自己肯定感の低い少女が他人からの肯定を求めてVtuberになった~美少女なのにコミュ障だからいろいろ台無しに!?でも本人は楽しんでるし数字もまあまあ出てるから問題無いよね~ 作:名も無き二次創作家
久しぶりだから簡単なキャラクター紹介を置いておきます。
主人公:黒夜明(本名:
コミュ障ぼっちで美少女な高校2年生
心が弱いが最近ファンのおかげで情緒を保てている(当社比)。一人称は私
同期1:七星那奈瀬(
ソナーの顔。アイドル。登録者数社内トップ。一般人のファンも多い。
良い子で元気で明るくとても可愛い陽キャの高校1年生。一人称はあたし
同期2:船風桔梗(
マジでガチの清楚。前回コラボした。とてもふつくしい高校3年生の女の子。一人称はわたし
本名は覚えなくて大丈夫です。
ほぼ出てこないし、出てきたとしても配信者としての名前を連想できるような名前にしてるので。
『今度のオフコラボの件で相談があるんですけど』
『え、オフ!?』
危うく仕事用のスマホを落としそうになった。
だって、コラボはしなきゃいけないが何故オフコラボ。
『あれ、なにか問題ありました?』
『え、いや、問題とかそれ以前に聞いてないしそんな突然──』
『え、コラボしろって言われたじゃないですか。会社で』
『はい。なのでオンラインコラボをですね』
『え、オンラインなんですか?』
『あえ、違うんですか?“コラボ”と言われたんですからオンラインコラボなのでは……。オフラインコラボならオフコラボと言われますし』
『え、そうなんですか!どっちもコラボだし相手と直接会うオフコラボが基本だと思ってました。すみません!』
『はい』
……あまりバーチャル配信の文化に馴染みがないのかな。
陽キャっぽいしたぶんそうなんだろう。
もう声からして陽の者臭が凄い。
『でも、もうオフコラボの台本も用意しちゃいました!』
『はい?』
『それで最初の相談に戻るんですけど、当日家うちが使えなくなってしまったので明さんのお家使わせていただけませんか?せっかくのコラボなのに、会社の配信スペースって味気ないですし。お願いします!』
『……怒濤の展開過ぎる。うーん、まずウチ狭いしなあ』
『貸し一つということで、何でもしますので』
『……“なんでも”は禁句だから、特に配信では絶対に言ったらだめですよ。まあそこまでいうのなら断れません。けっしてなんでも命令権に惹かれたわけではありません』
『? そうなんですか。教えてくれてありがとうございます!了承もありがとうございます!!台本も完成させてありますのですぐに送りますね』
『お願いします。打ち合わせはデスコでいいですよね』
『はい、よろしくお願いします』
『こちらこそ』
相手は同期で、しかも歳も1つ下なのだから舐められないようにため口でいこう!といつも思うのに出来たためしがない。
同級生や年下にも敬語を使ってしまう。
陰キャあるあるだな。
コラボの次の反省会動画はこのネタで盛り上がるか。
それにしても“なんでもする”ですか……。
何して貰おうかなあ?
あれ?
【もしかして】
年下美少女の“なんでもする”につられてとんでもないことを言ってしまったのでは?
いや待て待て待て。
未だかつて親にすら侵入を許したことの無い私の城に
配 信 中
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#夜明けだヨ 【コラボ期間最終回】陽キャが家にやってきた!【黒夜明・七星那奈瀬】 17,00人が視聴しています・1時間30分前に公開 ⤴7541 ⤵45 ➦共有 ≡₊保存 … 黒夜明(こくやめい) チャンネル登録者数40.3万人 チャンネル登録
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「今日は調子が悪いの?」
「あ、いえ。至っていつも通りですよ?」
「だっていつもの配信はもっと喋ってるじゃない。あと敬語禁止だって」
「いや、あれは画面越しに喋ってるからできるのであって直接人と話すときはこうなります。じゃない、なる、よ?」
ガッタガタで草
年下に敬語とか、部活の後輩にさん付け敬語の俺じゃん……
おいやめろ
(´;ω;`)
¥2,000
うう、スパチャニキありがと……。
「そう?やっぱりオフコラボは迷惑だった?それもお家にまでお邪魔しちゃって……」
「あ、いや、その……ダイジョウブデスヨ。だからそんなにしょんぼりしないでくだ、しないで」
「そう?では気を取り直して次のコーナー!『初対面の時と今のお互いの印象はどうですか?』。とりあえずこれかなと。まずあたしから。明ちゃんは初めて会ったときはおとなしい子なのかなって思ってたけど配信をチェックしてたら意外と元気なところもあって、急なオフコラボも許してくれて、部屋も使わせてくれたのでいい人だと思いました」
いい人、か。事務的な褒め方だ。不仲臭わせかな?
陽と陰だし相性悪そうやな
なんかおかしなこと言った?
なぜに不仲?
