マッドサイエンティストと毒舌歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第二十六話 獅子舞と赤鬼と青鬼

3月も真っ最中。そんな、ある日の事。

木原天成はふとしたことから、妖怪や鬼の演出がある、

お祭りの行事に、携わる事になった。

内容は、妖怪も鬼も人間と共存できますようにと、

願うお祭りが、ある場所で、行なわれるらしい。

 

そのある場所に、木原天成がやって来た。

 

「春のお祝いをして、妖怪や鬼が人間と共存する事を願う祭り…

何だろうな、変わった祭りだと、改めて感じるな…」

 

と、古くからの言い伝えで、春の時を迎えると同時に、

鬼や妖怪が人間と共存する事を願う祭りが、

200年以上前から、行われている模様。

 

「さて、俺もそろそろ、司や類と合流するか」

 

と、木原天成は司と類の元へ…

 

「おう!来たか!天成!」

 

「フフッ、やっぱり、木原君も来たんだね」

 

「当たり前だ」

 

「さて、木原君。準備に取り掛かろう」

 

そして、司は青鬼。天成は赤鬼を演じて、

獅子舞ロボと共に演技の練習をしていていた。

 

そして、夕方になり、本番を迎えた。

 

演技の練習を生かす時が来た。

 

獅子舞ロボが、向こうから襲い掛かって来る!

 

「ぬおっ!これは!恐るべき、獅子舞!

ただならぬ気配を感じるぞ!」

 

「やるな…!力も強いし、すばっしこくて、

さっきから、捕まらない!」

 

この獅子舞ロボは、自分で動くことが出来る仕組みである。

 

「ぬうう…!いつも、いつも、シャレにならないイタズラばかりで…!」

 

「この場所は、俺達、鬼が代々、守って来た場所だ!」

 

「これ以上、好き勝手するなら、容赦しないぞ!」

 

「相手は思いっきり受けて立つ感じだな」

 

「あぁ!赤鬼!連携して、アイツを捕まえるぞ!」

 

「おう!わかったぜ…!」

 

と、赤鬼と青鬼が、どうにか連携して捕まえようとしていた。

 

「ここは…!」

 

「青鬼!目が覚めたのか!」

 

「オレ達は…あぁ、思い出したぞ。

嵐の中、獅子舞と戦って、

谷底に落ちそうになった、ウサギをとっさに…

あのウサギは無事か?」

 

ウサギを助けようとして、谷底に落ちてしまった模様。

 

「あぁ、大丈夫だ。

だが、谷底から、どうやって登っていく?」

 

すると、こんな所に、獅子舞が!

 

「獅子舞、なぜここに!?」

 

獅子舞が、背中を載せてくれるようだ。

 

「普段から、争っている関係だが…恩に着るぞ」

 

獅子舞が何故か、青鬼を襲って来た。

 

「おい!何故、襲ってくるんだ!?」

 

しかし、何だかんだで、獅子舞が助けるのだった。

 

演技後…

 

「天成。どうにか成功したな!」

 

「あぁ、俺も手伝えてよかったぜ」

 

「フフッ、二人共、相変わらずだね。

獅子舞ロボもご満悦だよ?」

 

と、類も満足げだった。

 

 

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