真剣で甚爾に恋しなさい!   作:ハリボー

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誤字とひとつの話をもっと多くしてほしいというご指摘を頂きました。
ありがとうございます。これから頑張って増やして行けたらと思っています!現在マジ恋A買おうか検討中にあたりどの程度のスペックが必要なのか教えて欲しいです!おすすめPCも教えて欲しい


史文恭

甚爾達は先に護衛対象を連れて脱出していた林冲達と合流を果たし、各々の報告となぜあの場に突如として敵があらはれたのかが話し合われていた

 

 

「まず私から報告する。護衛対象は無事だ、今は隣の部屋で武松が護衛についている。依頼人である家族にはすでに報告を済ませ後ほど合流する手筈になっているそこからは依頼人の自宅で護衛を継続する」

 

 

「次はあたしだ敵は参加者に紛れ込んでいた。お嬢ちゃんと林冲が戻ってきた途端に変装を解き強撃された」

 

 

「こっちでも会場内に仕掛けた小型防犯カメラで確認してるから事実だよ」

 

黄信の報告に公孫勝がすかさず相槌を打つ

 

「けど会場に入る前に身体検査に持ち物チェック参加者に事前に送られたICチップの参加状を確認してんだろ?いくらなんでも侵入しすぎだとわっちは思うね。みんなもそうだろ?」

 

「てことは考えられる事は絞られてくるな」

 

「内通者」

 

「「「「……」」」」

 

入り口で確認した上で通し、屋上に地下通路も見張りで固めていたにも関わらず易々と多くの敵の侵入を許せる状況を作るには内通者がいると言う考えは皆反論もしようもなく納得せざる得なかった。互いが疑心暗鬼になり重い沈黙が起きる

 

「やはり伏黒甚爾貴様が内通者かっ!」

 

梁山泊の1人が内通者は甚爾なのではないかと言い出した、しかし考えてみると確かに1人だけ部外者である為、その可能性はどうしても高い1人の発言により集団内でその考えは伝染し次第に甚爾が内通者だという声が強くなる。しまいに各々、武器や異能を用いて甚爾を包囲し出した

 

「ま、待てみんな甚爾はずっとわっちと地下で見張りをしていたんだぞ」

 

これに待ったをかけたのは、甚爾とペアを組んでいた史進だった

自分と一緒に楊志が来るまでずっといたと弁護する

 

「だけどそいつは事前に警備態勢や参加者名簿を把握できてるのよ、それを伝えて向こうからも金をもらってこの依頼でも金をもらって雲隠れするつもりかも」

 

「それはないだろう」

 

今度は黄信が待ったをかけた

 

「そいつは私を助けてくれた、仮に向こうと繋がっているとして50人も殺せば曹一族も黙ってはいないはずだそんなリスクを甚爾が犯すはずがない。自分に置き換えて考えてみろ、現にこうやって疑われている状況を想定できないわけがないだろ?」

 

「「「「………」」」」

 

またも場に沈黙が降りる

 

「まぁ俺が内通者でもなんだっていいが、俺はここで降りるぜ」

 

「何を言っているんだッ!」

 

突然の甚爾が任務を降りるというと、林冲が慌てて声を上げる

 

「は?そもそも俺が任務を受けた内容は××日の午後0時まで誕生パーティーでの護衛と警護今は?」

 

 

甚爾の言葉に林冲は時計を見ると日付が変わって0時04分最初の任務内容で行けば侵入されたものの護衛対象は無事で依頼は達成であるといえよう、だが自身が疑われているというのにさらに疑われる発言に林冲だけでなく史進や黄信も頭お抱えうなだれる、そんなことはお構いなしにと甚爾は依頼主である少女の祖父である人物に電話をかける

 

「あーどーもー、あ?何怒ってんだ爺さん血圧上がってぽっくり逝っちまうぜ?ハハッ要件ね依頼は達成達成したんだ約束の口座に振り込んどけよ......おいおいまさかこんな時にボケが来るとか笑えねえぜ、依頼の期限は昨日までだろうがもう日付は変わってんだよ...はあッ!んだとこじじい!まてふざけんな!おい!チッ切りやがった」

 

 

「依頼主はなんだって?」

 

「依頼内容は変更、孫娘の安全が確保されるまでだとよこれに不満があるなら降りるのは構わないが報酬はなしだと。お前らも同様らしいぜ」

 

「だろうな元よりそのつもりだ」

 

 

依頼内容の変更に甚爾は不満げだが報酬は惜しいので渋々新たな任務達成のため梁山泊と共闘することに決めた

 

 

「林冲てめーが今回梁山泊全体の指揮権持ってんだろ?じゃあ伝えとけ俺の戦闘には手出しはするな死にたけりゃ別だが」

 

「しかし曹一族、特に史文恭は「あ?」何でもない」

 

「((´Д⊂グスンこわいよーなんで私が今回指揮権持つことになってるんだーふええん)」

 

顔は凛としつつ心で不満と涙を垂れ流す林冲これが一人だったのならば座り込み泣き出していたことだろう意外とメンタルが弱い少女であった

 

 

「で?林冲どうするんだ?」

 

 

「とりあえず護衛する者と史文恭達を捜索する者に分けるただし、発見したとしても仕掛けるな速やかに報告に戻れ全員で仕掛ける。それでは初めに護衛するものは...」

 

 

護衛する者たちと捜索する者たちに分かれ史文恭率いる曹一族の捜索する者たちに分かれ行動を開始した

 

 

「つーか、なんで俺が護衛なんだよッ!!!」

 

 

「だ…だって甚爾は見つけたら即座に戦闘を始めそうだし……ぐすん」

 

 

「…はー、なんで泣くんだよ」

 

