お客様!困ります!あーっ!トリガーはいけません! 作:クロアブースト
未完になるかも出し一応幾つか伏線貼っとこうかと……
感想がモチベーションに繋がるので良かったらお願いします。
ワートリ早く遠征編が待ち遠しい。
遠征先で仮にレオフィリオとキオンがどんな国家か語られた場合でもパラレルワールドということで、本編ではレオフィリオは獅子王円卓、キオンは王位継承戦終結後の修の自称婚約者の姫君のいる国という設定は維持予定。
まあ玄界の三門市以上には広いだろうから惑星国家内の1勢力で治まると信じてるけど(希望的観測)
厳しい気候と地形が敵を阻む。
雪原の大国、キオン。
そこで次期冠トリガーと王を決める王位継承戦が行われる。
詩音達はそこで王位継承権を持つ姫君と謁見する。
「私はアレクシア。王位継承権第六位よ!ひれ伏しなさい玄界の兵士達!」
「第六位ということは末端だろうに……」
「何ですって!?」
修の言葉に憤慨するアレクシア。詩音は修に補足する形で伝える。
「確かに今回の王位継承権で継承者候補は六人だが、全員が冠トリガーを扱う為にトリガー使いとして訓練を積んでいる。ボーダーで言うところのA級の遠征部隊に匹敵する精鋭……つまりはエリートと言って良いだろう」
「それだけじゃないわ!今回の王位継承権を持つ者達は全員がそれぞれ黒トリガー争奪戦で勝ち残った実力者よ!貴方名前は?」
「三雲 修だ」
「そう。オサム、訓練室に入りなさい。格の違いを教えてあげるわ」
姫君という本来ならば庇護化に入る筈の存在ですら優秀なトリガー使いという強国。
玄界の侵攻には使われなかったトリオン兵や独自トリガーに触れつつ修は近界の強国というスケールを思い知る。
ズシン!ズシン!
香取と詩音は雪原の大地を踏みしめる巨大な足を見上げながら対峙する。
「何これ……トリオン兵に乗って戦うとかSFじゃない!?」
「あれはキオンで開発中だった対都市殲滅用トリオン兵
量産型及び継戦能力の利点を捨てて、殲滅特化型のワンオフもの。
18m級の巨体を持つトリオン兵が電柱サイズとも言えるブレードを振り下ろす。
それを躱した詩音は旋空 弧月で右足を、香取はコクピットに当たる頭部へハウンドを放つも頑丈な装甲に阻まれ掠り傷一つ付かない。
「装甲の強度にかなりのトリオン量が注ぎ込まれてるな。継戦重視なボーダーのトリガーじゃ傷一つ付けられないか……」
「私の武器じゃまともに攻撃が通らない。まずは装甲を削り取るまで片足に攻撃を集中させますか?」
「いや王位継承戦でコイツ以外にも伏兵はいる。香取は修達と合流して城に攻めて来た敵兵の対処を。コイツは俺が仕留める」
吹雪の吹き荒れる戦場。
50を超えるトリガー使いを撃破した刹那と修の前に、重厚な威圧感を放つ青年が現れる。
「構えろ
「刹那でもか?」
「今まで何度か黒トリガー使いは撃退してきたが、あれはキオンの国宝と呼ばれる黒トリガー使い氷結の騎士だ」
「始めまして玄界の兵士さん。貴方達を斬りに来ました」
銀髪かつ白銀のコートを羽織った『氷結の騎士』の二つ名を持つ青年。
キオンにおいて最強の剣士が刹那と修に刃を向ける。
バシュン!ガキン!
遠方から放たれた修へ向けて放たれた狙撃を詩音が孤月で弾く。
「!?」
「狼狽えるな修。妖華、狙撃手は何処から撃ってきたか分かるか?」
「1km先だ」
「遠いな……」
「正直我も驚いておる。何せ止まっているならともかく戦闘中の近接戦闘者を1km先からヘッドショットを決めるなど我や他の狙撃手でも無理だ。雪原かつ凄腕のスナイパー、我の憧れた白い死神を彷彿とさせるな」
「僕の狙撃を弾いたか……玄界のトリガー使いも少しは出来るようだね」
1mを超える長身の銃で狙撃をした白フードの狙撃手は弾を装填する。
「久し振りに楽しめそうだ」
キオンでも最高位の狙撃手。
『白い死神』を連想させる狙撃手の援護射撃が詩音達のいる軍へ地獄を見せてくる。
城の窓から吹雪が止んだ満天の星空を見つつ、アレクシアと修は語り合う。
「ねぇオサム……玄界ってどんな国なの?」
「そうだな。俺のいたところでは戦争には参加せず学校という学び舎で子供達が勉強を受けられる様なところだ」
「意外ね。貴方、どう考えても紛争地帯で潜り抜けた風貌じゃない」
「それは師匠のせいだ」
「ふぅ〜ん。でも良いなぁ。この国では子供達でも兵士になるよう教育されている。そんな平和な国なら一度行ってみたいわ」
「ならこの王位継承戦が終わって落ち着いたら来れば良い」
「え?そんなの無理よ!」
「まあ確かに簡単では無いが、師匠の伝手で密航位なら出来る筈だ」
「ありがとうオサム……でもきっとそれは難しいわ。だってこの戦い……きっと私は死んでしまう。王位継承戦で敗北した候補者は内乱を起こさないように敗北者で最もトリオン量が多い人は母トリガーの生贄。それ以外は処刑される決まりなの……」
「なん…だと……」
「だから私にとってこの王位継承戦は勝たなければ私の人生は終わる。いつ終わるかも分からない戦場で共に勝つことだけを考えて動ける今が一番楽しいのよ」
それは死の間際に命を燃やし尽くすかの如く、過酷な道を歩むアレクシアに修は何と声を掛ければ良いのか躊躇ってしまう。
