天馬司 神代類 草薙寧々 木原天成の
四人は、ワンダーランドのセカイへと、
やって来た。
「やぁ、いらっしゃい、四人とも
次の演目の話だね」
「その事なんだが、
揉めて、決着がつかなかったんだ…」
「あれ?えむちゃんと陽菜ちゃんは?」
「えむは今日、家の用事で、
陽菜は、えむの様子を観に行っている。
あっ、伝言を預かっているよ」
「なんだ?」
「えむちゃん、何だか、様子が変だし、
元気がないから、どうにかしたいって…」
「それでか…」
「そっか~心配だね…」
「私もえむちゃんに会いたかったけど、
何かあったのかな?」
「枠にとらわれない、えむくんの意見も
もっと、取り入れたかったな」
「なに、えむのヤツが、喜ぶような、
演目を選べば、問題ない!
それでは、ディスカッションスタートだ!」
しかし…
「はぁ…はぁ…はぁ…
お前ら、頑固すぎるだろ!」
「はぁ、そういう、アンタも天成も、
これしかない!とか、これだ!とか、
しか、言っていないじゃん」
「うぅ…神に選ばれた天才の直感が、
外れただと!?」
「はいはい、所詮は自称でしょ?」
「うぅ…」
「いやぁ、見事な平行線だね、
ここは、多数決でどうだい?」
「へぇ…?この間の、あの子達の遊び相手になったのも、
そういうこと?」
「うん、でも、今すぐに決めなくても、いいけどね」
「あぁ、そうだな」
「それにしても、陽菜の伝言って、何なんだろう…」
「それって、どういうことだ?」
「メモの裏側を見ていたら、えむちゃんが、悲しんでいる
って、書いてあったよ」
「えっ?あっ、本当だ」
「えむが…悲しそう…?」
「陽菜ちゃんなら、何か知っているかもしれない、
もし、出会う機会があれば、直接、二人に話を聞いておこう」
「俺たちが力になればいい」
「ふむ、そうだな!こういう時こそ、座長の力が頼りだからな!」
四人は現実世界へと戻った。
そこには、えむちゃんが、二人の男の人と喧嘩をしていた。
「これって…」
「なかなか、迫力のある怒声だね」
「とにかく、近づいてみるぞ!」
「うん、そうした方が、えむちゃんの為になるから…」
「えっ?」
「えむの事、見ていたけど、
やっぱり、おかしかった…」
と、寧々が言いだす。
「うん…」
「ねぇ、もっと、詳しく教えてくれない?」
「実は…えむちゃんに、お兄さんが二人いるのは、
知っているよね?」
「知ってるけど?」
「その、お兄さんと喧嘩したんじゃないかなって、
思ったんだ」
「それでか…」
「うん、それで、元気がないと思う」
「そうか…」
一体どうなる?