Mobile Suit Gundam MUV-LUV G-ALTERNATIVE 作:武者ジバニャン
原作準拠の方にはこの作品はオススメ出来きません。
それとですが、この作品にはマブラヴのストーリー内の原作時系列、設定などを無視したり改変したり、ご都合主義な部分があります。
オリジナル設定要素も含みます。
並びにガンダムシリーズのキャラクターが今作にパラレルワールドの人間として登場したりしますし、並びにオリジナルキャラクターなども登場します。
原作設定を忠実に守りたい方、抵抗がある方もブラウザバック推奨です。
イメージOP2「ash like snow/機動戦士ガンダム00」
イメージED2「life goes on/機動戦士ガンダムSEEDDestiny」
とうとう戦闘が始まった。戦端を開いたのは帝国軍の自走式ロケット砲の砲撃であった。
既に海面に頭を出した突撃級を捕捉し、命中する。しかしどんどんと突撃級たちが海面から上がり陸に上がろうとしている。
そこへ日本帝国軍の主力戦車である90式戦車部隊による砲撃で迎え撃つ。
「てぇー!!」
戦車隊隊長による号令による一斉砲撃で突撃級や戦車級らに命中、そこへCPから帝国軍のモビルスーツ部隊に命令が飛ぶ。
「全モビルスーツ隊に告ぐ。迎撃開始せよ、繰り返す迎撃を開始せよ」
帝国軍のモビルスーツ隊はCPからの連絡に「漸くか」と思い皆々、いよいよ新たな力であるモビルスーツをこの実戦でBETA相手にぶつけることが出来ると戦意が昂揚する。
「いくぞ!楔形弐陣楔弐型!!モビルスーツの力を見せてやれ!!」
「「「「「「了解」」」」」」
帝国軍のモビルスーツ隊が上陸したBETA群に攻撃を敢行。制圧支援が多目的誘導弾システム(ミサイルユニット)による面制圧で先手を取り、敵の出鼻を挫く。
打撃支援が狙撃による火力支援を行い、制圧支援に近寄る敵の掃除をする。
砲撃支援が低反動300mmキャノンとドッペルホルン連装無反動砲で前衛組を支援しながら、複数の敵を撃破する。
迎撃後衛は部隊の中心に位置し、前衛・後衛両方の支援を行い、強襲掃討が橋頭堡の確保・拡大、中から小型種の制圧、前衛に対する支援などを担当している。
強襲前衛とそして突撃前衛の最前衛がジェットストライカーで敵陣への切込み、ビームサーベルとビームサブマシンガンで攻撃する。
BETAの物量に対して帝国軍はモビルスーツの性能と新型のOS「8」のサポートもあって、縦横無尽にBETAを狩る。
戦車部隊も間断なく戦車級や要撃級を中心に狙った砲撃でモビルスーツ隊を支援する。
出てきた要塞級も低反動キャノンで撃破する帝国軍は善戦する。
その彼らとは別の戦域では横浜基地から派遣された「A-01」部隊も善戦している。
凛子「伊隅!敵を市街地にはいかせるな!」
みちる「了解!」
凛子は副隊長であるみちるに命令し、みちるも自分の分隊の部下に指示する。
みちる「宗像!風間!援護しろ!」
「「了解!」」
彼女の指示を受けたのは迎撃後衛の宗像美冴と制圧支援の風間祷子。二人はみちるを援護しながら周囲の敵を撃破していく。
みちるは要撃級をビームサーベルで要撃級を切り捨て、溶断された死骸を見ながらこの威力に感歎な想いを抱く。
みちる「ホント...凄い威力だ。これを生み出した帝国斯衛のティターンズとはとんでもないな...」
そんな時、新たなBETA反応を確認。
新たなBETA群は要撃級や突撃級、要塞級の群れが出現してきた。
みちる「少佐!新たなBETA群です!」
凛子「残敵を掃討次第、これを迎撃する!いくぞ」
「「「「「「了解」」」」」」
その時、みちるに秘匿回線のコールサインが鳴る。
みちる「はい」
凛子「伊隅。お前も速瀬を見ておけ....あいつは少し心配だ」
みちる「了解です、お任せを」
凛子「私も見ておくが、何かあったら頼むぞ」
みちる「了解!」
回線を切るとみちるは部下のステータスチェックをする。
A-01部隊メンバー全員の内、何人かは興奮度は高いが、しかしその中でも一人だけ突出した動きでBETAを斬りかかる。
