LASだと思う、知らんけどw   作:かの存在完全に消滅す

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 コンフォート17のミサトの家。

「ぐうぅぅぅ…っ…」

いびきをたて、五月蝿(う る さ)く眠るミサト。

「…隙だらけですよ、ミサトさん。」

ミサトの持つ拳銃。それを手に取り部屋を出る。
ケンスケから貸してもらった銃のカタログを見ながら、拳銃の中身を確認。

「思った通り睡眠弾対応だ。これならいける…」




男の戰い

温かい…膝の上のモノ。

 

それが人だと認識する。

 

ベッドに横たわるアスカは、その人がシンジである事を期待した。

 

うっすらと目を開ける。

そこに居たのは水色の髪の少女。

アスカの膝の上で寝ている。

 

「…レイ?」

 

その少女の名前を呼ぶと、ゆっくりと紅い目が開かれる。

 

「…起きたのね。アスカ。」

 

「わ…っ⁉︎」

 

レイに抱きつかれる。

 

「無事で良かったわ…」

 

「あ、あんた急になんで抱き付いてくんのよ⁉︎」

 

「…ダメな事なの?」

 

首をかしげるレイ。

 

「西洋はそういう文化だってリツコさんに聞いたわ…」

 

「…間違ってないけど間違ってるわよあんた…」

 

「?…意味が分からないわ…」

 

「ま、良いわよ。で、あんたはなんともなさそうで良かったけど、シンジはどうなったの?」

 

「元気よ。」

 

「あの使徒はどうやって倒したの?」

 

「あなた、覚えてないのね。弐号機が覚醒したのよ。」

 

「かくせい?」

 

「暴走の上位互換的なアレよ。代わりにパイロットがエヴァに取り込まれるって言う欠点があるわ…」

 

「って事はあたしもエヴァに取り込まれてたって事ね?」

 

「そうよ。」

 

ベッドを出る。長い事寝ていたのか、起き上がると頭と足が痛い。

 

「お腹減ったわ、カフェテリア行きましょ?」

 

「いいわ…行きましょう。」

 

 

 

…

 

 

 

ジオフロント西の第八管区。

 

(…全く、今回の事に限っては委員会にも言い訳ができんな…碇はどうするつもりなのだ…)

 

思考に沈む冬月に後ろから迫る不穏な影。

 

「お早う御座います、冬月副司令。」

 

「…加持君か、どうしたのかね?」

 

「…ゼーレへ出頭願います。」

 

そう言って拳銃を冬月に突き立てる加持。

 

「成る程な…諜報部を撒くとは流石と言うべきか。」

 

逃げ場が無い。

ゼーレに消される覚悟を決める。

 

銃声が響く。倒れる加持。

 

「諜報部を撒けても、僕は撒けなかったみたいですね加持さん。」

 

「…サードチルドレン⁉︎」

 

「どうも、冬月副司令。」

 

「君、加持君を撃ったのか?」

 

「ええ、催眠弾ですけど。問題ありません、弾は身体の中で溶けます。」

 

「何故ここが?」

 

「偶然ですよ。」

 

「その銃は?」

 

「黙秘で。」

 

本当の事を言うと、一度諜報部の人達とも溶け合っているので、日付を知れたのである。そこで副司令を影から追う事で加持さんを撃つことが出来た。理由は勿論、加持を守る事でミサトさんとアスカのメンタルを守るためである。

 

「この事は、誰にも言わないで下さい。」

 

「…分かった…」

 

「有難うございます。」

 

加持さんを引きずり、人気のないところで縛る。

 

すると、後ろから銃声。

 

シンジの背中に直撃。

血が飛ぶ。

 

倒れるシンジ。

 

銃を持った者はその場から素早く離れた。

 

「…いてて…凄い衝撃…」

 

ま、シンジは昔ケンスケから貰った血糊とNERVから支給された防弾チョッキを身につけて居たので無事だが。

 

「これで…加持さんの目が醒めるのを待つだけだ…」

 

 

…

 

 

 

NERV本部カフェテリア。

 

「美味しい…」

 

ここのカレーを食べるのは何回めだろうか。そんな事を思いながらカレーを食べるレイ。

 

「うん、美味!シンジには負けるけど!」

 

カフェテリアの焼きそばを食べるアスカ。

 

「ここの料理、本当に美味しい。」

 

「シンジには負けるけどね!」

 

「碇君と言えば…見かけてない?」

 

「あたしが知るわけないでしょ?」

 

「お昼…一緒に食べたかったのに。」

 

「同感。」

 

 

 

…

 

 

 

 

「はっ!ここはどこだ!」

 

「NERV本部ですよ、加持さん。」

 

「シンジ君…?縄を解いてくれないか?やる事があるんだ。」

 

「ダメですよ、やることって副司令の誘拐でしょ?」

 

「まさか!そんな訳無いだろシンジ君。」

 

