お客様!困ります!あーっ!トリガーはいけません!   作:クロアブースト

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香取の魔改造っぷりがヤバい。マジでヒュース入隊させないとこの世界線の玉狛第二じゃどうしようもない位に香取隊が強すぎて詰む。

まあみんな香取好きだろうしこの位の魔改造しても良いよね(目そらし)


香取と白亜①

ボーダーのブースに向かっていると見知った顔を見かける。その女性はこちらを見ると顔を明るくさせてこちらによって来た。

 

「白亜様!」

「様付けはやめろ」

 

犬のように人懐っこく近付き様付けしてきた香取にやめるように言う。

 

彼女は香取 葉子。俺の直弟子の一人だ。俺の弟子になってあらゆる技術を仕込んだ結果、前期のB級ランク戦では香取隊が猛威を振るって一気にB級3位へ跳ね上がったのである。しかも実力だけならB級2位の影浦隊よりも上だ。

数点差で2位の影浦隊の順位を抜けなかったのが影浦隊長が生存率が高いことの一点のみである。

普通にランク戦で対峙したら影浦隊を全滅させる位には香取隊は強い。

というか二宮隊だって二宮隊長と相性が悪いから勝てないだけで香取隊は一度は二宮隊以外のチームを全滅させているのだ。

 

 

彼女個人が何よりも強い。彼女の強みは何でもこなせる万能性で相手に合わせた戦術切り替えによる不利な間合いを維持したタイマンでのハメ殺し戦術である。

 

二宮さんみたいな万能性のある敵や同じポジション同士で正面から挑むと流石にランキング上位には勝てないのだが、一点特化型相手に不利な間合いを徹底して保ちながら戦えば九分九厘勝利するというとんでもない女傑だ。

何せ射手トリガー入れてなかった風間さんに中距離を維持して戦えば10タテやらかしたり、当時一点特化でランキング上位だった連中を全部狩り尽くした。彼女とタイマンで勝ち越せるのは太刀川、二宮、他は万能手系マスターランクだ。それ以外はタイマンだと勝率九分九厘な時点で異常である。

B級ランク戦だと二宮さん並にマスターランク万能手以外の一点特化型に関してはタイマンすると即死するユニット扱いである。

 

因みに戦わせてないけど修との相性は最悪だ。絶対近距離でやり合わずに中距離での撃ち合いに持ち込み続けて10タテは確実にやるだろう。

 

そして香取隊はチームとしても強い。

俺が香取の強みである上達率の速さに指導技術を仕込んだら、何とチームメンバー二人を自ら指導してマスターランクまで上達させたのである。

構成的には二宮隊に近く、攻撃手のマスターランクである三浦と銃手のマスターランクである若村とタイマン一点特化キラーの香取よる3人全員が高レベルのチームだ。

しかも香取は万能性故にどんなメンバーにも自身の役割を合わせる事で高レベルの連携が出来るせいで集団戦も強い。

集団戦の3要素である個人スペック・連携練度・戦略において個人スペックと連携練度でマウント取れるせいでB級ランク戦において集団戦ですら無双出来てしまう。

前期は香取の一点特化キラーに目が行きがちだったのもあり、後半のランク戦は集団戦で優位性を取った事で大量の得点を稼いだのである。

 

ぶっちゃけ今の香取隊はA級レベルと言っても遜色ないまでに強い。特に一点特化型のエース級は香取に容易く処理されるので余計に質が悪いと言っても良いだろう。

 

 

 

そんな彼女だが俺が関わる切欠になったのは彼女の幼馴染であるオペレーターの染井さんから香取に指導して欲しいと頼まれたからである。

 

当時の香取はマスターランクになるも壁にぶつかるとすぐ投げ出す努力を怠る悪癖があったのだ。

取り敢えず染井さんの協力を得て寝そべって不貞腐れてた香取を部屋から叩き出してランク戦でボコボコにした。

案の定10本勝負でボコボコにして何故努力しないと聞いたら泣きながら言ってきたのだ。

 

「だって努力の仕方が分からないのよ!何だってすぐ出来たから!どう工夫すれば良いのか分からないんだもん!」

「だったら俺が教えてやる。努力や工夫だって出来ることを教えてやるよ」

 