ネガティブ陰キャと一般人で受け取り方違うの草
ファン層のギャップ出てますねえ
「わ、私も七星さんいい人だと思いますよ!あの、あの、凄く凄い人で凄く頑張っていて凄いです!」
「凄く凄いってなんですか?wあたしの配信の感想とかでもいいですよ」
「え、あのすみません。最近その、いろいろと忙しくしておりまして、はい」
あ、こいつ絶対見てないゾ!
まあ俺も陽キャの配信は辛くてみれないけど
「あ、あの、配信じゃないんですけど顔とか好みです!今隣に座ってるんですけど凄くいい匂いするし髪の毛もサラサラです!」
「あ、あはは……」
はい逮捕
セクハラは不味いですよ!
切り抜き炎上決定
「あ、あはは……」(ドン引き)
臭わせじゃ無くてしっかり不仲で草
◇◇
私たちはこの調子で最後まで噛み合わず、なんだか微妙な感じで終わってしまった。
七星さんは仕事ということもあって上手く合わそうとしてくれてたんだけど、私のムーブがゴミカス過ぎた。
「今日はほんっとすみませんでした。折角七星さんが台本考えてくれたりアドリブでフォローしてくれたのに、上手く喋れなくって……」
「いえいえ、楽しかったよ。それにそう言えるのは向上心がある証拠だから、次のコラボが楽しみだね!」
「え?」
ツギノコラボ?
「うん、次いつやる?来月とか?」
待て待て待て。
「え、またコラボするんですか?」
なんで?
「そんな『なんで?』みたいな顔されても……というか敬語に戻ってる!同期として対等な関係でいようって話になったのに」
それは、まあ、そうなんだけど。
「ごめんなさ……ごめん」
年下に怒られる惨めさ、情けなさ。
ああ、これが陽と陰の格差。
逆らえぬ……。
「ていうか、もう配信終わったんだし次のコラボとかそんな、社交辞令とか言わなくていいよ、七星さん」
「え? 社交辞令?」
「?」
「?」
「いやいや……、え?」
(正直キツいでしょこんな陰キャの部屋に二人っきりとか。え、まさか今までずっと素で褒めてくれてた?)
「え、もしかして今まで猫被ってたと思われてるんですか?」
「違うの?てっきり営業スマイル的なやつかと。ていうかあの、なんで七星さんが敬語……」
「もしかして、さっきあたしのこと好きって言ってくれたの嘘だったんですか?」
「え、それは……」
(あれ?そんなこと言ったっけ?言ってなくね?)
「決めました。今日は泊まっていきます」ポチポチポチ、ティロン♪
おい、まさか今送迎してくれる予定のマネージャーに連絡したのか?
「黒夜明の部屋に泊まるから迎えはいらないです」て?
え?マジ?
「あ、電源切れちゃった。悪いんだけど充電器借りるよ?あれ、どこ?」
悪いけどとか言いながらぜんぜん悪びれてない……。
え、さっきからなんか怖いんだけど。
もしかして怒ってる?
あと充電器は学校に忘れてきた。
配信前にソシャゲやってたら電池ゼロになって、充電しようとしても見つからなかったからたぶん学校だ。
「ねえ、ところでこの前なんでもするっていったの覚えてます?」
「え、あ、はい」
……?
急にベッドの方に移動してどうした。
狭いから移動というほどのことでもないけどさ。
「ふむ、ぎりぎりいけますかね」
「え、な「この大人気アイドルが一晩一緒に寝てあげます」
???
◇◇
「お風呂いただきました。ありがとうございます」
「あ、はい」
なんか、年下なのに美少女過ぎてエロスがにじみ出てるような気がする……。
これがアイドルのオーラ?
“ホンモノ”ってやつなのか?
「あの、トリートメントなかったんですけど切らしてるんですか?」
「え、トリートメント?リンスならあるけど……え、リンスとトリートメントって別物?」
なんだよその顔。
信じられないと言わんばかりの驚愕っぷりだな。
「信じられません!その容姿でその美意識!?今度コラボするときはまた泊まらせていただくので一緒にお風呂入りましょう。あたしが洗髪の仕方を教えてあげます。今日のところはもう寝ましょう。夜更かしは美容の天敵です」
その容姿でって……。
そこそこ自信はあったのだが、まあアイドルからしたらそこらの一般人と五十歩百歩か。
ブスなんだからせめて美容には気をつけろってことね。
なんだか自分でもわかるくらいふてくされてきたかも。
「でも、まだ12時回ってないじゃん。それにアイドルって言ってもバーチャルなんだから別に美容とか「そこが大切なんです!!!」
ぴっ!?
ご、ごめんなさい!
調子こいてすんませんでした!