「そんな深刻な顔しなくて良いのよオサム。そうね……もし仮に私が王位継承戦で勝ち残ったなら……褒美に貴方を私の婚約者にしてあげるわ」
「逃げなさいオサム。貴方ではあの男には勝てないわ!」
「カカカ、逃がすわけがなかろう」
燃え盛る城でトリオン体を破壊されたアレクシアは修に逃げるように言い放つ。
王位継承権第一位の王子。
『虐殺皇』の二つ名を持つ褐色肌で白髪の青年は嘲笑う。
「小奴らは玄界からやって来た傭兵モドキ。キオンの民でないなら鏖殺だ」
「アレクシアは下がってろ。俺が相手をする」
「逃げなさい!相手は黒トリガーで王位継承権の中で最強のトリガー使いよ!」
「逃げればアレクシアが殺される」
「ふむ、良い。小僧何故部外者である筈だが命を賭ける?傭兵らしく金か?それともこの女に惚れたか?」
「そんなんじゃない。俺がそうするべきだと思ってるからだ!」
〜劇場版OSAMU 人越拳と雪原の姫君〜
Coming Soon
遠征艇で同じ船の下事件で幕を開けた修は佳境に立たされる。
後に玉狛支部で語られるキオンでの遠征任務を修が語る度に千佳の逆鱗に触れて『中断して夜戦→語る→中断して夜戦』のループが行われたとされる玉狛支部のベッドの一つが壊れるレベルの夜戦が繰り広げられた『夜の三連戦』
第一戦とされる刹那のファム・ファタール呼び事件を乗り越えた修は次の逆鱗に触れる。
尚同じ船の下事件の夜戦は千佳曰く前戯だからノーカンとのことでカウントされてなかったりする。
「修くん。ところで婚約者ってナニ?」
「………」
「ねぇ…答えて修くん」
「婚約者はアレクシアの自称であってそんな約束はしていない」
「ふぅ〜ん。そうなんだね」
千佳の絶対零度の視線が修を萎縮させる。
「じゃあ証明してよ修くん。そこの寝室で」
千佳と夜の三連戦を果たして生き残れるのか乞うご期待!
キオンでの王位継承権のお話。
レプリカ先生は7年前には六本の黒トリガーとか言ってたけど、渡航者にバレないように秘匿された黒トリガーとかあるだろうし、年数も立ってるから本編だと軽く10本以上はある予定だが本編で出てくるのは一部のみ。
因みにアフトクラトルが属国とかヴィザを抱えたハイレイン家と鎬を削り合う他の当主勢力が制圧出来てないことから冠トリガーの性能はエグい性能と思われる。
修が原作開始前に積み重ねたフラグの数だけ玉狛のトリオンモンスターが夜戦を仕掛けるので生き残れないと続きが聞けない模様。
因みにアンケートのエネドラちゃんは幼女型トリオンロイドにトリガー角刺したらエネドラッドフラグが消滅した代わりに幼女な雌ガキが産まれた。
きっとヒュースはエネドラちゃんの存在を知った時に宇宙猫の表情してると思われる。
【今回登場した登場人物達】
アレクシア
…第六位の姫君。A級遠征部隊レベルのトリガー使いかつ黒トリガー使いという実力派エリート。
修に自称婚約者宣言という火種で千佳と夜の三連戦事件の要因の一つとされている。
対都市殲滅用トリオン兵
…玄界の拉致目的の遠征ではコストパフォーマンスの悪さから連れてこれないけど、敵国との殲滅目的の切羽詰まった戦争や自国の防衛なら補給効く状況ならありそうと生まれた産物。ぶっちゃけガンダムとかエヴァスケールなのでラービットやイルガーを上回る耐久力重視の装甲を持つ。ボーダーの継戦重視のノーマルトリガーじゃ壊せないので小南か黒トリガー呼ぶのが最適解とされる。
『氷結の騎士』
…キオンに置ける国宝の黒トリガー使いでヴィザ級の剣士。ヴィザと比較すると若さ故に実戦経験の対応力では劣るが、反応速度やトリオンコントロールはヴィザを上回るとされている。
修単独なら瞬きの合間に頸を刎ねられるまである。
『白い死神』
…狙撃手で有名な人をモデルにしたキオン最高峰の狙撃手。混戦かつ1km先という射程圏外からヘッドショットや手足のピンポイント狙撃を決めてくるというチート。
『虐殺皇』
…褐色肌で白髪の青年。王位継承権第一位かつ継承者最強の黒トリガー使い。先代冠トリガー使いの教え子だったりと出来レースだと他の王位継承者達から思われる位には恐ろしい存在だったりする。
千佳と夜の三連戦、何処でギブアップ(上から順番予定)
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刹那のファムファタール呼び
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キオンの姫君から婚約者宣言
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王位継承戦で義兄から姫君守る決戦
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EX:お別れの再会願うキス
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EX2:帰国途中の新しいフラグ
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EX3:美少女型トリオンロイド
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IF:エネドラちゃんの尋問