外伝っぽい(?)回想の続きは後に出す予定となりました!
98話から始めたアンケートの期間は次話までと予定しております!
あと何気にアンケートの投票具合にちょっとびっくりしています。
ご協力してくださった形に感謝を! 誠にありがとうございます!
m(_ _)m
まだ直接アンケートに投票、または感想にて投票していない方にもお手数おかけ致しますが投票にご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます!
*注* オリジナル展開などが更にここから爆裂します。 ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
11/3/2021 8:24
誤字修正いたしました。
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三月 視点
___________
ギィィィィィィ~~~~!!!
「☆〇■♪ (´゚д゚`)~~~~~~~~~?!?!?!?!」
思い出に浸ろうとした瞬間、三月の聴覚を意味不な音が襲って彼女は言語化できない悲鳴を上げる。
向かい側にいたマユリは手にもっていた黒板をひっかいたようで、彼の近くにいた浦原は何か耳栓のようなものをしながらも顔がヒクついていた。
「(いいいいいいい今のなんじゃあああああい?! メチャクチャモロ
「随分と
目が回りながらクラクラとする様子の三月を無視して、マユリが話を続ける。
「それデ? 『
三月はチラリと耳栓を外す浦原を見てから、視野がブレるまま答えた。
「あ~……浦原さんに説明したんだけど、私は
ここでマユリが『ズズイ~!』っと顔笑顔にしながら近づかせ、彼女は座ったままできるだけ顔を後ろへと動かす。
「────おおおおおおおおおおおおおお?!」
「ほゥ、ますます興味深いね? どうだろう、このままさっそく私の
「────全力でお断りしていただきます。」
「ではでは、『自称
マユリが舌打ちを打っている間、浦原は脱線しそうな会話を本題へと戻すと、その部屋の中の空気がピリピリとしたものに豹変する。
警戒、あるいは殺気と言っても過言ではないそれは思わず部屋の外と隣の部屋にいた者たちにまでしっかり伝わっていた。
「えっと……『
「「え。」」
キョトンとする三月に浦原とマユリはまるで『それでいいのか?』と問うような顔をしながら呆気にとられた、この顔を見た三月は笑うのをこらえて『
「ん~……
余談ではあるが彼女は
だが
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
更に時は進んだ同じ日。
「フォッフォ、『
「死神の護廷、しかも総隊長との記憶に残っていては。
「「ハッハッハ。」」
上記の二人の近くには一人、まったく飲む気になれないまますでに冷え冷えに冷めていた紅茶のコップと湯呑が一つずつ置かれた少女が一人。
「(危うし私の
ただいま予定無しライブで超マジピンチ。)」
三月は胃に穴が開きそうな勢いの日や汗を掻きながらで
というのも二人は『単なるお茶会♡』と称した『政治抗争』へ真っ先に突入してすでに繰り広げていた。
上記のやり取りもその一つで、(三月を通した)通訳をルビに表せれば以下の文章と変わる。
『
『
『『
そのことを頭に留めておけば、それから何時間と延々部屋の中にいる彼女(+雀部&ハッシュヴァルト)のハラハラする内心が目に浮かぶだろうか?
ここに実質上、死神のトップと現滅却師代表人たちがいるのは他でもない、互いの組織についての縄張り シマ 勢力圏と潰し合いやり合い 昔の怨恨が続くかどうか。
まさに、この『時代の変革期』と言ってもいい『
………………………………………………………まぁ、理由は単純に彼女が『姫』とロバートたちに呼ばれて急遽尋問部屋取り調べ室に隠密機動が乱入して彼女を『お茶会♡』に連行されて来ただけである。
なお余談だがとある二番隊の誰かは(右之助から
『最後に噛んだ』と、ここで追記しよう。
ロバートと山本元柳斎のオブラートに包まれた口論が続く中────
「(あ。 このお菓子
────三月は全力で現実逃避をしながら羊羹を挟んだビスケットをモグモグと食べて和んでいた。
「────姫様
「おお、そうじゃな!
