第五使徒ラミエル。正八面体。
『ミサトさん、エヴァを出すより先に先ずは敵の出方を見ましょう。』
シンジの助言。
「そうねー12式自走臼砲なんかで様子見てみましょーか。」
12式自走臼砲が使徒に攻撃すると、加粒子砲で反撃を受け、蒸発。
「…あらま」
「これは近接戦闘は無理ね。」
「じゃどうするんです?白旗でも上げますか?」
と日向が言う。
「ナイスアィディア!でもその前に、やれることはやっておかなきゃね。
…後悔はあの世でしても仕方ないわ。」
学校の屋上。
ビデオカメラが放送を流す。
『今夜午後11時30分から明日未明にかけて…全国で大規模な停電があります…皆様のご協力を宜しくお願い致します…繰り返しお伝えします…』
「うるさいなあ、そう何べんも言わなくてもわかったよ。」
眼鏡の少年、相田ケンスケがビデオカメラの放送を切る。
「おいケンスケ、ほんまにこの時間なんやろな、もう避難せなあかん時間やで。」
「…パパのデータこっそり見たんだ間違いないよ。」
ケンスケの父はNERV勤めである。
「おい!ケンスケ!」
「うん…」
ハッチが開き、エヴァ初号機が出てくる。
「出てきた、エヴァンゲリオンだ…!」
続いて、零号機も出てくる。
「凄い〜〜零号機も出てきた〜〜!く〜〜最高!」
「綾波も一緒か。おお〜い!頑張れよ〜〜!」
…
ラミエルの出したボーリング・マシンが地面を抉っている。
「敵ブレード第17装甲板を突破‼︎」
「本部到達まであと3時間55分!」
「九州および四国エリアの通電完了!
各冷却システムは試運転に入ってください!」
…
「いい? これからの説明をよく聞いて。」
「これがポジトロン・ライフル。戦自研で開発途中だったものをNERVが徴発し組み立てたもの…間に合わせだけどね。計算上ではこの長距離からでも敵のA.T.フィールドを貫くに足るわ…
もとが精密機械のうえ、急造仕様だから野戦向きじゃないのが難点だけど。」
「そこでこの盾。こちらも急造仕様だけどもとはスペースシャトルの底部で、超電磁コーティングされている機種だし、敵の砲撃にも17秒は耐えるわ。」
「シンジ君は初号機で防御を担当。
レイは零号機で砲手を担当して。」
「「はい。」」
「これは、レイと零号機とのシンクロ率の方が高いからよ。今回はより精度の高いオペレーションが必要なの。」
「レイ、陽電子は地球の自転・磁場・重力の影響を受け直進しません。
その誤差を修正するのを忘れないでね。」
リツコが念を押す。
「はい…」
「時間よ、2人とも準備して!」
「「はい。」」
…
「綾波は…如何してエヴァに乗るの?死ぬかもしれないのに…」
前史でも聞いた質問を綾波に聞く。
答えが変わっていることを期待したからだ。
「…絆…だから。」
答えは変わってはいなかった。
「父さんとの…?」
「いいえ。」
答えが変わった⁉︎
「碇司令だけじゃなくて、葛城一尉も…赤木博士も…碇君とも…」
「え…?」
「私は、絆を守る為に戦うわ…」
「…綾波…」
「時間よ、行きましょ。」
「あ…うん。」
「さようなら…」
時計が0時を指す。
「時間です。」
「レイ、日本中のエネルギーあなたに預けるわ。」
「はい…」
「ヤシマ作戦スタート!」
つづく
今回頑張りました。
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