Mobile Suit Gundam MUV-LUV G-ALTERNATIVE   作:武者ジバニャン

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この作品は台本形式で進行します。台本形式が嫌いな人はブラウザバックを推奨します。

それとですが、この作品にはマブラヴのストーリー内の原作時系列、設定などを無視したり改変したり、ご都合主義な部分があります。
並びにガンダムシリーズのキャラクターが今作にパラレルワールドの人間として登場したりしますし、並びにオリジナルキャラクターなども登場します。



イメージOP1「閉ざされた世界/劇場版機動戦士ガンダム00」

イメージED1「signs ~朔月一夜~/マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」


第四十章 見せつける力

これは作戦の数日前のことである。託未たちはディーヴァのブリーフィングルームにて明日の横浜ハイブ攻略作戦に対して、話をしているところであった。

 

睦城「今回、帝国軍、帝国斯衛軍、極東国連軍、大東亜連合そして…アメリカが参加するとのことです」

 

宗陰「艦隊の数も桁外れなんだろうな」

 

睦城「ええ。1978年のパレオロゴス作戦に続く大規模反抗作戦だそうで」

 

彼らは独自で入手した作戦概要とその戦力を見ているのだ。

 

蒼真「てかアメリカ参加すんだぁ~、へぇ~」

 

アメリカの横浜ハイブ攻略への参加……日本に対して不義理とも言える行いをしてきたかの国が、何故参加を表明したのか?

京都への核弾道発射未遂、日本との安保条約の一方的な破棄と身勝手な在日米軍の本国帰還。

二度も日本に対して不義理を働き、国民に反米感情を大きく植え付けた。

そのアメリカが横浜での作戦に参加…キナ臭い。五人はイノベイドたちから聞かされた第三世代機がステルスだと聞かれているので、これは何かしらあるとふむ。

 

託未「アメリカが作戦に参加する最大の理由………俺たち、か」

 

宗陰「多分な」

 

睦城「と言うより、ガンダムでしょう」

 

彼らの脳裏に浮かんだのは、ガンダムの鹵獲。

だが横浜ハイブ攻略という人類にとって二度目にして大切な反抗作戦の最中に、まさかそんな愚かなことをするのか?とも考えてしまう。

だがガンダム世界に似た状況がある、西暦世界…つまり00の世界でソレスタル•ビーイングがユニオン、人革連、AEUの大規模合同軍事演習に武力介入したことである。

しかしそれは刹那•F•セイエイたちのガンダムを鹵獲するための罠であった。

 

だがガンダム世界とは違って、この世界の人類はBETAという異星起源種との全面戦争の最中。

そんな余裕などこの世界の人類があるとは思いたくないが、以前の欧州連合が託未たちに仕掛けてきたことを考えると完全に否定できない。

 

託未「……所でだ、あのフォトンリング•レイだが、何か問題はあるか?」

 

睦城「一つだけ」

 

託未「というと?」

 

睦城「地球の重力下で使用するために、あの形状にした結果、チャージ時間が長くなってしまったようです」

 

蒼真「どんくらい?」

 

睦城「20分」

 

森羅「うわ、なっが」

 

今回の横浜ハイブ攻略に用意される新型のフォトンリング・レイは、地球の重力内で使うことを前提に開発されたのだが、コンパクトになった分発射の為のチャージ時間にかなり遅延することになってしまった。

更に問題はそれだけはない、発射後の兵器自体の冷却にも支障がある。

 

宗陰「つまり使えるとしても、一発のみ...」

 

森羅「文字通り一発勝負じゃあねぇか」

 

蒼真「下手な仕事してるやん」

 

前に睦城がイノベイドたちが下手な仕事はしないと言ったことへのクレームだろうか、蒼真が苦言を呈する。

あれだけ待たされた結果、このような兵器……いや、最早オモチャと揶揄してもいいくらいだろう。

 

宗陰「俺たちが帝国に、殿下のお膝元に据えて貰えるかの大事な瀬戸際だってのに……こんなオモチャに頼るのか?」

 

託未「………これは最悪、ハイブ内に突入して直接落とすしかないかもな」

 

