Mobile Suit Gundam MUV-LUV G-ALTERNATIVE 作:武者ジバニャン
原作準拠の方にはこの作品はオススメ出来きません。
それとですが、この作品にはマブラヴのストーリー内の原作時系列、設定などを無視したり改変したり、ご都合主義な部分があります。
オリジナル設定要素も含みます。
並びにガンダムシリーズのキャラクターが今作にパラレルワールドの人間として登場したりしますし、並びにオリジナルキャラクターなども登場します。
原作設定を忠実に守りたい方、抵抗がある方もブラウザバック推奨です。
イメージOP2「ash like snow/機動戦士ガンダム00」
イメージED2「life goes on/機動戦士ガンダムSEEDDestiny」
託未からの思わぬ言葉に恭子を始め、その場にいる女性陣は唖然としてしまっていた。
恭子「……ねぇ、託未?」
託未「なんだ」
恭子は恐る恐る自分が今耳にした言葉の意味を確かめるべく問いかける。
恭子「その、私の聞き間違えかしらー?貴方今、体内にって……」
託未「言ったぞ」
託未はあっさりと即答するが、恭子は未だに信じられないともう一度確認する。
恭子「……体内って、体の内って書いて体内?」
託未「他にどんな意味の言葉がある」
恭子「………」
恭子はこの時に至るまで新月託未が常識的な考えを真面に持っているとは思ってなかった。常識に囚われない思考の持ち主だからこそ強く生き残ってきたなのだろうが、時折それに頭を悩まされることもある。
訓練の時彼女らはそれを身をもって味わった、その内容とはレーザーを避ける為に彼女らはシミュレーターで宇宙世紀0079のモビルアーマー・エルメスのビットによるオールレンジ攻撃を回避し続けるという無茶苦茶な訓練をやらされた。
しかも宇宙空間という未知の領域で最初これをやらされた恭子や真耶は「こんなのどうやって避けるんだ!無理に決まってる!!しかも宇宙空間なんて余計に難しい!!」と怒るが、しかし託未は淡々と「最初で誰もが避けられるなんて出来る訳がないのは当然だが、それを熟す為に態々シミュレーターをやってるんだろうが。俺たちは政威大将軍直属...つまりはどの部隊よりも結果を求められるスペシャルズだ、これくらいやらないと犬以下だ」などと返され、彼女らは不満を持つも必死にその訓練をやってきた。
この時に託未という男は無理なことを強いるという無茶苦茶な奴だと認識するが、今まさにその無理なことを口にした。
託未「俺の言ったことが聞こえなかったか?俺たち五人が....」
恭子「聞いてるわよ!!あの化け物の中に入る!?気は確かなの!!」
通信でよく聞こえなかったのかと思い託未がもう一度言うが、恭子の怒鳴り声が彼の耳に響く。
彼女の怒号に耳障りと顔をしかめっ面になるが、彼女に言う。
託未「気は確かだぞ、俺は」
冷静にそう語る託未ではあるが、そんな落ち着きな様子を見せる彼に苛立ちを募る恭子だが、それに真耶も混ざってきた。
真耶「何処にBETAの体内に入ろうという馬鹿がいる!!」
託未「まるで俺が精神異常者みたいな言い方だな」
恭子・真耶「「そう言っているの!!|いるんだ!!!」」
託未「.....だが現状それが一番手っ取り早い」
唯依「で、でも!!ディーヴァの主砲を使えば...!」
その中で託未のBETA体内の突撃発言に居ても立っても居られない気持ちで会話に入り、ディーヴァのフォトンブラスターキャノンであのデカブツを撃破することを進言する。
確かにヴェイガンの大型戦艦をも一撃のもとに撃破できる必殺の兵器たるフォトンブラスターキャノンならば、如何に硬い皮膚をしていようと問題ではない。
だが....
託未「無理だ。ディーヴァの真下には市街地がある。発射の余波で被害を受ける」
ディーヴァの現在地は新潟市の上を航行中、しかも下の市街地では突然のBETA襲来に避難命令が出ており、今も帝国軍の歩兵部隊がその避難誘導を行っている最中であった。
その行動中の市街地の上でフォトンブラスターキャノンを打つと、発射時の余波が市街地にいる避難中の市民に被害が出てしまう。
唯依「し、しかし!!」
上総「危険すぎますわ!」
咲代子「そうです!!無理です!!」
鞠子「あ、あんな化け物の中に入るなど!」
尚も託未に意見しようとするが....
