のキスは・・・教会でしようか・・・」
そのとき、彼女は泣いて・・・笑っていた――
~Fin~
本当にサクッとしてましたね~
私自身、こういうのを書くときって
テーマはおおまかにしか決めないので、
どうしても短くなってしまうんですよね。
小説というよりssのような気が・・・( ̄▽ ̄;)