お客様!困ります!あーっ!トリガーはいけません!   作:クロアブースト

10 / 31
最初は国近だけで良いかなと思ったけど三輪の話がインパクトあったので混ぜました。

作者的現時点の超ド級爆弾の手札
・三輪←
・城戸司令
・小南

「三輪を使うぜ!」

超ド級の爆弾を放るスタイル

何故かって?

それは面白いから……


国近と白亜①と三輪

S級隊員である白亜にはボーダー本部に専用の個室が設けられている。本来なら作戦室に使える場所なのだが、白亜にはオペレーターはいないのでベイルアウト先と仮眠用とかにしか使ってないのである。

因みに白亜を押し倒すボーダー肉食系女子にとってはヤリ部屋扱いされてたりするので長居するのは危険である。

 

そして今日は先日遠征任務から帰還したA級1位部隊太刀川隊のオペレーターである国近柚宇が来ていた。普段太刀川隊には対戦ゲームしに行くこともある白亜だが、今回は他のメンバー達も用事があるらしい。

 

「太刀川さんは単位のお説教受けてて、出水くんは米屋くんと遊びに行ってるの」

「唯我は?」

「唯我くんは実家で用があるらしいよ」

「それじゃあ一人ですね」

「そうだね。だからお邪魔しに来たんだよ」

 

因みにお邪魔しに来たと言っているが、勿論強制である。

押し倒されると分かっている白亜はSNSが届いた直後に個室から逃げ出そうとしていたのだが、扉を開けた瞬間にゲーム機を持った国近が待ち構えていた。流石は太刀川隊のオペレーター…

逃げ出そうとしたら先回りされてしまったのである。仕方が無いと割りきって部屋に招き入れてゲーム機の準備をしたのだ。

 

「じゃあリベンジさせてください。今度は負けません」

「良いよぉ。じゃあやろうか」

 

そう言って二人はマリカーで対戦をする。

 

いつも通りマリカーをしながら雑談をする。並列処理の訓練でもあった。

 

「最近調子はどうなの〜」

「ボチボチですね。俺より心配しなきゃいけない奴がいますし、一番の話題は三輪でしょう?」

「驚いたよねぇ…まさか姉弟でなんてフィクションの中だけだと思ったよ」

 

そう今ボーダーでの一番の話題は三輪秀次の姉弟合体事件である。本来の歴史と違って第一次大規模侵攻であらゆる傷を癒すトリガーがあったので三輪姉は助かった。

 

 

 

白亜は思い出す。三輪と出会ったのは第一次大規模侵攻で重症の姉を抱えて泣きながら助けてと縋る三輪に迅と白亜は遭遇したのだ。

 

そして白亜は姉の重症具合を見てまだ助かるからと治療系黒トリガーを起動しようとした瞬間に迅に腕を掴まれる。

 

「白亜、駄目だ」

「どうしてだ。まだ助かるぞ」

「この少年の姉を助けたら、少年には壮絶な未来が待ち受けている。正直そのお姉さんを見殺しにするべきレベルのだ……」

「っな!?」

 

三輪は驚愕する。何故なら迅は助ける手段をあるにも関わらず彼の為に見捨てろと言ったからだ。

 

「迅、俺は仮にそうだとしても助かる見込みがあるなら救うべきだと思ってる。やれることはやり遂げるべきだと……」

「白亜……」

 

迅はその言葉に哀愁を感じた。何故なら白亜は師匠をやるべき努力を怠ったが故に見殺しにしてしまったと後悔しているからだ。それが例え自身が不幸になったとしてもだ……

 

「少年、今から二択をする」

「そんなことよりも姉さんを!」

「聞け!」

「ッ!?」

 

三輪は白亜の言葉に怯む。

 

「お前の人生が掛かっている!姉の命を天秤にかけなきゃいけないレベルのだ!よく考えて答えろ!

良いか?コイツは未来を見れる」

「未来を……?」

「信憑性は今は後にしろ。大事なのは今姉を助けたらお前には壮絶な未来が待ち受けているということだ。助けても地獄が待っているし、見捨てても姉を失う地獄が待っている」

「そんな……」

 

三輪はその言葉に絶望する。

 

「俺はそれでも助けた方が良いと判断している。やれることはやり遂げなければ絶対に後悔するからだ。

そしてコイツはその壮絶な未来を見て、命と比べても姉を見捨てるべきだと言っている。

どっちも当事者を無視した自分勝手な結論だ!