宗陰「託未が決めたことに、一々グチグチ言うな、お前ら」
宗陰が通信に割って入る。彼だけではない、睦城や蒼真、森羅も混ざってくる。
睦城「やり方はゴリ押しですが、現状これが最適解かと」
鞠子「ですが!!」
祷子「無理です!!」
美冴「いくらなんでも不可能ですよ!!」
鞠子に釣られて祷子や美冴も異を唱える。彼女だけではない、水月や茜、晴子、A-01隊の面々もこの託未の案に無茶苦茶だと思っている。
みちるも同じであった。
みちる「大佐、どうかお考え直してくれませんか?」
託未「行くのは俺、宗陰、蒼真、森羅、睦城の五人だけだ。他はここで周囲のBETAの掃討をしてくれればいい」
みちる「し、しかし!!」
みちるとしても無理だと断じるが、託未はそれでも曲げるつもりは一切なくHi-νガンダムのスラスターを吹かし全力噴射の態勢に入る。
それに釣られてペーネロペー、フルクロス、ΞG、フルアーマーZZもスラスターを吹かして全力噴射の態勢に入った。
今まさに彼らが巨大BETAの体内に入ろうという姿に何とか止めようと唯依たちは声を出す。
唯依「お願いです!!託未さん!!やめてください!!」
恭子「貴方たちに何かあったら、どうするの!!」
真耶「そうだ!!やめろ!!」
上総「お願いですから!!もしものことがあったら!!」
咲代子「桐生中佐!!」
鞠子「やめてください!!」
蒼真「まぁ、これが一番なんだしさ」
茜「そんな...」
水月「.....」
森羅「別に死ななきゃ問題ねぇんだ、ならこれでいくべきだろうが」
晴子「で、でも...」
しかし彼らはやめない。っとその時、巨大BETAが再び腹の中に溜め込んでいる新たな増援を吐き出すべく、その大きな口の部分を開いた。
開くと同時に中から他種のBETAたちが出てくる、その瞬間を狙ったかのように託未がゴーサインを出す。
託未「いくぞ」
四人「「「「了解」」」」
四人も冷静に応じる。そして五機のガンダムは全力噴射によるブーストダッシュで巨大BETAの口目掛けて猛進する。
唯依「託未さんっ!!!!」
唯依の叫びは虚しくも彼には届かず、ガンダムたちは巨大BETAの口の中に入り体内へと入ってしまった。
そして巨大BETAはその大きな口を閉じてしまうのだった。体内ではガンダムと鉢合わせとばかりに出くわしたBETAらは後ずさりするが、Hi-νガンダムはビームサーベルを構えながらそのツインアイを妖しくもそして確かに獲物を捉え、ハッキリと光る。
託未「狩る」
その言葉と共に五体のガンダムがBETAらに襲い掛かる。一方いま出てきたBETAたちを掃討しながらも託未たちを唯依たちは心配していた。
恭子「そんな....」
真耶「託未...」
唯依「託未、さん....いや...いやぁ!!」
っとその時だった。巨大BETAの様子が急変する、現れてから人類側からの攻撃に一切何のリアクションを見せない奴ではあったが、ガンダムたちが自身の中に入っていった直後にそれが大きく変わる。
水月「デカブツが...」
茜「なんか...もがいているように見え...!」
そのデカブツが急に藻掻くように、その己の巨体を地面に叩きつけ始める。
すると巨大BETAの巨体の所々から桃色の閃光が飛び出し、体液をそこら一帯に撒き散らしていく。
晴子「一体どうしたの...?」
上総「な、なにが....」
次々に閃光が巨体が夥しいくらいに漏れ出る。唯依たちは一体何がどうなっているのか理解できないでいた。
唯依「中で...なにが....」
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その巨大BETAの中では.....。
五体のガンダムがそれぞれの武器で巨大BETAの体内にいる他種のBETAたちを皆殺しにしていく。
森羅「オラオラオラァ!!」
フルクロスがムラマサ・ブラスターを格闘戦モードで剣状の本体の外縁部に沿って、小型ビームサーベル(ビームザンバー)を合計14基を展開させて、周囲のBETAたちを滅多斬りしていく。
体内という全くの未知の領域で完全な密室とも言える場所でムラマサ・ブラスターでの格闘戦は遺憾なく発揮している。
蒼真「そらそらぁ!!」
宗陰「うおおおおお!!」
ΞGはビームサーベル二刀流で殺到してくるBETAを斬殺していきながら、3連装ミサイル、腕部ミサイル・ランチャー×2、脚部ミサイル・ランチャー×2を発射。
ペーネロペーが本体であるオデュッセウスガンダムの両腕部に搭載されているバックラー...コンポジット・ウェポン・ユニットからビームサーベルを展開させ、周りの敵を切り裂き、メガ粒子砲とミサイルを連射しながら打ち砕き、そして....