「ングオホッ?!」
ニッコリとした笑みを向けられた三月は盛大に菓子を吹き出すのを必死に我慢した。
「(えええええええええ。 ここで私に振るのぉぉぉぉぉぉ?)」
ぎょっとした目でロバートを見てはキリっとした目で見返され、ニコニコする山本元柳斎を見ては『圧』と書いて『プレッシャー』と読むものが彼女を襲った。
「(なんでさ?) え、えええええっと?」
必死に思い返す彼女の頭の至近に誰かいたのならば『
そしてさっきまで食べていた菓子の糖分も盛大に消化していたのも彼女の周りの温度差で分かっただろう。
彼女が今何をしているかというと、腹黒ジジイたちロバートと山本元柳斎の会話を片
「(えーと、詰まるところ『今の時代に滅却師に必要性はあるのか?』が山おじちゃんの主張で? 『昔と比べるまでもない今の弱い護廷に空座町は任せられないから渡せ』がロバのおっさん(一護命名)の主張ね。)」
フムフムと顎に手を添えて、頭を動かしたのは一瞬だった。
「(どないしよコレ?)」
そして一気に内心がテンパった。
「(そ、そうだ!
彼女は一つの奥の手を出すことに躊躇をしなかった。
「ここにチーちゃんがいないけど、私が勝手に決めてもいいのかなぁ────?」
「────『チーちゃん』……じゃと?」
山本元柳斎が?マークを出している間、ロバートがゴソゴソと上着のポケットを漁って、手紙のようなものを三月に手渡す。
「なにこれ?」
「姫様が『チーちゃん』と呼んでいる
「ぬわに?」
両目をばっくりと見開いている山本元柳斎に築くより渡された手紙を三月が開けると以下の事が書かれていた。
『
黒崎一護の容体が
ロバートやハッシュヴァルトたち滅却師と、瀞霊廷との間であるだろう交渉は全てお前に一任する。
チエより』
三月の手紙を持った手はワナワナと震えだし、彼女は放心しながら口を開けた。
「……………………………………なんでさ?」
___________
??? 視点
___________
その頃、ボロボロになった取り調べ室を後にして歩いていた浦原とマユリがおもちゃを取り上げられた子供のようにいじけながら尸魂界の夜道を歩いていた。
本来なら
「「……………………………………」」
とはいえ文章に出すだけでも勇気がいるが、似た者同士────
「「
────イエナンデモナイデス、スミマセンデシタ。
『研究者』たちは無言で夜道を再度、無言で歩き始めた。
「「………………………」」
時折互いに視線は送るものの、やはり言語は無く………………
いや、『言語化は不要』と言ったコミュニケーションを二人は目線のみで取っていた。
内容はもちろん、三月の話題の延長で先日
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
藍染の封印直後、滅却師達と真・空座町に駆け付けた死神たちの一触即発状態が一気に出来上がった。
滅却師達は昔に絶滅されかけた記憶や遺恨が蘇り、死神たちは『鏡花水月』
そしてここに藍染が封印されたことによって虚圏からの行き来をできるようになった者たちもいた。
主に虚圏に残された茶渡、雨竜、織姫、クルミやリカなども来ていた。
このにらみ合いが始まって数分後に、事態は急変した。
「お?」
「ん?」
カリンとリカの身体が僅かに光りだす。
「ありゃ、もう時間か。」
それは出血多量で気を失った東仙を担いでいたツキミも同じだった。
「え? え? え? わ?! か、カリンさん?!」
その場に駆け付けた雛森の頭を姿が薄くなっていくカリンが撫でまわす。
「おう、
「ムッ。 だから髪は痛んでいませんから!」
別の場所では薄くなっていくリカをマユリとネムが見ていた。
「おー、『
「なるほど、通りでリっ君は
「消えてしまうのですか?」
「
興味深そうにリカのあちこちを触るマユリに、リカはただニカッとした笑みで見る。
「誰がゴリラだコラァ?! そりゃマイの姉貴だろうが?!」