蒼真「ですよねぇ~…」

 

森羅「マジかよ…めんどうくせぇ~」

 

睦城「ぼやいても変わりませんよ?もう作戦までそんな日は無いんですから」

 

カレンダーに「作戦当日!!(^o^)」っと顔文字と共にそう書かれている。

因みにこれを書いたのは蒼真である。そんなもう時間などない彼ら五人、もう引き返すことはないし出来ない。

であれば、もう今あるもので全力で横浜ハイブを潰すしかないのだ。

 

託未「……睦城」

 

睦城「はい」

 

託未「クーロンヌから補給の際、あれは受け取ったか?」

 

睦城「あー、あれですか。既にハロたちがHi-νガンダムに換装作業してますよ」

 

託未「よし…お前ら、黒ハロたち戦闘用ハロと機体のメンテ、やること多々ある。

横浜ハイブ攻略は俺たちの将来がかかってる、ヘマするなよ」

 

四人「「「「分かった|了解です|へいへーい|ほーい」」」」

 

 

________________________________________________________

 

 

そして時は横浜ハイブ攻略中に戻る。横浜の地に居る全ての将兵たちの前にガンダム五体がその姿を見せた。

戦場にいる衛士たちや、戦車部隊の兵士たち、各国軍の艦隊の将兵らまでもが五機のガンダム、その姿を目撃するや否や「おー!」と歓声を上げる。

 

唯依「託未さん!」

 

上総「宗陰さん!」

 

恭子「託未……来てくれたのね………」

 

唯依、上総、恭子は嬉しさが込み上がっていた。目の前に自分たちにとって逢いたい人物らが今、自分たちを背にしてBETAに向かいあっている。

 

真耶「来たな、新月……ふふ」

 

鞠子「あれが…ガンダム…なんて雄々しい…」

 

真耶は待っていたと素直に嬉々として笑みを溢し、鞠子は直に見たガンダムたちの姿に感嘆の声を漏らしていた。

そんな中、斑鳩はガンダムの姿に………

 

 

崇継「さぁ、見せてくれ…ガンダム。京都で見せたあの圧倒的なまでの悪魔の力を」

 

その言い様、それはもうガンダムという力に魅了され、その力を欲しいとすら考えているそのものである。

 

唯依「…あれ?託未さんのガンダム…姿が」

 

 

唯依は気づいた、託未の愛機…Hi-νガンダムの容姿が自分が以前見た時は違っていた。

彼のhi-νガンダムは末端肥大気味(マッシブ)な外見であったが、今のhi-νはそれよりも何処かごつく見えてしまう。

そう。託未のhi-νガンダムは今回のハイブ攻略のために、hi-νのベース機体であったνガンダムのフルアーマープランとして設計されていた装備…HWS(ヘビー•ウエポン•システム)である。

素体となるνガンダムに追加装甲を取り付け対弾性を向上させ、追加装甲自体にスラスターを

増設し機動性の低下を抑制している。この追加装甲は任意のパージか可能となっている。

駆動系には改良型サイコフレームを搭載しており、νガンダムより反応速度が向上している。

このHWS、発展機体であるhi-νにも装備可能である為、今作戦に使用すべくハロたちによって換装された。

そしてこの装備に新たに光線級、重光線級のレーザー攻撃に対して、耐レーザーコーティングが施されており着弾した際にはダメージを80%カットするよう改造されている。

そして更にファンネル•ラックを改造、これにより搭載しているフィン•ファンネルが6機から8機となった。

 

託未「行くぞ、お前ら」

 

四人「「「「了解」」」」

 

 

その彼らの姿…ノーマルスーツではなく、彼ら専用の強化装備を纏っている。

戦術機に乗る衛士たちみたいな強化装備でもなく、外見を度外視した禍々しい黒い外骨格スーツ。

その姿、まるで某大人気ステルスゲームの某サイボーグが纏っていた姿みたいである。

頭部にはガンダムの顔を模したようなフルフェイスのヘルメットで、目の部分がガンダムのようにツインアイを光らす。

 

託未「黒ハロ、ハロ部隊もいいな?」

 

黒ハロ「マカセロ マカセロ」

 