だからこそお前にはそれでも姉を救いたいのかを選んでもらう。

そして時間はお前の味方じゃない。

姉を助けるタイムリミットがあるからすぐに決めろ」

 

酷な話である。助けても壮絶な未来が待ち受けており、助けなければ姉を見殺しにしたという辛い未来が待ち受けているのだ。そして三輪はよく考えて決断する。三輪の頭に浮かんだのは姉の笑顔だったからだ。

 

「俺はそれでも姉さんを助けたい!……例えどんなに壮絶な未来が待っていても乗り越えてみせる!」

 

それは何の根拠もない自信。だかそれは確かに少年が悩んだ上で自分の意思で決めた決断だった。

 

「よく言った。なら助けてやる!乗り越えて見せろよ!その未来を!」

 

そう言って白亜は治癒能力のある黒トリガーを起動して三輪姉を助けたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

そうして三輪姉を助けた三輪は壮絶な運命を背負った少年である。

 

 

 

思いもしなかったのだ。

 

 

 

 

まさか三輪の姉が肉食系女子になったら実の弟である三輪を押し倒すだなんて!

 

三輪がシスコンだったように三輪姉がブラコンなのには気づかなかった。しかも三輪のような兄弟としての兄弟愛ではなく、弟を男として愛する近親愛だとは予想出来なかったのである。

両親がいないのも大きい。

本来なら両親はそれは駄目だという立場から阻止しようとするだろうがいない以上は歯止めが効かないのである。

つまり三輪と三輪姉は一つ屋根の下に住むのだ。

だから近親愛を持つ姉がいるので何も起きぬはずがなく……という展開である。

因みに三輪が迅を恨む理由は、姉を見捨てたから……ではない。こうなることを知ってて助かった後も事実を話さず放置しようとしてたからである。

まあ確かに助けた結果が近親愛を迫る姉になるとは思うまい。

 

因みに三輪姉は既成事実ガチ勢なのでゴムは用意しない。俺がサイドエフェクトで三輪姉が妊娠する可能性を見てゴムを渡していなかったら今頃三輪は学生パパになっていただろう。しかも姉を孕ませたというおひれ付きである。高校生にこれは酷すぎる。

 

迅は見捨てるつもりは無かったのだが運が悪かった。

迅の未来予知では直接三輪と遭遇しないと確認出来ない。

まだ三輪姉に押し倒される前の三輪は目の前で見捨てろと言い切った迅に嫌悪感を持っていた。

近づかないようにしていたからこそ迅は警告を伝えるのに遅れてしまったのである。

 

だが白亜はパラレルワールドを見れる為に事前に察知出来たのだ。

三輪姉が嬉しそうに膨らんだお腹をさすって、隣の三輪が白目を剥いている光景を……

白亜にゴムを渡された時は最初は何を馬鹿なと思って助けてくれた恩から一応受けとったのだが、まさかその日のうちにゴムを使い切るまで押し倒されるとは思わなかったのである。

 

 

その次の日、三輪は白亜の元に赴いて跪いて言った最初の一言が……

 

「犬とお呼び下さい」

 

感謝、圧倒的感謝である。そして周囲をドン引きさせる狂信者誕生の瞬間だった。それこそ香取に次ぐレベルの狂信者具合である。

 

それ以降の三輪は白亜を崇拝したのだ。白亜に足を向けて眠るなどとんでもない!彼には後がない。何故ならもし三輪姉が学生妊娠なんかされたらゲームセットだからだ。

 

一時は三輪隊解散かと思われたが白亜が立ち会って何とか解散せずに済んだ。

 

そうして今も三輪は三輪姉との人生を掛けたゲームを一つ屋根の下で夜の寝室で繰り広げているのだ。

 

 

 

 

 

そしてそんな壮絶なゲームの結末の部外者である二人はマリカーを終えた。国近はエロゲーを取り出してやり出す。これもいつもの光景である。

 

「あの、人の部屋でエロゲーを大音量で流すのやめて下さい」

「えぇ…良いじゃない。」

 

画面上の女の子が艶声を響かせる中で国近はいつもの調子で言う。そう国近は太刀川隊ではパーティーゲームをメインで行うのだが、俺の部屋にやって来た際に持って来るゲームはいつもエロゲーなのである。

 

何故エロゲーなのか、それは主にエロシーンを見させて雰囲気作りをする意図があったのだ。

 

「白亜くん的にはこのシーンはどう?」

「う〜ん、ヒロインは可愛いんですけど理由がご都合主義過ぎて微妙ですね」

「そっか〜。ふむふむ、なるほど〜」

 

エロゲーをしながら情報収集を目的としてるとは本人の談である。そして彼女はいつも通りにエロゲーを終わらせて俺の方に振り向く。

 

「では白亜くん、お願いがあります」

「何でしょうか?」

「今のシーンの再現をしましょう!」

「エピローグのハグでしょうか?」

「違うよベットシーン」

「……」

「……」

「断ったら……」

「凌辱プレイかな〜」

「マジで恐ろしいな!」

 