 

「だって……」

 

 

護衛のメンバーは林冲・武松・楊志・史進・公孫翔・甚爾の六人、理由としては少数精鋭で索敵のほうに力を入れるのとも指摘に変装され護衛対象に近づかれる可能性を下げる為である

現在は依頼主の家に場所を移し二人は庭を巡回しており他の三人は捜索隊と連絡は公孫勝が行い史進と武松は護衛対象についていた

 

 

「そういや史文恭もお前らみたく異能を使うのか?」

 

 

「ああ、奴の異能は【眼力】、凄まじい程の動体視力を持っていて些細な筋肉の動きから相手の動きを読み取ることができる」

 

 

「動きを読み取るねぇ……」

 

 

天与呪縛によって人間離れした自分の動きをもみ切ってくるほどなのだろうか、考えるだけで顔がにやけるほど甚爾は期待が高まっていた

 

 

「だがあれから三日奴らは襲撃してこない一体なぜだ?」

 

 

「それもだがな何かおかしいと思はねえか」

 

 

「なにがだ?」

 

 

「依頼だ」

 

 

「?」

 

 

「いいかまずお前たち梁山泊に依頼を出しているにもかかわらず外部にも依頼を出していたことそれもたかだか一日だけの為にだ」

 

 

「確かにどうかと思うがあの様子だとかなりの親ばかならぬ祖父バカだ、しかし孫の為に大金を惜しいものなどいないだろう。より万全を期すため私たちだけでなく甚爾にも依頼が来たのだと思うが」

 

 

「それなら事前にお前らのところに増員しろだとか言えばいいだろ外部からなんざどうぞ入り込んでくださいって言ってるようなもんだぜ?」

 

 

甚爾の言っていることが的を射ているため林冲は黙って考えを聞く

 

 

「それにまだ分からない事ないことがある、なぜいきなり会場に現れたのか屋上や地下は見張りが常にいた入り口では身体検査に当日のホテルは貸し切りスタッフも依頼人が用意した者たちばかり」

 

 

「ああ、身体検査ではこちらで【見破る】異能を持ったものが行ったから少なくとも入り口ではない」

 

 

襲撃を受けた時の謎がいまだ解けずにいた。スキはなかったネズミ一匹入る余地すらしかし突破されたその謎が解けない限りこの自宅での護衛も危険だと考えていた

 

 

「しかし甚爾はほんとにすごいな!気がないのにあれほどの敵を史進たちが向かうまでに全滅させるなんて」

 

 

「?そういや言ってなかったけか、おれは〈ババッーン〉あ?」

 

 

「あれは武松の敵襲を知らせる火柱!あれっ⁉」

 

 

武松が敵襲を伝える火柱を上げるそれに気が付いた林冲は甚爾に声を掛けるがすでに隣には影も形もなかった

 

 

「はあッ!」

 

 

「くらえ」

 

 

「ふん、前より火力が変わっていないな武松つまらん」

 

 

「クッ」

 

 

「ならこれならどうだー!」

 

 

「後ろから攻撃するならば静かに行え史進」

 

                    ガキンッ

 

 

史進の攻撃は史文恭が持つ巨大な金棒によって防がれる

 

 

「さてお前たちどの遊びも終わりにして楊志が連れて行った少女を追うとするか」

 

 

「「!」」

 

 

「はあッ!」

 

 

二人たりはまとめて薙ぎ払われたしばらく戦闘はできないであろうダメージを負う

 

 

「さてとどめだ」

 

 

 

 

 

              グサッ ぽた ぽた

 

 

 

 

突如として感じる腹部の痛みそれは段々と熱くなる、見ると自身の腹を貫通している中国剣があった背後を見る

 

 

「てめえの言う通り静かに黙って攻撃したぜ」

 

 

「貴様!」

 

 

背後に金棒を振り回し甚爾から距離をとる剣を抜きスカートを破り巻き付け応急処置運よく内蔵は避けているがこのままでは出血で気絶する

 

 

「貴様は何者だ」

 

 

「依頼で雇われてる」

 

 

「日本人か名は」

 

 

「日本の礼儀で相手に名乗らせる前にまずは自分が名乗らなくちゃいけないんだてめーが名乗れや」

 

 

「ここは中国だこちらにはそれはない郷に入っては郷に従えこれはに日本のことわざだろう?では貴様はこれに従うべきでは?」

 

 

「はーよくそんなの知ってんな」

 

 

「読書が趣味なものでな」

 

 

「別に聞いてねーよ、伏黒甚爾でてめえは史文恭でいいな?」

 

 

「いかにも」

 

 

「ならとっとと終わらせて報酬をもらうとするかね」

 

 

「来い」

 

 

甚爾は距離を詰め左の牽制から足払い着地を狙い胴体に右ストレートをかますしかし史文恭は異能を使いすべて見えていたジャブは手の甲で払い足払いには飛んでよけストレートは体を少し左によけ回避する互いに仕掛け仕掛けられての繰り返し甚爾の攻撃を史文恭は完全に見切っていた

 

 

「大したものだその動きなかなかやるなどうだ私と共に来ないか歓迎してやろう」

 

 

「断る」

 

 

「そうか残念だでは貴様もあの二人のように沈めてやる!」

 

 

「そうはさせない!史文恭!」

 

 

「豹子頭、林冲か!」

 

 

ここでやっとのことで追いついてきた林冲も戦闘に加わる

 

 

「ふん出血とお前たち二人を相手か、少し分が悪いここは引く」

 

 

「まて!」

 

 

「一つだけヒントをくれてやる灯台下暗し」

 

 

その言葉を最後に史文恭は夜の闇に消えていくのであった

 

 




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