マッドサイエンティストと毒舌歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第二十一話 未来に託す想いとは

11月になった。

もうすぐ、クリスマスを迎えようとしていた。

 

木原天成は来年、高校三年生になる。

進路や就職が決まっていきそうな中で、

天成は類と司と一緒に、そのことについて、会話をしていた。

 

「天成くんは、進学と就職、どっちにするんだい?」

 

「俺は進学するつもりだ。慶教大学の経済学部」

 

「天成は、学年でも、上の下位の成績だったな…」

 

それも、上から16番目の成績である。クラスでは5番目の成績である。

 

「天成くんなら、大学に行けると思うよ?」

 

「経済を専攻にするのか?」

 

「あぁ。元から関心があってな」

 

「そうか!関心があるのは良い事だ!」

 

「もうすぐ、期末テストか…」

 

「それでは、俺達と一緒に勉強会はどうだ?」

 

「あぁ。そうだな。俺も文系全般が理系全般より良くないからな…」

 

「天成くんは、理系もとい、数学と理科は天才だからね。

ボクでも敵わないよ」

 

「類がそういう事を言うとはな…天成は流石だな!」

 

と、司が天成の理系の優れている所に関心を持っていた。

 

「天成くんは、数学と理科が常に100点と…」

 

「ここまで満点を連発するとはな」

 

「俺は数学と理科は得意だが、実技はそこそこ。

文系が問題だ」

 

「数学が得意だったら、経済学科でも問題なく大丈夫だな!」

 

「あぁ。経済の勉強していて、暗記も欠かせないからな」

 

と、一人でひたすら天成は大学の受験勉強に励んでいた。

 

「4時間費やしている」

 

「そこまで、勉強が出来るとはな!

俺も負けてられないな!」

 

と、司が言いだす。

 

「ボクも内申点が悪いからね…」

 

「類は内申点が悪かったのか…」

 

「ボクはそんなに学業に関心が無いからね…」

 

それでも類は点数は中の上である。

 

木原家にて

 

「天成。大学受験勉強、はかどっているか?」

 

と、父が天成の勉強の面倒を、時々見ていた。

 

天成の父は塾の講師を何十年間も経験している。

予備校の講師の経験もある。

 

「天成は慶教大学の経済学部を目指しているから、

お父さんも応援するよ」

 

「ありがとう。父さん」

 

「母さんがいなくなって、寂しい思いをして済まなかった」

 

天成の母は離婚して、家を出て行っているが、

時々、天成が会いに行っている。

 

「大丈夫だよ。俺は」

 

と天成は大学の経済学部を目指して、猛勉強をしていた。

学習方法を、何度も工夫して変えながら、

どういう風に効率よく覚えられるか、

頭に入るか?というのを模索している。

 

動画で毎日のように、勉強する方法を学んでいた。

 

「俺は必ず合格する!慶教大学の経済学部!」

 

と、天成が気合を入れて、未来を明るくするために

人生を良くするために、勉強に励んでいた。

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