Mobile Suit Gundam MUV-LUV G-ALTERNATIVE   作:武者ジバニャン

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この作品は台本形式で進行します。台本形式が嫌いな人はブラウザバックを推奨します。

それとですが、この作品にはマブラヴのストーリー内の原作時系列、設定などを無視したり改変したり、ご都合主義な部分があります。
並びにガンダムシリーズのキャラクターが今作にパラレルワールドの人間として登場したりしますし、並びにオリジナルキャラクターなども登場します。



イメージOP1「閉ざされた世界/劇場版機動戦士ガンダム00」

イメージED1「signs ~朔月一夜~/マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス



第三十五章 新型OSによる模擬戦

帝都•帝国陸軍技術廠•第一機密演習場

 

 

前回から数日が経ち、今託未は、帝国陸軍技術廠の機密演習場にいる。

演習場の管制塔には巌谷中佐や篁裕唯中佐、更には何と斯衛から紅蓮や月詠真耶、そして煌武院悠陽までもが居る。

そんな彼らに傍にいる託未が呼び掛ける。

 

託未「ではこれより、新型OSを搭載した戦術機の演習を始めたいと思います。よろしいですか?」

 

悠陽「はい、よろしくお願いいたします。託未様」

 

託未「は!……状況を開始してくれ」

 

オペレーター「はい。これより演習を開始する…繰り返す、これより演習を開始する!」

 

託未はオペレーターに指示をだす。

オペレーターは言われた通りにインカムに向かって演習開始の旨を伝える。

その演習場には、互いに向かい合っている二機の戦術機。

管制塔から向かって見て東側は新型OSを搭載した撃震、その反対側には日本帝国軍が誇る世界初の実戦配備型第3世代戦術機•不知火が聳え立っている。

 

この不知火、元々は、第1世代戦術機であるF-4J改 瑞鶴の技術情報を元に、河崎重工、富嶽重工、光菱重工の3社によって共同開発された物である。

この機体では、新素材や複合材の開発により耐熱耐弾装甲を重要部に限定することが可能となっており、可動性を向上すると共に機体を軽量化。

その結果、機動性や整備性が従来機に比べて大幅に向上しており、さらには機体表面に新開発の対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。

また、700km/hを超える速度で長距離噴射をする事が可能。

 

そんな不知火に1人の眼鏡をかけた女性衛士が乗っている。

 

「……」

 

彼女の名は駒木 咲代子。帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊所属の衛士で、階級は中尉。

今回この演習の相手に自ら志願したそうだ。

その彼女、目の前の撃震を鋭く見つめている。

 

咲代子「いくら演習とはいえ、撃震と不知火で戦わせるなど…」

 

彼女からしてみれば、鈍重な撃震で機動力特化の不知火に勝負させるなど無意味に等しい。

そんなことを愚痴る咲代子、何故志願したのか…それは3日前に遡る。

 

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帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊詰所

 

咲代子「…演習、ですか?」

 

首を傾げる咲代子、その彼女に同じく帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊所属の衛士で階級は大尉である沙霧 尚哉が両手を組んだまま説明する。

 

沙霧「そうだ。帝国技術廠の機密演習場にて行われることになり、その演習相手に我らに白羽の矢が立った」

 

そう口にする彼の表情は面白くもない、実に気に入らないと物語っている。

 

咲代子「しかし何故我々に……?」

 

沙霧「殿下がお決めなられたのだ」

 

咲代子「殿下が?!」

 

驚く咲代子。まさか政威大将軍たる煌武院悠陽から指名を受けたのかと驚愕するのは無理もない。

 

沙霧「…帝都防衛に日夜練磨している我らを眼をかけてくださったのだ。

その殿下のお心を無碍にはできまい……だが」

 

咲代子「だが?なんですか?」

 

何か含むような態度を見せる沙霧。彼は徐に椅子から立ち上がり、咲代子に背を向けて窓の向こう見据える。

その顔、とても忌々しそうにしており、眉間の皺も寄っている。

 