「あ、いきなりすみません。でもバーチャルだからってアイドルが美容を疎かにするのはダメなんです。リアルの可愛さは自信にも繋がるし、ファンのみなさんと画面越しに会うからこそ液晶の向こうまで滲み出るほどの努力が必要なんです。なんていうんですかね、そういう……熱意、ですか?そういうのも届けてこそアイドルだと思うんです!」
……すごい。
私なんてただファンに愚痴を聞いて貰うだけのために配信してた。
よし、これからは私も心を入れ替えて頑張るぞ!
とはならない。
そもそも彼女と私は別人で、バーチャルライバーをやっている理由も違っていいし、ファンが求めてるものも違うはずだ。
たぶんね。
ただ、彼女のような志を持って活動をしている方々がいることを理解して、尊敬したいと思う。
こっぱずかしいけど、なんとなくこの尊敬の気持ちは口で言わなきゃいけない気がした。
でも具体的になんて言えば良いのかわからずに、彼女の目を見て、逸らして、口をもごもごさせて、最終的に出たのはこの言葉だった。
「来月、オフコラボさせてください」
それに満面の笑みで返してくれた彼女の顔は、私にとって世界一の
「ところで七星さん、どうして一緒に寝る必要があるんですか?」
「ふふ。実はあたし、元々あたしのことが好きじゃない人を捕まえてあたしのファンになってもらうのが趣味なの♪だから手っ取り早く一緒に寝ることにしたわ。あたしもう眠いし」
可愛い趣味だ。
小悪魔かな?
あと自由すぎる。
あれ?
同じベッドで寝て虜にするって枕営業じゃないか?
いや、営業ではないからセーフ!(確信)
その後、“なんでもする権”を行使して私にタメ語を使わせることにした。
勿論私は敬語である。
一緒に寝るのは彼女が勝手にやったことだからノーカン。
◇◇
「んにゅ……おはようございま、じゃない。おはよう、
「おはようございます、
流石アイドル。
寝起きまで可愛いな。
私も真似しよ。
んにゅんにゅ────きっしょ。
「さて、毎朝恒例のSNSチェックといきますか。那奈瀬さんも見ます?」
「うん、みる。お仕事用のスマホ、充電切れちゃってるから」
ベッドを降りたら目の前にあるイスに座り、パソコンのスリープモードを解除しようとしたのだが……。
あれ、なんかおかしいぞ?
「明、メールめっちゃ来てるじゃん。溜めすぎwww」
「あ、ほんとだ。でも昨日まではこんなんになってなかったはずだけどなあ。そもそも私のパソコンにメールを送ってくるなんて、マネージャーさんくらいしかいないんだから普通こんなことにはならないんだけど……」
差出人を見ると、私たちのマネージャーさんだった。
遅れて後ろからやってきた那奈瀬が私の右肩に顎を置いてきたので顔を見合わせる。
はてさて、なんだろ。
業務連絡か?
「「ッ!?」」
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#夜明けだヨ 【コラボ期間最終回】陽キャが家にやってきた!【黒夜明・七星那奈瀬】 31,109人が視聴しています・9時間前に公開 ⤴31,241 ⤵55 ➦共有 ≡₊保存 … 黒夜明(こくやめい) チャンネル登録者数41万人 チャンネル登録
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¥20,000
起きるまで
投げるのをやめないッ!
¥20,000
てぇてぇ!てぇてぇ!
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¥20,000
俺を
止めてくれえッ!!!
yuri忠ニキ、止まるんじゃねえぞ……
SNSのトレンドから来ました
いや流石に止まれよ
やべぇよ…やべぇよ…
配信もやべえ。スパチャニキもやべえ。
お、起きたんじゃね?
起きたな
yuriニキ、止まれ!もういい……!
¥840
おいw
止まれよw
0840(お は よ お)じゃねえんだよw
数少ない先達ライバーたちのデータをもとに作られ、今回地味に活躍したソナーの規約
・ライバー同士はプライベートでも原則お互いを配信ネームで呼び合うこと
また、今回の事故を踏まえて協議した結果、マネージャーもライバーを配信ネームで呼ぶことに決定したのだった
て今考えました。
今回は2人の関係性が揺れ動きまくるせいで文中で敬語・タメ語が入り乱れています。
誰の発言かわかりにくかったら感想などで教えてくれると助かります。
いちおう気をつけたんですけどね。
一人称とか、相手の名前を入れたりして。
あと相変わらず視聴者とかチャンネルフォロワー数とかはてきとうです。ご容赦を。
アイドルちゃんとのコラボをやるのは決定ですが書くとは言っていない……。
たぶん書かないと思います。
やりたいこととかないし。
あとこの話は炎上流星群のツイキャス聴いて思いついたネタです
あれいいよね……
感想、ここすき、高評価待ってます!おなしゃす!
活動報告でも言ってるけど、そろそろこの作品の良い感じの略称が欲しいなあ……。チラッチラッ
ネタ切れです。今までみたいに一気に時を飛ばして三期制登場までもっていくか、もうちょっと今の環境で続けるか。後者はなあ、ネタ捻りださないかんきん
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前者
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後者