マッドサイエンティストと毒舌歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第十四話 意外なプレゼン

エキストラの代役をすることになった、

木原天成。

 

(こういったのは、プロや詳しい人が、

集まるかと思っていたけど、

案外、そうじゃないようだな。

メールを見る限り、俺は少し演技して、

歌を歌うチームのようだ。

歌詞や音源は、メールで添付されている様だ。

これなら、開場まで、練習が十分に出来そうだ)

 

「早速、練習するか!」

 

と、気合を入れた!

 

「あの、よければ、一緒に練習しませんか?

みんなで、歌いますし、

そっちの方が良いかと思い…」

 

「おっ!それは助かるぜ!

そうしたら、この辺りを…」

 

「ちょっと、出来ないよ!

もっと、端でやってくれないか?

ダンスチームの方が、場所を使うから!」

 

「うわっ!」

 

「大丈夫か?今、ぶつかったんじゃ…」

 

「あ、はい。少し肩が触れただけなので、

大丈夫です」

 

「よし!ダンスチーム!練習始めるぞ!」

 

 

スタッフが困っていた。

 

「えっ?本当ですか…!?どうしましょう…」

 

「ん?」

 

「何だか、スタッフさんが焦っているみたいです。

どうしたんでしょうか…?」

 

「俺、少し様子を見に行ってくる」

 

 

そして、天成は、式場スタッフに尋ねた。

 

「あの、どうかしましたか?」

 

「あ…それが、演出の担当者が、

行く途中でケガをしてしまって…」

 

「後、3時間後に、式が始まりますので、

今から新しい人を、手配して、演出をつけてもらうのも、

難しいようですし…」

 

「このままだと、中止になる可能性があると、

新郎さんにも、伝えておきます」

 

「そ、そんな…」

 

天成は困惑していた。

 

「このまま、中止になるんですかね…」

 

「仕方ないじゃないですか。

演出の人がいないから」

 

「あの、俺たちだけで、

やることは、出来ないのか?」

 

「演出を付けるのは、簡単なことじゃない。

特に、この大人数だ」

 

「それくらいは、考えられるだろう」

 

「そうか、すまなかったな」

 

天成は、どうするか、悩んでいた。

 

(このまま、中止になってしまうだろうか…

司だったら、どうするのか…?)

 

 

その後、結婚式の控室にて。

何とか、新しい演出者がやって来た。

 

その人物は…神代類だった。

 

「さて、天成くん。本番まで、残り、2時間半。

泣いても笑っても、時が過ぎれば、

開演のベルは鳴ります。

そのベルを、どういった、心境で聞くか、

それは、みなさんの行動次第です。

皆さん自信で、決めることが出来ます」

 

(一気に空気が変わった)

 

「さて、残り時間も限られています。

練習をしましょう、天成くん」

 

「わかった」

 

と、天成は気合を入れて、結婚式のエキストラに、

臨むのだった!

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