「いえ、彼女に言いますと殺されるので遠慮します。」
初めてリカの顔がここで思い出したかの世に青ざめてガタガタと震えだしたことに、カリンは無言で引いた。
「フム、私も同じのようですね。」
「え~~~~?! ヤダヤダヤダァ~~~~! せっかく知り合ったばかりなのにぃ~~~~~!!!」
「……フフ。 貴方が
「ふぇ?」
「ああ、いえ。 こちらの話です。」
同じように光に包まれた
「(う~ん、やっぱり『限定召喚』は負担が比較的に少ないけど『小回り』効かないし『強制
次第に
それは死神や魂魄の体が崩れて、霊子に戻る出来事に似ていた。
ただし、上記の物とは明らかな違いがあった。
場の霊子が濃くなるどころか、
そこに居合わせた(方便上の)人たちも混乱はしたが、取りあえずはこの一触即発状態をどうにかすることを優先した。
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
そんなことを思い出していた浦原に、マユリはニヤニヤと勝ち誇った笑みを向けていた。
「考え事にふけって理解不能カイ? 浦原喜助ともあろう者ガ?」
「そういうマユリさんは良い笑顔をしていますね?」
マユリの笑顔はさらにニチャ~としたものになる。
「伊達にリっ君の周りに居たわけでは無いということだけを宣言しようじゃないカ────」
「────ま、僕の見たところ彼女たちはあの『姫』と滅却師達に担がれている者の
一気にマユリの笑顔の表情が反転したことに今度は浦原がカラカラと笑い、先ほどの意趣返しのような言葉を口にした。
「伊達に十年間、彼女の周りに居たわけでは無いということだけを宣言しましょう♪」
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
瀞霊廷に、奇妙な場面がその次の日から多発していた。
「む。 貴公は先日の滅却師?」
「フゥン、やっぱり大きなワンコちゃんね!」
七番隊の隊舎に来たバンビエッタが狛村を見た第一感想が上記であった。
「この小娘が。 漢の中の漢である隊長に何を変な────!」
勿論近くで聞いた副隊長である射場が黙っているわけがなかったが────
「────お手。」
「ワフン!」
ポス。
「たたたたた隊長ぉぉぉぉぉぉぉ?!」
オーバーリアクションな射場もであったが、律儀にバンビエッタに反応する狛村も狛村である。
思わず写真を撮った隊士をもとに、『ショボショボ“ワチ寝る” 山本元柳斎』、『“私、天才!”マユリ』人形などに人気度がのちに並ぶこととなる『お手する
………
……
…
「やぁ、何人か見知った顔もいると思うけど自己紹介をしよう。 僕は三番隊隊長に復帰することになった『
「んで、アタシはキャンディス。 ふわぁ~。」
ニヒルな表情を浮かべたローズに反し、キャンディスは『ぶっきらぼうかつ興味ゼロ』の態度を露わにしていた。
「うーん、ほかの人のファッションに横槍は入れたくないだけどレディならもうちょっとエレガントに────」
「────ヒョロヒョロもやしナルシスト野郎に言われる筋合いはねぇよ。」
「「……………………………………………………………」」
静かに上記の二人の間にバチバチと火花が激しく飛び散る幻覚のようなものを、冷や汗を静かに流す隊士たちと共に見た
………
……
…
「ボクは『ジゼル・ジュエル』って言うんだ! よろしくねみんな~! ♡」
漫画なら語尾のハートマークがそのまま背後から出てきそうな笑顔と共にジゼルは四番隊の者たちに自己紹介をしていた。
「……い、イケる。」
「お、俺も。」
「ク、滅却師の女性って皆ああなのか?」
「ふわぁ。」
男性の隊士とは違う感動の息を勇音は出していた。
………
……
…
「『リルトット・ランパード』。 以上。」
「「「「………………………………………?」」」」
十番隊の隊士たちは『え? それだけ?』という空気を出す中、日番谷が説明を付け加える。