「てやぁ!!」
彼女、速瀬水月が乗る叢雲はビームサーベルで突撃級を三匹切り捨てた。
水月「次!」
鋭く射殺す目つきで新たな獲物を求めるようにBETAを睨む。そんな彼女に追いかけるように二機の叢雲がいる。
「速瀬中尉!危険です!」
「茜、左カバーしてあげて!」
彼女らは青い髪色の衛士は柏木 晴子少尉、もう一人は茶髪で涼宮茜少尉。涼宮茜は水月の親友・涼宮遥の妹である。
二人は水月をカバーするように援護する。茜は水月を何とか下がらせようと諌めるが、水月は一切反応しない。
彼女は横浜で想い人である鳴海孝之を失い、泣き、自暴自棄になっていたがいつしか変わって衛士として実力を挙げていった。
ただ一つ...BETAを殺す、彼女の生き甲斐はそれだけとなった。彼を奪ったBETAへの憎しみが彼女の生きていく希望でもあった。
水月「まだよ、まだっ!!」
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その頃、託未たちティターンズは全員強化装備姿で準備万端でいる。その中でも唯依たち女性陣は出撃前の待機室でそれぞれ出撃をまっている。
唯依「...」
恭子「モビルスーツでの実戦に緊張してる?唯依」
唯依「え?」
顔を強張っていた唯依を見て、彼女の手に自身の手で触れる恭子。その顔は安らぎと慈愛に満ち、見ていて安心するものである。
確かに今までずっとシミュレーターやジャイブスでの訓練ばかりで、実戦でのモビルスーツ運用は今回が初となる、それ故に肩に力が籠ってしまう。
そんな二人の会話に上総や真耶、咲代子や鞠子も混ざってきた。
上総「情けないですわよ!唯依」
鞠子「今までずっと訓練してきたじゃないですか、大丈夫ですよ」
真耶「ああ。後は部隊の仲間を信じればいい」
咲代子「仲間...月詠大尉も変わりましたね」
真耶「かもな...」
などと乙女たちが会話する中、そこへ蒼真が専用強化装備姿で待機室に入ってきた。
蒼真「およ?託未たちはいないか。ま、俺はここで待ってますかねぇ~」
唯依「あ、霧夜少佐」
唯依たちは敬礼を取ろうとしたが、蒼真は笑って手を振りながら「いいよいいよ、敬礼しなくてさ」っと言いながら唯依たちとは向かい側の座席に座る。
その蒼真の隣に青ハロが陣取る。
青ハロ「ハロ♪ソーマ ソーマ♪」
蒼真「はいはい♪甘えん坊さん♪うりういぃ~」
蒼真と青ハロの様子を見ていた彼女たちだが、徐に鞠子が口を開いた。
鞠子「いつも思いますが、霧夜少佐っていつもニコニコしてますね」
蒼真「ん?そう?」
上総「ええ。出撃前でも笑ってますし...」
彼女たちはそこが興味あった。彼はいつも笑みを浮かべている、それは日常であろうと戦闘であろうと彼は基本的に笑っている。
そう聞かれる蒼真は青ハロを抱き上げながら答えた。
蒼真「笑ってるほうがいいのさ、だって暗い顔でいるよりもそっちがいいでしょ?」
真耶「それは...まぁ確かに」
蒼真「それにさ、皆も知っているけど...あの四人って基本的に笑わないでしょ?その分俺が笑ってるの」
唯依「そう、なんですね...」
蒼真「うん♪...お?」
その時、艦内に黒ハロのアナウンスが鳴り響く。
黒ハロ「ハロ!マモナクセントウカイシ カクインソナエロ ソナエロ」
艦内アナウンスで格納庫にいる作業用のハロや整備員たちは慌てて行き来している。
艦内アナウンスを聞いた蒼真は立ち上がり、ニコニコと青ハロを離してヘルメットを手にしていこうとする。
蒼真「んじゃまぁ行きますかね」
そんな彼を追うように唯依たちも格納庫へと向かう、そこには既に託未たち四人が待っていた。
託未「いくぞ」
蒼真「はいはい」
睦城「いつもヘラヘラしてないで行きますよ蒼真くん」
蒼真「わかってるよ。あ、託未」
託未「どうした」
蒼真「篁ちゃんがなんか緊張してるみたいだよー」
蒼真が突然こんなことを言うものだから、唯依は焦る。
唯依「ちょ!き、緊張してるわけじゃ…」
蒼真「いいじゃん、緊張は誰にでもあるよ」
唯依「し、しかし……」