沙霧「その演習相手……どうやらあの白い悪魔たちらしいとのことだ」

 

咲代子「彼らがですか?!」

 

沙霧「そうだ。実に気に入らない……何故殿下はあのような無法者どもを重用なさるのか……」

 

咲代子「……ですが」

 

沙霧「ん?」

 

咲代子「彼らのお陰で、日本は守られたと言っても過言ではないと私は思います」

 

沙霧「……」

 

彼女からのその言葉に沙霧は険しい顔で咲代子を見据える。彼にとってその彼女の言葉は気に入らず、嫌悪感が滲む程であった。

だが彼女からしてみれば、白い悪魔たち……彼らのその実態は同じ日本人ということ以外、未だに全て定かではない。

しかしそれでも日本を、そして守るべき国民も救ってくれたことには変わりはない。

彼女は彼らに対しては沙霧とは違い、感謝と尊敬の念を抱き続けている。

しかしそれは沙霧にとって不愉快のことこの上ない。

 

沙霧「…駒木」

 

咲代子「はい」

 

沙霧「貴様が奴らをどう評すかは貴様の自由だ。それを強制するつもりはない……」

 

咲代子「大尉」

 

沙霧「私の前では奴らへの称賛は聞きたくない」

 

そう語る彼は憤りと嫌悪が混ざったかのような顔で、咲代子を睨んでいた。

彼女は諦めたように眼を伏せ、少ししてから口にする。

 

咲代子「その演習相手、私が志願いたします!」

 

沙霧「…良かろう。だが、演習だからと言って容赦するな徹底的にやれ…いいな?駒木」

 

咲代子「は!了解しました!」

 

沙霧に対して敬礼して見せる咲代子は内心で…

 

咲代子「(大尉はああ言うが、私自身の眼で直に会ってみたい…白い悪魔と言われる彼らに)」

 

 

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そして今に戻る。彼女自身自ら志願したからには負けるなどと愚かな真似はしないつもりだ。

それに相手は撃震、対する咲代子は不知火、勝敗は火を見るより明らかと彼女はたかに括る。

そして演習開始のアラームが場内に鳴り響く。

彼女のレバーを握る力が増す。如何に相手が日本を救ってくれた英雄であれ、演習では手加減はしない。

彼女の衛士としての意地とプライドを以て勝つと、自身の心にそう固く誓う。

 

咲代子「衛士として、負けるつもりない!」

 

オペレーター『JIVES起動、演習を開始せよ!』

 

統合仮想情報演習システム…戦術機の実機の各種センサーとデータリンクを利用した仮想訓練プログラムであり、砲弾消費による重量変化や着弾や破片による損害判定及び損害箇所など、あらゆる戦闘における物理現象をシミュレート可能。

また、BETAの外見や行動パターンなども精緻に再現することができ、現在、衛士訓練プログラムとして最も有益なシステムだ。

 

アラームが鳴った直後、先に動いたのは咲代子だった。

36㎜突撃機関砲を撃震目掛けて発砲、まずは彼女が先手を取る形となった。

並みの衛士であればこの初撃でやられているだろう。だが目の前の撃震はそれを意図も容易く、左半身をずらした程度で見事躱してみせた。

 

咲代子「うそ!?だが!!」

 

しかしここで攻撃の手を緩めるなど愚の極み、彼女は続けて36mmを発砲。

撃震は跳躍ユニットを吹かし、横に滑らかな動きで滑走し彼女の猛攻を躱し続ける。

苛立ちが募る彼女は不知火の跳躍ユニットを全力噴射し、撃震を追撃する。

猛追しながら36mmを連射し、しかも距離が狭まれば当たる確率も高くなる。

だがそんなこと撃震の衛士は読んでいたかの如く、先ほどの滑らかな綺麗な滑走から一変、跳躍ユニットを巧みに操り、なんと地面すれすれでローリングによる回避機動をして見せる。