黒ハロが通信越しに返答すると共に、託未たちの機体の背後に続くように黒ハロのEx-sガンダム、他のハロたちのZプラスが四機が姿を見せる。

この作戦用に黒ハロたちは戦闘用として施され、Ex-sとZプラスのコクピット内はハロ用にレバーとペダルはオミットされた代わりに、ハロが固定鎮座する筐体が内蔵されている。

 

託未「フォトンリング•レイのチャージまで時間を稼ぐ。行くぞ、この世界の奴らに、俺たちとの力の差を見せつけろ…徹底的に、な…………OpenFire」

 

 

《推奨BGM:機動戦士ガンダムサンダーボルトBGM サンダーボルト・メインテーマ》

 

 

その言葉が戦端を開いたとばかりに、彼らの機体は真っ先にBETAの群れに仕掛ける。

 

森羅「オラオラぁーーーーーーーーーっ!!!!!!!」

 

森羅のフルクロスが外縁の15基ものビーム発振機による『巨大ビームソード』の機能を併せ持つ巨大剣となっているムラマサ•ブラスターを巧み操りながら、向かってくる突撃級の群れを真っ正直から膾切りにしてみせる。

それでも向かってくるBETAはそれでもフルクロスに殺到する、その中に近づいてくる一体の要撃級に目をつけながら

シザーアンカーを投擲し、その要撃級を拘束…そのままハンマーのように近づいてくる他のBETAたちを叩き潰す。

叩き潰しながらハンマー代わりにしていた要撃級を光線級の群れに向けて投げ飛ばし潰した。

次にフルクロスはムラマサ•ブラスターをライフルモードに変形させ、もう片方にピーコックスマッシャーと共に構えて同時に発射して奴らに更なる追い討ちをかける。

強制冷却する為のフェイスガードを開く姿が、衛士たちから見ると恐怖させるに十分だった。

 

次にΞG。従来のビームライフルに比べ倍近くの初速を誇り、モビルスーツを一撃で撃破する程の威力を誇る専用ビームライフルで連射しながらビームサーベルで戦車級の群れに吶喊、一斉に殺到し固い装甲すら噛み砕く歯を剥き出してくる戦車級の無数の群れなどモノともせず駆逐していく。

 

蒼真「グゥレイトォー!!」

 

そう口にしながら機体各所に設置されたミサイルランチャーを乱射。

視界に映る光線級を優先にミサイルで撃破していき、ビームサーベルで周囲の戦車級の群れを全滅させる。

今度は重光線級の群れに突撃、重光線級は自分たちに迫ってくるΞGに向けて当然迎撃の為、総出でレーザーを照射。

だがそれを意図も容易く無傷で回避。

その回避の中、一体の光線級を見つけて片手でこれを捕獲して重光線級たちに向ける。

BETAは同士討ちはしない、必ずといって光線級は味方誤射など絶対にしない。

その性質を利用してΞは掴んだ光線級を盾にしたのだ、実際に重光線級らはピタリとレーザー照射を止めてしまった。

そこを突いて肩部メガ粒子砲で掃討せしめる。

 

そのΞGの背後から突撃級が突っ込もうとするが、そこへいくつものビームが突撃級を蜂の巣にして絶命させる。

 

 

睦城「後ろ、がら空きですよ、蒼真」

 

睦城のフルアーマーZZがダブル・ビーム・ライフルで援護していた。

今度は彼の機体に要撃級、戦車級が殺到してくる。

だが胸部ユニットに装備してる8連装ミサイル・ポッドと、前腕部ユニットに装備してるミサイル・ランチャーを同時斉射して一挙に粉々する。

突撃級の群れに向き、頭部と腹部のハイ・メガ・キャノンを発射、吶喊してくる突撃級の群れを消滅させる。

更なる追撃としてハイパー・メガ・キャノンまでも掃射して、近寄るBETA群を消し炭にしてみせる。

 

鞠子「凄い………」

 

フルアーマーZZの圧倒的な火力にそれしか言葉がなかった鞠子。

すると突然かの機体が彼女の武御雷に振り向く。

 

鞠子「え?」

 

