お客様!困ります!あーっ!トリガーはいけません! 作:クロアブースト
本当は宇佐美や空飛ぶゴリラを撃ち落とす日とか、ボツになったけど赤ちゃんプレイにド嵌りしたミカミカ(本編は既に別のプロットに変えてます)とか書きたかったけどこっちの方が先に出来上がったので先に投稿します。
今回は肉食系女子の押し倒し描写見たい方はスルーで良いかも。ただのランク戦なので。
時系列的には第2次大規模侵攻乗り越えた後のB級ランク戦。ラウンド表記しなかった理由は本部の隊員が3倍に増えてるせいでラウンドが馬鹿みたいに増えて管理出来なかったからです。
設定は東隊の代わりに香取隊が加わり、原作の第四ラウンドの夜の部が魔境だったとして書いてます。
ではお楽しみください。
「こんばんわ、本日は嵐山隊オペレーターの綾辻 遥と解説役として加古隊長とS級隊員の白亜さんに来てもらってます」
「よろしくね」
「よろしく」
「あ、白亜さん。そろそろ一週間経つので試合後によろしくお願いしますね」
「いや、俺も用事が……ってハーモニカを出すのは止めろ!分かった!事務作業終わった後なら来て良いから!集音マイクある状態で音響テロはマジでやめてくれ……」
「じゃあ後で夜食に炒飯持っていくわね」
「お前ら、俺の安眠妨害したいのか……」
白亜が行う事務作業の後のスケジュールに綾辻の禁欲発散と加古の炒飯テロが追加される。間違いなく今夜は寝かせてくれないことは確定である。
「今回対決するのは三雲隊、二宮隊、影浦隊、香取隊の四つ巴になります」
シーンと周囲の静まる音がする。何せこの会場の者達は知っているのだ。B級ランク戦における怪獣達が集結していることを……
「何ですか、この怪獣決戦は?調整ミスしたのって位に酷いですね……」
「怪獣は雨取さんじゃないの?あのトリオン量は脅威でしょ?」
「いや雨取並にタイマンで遭遇したら即死しかねない二宮と香取も怪獣だ。一方的に殺される」
綾辻と解説役の容赦ない言葉が解説を聞く隊員達を戦慄させる。というか隊員を怪獣呼ばわりする時点でおかしいのだが、三人がランク戦で暴れまわっているのは周知の事実である。
フルアタックのアステロイドで正面から防御不可で殺しに来る『二宮』
万能手以外ならタイマンで九分九厘で勝つ一点特化型キラーの『香取』
B級下位ランク戦から、メテオラ爆撃、極大アイビス、回避不可のライトニングでフィールドも相手もねじ伏せて来た玉狛のトリオンモンスターの『雨取』
どいつも対策必須級の怪物である。何せ本来ならエース級である『空閑』『三雲』『影浦』が霞む程である。
「悲惨なのが影浦隊かしら。何せ二人が陽動仕掛けて影浦くんが浮いた駒を狩るのが定石なのに遭遇したら即死するモンスター級が三人いるせいで彼らに気を付けながら行動しなきゃいけないから動きにくいことこの上ないわね」
「何が酷いってユズルや北添はともかく、今回狩りやすい相手が若村、三浦、犬飼、辻という全員マスターランクなことだな。エース級は即死級の三人から逃げながらマスターランクを狩らないとまともに点が取れない。クソゲーかな……」
かつてない高難易度戦闘を想定される今回のランク戦は殆どの隊員が観戦に来ていた。
そして彼らは楽しめるだろう。かつてない怪獣決戦がこのラウンドで繰り広げられるのだから……
なお、参加する隊員達は怪獣決戦に巻き込まれて見世物レベルで悲惨な目に遭うことは請け合いである。
「おっと!開始早々全員がバックワームを装備しました!」
「今回は位置がバレると危険な三人がいるせいね」
「雨取はともかく、二宮と香取は点を取るために動き回るだろうから位置を補足されるのは避けたいだろうな」
全員がバックワームを着ることで位置を補足されるのを防ぎながらの慎重な行軍を強いられる。そう思われていた……
ヒュゥゥゥゥゥ
各地に投下される投擲音が響き渡るまでは……
ドーン!
「北添隊員のメテオラがフィールドに降り注ぎます!」
「北添は嫌でも場を引っ掻き回さないと影浦隊が狙い撃ちにされて終わるからな。影浦以外はタイマンなら狩りやすい駒なのは変わらないしな」
そして北添の投擲メテオラにどう動こうかという段階で彼らは空を見上げざるを得なかった。
そこには超巨大なトリオンキューブが浮かんでいたからである……
上空に超巨大なトリオンキューブが浮かび上がる。それが一般的な隊員が放つトリオンキューブサイズまで細かく分散する
「メテオラ」
千佳の言葉と共に各地へメテオラが降り注ぐ。
ドーン!ドーン!ドーン!
