お客様!困ります!あーっ!トリガーはいけません!   作:クロアブースト

14 / 31
※警告、綺麗な小南ファンの方はブラウザバック推奨。この話に出てくるのはSS級肉食系女子なので価値観壊れる危険性があり………

綺麗な小南は表ルートで表現しているので裏ルートは絶対に見ないでください。
ワートリ原作やこの世界線の小南が二度と綺麗に見えなくなる恐れがあるので責任は取れません。

良いですか!世の中には知らなくて良いことだって存在するんですよ!



知らなければ幸せだったことなんて沢山あるんです。だからこんな裏ルートは見なくても良いんです!だからブラウザバックして良いんですよ!



本当に良いんですか?壊れても知りませんよ!












化け物を掌で操れるのは同じ化け物だけなのだ………


【小南と白亜①】裏ルート ※閲覧注意あり

「ふん、ふん、ふ〜ん♪」

 

白亜との温泉旅行から帰ってきた小南は玉狛支部で鼻歌を歌う程ご機嫌だった。そこに迅がやって来たのである。

 

「良いのか?」

「何よ迅……」

「小南は白亜のことが好きなんだろ」

「そうよ」

「だったら恋人になれば良いんじゃないのか?」

 

迅が見た未来では白亜と小南が恋人になって仲睦まじく過ごす未来も見ていた。二人を祝福したい迅としてはお節介を焼こうと思うくらいである。

 

「それは無理よ。詩音の中には今でも初恋の人がいる。そんな状態で他の女性を愛せる程器用じゃないわよアイツは……」

「そうか……」

 

迅は納得する。確かに旧ボーダー時代から初恋の人を振り向かせる為に入ったと宣言した男だ。第一次大規模侵攻で初恋の人を損失した傷はまだ癒えていないのも仕方ないと思っていた。

 

 

 

迅は知っている。第一次大規模侵攻で覚醒した白亜は多くの人間を救った。その切欠は初恋の人を目の前で近界民によって殺された怒りからである。

膨大なトリオン量と超能力染みたサイドエフェクトを得た白亜は本来なら人手不足で多くの死者を出す筈だった第一次大規模侵攻で多くの人間を救ったのだ。本来なら一番救いたかった筈の初恋の人は救えないままに……

 

第一次大規模侵攻の襲撃が終わり、安全確認をしている最中に白亜は気絶した。力の使い過ぎによっての気絶だったのである。目が覚めるのは一週間後だと未来予知で分かっていた。だが目が覚めた後に失踪したり、自殺する未来まで見えてしまったのである。

 

迅にとってその一週間は白亜の死刑宣告の如く気が気ではなかった。目が覚めた白亜は何かを知ってしまったが故に嘆き悲しみ……

 

その上で失踪する。中には失踪すらすることなくその場で自殺してしまった未来すらあった。一体何があったのか、未来を映像としてしか見えない迅にとって何故嘆き悲しんだのかは分からない。

一番有力なのは初恋の人の喪失だ。

だが彼は第一次大規模侵攻で迅と合流した際には既に初恋の人が死んだと本人の口から伝えられたのである。つまり怒りはしても初恋の人が死んだという事実は受け止めていたのだ。

仮に全てが終わって嘆き悲しんだとしても自殺する理由にはならないはずなのだ。

 

そして白亜が目覚める日に迅は考えられるだけの対策を幾つか講じた上で当日を迎えた。結果的にはその原因が本人の口から語られて白亜が自殺するのを阻止した。

その原因こそ伏せるが重要なのは彼を救う唯一の未来は小南であり、そして迅の目論見通りに小南によって白亜はまた救われたのである。

 

 

そして白亜は明らかに小南を愛していたのだ。そして小南も白亜を愛しており、何故付き合わないのかと当時は疑ったものだ。白亜曰く初恋の人を振り切れてない現状で付き合うのは失礼だかららしい。

