マッドサイエンティストと毒舌歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第十一話 二人きりのデート

今日は木原天成と草薙寧々のデートだった。

 

ショッピングモールでのデートは、

実は案外初めてという訳か、

天成にとっては、どんな、デートプランにしようか、

前日まで、悩んでいたのだった。

 

寧々は緊張しているのか、

天成の手をギュッと握りしめるのだった。

 

「はぐれたら、大変だからね…」

 

「うん…」

 

「どこに行く?」

 

「うーん…服屋に行ってみようかな?」

 

「じゃあ、服屋に行ってみよう」

 

二人は服屋に行ってみた。

 

そこで、服を選んでいくのであったが…

 

「寧々、まだ服が決まらないのか?」

 

「可愛いのもあるけど、どれがいいのか、

わからなくて…」

 

「うーん、淡い色が似合いそうだけど、

少し色が強い方のもありだな…

よし!これと、これなんて、どう?」

 

寧々の好みをありつつ、寧々一人では、

選ばないような、スカートやパーカーを選ぶのだった。

 

 

「はい、寧々、これは俺からのプレゼントね」

 

「はいはい、私に貢ぐのはいいから、

ショーとかにも、ちゃんと、貢献してよね?」

 

「わかっているって!

あっ、じゃあ、次は…クレープ屋に行ってみるか?

美味い、クレープがあるんだ」

 

パフェは甘いけど、お店で見た、クレープの種類を見た時、

どれも、美味しそうに思えた。

 

「食べたい」

 

カフェのクレープフルーツを食べていると、

コーヒーとチーズケーキを食べていた、

天成が、一点だけ、見つめていた。

 

「どうしたの?」

 

「いや、カプセルトイの仕組みが気になっただけだ、

中に入っている、おもちゃよりも、

むしろ、その仕組みが気になっていてな」

 

「それで?」

 

「電子決済が出来るらしいがな」

 

「へぇー」

 

「まぁ、これ、食べ終わったら、ゲーセン行くか」

 

 

食べ終わった後、ゲーセンに行くと、

天成は真っ先に、カプセルトイの場所へと向かった。

 

しかし、すぐに、戻って来た。

 

 

「おかえり、早かったね」

 

「いや、やっぱり、お姫様一人、

置いてけぼりにするのも、アレだと思ってね」

 

「何のつもりかと思ったら、そうだったのね」

 

「さて、対戦ゲームで、寧々に圧勝してやる」

 

「天成に出来るの?」

 

「あぁ、もちろんだ、上等だ、なんだって…」

 

「神に選ばれた天才…だから、でしょう?」

 

「あぁ!だから、このゲームマシンは、

10日かけて、攻略してきた、だから、寧々に勝つ自信がある」

 

「じゃあ、お手並み拝見といきましょうか?」

 

「望むところだ」

 

 

しかし、天成が何度やっても、やっても、

寧々には、勝てなかった…

 

「な、なぜだ!?神に選ばれた天才なんだぞ!

不可能は、ないんだぞ!」

 

「だから…神に選ばれた天才なんて、所詮、自称でしょう?」

 

「そんな、バカな…!

だが、次こそは、必ず!」

 

「はぁ…天成ったら…とんだ、向上心ね」

 

「褒め言葉として、受け止めたぞ」

 

「はいはい」

 

「よし、最後は映画を観に行くぞ!

寧々の好きな映画でいいぞ!」

 

「それじゃあ、これ観たい」

 

「わかった、付き合ってやる」

 

 

こうして、二人で映画を観に行くのであった。

 

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