北添の投擲爆撃を上回る規模と範囲での絨毯爆撃が始まった。
「今度は雨取隊員がお得意のメテオラ爆撃を仕掛けたぁ!」
「もはや空爆地ね……二人ともMAPを更地にするつもりかしら……」
「目的は釣りだな。全員バックワームで位置を隠してるせいで戦略が立てにくいことこの上ない。それでも影浦隊は混戦にしないと詰むから北添は選択肢が無かったとはいえ、雨取は修の指示だろうな…」
「指示ですか?」
綾辻の質問に白亜は答える。
「北添に便乗して強制的な二択にさせたんだ。北添の方に向かうか、それとも雨取の方に向かうか。どちらも放置すると不味いが今回は二宮と香取がいるせいで位置の割れてる二人を狙うのは進行中に二人と鉢合わせるリスクがある」
「つまり二人は囮ってことね」
「そういうことだ。しかも二人がバックワームを解除してひたすらメテオラ撃ってるのは位置バレしてもう隠す必要が無いからだ。だが他の隊員達は違う。バックワームを纏わないと香取か二宮に補足されて狩られるリスクがあるからこの絨毯爆撃の中で慎重に動かされるを得ない。実質フルガードを封じられたようなものだ」
千佳と北添のメテオラ爆撃地帯。しかも近付くと即死級の二宮と香取に遭遇するリスクがある。
爆撃を避けつつ、二人に見つからないように警戒しなければいけないプレッシャーはかつてない危険度である。
「うひゃぁ……凄い爆撃だねぇ……こんな中で動かなきゃいけないとか鬼でしょ」
犬飼は目の前で起こる雨取と北添の爆撃合戦を見てそう呟く。そして隊長である二宮から指示が下る。
『俺と辻は北添と絵馬を狩る。お前は香取に見つからないようにしながら三浦と若村を狩れ』
「雨取ちゃんはどうします?」
『あそこには三雲が待ち構えている。しかも雨取の援護射撃付きでだ。雨取のメテオラ爆撃は目障りではあるがわざわざリスクを犯してまで進む必要はない』
犬飼と無線通信を通して二宮は一旦雨取を放置すると結論づける。現時点で犬飼を向かわせてもやられるのがオチである。
そして慎重に行動しながら動く犬飼は若村を見つける。そして向こうは気付いておらず奇襲するにはチャンスだった。
しかし……
バシュン!
「え……」
死角からの狙撃、犬飼隊員は咄嗟にシールドを張るもイーグレットが貫通したせいでヘッドショットが決まりベイルアウトする。
そして背後を見ると香取がイーグレットで狙撃した姿が見えた。
若村は囮、奇襲しようと意識を若村に向けた一瞬の隙を突いて潜伏していた香取は狙撃で犬飼を撃破したのである。
「犬飼隊員がヘッドショット!?撃ったのは何と香取隊員だぁ!」
「犬飼は油断したな。二宮がユズルを追いかけており、雨取のアイビスは発射音が目立つせいで警戒していれば避けられると侮ってしまった。そこを香取隊はわざと若村という餌を与えてチャンスと意識を向けさせた。犬飼は若村の師匠だからタイマンならほぼ勝てるという油断も誘ったのだろう。
その隙を突いてイーグレットで咄嗟に張ったシールドごと貫きヘッドショットを決めた。香取のナイスプレーだ」
香取は一点特化キラー故にタイマンで避けられる傾向がある為に対策として狙撃手としての指導も教わった。それにより香取は放置されても狙撃を行える。
放置しても狙撃を行われ、近付けばタイマンで狩られるという恐ろしい成長を遂げたのである。
「先制点は香取隊です」
「これで二宮くんは取れる選択肢が減ったわね。二宮くんは単独で確実に勝てない相手には辻くんか犬飼くんとの連携で対処するのだけれど、犬飼くんが早々に退場させられちゃったせいで雨取ちゃんと香取ちゃんを相手にする際は唯一残った辻くんを同伴させないといけないわ。今頃二の足を踏んでるわね」
前期の香取は二宮に対して九分九厘が出来ない相手としてタイマンだと二宮に勝ち越されていた。
しかし香取は分野を問わずありとあらゆる技能を習得しては組み合わせて使うせいで戦略が多彩になり、今では個人ランク戦で二宮相手でも五分五分まで持っていけるようになっている。
タイマンでも香取に勝てるかもしれないが、このチームランク戦でリスクをなるべく取りたくない二宮としては香取とのタイマンは避けたいのだ。
しかも香取がイーグレット狙撃をしてきた以上、他の隊員はバックワームは外さざるを得ない。何せバックワーム中はフルガード出来ないせいでイーグレットでの狙撃をされると一方的に狩られ続けてしまう。だがバックワームを解除すれば香取や二宮に位置を補足されやすくなる。
雨取と北添の絨毯爆撃の中をかいくぐりながら、位置が割れている状態で二宮と香取に捕まらないように行軍しなければならない。
史上最悪の中での強要行軍が始まった………
【千佳ルート】
→修が待ち構える。千佳のアイビスは防御不可、ライトニングは回避不可の援護射撃の二択を仕掛けられる中で人越拳修と戦う必要あり。
【北添ルート】
→影浦とユズルが待ち構える。北添が狩りやすい駒な為に二宮が確実に潰しに向かう為、鉢合わせたら狩られる。
空爆を避けながら即死ユニットである香取と二宮に見つからないようにしないといけない。しかも香取がイーグレット持ち出したせいでフルガード出来なくなるのでバックワームは使えなくなり位置も補足されやすくなるというハンデ付き。
かなり厳しいと思います。
R18版に出すヒロインは?
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木虎
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香取
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綾辻
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宇佐美
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瑠花
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小南