それを聞いた迅は白亜らしいがそんなこと気にせず付き合っても良いんじゃないかと白亜にもお節介を焼いたのだ。まあ白亜は決意が固かったので聞き入れることはなかったが、それも選択の一つだと受け入れたのである。

 

今回の一件があったからこそ迅は今度は小南にお節介を焼こうと思ってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう迅はここで立ち去るべきだった。小南に対峙する前に疑問に思うべきだった。何故小南が付き合わないのかを……

確かに白亜側に付き合わない事情はあるのは分かったが、小南が遠慮する理由としては弱い。何故ならボーダー肉食系女子は押し倒すくらいなのだから相手の事情など考慮せずに行動するのは当たり前の行為である。その理由を知るべきではなかったのだから……

 

人が足を踏み入れてはいけない領域とはすぐ側にあることを彼は知らなかったのだ。

 

「それに恋人になったら詩音が他の女を抱けないじゃない」

「は?」

 

小南の言葉に迅は意味が分からなかった。今のは聞き間違いかと疑ってしまった。いや、聞き間違いであって欲しかった……

 

「良い女は良い男を育てるものよ。だから詩音にはもっと良い男になる為に他の女で経験を積んでもらう必要があるのよ」

「何を……言っているんだ……小南……」

 

迅はまるで深い闇に足を踏み入れている感覚を味わった。何故良い男にする為にわざわざ不倫を推奨するような言動をするのか迅は分からなかった。

いや何故小南は不倫を全く忌避感なく言えるのだ……

普通は愛した男が他の女に抱かれることに忌避感を抱かずにはいられないはずなのだ。

 

「私は寛大なのよ。どんな女を抱いたとしても詩音の初めてが私なのは変わらない。だから私以外の女を抱かせて経験を積ませて詩音を現世に繋ぎ止める為の楔を作るのよ」

 

そう小南は分かっていた。二度の絶望から白亜を救ったのが小南だが運が良かっただけだ。

自分一人では繋ぎ止めるには不足していたのを痛感していたのだ。

だから白亜を現世に繋ぎ止める為に沢山の女が必要だったのだ。

その為に不要な嫉妬と独占欲の感情を自分の中から消し去ったのである。

 

「詩音は誠実だから、例え押し倒されたとしても抱いた女を捨てたりしない。それが一人や二人だったら、彼は自分の命を犠牲に動くかもしれない。けれどそれが十数人という単位だったら踏みとどまるわ!

だってもし詩音が死んだら、彼を愛する女は全員後追いで死ぬもの。私がそうなのだから……」

「まさか巻き込むつもりなのか……白亜の周囲にいる女性達を……」

 

白亜の為に周囲の女性達を巻き込もうとする小南に驚愕する迅。何なのだ……

純粋なはずの小南が一人の為にこんな周りを犠牲にすることを言うのが信じられなかった。

 

「そうよ。でも勘違いしないでよね。相手の意思を無視して無理矢理白亜を抱かせるわけじゃない。そんなことをしたら楔にはならないわ。

 

自分の意思で詩音に惚れて…

 

自分の意思で詩音を押し倒して…

 

自分の意思で詩音の女になってもらうの…

 

私を含めた詩音だけの女達が十数人集まって初めて詩音を完全に現世に繋ぎ止められるのよ」

 

迅はその計画を聞いて吐きそうになった。まるで白亜一人の人生を掌で操るかの如き大規模な計画だったのだ。そして小南は確信している。それが実現可能なのだと……

 

「私はその布石を撒くだけよ。後は勝手にボーダーに肉食系女子が溢れ返る。そうしたら必ず詩音という素敵な男に惚れる女は必ず現れる。

そして私はその間はいつも通りの純粋な騙されガールのままでいればいい。

そうすれば詩音の周りに肉食系女子達が集まることになるわよ」

 

そう肉食系女子に囲まれた白亜にとって小南こそが癒しになれば白亜は勝手に転げ堕ちてくるのだ。そうすれば白亜の正妻ポジションは盤石となるのだ。

幾らでも肉食系女子達は白亜を好きに押し倒せば良い。だが白亜の一番の座は私のものなのだと小南は考えていた。

 