「ゼーレが仕向けたんでしょ?」

 

「バレバレか…なんで分かるんだそんな事が?」

 

「二周目だからです。」

 

「は?」

 

「だから、人生二周目だからです。」

 

「…どう言う事だ?」

 

「そうですね…この世界の真実を教えましょう。」

 

「…?」

 

「セカンドインパクトから…サードインパクトまで…」

 

シンジの口から出てきた情報には、加持の知りたかった情報が丸々あった。

 

「…何故そんな事を…」

 

「だから、逆行して来たんです!」

 

そこから15分の説明。

 

「加持さんの過去も知ってますよ、弟が居て、セカンドインパクトの所為で死んだんでしょう?」

 

この一言がトドメだった。

 

「分かった…信じよう。」

 

「ミサトさんの為に…スパイも辞めて下さい。」

 

「うん、良いだろう。」

 

こうして、加持が消される可能性は大きく減ったのであった。

 

 

…

 

 

 

「行方不明⁉︎副司令が⁉︎」

 

驚愕するミサト。

 

「はい、ジオフロント西の第八管区で消息を絶っています。」

 

「うちの所内じゃ無い…あんた達諜報部は何やってたの?」

 

「身内に裏切った者が…加持リョウジ、この事件の主犯と見られる人物です。」

 

「…っ⁉︎」

 

衝撃。

 

「……で、私の所に来たってワケ…」

 

「作戦部長を疑うのは同じ立場の人間として心苦しいのですが、これも仕事でして。」

 

「待ってください!」

 

「…シンジ君⁉︎…加持!」

 

扉から駆け足で向かって来るシンジと加持。

 

諜報部の2人が銃を構える。

 

「あの!副司令が拐われたみたいで!」

 

「何を言っている?誘拐したのはその男だろう。」

 

「はぁ…はぁ…加持さんは…さっきまで僕とずっと話をしてました…だから違います…」

 

「サードチルドレン、それは証拠にならんぞ。」

 

そりゃそうか。

 

「………ミサトさん…っ…」

 

「…加持を独房へ。シンジ君は家に帰りなさい。」

 

「…でも!ミサトさん!…」

 

「仕方ないよシンジ君。諦めよう…」

 

 

 

…

 

 

 

 

家に帰ると、アスカとレイがゲームで対戦している。

 

「どりゃあぁぁ!」

 

「くっ…必殺技!」

 

「ただいま…」

 

「あ、シンジお帰り!」

「碇君、お邪魔してます。」

 

「うん…」

 

前よりは良いかも知れないけど…加持さん捕まっちゃった…

 

「どうしたの?元気ないわね。」

 

「いや…なんでもないよ…」

 

「こっち向いて。」

 

「え…?」

 

アスカの唇が自分の唇に触れる。

 

「んん⁉︎」

 

「んっ…!」

 

「大胆…アスカ…」

 

「ぷはっ…これで元気出たかしら?」

 

「いや…⁉︎なんで急にキス…⁉︎」

 

「元気出たみたいね。なにかあったの?」

 

アスカに話すべきなのか…どうなんだろう…

 

「加持さんが捕まっちゃって…」

 

完全に僕が戦犯したんだけど。

あんとき頭が回らなかった。

 

「スパイだったから…とうとう捕まったってワケね。」

 

「あれ?あっさりしてる…」

 

「生きてるなら良いじゃない。死んだんじゃないでしょ?」

 

「まぁそうだけど…」

 

「なら前よりは良くなってるって事でしょ?それならあたしは良いと思う。」

 

「碇君、私も。」

 

「…ありがとう…」

 

「ほーら!元気出しなさい!」

 

頭をなでられる。

 

「わかった…!」

 

 

 

…

 

 

 

(散々だな…碇の息子に助けられたと思えば…ゼーレの2人目の使者に捕まるとは…)

 

思考の渦に入っている冬月の前にモノリス。

 

『久しぶりだな…副司令官殿。』

 

「キール議長…まったく手荒な歓迎ですな。」

 

『非礼を詫びるつもりはない。君とゆっくり話をする為の当然の処置だ。』

 

「相変わらずですね…私の都合は御構い無しですか?」

 

『質問は許されておらん。』

 

『S²機関を自ら搭載したエヴァンゲリオン弐号機…あれは理論上無限に稼働する半永久機関を手に入れたも同義だ。』

 

『絶対的存在を手にして良いのは神だけだ。』

 

『人はその分を超えてはならん。』

 

『ましてただの子供を神の子とする訳にはいかんのだよ。』

 

『碇ゲンドウ…果たして君の信用に足る人物かな?』

 

『よく考えてみたまえ。君が碇の側につくのか我々につくのか…どちらにしろ君の知る限りの事は全て話して貰うが…』

 

『その気になったら教えてくれたまえ…冬月先生。』

 

 

 

 

 

 

つづく




今回駄文です。だって時間が無かった。

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