因みに凌辱プレイとは彼女がではなく、俺が凌辱されるのである。俺はそんなことするくらいなら確実に逃げるからだ。肉食系女子の執念を嘗めてはいけない。こんなほんわかしてる国近だが、以前逃亡しようとしたらスタンガンを持ち出そうとしてくる程には過激なのである。

 

何故こんなことになったのだろう。以前太刀川隊にゲームで負けたからリベンジしに行ったら他のメンバーは全員留守だったのだが、作戦室でエロゲーやってたのを目撃してしまったからだろうか……

 

それからエロゲーを俺の部屋で行うようになったのはとんだ迷惑である。因みに俺の部屋にエロゲー置き忘れたりしたら処分するぞと脅しているので持ち帰りは徹底させている。何せ国近以外にもやって来る女性隊員は数多くいるのだ。そんな中でエロゲーが見つかったらどうなる?

 

軽蔑される?いや誘ってると勘違いして押し倒して来るのが目に見えているのだ。

 

「遠征行く前にも種を沢山もらったんだけどね。減っちゃったから補充したかったんだ〜」

 

そう……以前綾辻に計られた遠征部隊合同訓練と称した騎乗訓練で国近には当然押し倒された。

 

お前ら何しに遠征行くんだ!という白亜の主張を聞き入れることなく、種を搾り取ってから遠征部隊のオペレーター達は遠征任務に向かったのである。因みに当然だが嵐山隊のオペレーターである綾辻は遠征に行くことはない。完全に漁夫の利であった。

 

因みに国近も最初はゲームに勝てたら何でも一つだけお願い聞くよぉと思春期男子が喜びそうなサービス精神溢れる賭けをしていたのである。本人的には白亜から襲ってくれないかなぁと誘惑していたのだ。

しかし日々、ボーダー肉食系女子から押し倒される白亜がそんな要求をするつもりなどなく……

 

これでは押し倒せないと判断した国近は方法を変えた。ボーダー肉食系女子は押し倒す為なら学習を欠かさない。

それを勉強に活かせという声は聞き入れない。

因みに言うまでもないがボーダー肉食系女子は保健体育においては全員満点取れるのは既知である。

 

そして思いついたのがエロゲーのベッドシーン再現プレイである。

エロゲーを大音量で行う事で否が応でも興奮を煽り、そこから流れでちょっとベッドへ行こうかというのがテンプレである。

日々国近は自分がやりたいベッドシーンがあるゲームソフトを探しては白亜の部屋でプレイするというとんでもない女である。

そして拒否したら陵辱プレイ決行という手札で強制的にベッドシーン再現プレイに持ち込むのだ。

 

え、押し倒すなら陵辱じゃないのかって?

 

白亜は自分からは手を出さないけど、百戦錬磨なので抱かれたらきちんと相手の女性に配慮するので大体がイチャラブになるのだ。

 

そしてこの世界線ではイチャラブが嫌いな肉食系ボーダー女子はいないのである。

勿論色んな性癖があるのだが、お互いに気持ち良くなれるのならそれが一番という思考なのだ。

 

まぁベッドシーン再現プレイを拒否したら陵辱プレイを躊躇なくやるのも国近なのだが……

 

スタンガンを見せつけたのはブラフである。拒否したらここまでやるぞと言えば逃げる意思は無くなるからだ。

 

そうして白亜は今日も国近にベッドシーン再現プレイをさせられることになったのだった……




三輪隊と修のユーマ庇う時のやり取り

修「三輪隊?ああ、実姉と一つになった奴か」
三輪「」←白目からの意識が飛ぶ
米屋「秀次ィィ!」

多分こうなる。
因みに三輪を戦闘不能にする魔法の言葉は「生理が来ないの……」この言葉を言われたらベイルアウトするレベルである。
未来予知のサイドエフェクトを持つ迅が言ったら一番衝撃だと思う。

三輪秀次
…カイジばりの人生を掛けた賭けを強いられる少年。賭けでミスると学生パパ待ったなし。そして助けた最愛の姉こそがギャンブル相手という壮絶な現状を過ごしている。

白亜の存在によって大好きな姉を助けた代わりに近親婚+姉の学生妊娠のリスクというバタフライエフェクトを滅茶苦茶受けている。
近界民撲滅?そんな余裕が彼にあるとでも?
まあ近界民は排除したいだろうけど、原作程必死ではないと思う。

白亜の援助なしでは資金面、姉の既成事実阻止、風評被害を解決出来なかったので白亜の狂信者になるしか道は無かった。

国近柚宇
→C級肉食系女子。得意なプレイはベッドシーン再現プレイであり、断ったら陵辱プレイに突入する。
因みにR18だとスタイルも良いからかなりドスケベプレイとか似合いそうだと思う。

第二次大規模侵攻でのランバネイン戦のタイトルは?

  • 空飛ぶゴリラを撃ち落とす日
  • 雷の羽を撃ち落とす流星一条
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。