「だが、日本は一夫一妻制だ…」

「何言ってるのよ迅。詩音がいるなら日本に執着する必要はないじゃない。他の惑星国家に移り住んでも良い。詩音がいればどの国も引くて数多だろうし、一夫多妻制だけで済むならどの国家だって喜んで受け入れるわよ」

「そこまでやるのか……」

「そこまでやるわよ。だって私は詩音を愛しているもの……詩音を死なせない為にやるべき努力はすべきよ」

 

それは悪の帝王を彷彿とさせる程の覚悟だった。

本気で小南は実現するつもりなのだ。

愛した男の為に小南は白亜の人生を意のままに操り、十数人の女性の人生を歪ませて白亜専用の肉食系女子として押し倒させて楔とするのである。

その為に恋人ではなく正妻には不要な嫉妬や独占欲を消したのだ。

そうすれば小南は仮に白亜が目の前で別の女を抱いても、嫉妬一つせず凄いわねと祝福出来るし、白亜を囲みたいと言い出した肉食系女子がいたら独占欲を無くした小南は心から賛同出来るのだ。

 

「言っておくけど迅、邪魔はしないわよね。だって私と詩音の幸せを願うなら……これは必要なことだもの」

 

そう確かに白亜を繋ぎ止める方法としては最良だ。そしてその為の手段だって人的被害は全く出ない。何せ当人の意思で結ばれるのだから、それこそハッピーエンドである。問題はそれが人為的かつ一人の少女の手で成される事実だけがどうしようもなく気味が悪いことを除けばである。

 

「ああ……自分の意思でやるならそれを邪魔する必要はないさ……」

「そう…なら良かった!」

 

小南は純粋な笑顔で言った。先程の計画を語る時のような気配は微塵も無かった。

 

「本当にそれで良いのか小南……」

「えぇ……これは妥協じゃないわ。白亜の一番は渡さないし、白亜を現世に繋ぎ止める為に十数人の女を囲ませるのは私の意思。それに白亜は絶倫だからそれぐらい余裕でこなすから満たされるわよ」

 

その確信が怖い。もし白亜が親友じゃなかったら今すぐ逃げ出しているところだったと迅は後に語る。

 

第一次大規模侵攻は白亜の他にもう一人の化け物を生み出したのだった。




小南 桐絵
SS級 肉食系女子
→一人の男の為に十数人の人生すら捻じ曲げて惚れた男の人生を意のままに掌で操る女。しかもその為に不要な感情を平気で自身の中から削除出来る化け物。

正妻系人生掌握肉食系女子。本作でのボーダー肉食系女子を生み出した元凶。【乙女新書】を流出させたのは勿論故意。白亜の前では純粋騙されガールとして接する事で直接手を下さなくても白亜が転げ堕ちてくるのを自覚している女。
普通に恋する乙女として彼に抱かれるポジションを獲得した女。
二度の絶望を救ったことと初恋の人が死んだことによる貞操観念が崩壊した要因から小南からのアプローチだけは絶対に拒まないからである。

第一次大規模侵攻で生まれた化け物で彼女が覚醒しなかったら白亜は普通に小南ルートになるだけで済んだ。小南が口にしたように確かに死ぬ可能性は存在していたので現世に繋ぎ止めるという観点だけならこの方法は効果的。
何より恐ろしいのが白亜の人生掌握しているのが愛故に全く悪意が存在しないこと。
迅が吐きたくなる程に恐ろしいのに全くの嫌悪感が抱けないのである。
因みに白亜の人生掌握してるだけなので白亜以外を襲うボーダー肉食系女子は完全に彼女が動いた巻き添えである。

もしワートリ原作でここまで覚醒してたら原作には白亜はいないので恐らく一番近い男性である迅の人生掌握をしていると思われる。

R18版に出すヒロインは?

  • 木虎
  • 香取
  • 綾辻
  • 宇佐美
  • 瑠花
  • 小南
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。