そう言って泣き言言ってた香取に徹底的に仕込んだ結果が今のニュータイプ香取である。

かつてすぐ出来るからと周りを見下していた彼女はもういない。

努力家で周りに教えるのも上手くなった彼女はプライベートでの料理下手な女子達にお菓子作りを教えれる位に器用になったので周りからも慕われるようになった。

そうして頑張って褒められる喜びを知った彼女はますます努力にのめり込んだ結果が香取隊の成長に繋がった。

 

問題は何故か俺に絶対服従な点だろう。香取は俺を崇拝しており、押し倒すことの拒否以外は文字通り何でも聞き入れてやる。

それこそ絶対服従の証として首輪とリードを顔を赤らめながら渡してくる程の絶対服従ガールだ。

 

俺と会う度に耳と尻尾がある幻想がある程に嬉しそうに人懐っこく寄って来るのである。

 

「実は白亜様にお願いがあるんです……」

「何だい香取」

 

絶対服従を有言実行する香取からの願いなので真剣に聞き入れる。何せ自分から頼ることはあっても要望を言ったりするのは珍しいのである。顔を赤くしながらモジモジしているのが不穏ではあるが……

 

「これを……」

 

そう言って渡して来たのはピンク色のリモコンである。嫌な予感が滅茶苦茶する。何せ綾辻の前科があるからだ。

 

「一体なんだいこれは?」

「これはスイッチなんです……私の中に入ってるロー「ちょっと待とうか」…」

 

まさかのとんでもスイッチの名前を言いそうになったので被せて防ぐ。何てものを渡して来るのだ。綾辻だけでも手一杯なのにこれ以上管理なんてさせられてたまるか!

 

「これは受け取れないな。返すよ」

「そんな……!?これは白亜様への忠誠の証なんです!」

「何の忠誠だい?」

「私の社会的生殺与奪権を渡す忠誠です!」

「そんな忠誠は望んでない!」

 

確かに人前でスイッチをオンにすれば社会的に終わらせる恐ろしいスイッチではある。だけどそんな忠誠は絶対にいらない。そんなのを持ち歩いていたら俺の社会的信用が確実に死ぬわ!

 

「最初は綾辻先輩から教わった貞操帯にしようかと思いましたが、流石に白亜様への忠誠には軽すぎます」

「元凶は綾辻か……アイツ今度こそ〆る必要があるな」

 

まさかの肉食系女子の中ではまだマシだった香取の取り扱い危険度を上げた綾辻はどうにかしないとヤバいと思う。

 

「絶対服従な以上、管理されるのは当然。だけど禁欲程度ならわざわざ管理させるのは白亜様のお手を煩わせるだけだもの」

「うん。殊勝なのは良いことだと言いたかった。いつも指示を達成した後にご褒美と称して押し倒さなければ良い話だったよ」

 

香取は絶対服従の見返りにご褒美と称して俺を押し倒すという肉食系女子なのだ。性格も良くなったし、人当たりも良くなった。けれど彼女も肉食系女子なんだなって身体で理解させられたのである。

しかも全然禁欲するつもりはないということは置いておく。

 

「だからこそのローターです!これなら私の社会的生殺与奪を白亜様に管理してもらえる。私は忠誠を示せるのでお互いにWin-Winですね!」

「いや得してるの香取だけだから!俺は受け取る時点で負けてるから!」

 

こんな方向で絶対服従の証とかマジでやめて欲しい。そんなの望んではいないのである。そんなものを持ち歩く男子とか女子から軽蔑ものだ。

 

あ、いや……このボーダーにいる女子は全員肉食系だから案外いけるかもしれないと思ったが俺はそれを無視した。

 

「もし受け取って頂けないのなら……プランBで行きます」

「プランB?」

 

何だそれはと思わず尋ねる。

 

「私が白亜様を裏切ることが出来ないように私自身が白亜様の子供を……」

「ようし!良く分かった。無碍にするのは良くないからこのスイッチを受け取ろう」

 

まさかのBはBabyのBとか言われてスイッチを拒めなくなったのである。そして香取の危険度は綾辻と同レベルに跳ね上がった。

取り敢えず俺の悩みを一つ増やした香取にはお仕置きとしてスイッチを起動する。ブブブと振動音が香取の身体から聞こえた気がしたが空耳だろう。

 

「あん……これが試練なんですね……頑張りますから……だからぁ……後でご褒美くださいぃ……」

「はぁ……仕方ないな……」

 