 

咲代子「な!?」

 

思わぬ動きに彼女は驚愕する。それは管制塔にいる悠陽たちも同様であった。

何度も何度も突撃砲で攻撃するが、素早くも無駄のない滑走でこれら全て回避する。

 

咲代子「くっ!!ちょこまかと!!」

 

苛立つ咲代子。しかし撃震は、ローリングから一気に咲代子の不知火の懐まで全力噴射してきたのだ。

 

咲代子「なっ!?」

 

突然のことに思うように反応できず思わず36mmで応戦しようとするが、だが撃震は目の前で咲代子のターゲットインサイトから消える。

 

咲代子「き、きえた!?ど、どこに!?」

 

左右や上など視界を向けるが見当たらなかった。だが機体のセンサーがすぐにその居場所を教えてくれた。

 

咲代子「うしろ!?」

 

咲代子の不知火はすぐに背後に振り向く、そこに撃震が待ってましたと聳え立っていた。

 

咲代子「この!!」

 

彼女の不知火は撃震に突撃砲を向けながら後方へ跳躍するその瞬間、撃震はまたも彼女ターゲットインサイトから外れ、不知火の懐に強烈な蹴りを叩き込む。

その光景、一年戦争時にアムロ•レイが操るRX-78-2ガンダムにシャア•アズナブル専用のザクがキックを食らわしたあの光景に酷似していた。

 

咲代子「くっ!!」

 

戦術機でこのような芸当、到底無理なことをこの撃震は意図も容易くやってくる。

彼女は突撃砲を放棄し、背部兵装担架に装備されていた長刀へと持ち替えようとしたが、それよりも先に撃震がいつの間にか長刀に持ち変えていた。

 

咲代子「いつの間に!?」

 

何とか応戦しようと長刀を振るが、しかし不知火よりも先に撃震の方が早かった。

素早く鋭く斬撃は一切の無駄ない動きで、彼女の不知火の両腕を切り裂き、終いには頭部のメインマストをも切り裂いた。

 

オペレーター『駒木機、両腕部、頭部大破。撃破と認定』

 

咲代子「こんな……簡単に……」

 

オペレーターから告げられたことで、自分が今撃破されたのだと認識した。

彼女が所属する帝都本土防衛軍は帝国軍の中でも選りすぐりの精鋭の集まりであり、そこらの正規軍とはレベル違うくいのエリートである。

そのプライドがあった、だがそれを目の前にいる撃震が見事に打ち砕いたのだ。

 

オペレーター『状況終了。両機とも所定の位置に帰投せよ』

 

咲代子「……了解」

 

 

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一部始終を見ていた悠陽たちは呆気にとられて言葉が見つからなかった。

第一世代機の撃震が不知火相手に終始圧倒して勝ったのだ。

 

悠陽「…………」

 

真耶「これは……!?」

 

巌谷「……」

 

裕唯「……」

 

様々な反応を見せる中、紅蓮だけは冷静でオペレーターに問いかける。

 

紅蓮「所要時間は?」

 

オペレーター「は、はい!今回の演習に要した時間は……に、2分です」

 

紅蓮「ほう」

 

巌谷「すごい!!すごいぞ!!新月くん!!」

 

裕唯「ああ!OSを変えただけでここまで変わるとは!!」

 

託未「ありがとうございます」

 

巌谷と裕唯は余りにも大きなリアクションで嬉々として託未を称賛する。

それに対して託未は淡々とした応答する。

 

託未「皆さん、今から格納庫に行きましょう。そこへお見せしたいものがあります」

 

悠陽「お見せしたいもの?」

 

託未「はい、移動しましょう」

 

 

________________________________________________________

 

 

託未に連れられ一向は格納庫に移動。格納庫にいる整備員らは突然現れた政威大将軍たる悠陽の姿に驚き、敬礼して迎える。

彼らの敬礼を受ける中、託未たちは撃震の前までやってきた。

 

