ワンダーランドのセカイにて。
ミクがお出迎えをした。
「よし、これで、全部だ!」
「うわーっ!本がたくさんあるね!」
「あぁ、せっかくの演目の内容を話し合うなら、
みんなが持っている、戯曲を集めてみたんだ」
「決めるのが大変そうだけど、
こんなに読めるなんて、楽しみだな」
「じゃあ、まずは、これから見て、
一本ずつ、話し合ってみる?」
「うんっ…」
「どうかしたの?えむ?」
「ううん、何でもないよ!」
「そ、そう?」
「本当に本当!何でもないって!」
「うん…」
みんなで、戯曲を見てみた。
「これは…なんか、面白くなくて、つまらなさそうだな…」
「おやおや、司くん程の人物が、
このシーンの意味を解けないとはね」
「最初のヤツがいいんじゃない?
わかりやすいし、展開もいいし」
「ミクは、これがいいと思う!
いっぱい、歌えるもんっ!」
「ふふっ、みんな、やる気に満ちているね!」
ステージにて。
「そう言えば、えむは、どこだ?
こういう時こそ、やかましいはずだが…」
「さっきまで、ここにいたけど?」
「えっ、えっと…眠くなって…」
と、えむが眠たそうにしていた。
「自由すぎないか?」
「まぁ、いいじゃないか、
えむくんを交えて、もう一度、話を整理しておこう」
「ところで、トランポリンを、舞台一面に置けば、
面白いと思うが」
「うむ、天成くん、いい意見だよ」
「見た目からにして、派手だな!」
「それに、きっとショーを観た、子どもは、
あのトランポリンドームで遊びたくなるだろう!」
「ショーを観た後に、あそこに行ったら、
普通に遊ぶより、もっと、楽しくなりそう」
「うんうんっ!もーっと、楽しくなって、
ステキな思い出が作れそうだね!」
「よーし!じゃあ、練習を再開するぞ!」
こうして、みんなで、ステージの練習をするのだった。
「よーしっ!ステージの練習もはかどっている!
この調子で次のステージも、気合を入れていくぞー!」
「おーっ!」
「僕も気合を入れないとね…」
その後、類と天成は一緒に会話をしていた。
「そう言えば、木原君はテストはどうだい?」
「理系は良いけど…」
「相変わらず国語や社会が出来ないね」
「あぁ、イマイチ振るわないんだ…」
「何て言うか、木原君らしいと言うか…
フフッ、らしさだね」
「そうか!」
「そうだよ」
「じゃあ、気合を入れますか」
と、木原天成は、今後のテストや成績に頭を悩ませていた。
木原天成自身は、五教科はバランスよくやっているつもりだが、
どうしても、数学や理科に寄ってしまうのだ。