突如ZZがダブル・ビーム・ライフルを向けてきたと思ったら、ビームを発砲………鞠子の機体には当たらず、彼女の背後を襲おうとした要撃級を撃ち抜いていた。

 

鞠子「た、助けて…くれた?」

 

すると彼女へ睦城が音声通信のみで呼び掛けてきた。

 

睦城『ご無事ですか?』

 

鞠子「は、はい!」

 

睦城『戦場なのですから、ご注意を…』

 

鞠子「は、はい!あ、ありがとうございます!」

 

通信から聞こえる睦城の声に慌てながら返事する鞠子。

彼女の無事を確認してからフルアーマーZZはハイパー・ビーム・サーベルを以て要塞級四体を撫で切りにしてから他の敵の群れに向かっていく。

 

鞠子「…………」

 

鞠子はただずっとフルアーマーZZの後ろ姿を見つめるしかなかった。

 

 

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出現したガンダムによって戦線が変化してることにオペレーターが報告する。

 

オペレーター「戦線を押し上がってます!」

 

副官「確かか!?」

 

オペレーター「はい!戦線のBETA減衰率が加速度的に…」

 

オペレーターからの報告に唖然としてしまう、それは副官のみならず艦橋に居る者たちまでもが驚愕して漏らす言葉すら失っている。

その中で、小沢提督だけが口を開いた。

 

小沢提督「…これが、英雄…ガンダムの力、か」

 

そう口にしながらもその目は鋭く睨み付けていた。

 

小沢提督「確かに頼ってしまう力だが………だが、恐ろしい」

 

 

________________________________________________________

 

 

 

そして戦場に戻る。何も戦場ではガンダムのみだけが戦っているわけではない、勿論各国軍も必死な思いで戦っているのだ。

現に今、帝国軍もまた国土奪還の為、奮戦している。

それは帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊も本作戦に参加している。

その中には当然、彼女…駒木 咲代子中尉も決死に戦っていた。

 

咲代子「てやぁ!!」

 

彼女が操る不知火は長刀で要撃級を二体切り裂き倒す。

 

咲代子「BETA!この横浜を、日本の国土を返して貰うぞ!!」

 

彼女はこの作戦に全てを賭けている。衛士となる前は故郷を失い、初陣の時には自分を残して仲間たちを失い、次には佐渡島に異動になった時にもそこでも守るべきモノを失ってしまった。

この横浜は必ず取り戻すと意気込む咲代子、その彼女の投影モニターにレーザー警報が表示される。

 

咲代子「レーザー!?」

 

光線級が複数、彼女の不知火に向けてレーザーを照射しようとしていた。

そこへペーネロペーが両腕部のコンポジット・ウェポン・ユニット側面部の四つのハッチからミサイルを発射し、レーザー照射前にこれを撃破して咲代子を助ける。

 

宗陰「そこの不知火、無事か?」

 

咲代子「っ!?その声!桐生さん、ですか!」

 

宗陰「駒木、中尉、か?」

 

咲代子「は、はい!」

 

宗陰の声を聞き、すぐに彼だと分かった咲代子。だが再会の余韻に浸る場所ではない、何せ周囲から要撃級と戦線級の群れが迫る。

 

宗陰「っ!ちぃ!!」

 

彼は彼女とのやり取りを切り止め、フットペダルを踏み込みスラスターを吹かし、アームレイカーを操作してビームサーベルで群れに斬りかかる。

不知火よりも倍大きいペーネロペーが、その図体の大きさではあり得ないほど動きで辺りの要撃級、戦車級をバラバラに斬殺する。

 

そして極めつけにファンネル・ミサイルで止めとして粉砕する。

 

咲代子「つ、強い…これが、白い悪魔」

 

宗陰「無事か?」

 

咲代子「は、はい!」

 

宗陰「…そうか。じゃあな」

 

咲代子「あ…桐生さん」

 

無事確かめた彼はそのまま次の戦域へと飛ぶ。彼女はもう少し、宗陰の声を聞きたかったと切なげに投影モニターに映るペーネロペーの後ろ姿を見つめるのみであった。

 

 

________________________________________________________

 

 