などと話す中、託未が唯依の頭に手を乗せる。いきなりのことに唯依は「え?」と唖然とすると、託未が淡々と言う。
託未「ヤバくなったら、俺の近くに居ればいい」
唯依「託未さん……」
託未「いいな?」
唯依「は、はい!」
二人のやり取りに羨ましいと思った恭子と、内心嫉妬しそうな気持ちで真耶が茶々を入れてくる。
恭子「へぇ~、じゃあ私たちも危なくなったら近くに居ていいのぉ?」
真耶「……いいのか?託未」
託未「………ああ。いいぞ」
っと会話する中、整備員たちが作業用ハロたちが託未たちに整備完了の旨を伝える。
「大佐!準備完了です!」
託未「いくぞ」
宗陰・睦城・蒼真・森羅「「「「了解」」」」
唯依たち「「「「「「了解!!」」」」」
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水月「ハァあああ!!!!」
水月が操る叢雲は尚も敵を斬る。彼女の周りには数々の要撃級や突撃級の死骸が散乱している、しかし余りも突出しすぎている為、彼女を引き止めようと茜のコールサインが鳴る。
茜「速瀬中尉!お願いです!一旦下がってください!!」
晴子「中尉!」
水月「くっ!」
その時、隙が生んだのか、水月の機体右側から要撃級が襲い掛かり強靭な前腕装甲殻を振るってきた。
茜「っ!中尉!!」
水月「しま...!」
だがその彼女の機体を庇うように、凛子の隊長機が盾になって要撃級の前腕装甲殻を諸に受けてしまい地面に叩きつけられる。
水月「っ!隊長!!!」
凛子「...ぐぅ.....速瀬....無事...かっ?....」
水月「隊長...私...っ!」
自分が突出したせいで隊長である凛子の機体表面には生々しく痕跡が残る。特に腹部――コクピット部にダメージが見受けられる。
中の彼女にも影響はあった、甲00強化装備には衛士の生命を守るダメージカットのショックシャットダウンジェルという物が内蔵されており、これは何かしら下敷きや敵の致命的な攻撃を受けた際に緊急起動するように設定されている。
しかしそれでも完璧にダメージをカバーできる訳ではない。現に凛子は指一本動かすことが出来ない、脱出しようにも今のままでは不可能である。
水月「隊長....私....」
凛子がこうなったのは自分が冷静ではなかったからだと恥じ入る水月。彼女は直情型で感情の起伏が激しい面があり、それが悪い方向へと向かっていったのは想い人である鳴海を失ってからだ。
中尉に上がってもそれが一向に変わらず、大尉となったみちるや隊長である凛子に世話を焼かせている。
特に隊長の凛子には親友の遥共々、いつも眼をかけてくれていた。
その彼女が自分のせいで被害を受けてしまったと自責の念に縛られてしまう。だが無情にもBETAはそんな彼女を見逃したりはしなかった。
先ほどの要撃級が今度こそと彼女に襲い掛かるのだった。
晴子「不味い!!!」
茜「中尉!!」
みちる「っ!速瀬!!!」
晴子や茜、それに離れた所から全力で駆け付けようと向かっているみちるが叫ぶ。しかし水月は動けない、けれども要撃級の攻撃は止まらずこのまま彼女に....っとその時だった。
一筋の閃光が要撃級を身体を貫き、絶命させる。
晴子「今のは...!」
茜「ビーム...だよね?まさか大尉が...?」
茜はみちるの方へ向くがみちる自身、位置的に水月を助け出せる距離ではなかった為不可能だった。
みちる「いや、私ではない」
茜「じゃあ...一体今のは....」
祷子「っ!...大尉、あれを!!」
祷子が示した先を彼女らは振り向くと驚愕する。
みちる「あれは...!?」
美冴「まさか....」
晴子「斯衛の...」
茜「あの機体は....」
水月「が....ガン、ダム....」
彼女らが見た先には、空中に飛翔したままビームライフルを構えた要撃級を狙い撃ったΞGがそこにいたのだった。
蒼真「....」
何と運命か、それとも皮肉か、想い人である鳴海孝之を失い自暴自棄になっていた水月を助けたのが、その鳴海を助けようとしたがダメだった蒼真が助けるというこの状況。
だが戦いは続く....。
今回はここまで。