この後、個室で香取に押し倒されたのであった。

 

 

 

 

 

染井 華は香取隊が大きく変わった転機を目撃する。

 

白亜の直弟子になった葉子は部隊メンバーを集めたらいきなり二人に頭を下げてお願いしたのである。

 

「お願い!私に二人を指導させてください!」

「何言ってんだよ!」

 

若村くんが言うのも無理はない。何せ今まで葉子は自分より劣る二人を侮っていたのだから……

 

「私は物覚えが早いから、白亜様に指導してもらって相手の何が原因が出来ないかを見極める力を身に着けたの。だから二人にはまずマスターランクになる為に全力で指導したいの!」

「私一人じゃ香取隊は絶対に勝てない。勝つには二人に強くなってもらう必要がある。だから私に手伝わせてください!」

 

その熱意に負けて二人は了承したのだ。そして見る見る上達していく二人に自分のことのように喜ぶ葉子。それだけでも今までとは別人のような変化である。

そして全員がマスターランクになってからの初めてのチームランク戦。そこで香取隊はB級3位になったのだ。

 

葉子は数ポイント差で影浦隊に順位で負けたことを本気で悔しがっていたけど今までと比べればありえない位の快進撃である。

 

葉子は変わった。それも良い方向にである。

 

「華、次こそはA級を目指そう」

 

かつての約束を葉子は本気で目指している。葉子は前向きになった。その為の努力を自ら進んで教えを乞いに行くようになったのである。そして必要ならば同じチームメンバーに指導だって進んで行う位に活発になった。

 

香取隊の快進撃はまだ止まらないのだと私は感じたのだった……

 

 

 

 

 

なお、その努力の裏で葉子に毎回押し倒される被害に遭う隊員がいることはスルーしていた。最小限の犠牲で最大の成果を得るのは部隊としては当然だ。

華は賢いのである。




香取 葉子
…魔改造入った一人で玉狛第二のB級ランク戦での鬼門。
万能性による徹底した相手の不利な間合いの押し付けを行う事で一点特化型をタイマンなら九分九厘で処理する女傑。
ランク戦における一点特化型にはタイマンだと即死する二宮さん並みの即死ユニットである。
その強さは風間さんを十タテして、当時の個人ランク戦の上位攻撃手、射手を狩り尽くした程。
しかも白亜の影響で教えるのも上手くなったせいでチームメンバー二人に自ら頭を下げて指導させてと言ってマスターランクになれるように指導するという完璧っぷり。だからランク戦だと香取隊はマジで隙がない。
特にB級上位はエースが特化型なのが多いせいで餌食に合っている。前回のランク戦順位は3位。

三位の理由も二宮隊は二宮がタイマンで勝てないからという理由だけであり、辻も犬飼も普通にカモ。
影浦隊は隊長がサイドエフェクトで生存能力が高いせいで香取以上に生存出来てるからという理由だけ。タイマンなら影浦相手でも九分九厘勝利してしまうと言えばヤバさが分かると思う。
弱点というより対処法は合流優先してタイマンをやらない、マスターランクの万能手だと九分九厘の優位性が保てないので場合によっては普通に敗北する位か。
だから木虎とやり合うと戦績がトリオン量の少なさからの中距離押し付けをやった上で6:4で勝ち越す程度で九分九厘は実現出来ない。だが彼女は万能手としてもトップクラスなので彼女以下の万能手を差し向けたりしたら普通に狩られる。
白亜に対しては白亜様と崇拝して絶対服従である。だが肉食系女子なので押し倒す際だけは言うことを聞かない。
本編で白亜は絶対にやらないけど犬の芸を指示したら喜んでやる程。お手とかおすわりならまだ可愛いで済むが犬のちんちんという芸すら喜んでやりかねない位にヤベー女である。



ちょっとネタバレすると先の話で第二次大規模侵攻で空飛ぶゴリラをB級合同部隊を駆使して香取はハメ殺しする予定。そこで香取のヤバさが伝わればと思います。
タイトルは"空飛ぶゴリラを撃ち落とす日"か"雷の羽を撃ち落とす流星一条"のどちらかにする予定なのでアンケートを取ります。

第二次大規模侵攻でのランバネイン戦のタイトルは?

  • 空飛ぶゴリラを撃ち落とす日
  • 雷の羽を撃ち落とす流星一条
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