巌谷「新月くん、撃震の前まで来たが、なにを……」

 

託未「少しお待ちを……降りてこれるか?ああ、頼む」

 

託未はインカムで指示をする。すると撃震の胸部ハッチを開き、そこから1人の衛士とおぼしき人物が降りてきた。

頭部もヘルメットを被っている、以前まりもが被っていたヘルメットよりもサイズがスマートになっている。

 

託未「ヘルメット外していいぞ………宗陰」

 

宗陰「ああ」

 

そこでヘルメットを外して素顔を見せたのは、宗陰であった。

今回撃震を動かして演習に出たのは彼だったのだ。

今回の演習のために五人の中で誰かいい加減戦術機に乗ってプレゼンすべきだと言うことで、五人は決め事で撃震に乗る者を決め、その結果宗陰となったのだ。

この為に彼は1人戦術機のシミュレータに乗って動かしたりもした、当然強化装備も着て(嫌々で)

強化装備の触感に関して酷い酷評していたが、戦術機を動かす時だがモビルスーツを動かす時と対して変わらなかったので、何ら問題もなく初回で物にした。

 

因みにその撃震を操縦する者を宗陰にした決め事とは、ジャンケンである。

託未や蒼真、睦城、森羅はパー、宗陰だけグーを出してしまい彼の即負けとなって決まったのだ。

 

託未「その新型強化装備はどうだ?」

 

宗陰「着心地悪くない」

 

託未「そうか。ヘルメット渡してくれ」

 

宗陰はすぐに託未にヘルメットを渡した。

受け取った彼は、悠陽たちに見せるようにしながら説明する。

 

託未「宗陰が着ている新しい強化装備とヘルメットには、衛士の脳波と神経伝達情報を読み取る機能があり、更に衛士の生体データを蓄積し、自己学習型機体制御システムがバイタルデータや操縦データを共に分析し、より瞬時に、状況に合った操作を行えるようになります。

 

そして今回撃震に載せた新型OSは、衛士の強化装備と接合方式の操縦系統を導入しています」

 

巌谷「接合方式?どういうものなんだ?」

 

託未「衛士の強化装備とリンクすることで、その衛士の強化装備に記録されている操縦データを先ほど言った自己学習型制御システムが分析し、システムが衛士の操縦を補助して複雑で難易度高い動きをベテランでもない並みの衛士でも可能とさせます」

 

裕唯「つまり、データさえあれば、自分の思考通りに動くということかな?」

 

託未「はい、可能です」

 

巌谷「それはモビルスーツにでも使用可能かね?」

 

託未「はい、元よりこれらはモビルスーツの為にあるようなもので、戦術機は次いでです」

 

 

二人は「おー!!」っと驚嘆と嬉々とした感情が混ざった声を漏らす。

さらにこのヘルメットには網膜投影システムもあり、機体頭部のメインカメラ、動体センサー、各種センサー類とも連動しておるので従来の網膜投影より精度はこちらが上である。

衛士の眼球の動きに反応し、投影映像が切り替わり、各種情報を瞬時に開示し閲覧することも可能である。

 

説明を聞いた悠陽たちは、託未たちの技術力に改めてその凄さを感じさせる。

 

紅蓮「新月、その新型OSと新型強化装備とヘルメット、量産はすぐにでも可能か?」

 

託未「可能です」

 

でなければこんな物作らないと内心ぼやく。託未の自信ある返答に紅蓮は不敵に笑みを溢し、「ほほう?こやつ言いおったな」っと。

であれば期待できると託未たちに任せようと思う。

 

悠陽「託未様、此度素晴らしい物を見せてくださいました。量産の方、どうか…どうかよろしくお願いいたします」

 

託未「は!畏まりました!」

 

真耶「…」

 

悠陽に対して敬服の姿勢で応える託未、その彼に真耶が近づき…

 

真耶「新月」

 

