class No.21
個性:鼓打ち(異形)
身体から鼓を生やしたり召喚したり出来る‼︎
召喚した鼓は叩いた音と同じ速さで爪のような斬撃を放つぞ‼︎
身体から生やした鼓は屋内の空間を操作できるぞ。鼓は6つ生えてきて右肩が右回転。左肩が左回転。
右脚が前回転。左脚が後ろ回転。腹が爪の攻撃。背中が部屋の入れ替えだ!!
異形型の個性なのでシンプルに身体能力も高いぞ!
ついでに鬼と呼んでいる状態の場合は身体から鼓を生やしたり超速再生ができるぞ‼︎(脳無ほどじゃない)
響凱’s アイ
右眼に下陸という文字に×がつけられたような印があるぞ!
響凱’s イヤー
絶対音感があるぞ‼︎楽器は好きだが多分耳郎とは違う分野の楽器。
響凱’s レッグ
筋肉のつき方がエロい‼︎
響凱’s 全身
普段は180くらい!鬼の状態だと2m‼︎
響凱’s シューズ
学校以外は履いてないか、ぞうりを履いてるぞ‼︎
「個性把握テストォ〜⁉︎」
いきなり個性把握テストだと…上鳴との入学式に可愛い女の子探すという約束はどうなるんだ⁉︎
「入学式は⁉︎ガイダンスは⁉︎」
そうだちょっとした手違いだろう…小生の華々しい高校生活のスタートだ
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」
『あるだろ。』おそらくこの時点でクラス全員がそう思ったであろう。
「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り」
……たしかに。そう言われると反論できなくなるな
だからと言ってこれは前代未聞じゃないか?
「ソフトボール投げ 立ち幅跳び 50メートル走 持久走 握力 反復横跳び 上体起こし 長座体前屈 中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト。
国は未だ画一的な記録をとって平均を作り続けている。合理的じゃない。まあ文部科学省の怠慢だよ。」
「爆豪中学の時ソフトボール投げ何メートルだった?」
「67m」
「じゃあ個性を使って投げてみろ。思いっきりな。」
「んじゃまぁ」
爆豪が思いきり振りかぶる。
「死ねぇ‼︎」
謎の掛け声と共に発射されたボールは爆豪の個性と思われる爆風によって加速し、飛んでいった。
「まず自分の最大限を知る。」
相澤が先程測定した爆豪の記録を見せる
そこには中学の体力テストでは見ることのできない数値
705.2m
「スゲェー‼︎なんだこれ面白そう‼︎」
「700ってまじ⁉︎」
「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科‼︎」
初めての体力テストの個性使用許可で場が盛り上がる。
だがそれを良しとしない男がいた。そう相澤である。
「面白そうか……ヒーローとなる為の三年間そんな腹づもりで過ごす気か?」
「⁉︎」
相澤の予想外な言葉に場が固まる。ヒーローとは思えぬ黒い気迫に皆が竦む
「よし。トータル最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう。」
「はああああああああ⁉︎」
またも相澤の予想外な言葉によって皆が騒めきだす
屋外での個性使用…これは少し…
「生徒の如何は教師の自由。ようこそこれが」
不味いかもしれない。
「雄英高校ヒーロー科だ」
***
「最下位除籍って入学初日ですよ⁉︎いや入学初日じゃなくても理不尽すぎる‼︎」
声を荒げてそう言ったのは誰であろうか。
たしかに理不尽ではあるが……
「ヒーローとなれば自然災害。大災害。例え火の中水の中。自己主張の激しいヴィラン達。
恐怖で身を竦める民間人を助けて理不尽を覆すのがヒーローさ。放課後マックで談笑したかったならお生憎。
雄英はこれから三年間君達に苦難を与え続ける。Puls Ultra さ。全力で乗り越えてこい。」
小生の個性は屋内有利。これは非常にピンチだが……
『ワクワクしてくる』
第一種目
50m走
飯田は3秒04
爆豪は4秒13
凄いなこれは小生も……気を引き締めねば
「陸打は一人だが気張ってけ。」
「少し準備を…いいですか?」
「ん」
小生の個性は単純な身体能力強化もある。
このテストを乗り切るにはそれが重要だ。これは鬼になった方がいいかもしれない。
目に多少掛かっていった髪を後ろに回してオールバック風の髪にする。
そして特段やる意味もないが目を白目にする。
これで準備はいい。
後は力を入れるだけ。
瞬間響凱の身体に変化が起きる。
ズズズと響凱の顔に謎の痣が出来ていき、
目は真っ赤に充血し、白い肌は褐色に近い色合いへと変化する
そして最も大きな変化は身体が大きくなった。大体2m程に大きくなっている。
この個性には緑谷もニッコリ……ではなく凄い形相でなにかを呟きながら俯き考え込んでいる。
響凱も何かをブツブツと呟き続けてしまう癖があるがあそこまで酷くは無いと思いたい
「終わったか?」
「……はい」
「じゃ始めるぞ…よーい」
トンッ
ピピッ
3秒87
これはなかなかの好成績だろうまあ鼓を生やしていないからアテにはならんが…
「凄いな陸打くん‼︎」
そう言って褒めてくるのは50m走1位の飯田だ
「君の個性は身体強化かい?」
「いやこれは「違うよ飯田くん」⁉︎」
なんだこのモサモサ緑は
「彼の個性はきっと単純な身体強化じゃないと思うな。さっきの状態だと見えなかったけど今の普通の状態の彼の眼を見てみてよ。文字が刻まれているだろう?単純な身体能力強化の個性ならこんな物は刻まれていないと思うんだ。だから考えられる可能性としては義眼か、コンタクトか、個性だと思うんだ。それでさっきの彼の50m走の時を思い出して欲しいんだけど彼黒目が無かっただろう?だからアレは彼の個性だと思うんだ。その事から彼の個性は異形形…もしくは複数かも知れない…いや…そっちの方が理解できるか…でも複数なんて何分の何の確率だ…となるとやはり単一の個性…………だったら…………それで…………ブツブツブツブツ」
「……………………」
「次は握力測定らしい。行こうか。」
「そうだな…………」
「せやな。」
「え…?ちょ、待ってよ!」
男子更衣室にて
「なあなあ陸打〜」
「……なんだ上鳴」
「お前さ、あのー相澤…?先生に声似てね?」
「あ。それ俺も思った‼︎」
「ちょっと真似してみてくれよ‼︎」
「初めて会った男の真似など出来るか……全く君達は合理性に欠くね。」
「似てるーー‼︎」
「ちゃんとやってくれたし‼︎」
「君達‼︎早くしないと遅刻するぞ‼︎」
「「はーい…」」