宗陰たち四人が活躍する中、黒ハロたち戦闘用ハロたちも負けてはいない。

 

黒ハロ「ハロ!ハロ!テキヲセンメツ!センメツ」

 

黒ハロ操るEx-sガンダムが背部ビームカノン×4門、大腿部ビームカノン×2門で連射して突撃級の群れを蜂の巣にする。

そこへ要塞級が尾節から全長50mもの触手を飛ばし、先端のかぎ爪状の衝角でEx-sを攻撃するが、その前に人間とは比較にならない反応の速さで回避。

するとモビルスーツの姿から、巡航形態である「Gクルーザー」へと変形して上空から大型のビーム・ライフルであるビーム・スマートガンで反撃すらさせずに狙い撃ち、これらを撃破する。

すぐにまたモビルスーツ形態に変形して、ビームサーベルを取り出した。

戦車級の群れに突撃、容赦なく全て斬り殺していく。

 

青ハロ、紫ハロ、緑ハロ、赤ハロが乗るΖプラスが大気圏内巡航用のウェイブライダー形態で人間では真似出来ない機動を行いながら、太腿部ビーム・カノン×2門とビーム・スマートガンの一斉射撃で光線級、重光線級の群れを撃破する。

 

 

青ハロ「ハロ!テキヲセンメツ!」

 

紫ハロ「ウテ!ウテ!」

 

緑ハロ「マッサツ!メッサツ!ヒッサツ!」

 

赤ハロ「ハロハロ タノシイ♪ タノシイ♪」

 

たった十機のモビルスーツがどの軍よりも、圧倒的に完膚なきまでにBETAを殲滅していく。

その中でも特に………

 

 

唯依「託未さん…」

 

恭子「凄い…」

 

真耶「なんてやつだ………」

 

上総「なんて……」

 

 

そう口にする彼女たちの目の前で託未の愛機たる、HWSを装備しているHi-νガンダムがビーム・ライフルの強化武装…ハイパー・メガ・ライフルで要塞級3体纏めて撃ち殺し、武装と一体化した盾…ハイ・メガ・シールドからメガ粒子砲を発射、突撃級と要撃級の群れを悉く殲滅。

 

託未「…ファンネル」

 

その言葉と共にファンネルラックからフィン•ファンネルを8機全てを展開。

強化人間として能力をフルに使い、ファンネルを動かし周囲の群れを撃破しながらビームサーベルで目の前の要塞級を一刀両断にしてみせた。

更に大型•小型区別なく殲滅していくHi-νのフィン•ファンネル…重力下でありながら目ではもう追えぬぐらい、高機動で縦横無尽に飛び回る。

そして…

 

託未「失せろ」

 

最後には自分に尚も殺到してくるBETAの大群に向けてハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを構えて発射。

その巨大な閃光は瞬く間に敵の全てを飲み込んでいった。

 

恭子「あ、あれだけ居た敵が…」

 

真耶「ば、化け物か………」

 

上総「これを一人で……」

 

唯依「託未さん……」

 

 

圧倒的な力を見せるガンダム。そのガンダムの力を前に、彼女らはこれ以上何も言えなかった。

 

だが崇継はそんな強大な力を振るうガンダムの姿に……

 

 

崇継「素晴らしい…!なんて………なんて素晴らしいんだっ!!ガンダムっ!!!その荒ぶる姿雅やかじゃあないかっ!!」

 

ガンダムの力に1人興奮し、身震いしていた。

 

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彼らが善戦している頃………。

 

 

《地球衛星軌道上》

 

 

衛星軌道上にはアメリカの装甲駆逐艦二隻が駐留していた。

未だ命令が来るまで間、この衛星軌道で待機しているのだ。

 

「艦長、まだ指令は来ていません」

 

副官からの報告に駆逐艦艦長は険しい顔を浮かべる。

 

「分かった。………この兵器が、このBETAとの戦争に終止符を討つとなることを切に願おう」

 

二隻の装甲駆逐艦には、アメリカが開発した五次元効果爆弾•G弾が搭載されている。

その凶弾は今か今かとハイブに向けて落とされるのを待っているかのように見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで。
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