宗陰「合わせろ!蒼真!!」
蒼真「了解!!」
ΞGとペーネロペーは同時にファンネルミサイルを発射して視界に映る敵の全てを殲滅する。
睦城「ZZ、殲滅行動に入る」
胸部ユニットの8連装ミサイル・ポッドと前腕部ミサイル・ランチャー、両肩のスラスター・ユニット上部のスプレー・ミサイル・ランチャーを同時に斉射。
巨大BETAの体内には光線属種が大量にいるが、周りに同類やしかも居るのはその同類である巨大BETAの体内である所為でレーザーを照射することができないでいる。
ZZのミサイルが面白いように着弾していき、密室での爆発はとんでもないことになっていく。
更に追撃にハイ・メガ・キャノンとハイパー・メガ・キャノンの同時照射で巨大BETAの体内を凄まじい程に破壊していく。
そしてHi-νガンダムが....。
託未「皆殺しにする」
ビーム・サーベルを巧み振り捌き、近寄る敵を掃討していく。要撃級、突撃級、戦車級、要塞級、光線級種類関係なく斬滅しながら自分に向けて吶喊してくる突撃級数十匹に、右袖口に内蔵される4連装の腕部ビーム・ガトリングガンを掃射して返り討ちにし蜂の巣にし殺した。
続いてシールド内蔵のビームキャノンとニュー・ハイパー・バズーカを同時に発射して戦車級の群れを粉砕、そして....
託未「さぁ、終いだ」
その言葉と共にクライマックスとばかりに8基のフィンファンネルを展開し、ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを構えて最大出力で巨大BETAの口に当たる部分、その内側から攻撃する。
唯依「!?」
巨大なビームの奔流は瞬く間に巨大BETAの口をぶち破り、天まで走り曇すら打ち貫いて見せた。
口をぶち破られた巨大BETAは、その巨体を地面にズシンとけたたましい轟音を鳴らしながら斃れるのだった。
目の前で巨大BETAが死んだと唯依たちやみちるたち、それに帝国軍も只々言葉を出すことも出来ず啞然としながらも視認する。
遥「敵、巨大BETA....行動不能と視認...」
CPである彼女の言葉と共にハッとなる。
みちる「た、大佐たちは!?」
唯依「っ!!託未さん!!!」
恭子「どうなったの!?託未たちは!!?」
彼女たちは皆、託未たち五人は無事なのか?大丈夫なのか?皆々不安げに見つめる、その中でも蒼真に助けられた水月なんかはソワソワしていた。
水月「(
唯依「託未、さん....」
唯依はずっと悲しげにモニターを見つめると、巨大BETAの死骸から影が見える。
真耶「まさか!BETAか!!」
咲代子「生き残りか!!」
彼女たちの叢雲は総出でビームサブマシンガンを一斉に構えた。だが出てきたのは....
上総「あれは!」
鞠子「まさか!」
祷子「っ!」
美冴「す、すごい...!」
恭子「もう!生きてるなら、通信で言ってよ!!」
唯依「あ...あぁあっ....託未さんっ....」
彼女たちの眼に映るのは、BETAの体液まみれになって出てきた五体のガンダムであった。
彼女たちだけではない、ガンダムが出てきたのを目撃する帝国軍らも大いに歓喜するのであった、その中で託未たち五人はドッと疲れたと言う顔をしている。
宗陰「生きてるか?」
蒼真「うーん...うげぇーゲテ物どもの体液まみれだお」
森羅「これ...洗浄できんのか?」
睦城「しないとずっとこのままですよ」
森羅「....ガチかよ」
託未「....」
その中で託未は只々黙っていたが、宗陰が呼びかける。
宗陰「大丈夫か?」
託未「ああ。....宗陰」
宗陰「ん?」
託未「この戦法...二度としないでおこう」
この言葉に四人は....
宗陰・蒼真・森羅・睦城「「「「うん、是非お願いします」」」」
こうして新潟での本土防衛は勝利で終わったのだった....。
今回はここまで。