転生ヒルチャール   作:芝神

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あ、あけましておめでとうございます(震え)

2023/01/08
技の名前を少しだけ変更

2023/01/10
誤字報告を受け確認。修正
ありがとうございます


VSディルック

 

 

アカツキワイナリー。原神の世界において、酒造業を営むディルックが拠点とする場所。一面に広がるぶどう畑と、それに囲まれたディルックの屋敷兼ワイナリー。

 

ぶどうを育てるのは涼しい場所がいいと聞いたことはあるが、なるほど、ドラゴンスパインから冷涼とした風が吹き、風晶蝶が発生するほどには風通しと元素濃度が高い。・・・まあそれでスライムの発生頻度が高いのだが。そこは大変そうである。

 

 

 

背負った冒険者を適当な場所に降ろし、先ほどから感じる気配へと視線を向けた。陽炎、燃え盛る気配。これだけで分かる。

 

ディルックだ

 

体をのけぞらせると頭のあった位置に炎が燃え盛った。こういったことは苦手なんじゃなかったのかなぁお前(両手剣使い)は!

 

後ろに跳ぼうとして無理やり横に方向を変えた。跳ぼうとした場所に火柱。容赦がない。そして腰の棍棒を両手で掴んで体を捻り、視界端から振り下ろされる大剣へと打ちかます

 

 

いしきがきえ

 

 

すぐにもどつたしかいには こちらをみおろすかげ

 

炎が付いていた事をしっかりと見れていなかった。こちらが使っている武器が雷元素が付いていた。それらが原因だろう

 

そして、そのたった2つ、()()()()()()で今、この瞬間に自分の命は尽きる。運命はここで終わり

 

少しは耐えれた

それで良いじゃないか

殺されるまで1人も殺さずにいけたじゃないか

 

もう十分だ。頑張った(死にたくない)

 

 

頑張ったんだ。もう休もう(死にたくない)

ああ、もう2月も頑張った。耐えに耐えた。殺されそうになりながら、それでも殺さないように手加減できた。本気でやって数人の冒険者を同時に倒せた。

 

そりゃあ原作キャラであるディルックには負けたさ。強くて、先を読んできて、最後の元素反応すら痛手になっていなくて。だからもう良いじゃないか。

 

寝よう(死にたくない)

俺の物語はここで終わり(死にたくない)

全部全部夢のようだった(死にたくない)

 

だからさ

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(死にたくない)

 

なんで生きようとするんだよ。終わろうよ。楽になろうよ。全部夢なんだって、ここで目覚めて「原神の世界でヒルチャールになってこんな事してたんだぜ」ってしょうもない事をSNSで呟いてさ。笑い話で終わろうよ

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(死にたくない)

 

怖いか怖くないかで言ったら怖いさ。怖くて、泣きそうで、叫び出しそうで。終わるかもしれないって。でも勝てないんだよ。勝てるわけないんだよ。

 

あぁ、けど、やっぱ

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(死にたくない)!!!!!」

 

砂を掴んで投げつけ、大剣で目を庇った瞬間に体当たりでよろめかせ、片足を軸にして大剣に回し蹴りをして後ろへさげさせる。

 

けれど、その目はこちらを向いている。更に激しい炎の気配を撒き散らしながら。ディルックの中にある炎が、大剣へと収束し、理解した。これが魔力(元素)

 

外に出さなくても操れるんだな魔力って

 

神の目とは魔力器官であり、そのフィルターを通すことで元素を操る。

邪眼はそれに酷似しているが、生命力なども吸い取って力として発現させる。

ファデュイは元素を制御できる武器がある。

 

これらに関連するのは魔力を操るとは書いていないことだ。そもそも、魔力(元素)を視るには神の目の元素視覚を使わなければならない。

 

なら、それ(神の目)を持っていないのに感じ取れ、()()()()()()()()()()()()()()自分は? (チャクラなど)を操る方法を知っている自分は?

 

そうだ。自分なら出来る

 

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(収束しろ)!」

 

「火炎よ」

 

イメージが重要だ。力は感じ取れている。言葉に出すことで棍棒を強く意識し、丹田から血管を通り、棍棒へと一直線に魔力を向かわせる

 

心臓が激しく動く。心臓にて生成される生命力を魔力と混ぜ、増幅させる

 

棍棒に集まった魔力の形をハイマの大槌のような爆発するものに、変える

 

 

 

走っていた勢いを利用して振り返りながら

 

 

偽・ハイマの大槌

 

「燃やし尽くせ⋯⋯!」

 

叩きつけた

 

 

爆炎が舞う

 

 

 

 

 

 

川を挟んだ崖の上。鷹のような目がこちらを見るも、すぐに視線を切って冒険者の方へ歩いて行った。

足から力が抜けて、膝をつく。背中は燃えるように熱く、歯を噛み締めていなければ叫び出してしまいそうだった。

 

あの瞬間、咄嗟に背中を向けて正解だった。棍棒を地面に叩きつけた衝撃で黎明(元素爆発)を霧散させることには成功したが、熱はそのまま通り抜け、向けていた背中を爛れさせた。

もし、そのまま受けていたら、喉や肺が焼けたり、仮面ごと顔を焼かれていたかも知れない。

 

そして、それでも痛いものは痛い

 

 

 

 

ゆっくりと歩き、拠点としている場所に着いて、水面に倒れる。一瞬の冷たさが過ぎてジクジクとした痛みが脳を貫き、痛みを塗りつぶすように冷たさがまた来る。しばらくそうすると痛みが消えて、何も感じなくなった。

痛みが消えたおかげで、ようやく、考える時間ができた

 

冒険者は弱かった。実践経験もある程度あっただろうが、軍のような統率もなく、仲間が倒れて動揺していたのもあり、簡単に方がついた。

 

だがディルックは、強過ぎた。大剣は重く、もし雷元素が、火元素が付いていなかったとしても横に流せたとは思えない。つまり、あれは運が良かったのかも知れない。

 

最後もそうだった。

こちらを見るだけで終わってくれたが、もし追いかけられていれば、逃げきれずに死んでいたかもしれない。

 

 

弱すぎる。誰がって、俺がだ。

暴徒より筋力は弱く、シャーマンのように遠距離攻撃は出来ないし、王のように体に魔力を纏う事はできない。実践経験もあるにはあるが、それだってディルックなどに勝つ事はできない。

 

もっと、もっと強くならないと

 

右手に掴み続けていた棍棒の柄が崩れる。

まずは武器だ。金属をもっと使うか? 精錬して炭素を混ぜて、強度を高めるか?

 

そこまで考えて、ドラゴンスパインの冷風が体を撫でる

 

 

牙を使うか

 

 

 

 

 





偽・ハイマの大槌

エルデンリングにて登場する魔術の一つ。純粋な魔力だけで出来るため採用。【偽】が付いているのは本物とは全然違うのを理解しているから。
お前フロム信者かって?
やってるゲームあんまり多く無いの許して






・・・・・・えぇ、はい、以前の投稿よりもう1年以上経ってます。本当にごめんなさい
一回だけ書いて投稿したんだけど、結局不満点が多過ぎて消して全部書き直しました。

仕方ないじゃんどうするかとかなんも決めてないんだからさぁ!!!(逆ギレ)

色々ありましたねー、人じゃなくても神の目が降りることはあるって確認できましたし。ストーリーまだ稲妻の開国前だけど(震え)

次の話頑張って書いてきます。みんなコロナ気をつけてね(無敗)

神の目の変質(つまりオリジナルの神の目)は有り?無し?

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