11月になった。
もうすぐ、クリスマスを迎えようとしていた。
木原天成は来年、高校三年生になる。
進路や就職が決まっていきそうな中で、
天成は類と司と一緒に、そのことについて、会話をしていた。
「天成くんは、進学と就職、どっちにするんだい?」
「俺は進学するつもりだ。慶教大学の経済学部」
「天成は、学年でも、上の下位の成績だったな…」
それも、上から16番目の成績である。クラスでは5番目の成績である。
「天成くんなら、大学に行けると思うよ?」
「経済を専攻にするのか?」
「あぁ。元から関心があってな」
「そうか!関心があるのは良い事だ!」
「もうすぐ、期末テストか…」
「それでは、俺達と一緒に勉強会はどうだ?」
「あぁ。そうだな。俺も文系全般が理系全般より良くないからな…」
「天成くんは、理系もとい、数学と理科は天才だからね。
ボクでも敵わないよ」
「類がそういう事を言うとはな…天成は流石だな!」
と、司が天成の理系の優れている所に関心を持っていた。
「天成くんは、数学と理科が常に100点と…」
「ここまで満点を連発するとはな」
「俺は数学と理科は得意だが、実技はそこそこ。
文系が問題だ」
「数学が得意だったら、経済学科でも問題なく大丈夫だな!」
「あぁ。経済の勉強していて、暗記も欠かせないからな」
と、一人でひたすら天成は大学の受験勉強に励んでいた。
「4時間費やしている」
「そこまで、勉強が出来るとはな!
俺も負けてられないな!」
と、司が言いだす。
「ボクも内申点が悪いからね…」
「類は内申点が悪かったのか…」
「ボクはそんなに学業に関心が無いからね…」
それでも類は点数は中の上である。
木原家にて
「天成。大学受験勉強、はかどっているか?」
と、父が天成の勉強の面倒を、時々見ていた。
天成の父は塾の講師を何十年間も経験している。
予備校の講師の経験もある。
「天成は慶教大学の経済学部を目指しているから、
お父さんも応援するよ」
「ありがとう。父さん」
「母さんがいなくなって、寂しい思いをして済まなかった」
天成の母は離婚して、家を出て行っているが、
時々、天成が会いに行っている。
「大丈夫だよ。俺は」
と天成は大学の経済学部を目指して、猛勉強をしていた。
学習方法を、何度も工夫して変えながら、
どういう風に効率よく覚えられるか、
頭に入るか?というのを模索している。
動画で毎日のように、勉強する方法を学んでいた。
「俺は必ず合格する!慶教大学の経済学部!」
と、天成が気合を入れて、未来を明るくするために
人生を良くするために、勉強に励んでいた。