託未「なんだ」

 

真耶「殿下のご期待、裏切ってくれるなよ?」

 

そう口にする真耶。彼女としては託未に対して敵意や警戒でそれを言っているのか、それとも悠陽を思うが故か、定かではないが彼女は託未に対しそう告げた。

そんな彼女に託未は…

 

託未「…殿下はいずれ、俺たちの上司になる御方だ。こちらから裏切る気はない。

そんな意味のないことはしない」

 

真耶「そうか」

 

それが聞けて何よりなのか、安堵したかのようにホッとした表情を浮かべる。

だがふと彼の顔に視線を戻すと、託未が彼女に眉間に皺を寄せて見ていた。

 

真耶「な、なんだ?そんな顔をして…」

 

託未「…………近いぞ、これは」

 

真耶「…………え?」

 

ふと自分と彼の状況を確認するとかなり近く、身体と身体が密着してしまう程である。

 

真耶「っ!?///」

 

自ら一体何をしているのか気づいた彼女はすぐさま離れる。

しかし周りはこれは良いもの見たなと意地悪い顔をしていた。

 

巌谷「これはこれは、ハハッ」

 

裕唯「積極的だな、月詠大尉」

 

真耶「ち、違う!///こ!これは!///」

 

紅蓮「ハハハハッ!!いやはや、月詠よ。お主は新月が好みであったか!ガハハハハ!」

 

真耶「は、はぁ!?な、なにを!?///」

 

宗陰「端から見れば、キスしてるって位近かったな」

 

それも外野から見ればもうそれはキスをしているのでは?と言う位のとても誤解されやすいものだった。

 

現に真耶の背後から…………

 

 

悠陽「……………真耶」

 

真耶「っ!?で、殿下?」

 

そこには美しく明るい笑みを絶やしてはいないが、眼だけは笑ってはおらずその背後には怨念が渦巻いていると錯覚させてしまうぐらいのプレッシャーを放つ悠陽が其処に居た。

 

悠陽「託未様に何をしているのですか?」

 

真耶「あ、い、いえ!こ、これはその!」

 

しどろもどろになり焦る真耶、そんな彼女とは違い一切の動揺しない託未。

託未に紅蓮が意地悪な笑みで…

 

紅蓮「新月よ、この際月詠を嫁にするというのはどうだ?」

 

託未「遠慮しときます」

 

呆れて辟易した顔で拒否する。そこへ宗陰が…

 

宗陰「託未、喉が乾いたら飲み物飲んでくるぞ」

 

託未「ああ、分かった」

 

巌谷「桐生くん、自販機はそこへ出て左にあるよ」

 

宗陰「ありがとうございます、では…」

 

強化装備のまま宗陰は格納庫から離れていく。

 

 

________________________________________________________

 

自販機前までたどり着いた宗陰は、ボタンをミネラルウォーターを選択する。

 

宗陰「はぁ、まったく。お偉いさんへのプレゼンは大変だな」

 

などとぼやく宗陰、商品取り出し口からミネラルウォーターを取り出し、ボトルキャップを捻りゴクゴクと乾いた喉を潤すようにがぶ飲みする。

 

宗陰「ゴクゴク……ぷはぁ、合成物のジュースよりも普通に水が信頼できるな、うまい」

 

そんな堪能している彼の背後から……

 

 

 

 

咲代子「貴方が、先ほど撃震に乗っていた衛士ですね?」

 

宗陰「ん?」

 

声をかけられた宗陰は振り向いた。その声の主の顔を見て彼は…………

 

 

宗陰「っ!?」

 

咲代子「はじめまして。先ほど貴方の演習相手を務めました、帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊所属、駒木咲代子中尉です」

 

宗陰「…………っ」

 

咲代子「あのう…」

 

咲代子の顔を見て驚嘆したような顔を見せる宗陰、いつもクールな彼とは思えない位の反応である。

一体どうしたのか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで。
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