「本日から『滅却師の顧問』が各隊の『見学』、および『死神と滅却師の互いの理解を深める』ことを目的にした新しい隊の結成だ。」
「あ、一応付け足すが俺らはテメェらに合わせる気はねぇからそのつもりで。」
ビキ。
「あ? チビのくせに生意気だな?」
ビキ。
「お? ちょっとデカくなったのは図体だけで内心はガキのままか?」
『ゴゴゴゴゴゴゴ』と重~い空気を出しながら
「ま、まぁまぁ二人とも? ここは仲良く……とまでは行かないけどせめてみんなの前では
「「……チッ!」」
そして二人に注意する
「……雛森は良いのかよ? あの新しい……つーか、復帰した五番隊の奴の補佐しなくていいのかよ?」
ここで雛森の笑顔はさらに気まずい者へと変わった。
「ふ、普通ならそうするんだけど……ウチの子たちが
「んだそりゃ?」
雛森の苦笑いを疑問に思う日番谷の視線から逃げるように、彼女の目は泳ぎ続けた。
「(ま、まさか
………
……
…
「平子隊長~、この書類に目を通してハンコを────」
「────あ、
「────サンキュー
「────ところで流魂街の報告書はもう受け取った────?」
「────まだだよ
改装して広くなった
そしてポツンと一人静かに座る
最初こそ五番隊に復帰した平子は『席官が隊長や副隊長のする業務をする』という前代未聞の事に放心していたが、雛森のお墨付きで彼は席官たちの作業を一つ一つ丁寧に観察していった。
だが何度も見直しをしている間に、ほとんどの書類がもう『ハンコを押すだけ』状態の事にさらに平子は放心した。
これを『久しぶりの業務復帰の疲れ』と誰かがとったのか、お茶と菓子やお煎餅などが彼の前にいつの間にか現れた。
「(俺、完ッッッッッッッッッッ璧に空気やん。 通りで雛森ちゃんが安心して馴染みの
平子は次に窓外を見て隊舎の敷地内で鍛錬をする隊士たちを見る。
「(それに練度がふッッッッッつうに平の隊士を超えてるやんけ。 『
まさかこれがチエとカリンの『
「俺は要らん子やないけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
平子の空しい叫びの後に、『ガーガー』と通りかかるカラスの鳴き声が響いた。
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
真央地下大監獄の最下層、『無間』。
それは瀞霊廷……
否。 尸魂界中でも異質な場所のそこは『別の場所』であると同時に『どこでもない』といういわゆる『異空間』。
広さは無限らしく、中に音も自然な光源もなく、唯一の出入り口は真央地下大監獄塔の最下層のドア一つ。
その昔、瀞霊廷が現在の『都市』として機能する前に、もしくは現社会が設立する以前の時代に『その場から取れた“
何十人、何百人と人を中に送り込んでも戻ってくるのは一握りだけのもので、全員が発狂状態だった。
それから『無間』は『出入り口が一つしかない巨大な収納空間』と認識されて、極悪非道の者たちの監獄と化した。
少し脱線してしまったが、瀞霊廷の現在では四十六室の許可が無ければ何人たりとも出入り口を見ることはできないほど厳重に封鎖されていた。
護廷の総隊長であっても大変に特別な理由がなければ見ることさえ叶わない、言わば『陸の孤島に2万年間の島流しの刑』を藍染は強いられていた。
「……………………………………………………」
そんな彼は黒い椅子に拘束され、『視覚』、『聴覚』、『触覚』、『味覚』、『嗅覚』の五感だけではなく、さまざまな感覚などをがんじがらめにされた彼の状態を他人が数時間でも経験すれば既に発狂していただろう。
コツ、コツ、コツ、コツ。
そんな『無間』の中で、
『パチン』と、誰かが指を鳴らすと藍染の拘束が次々と独りでに解除されていった。
ついにすべての拘束が外れた藍染は立ち上がって自身の体の様子を確認した後、目の前にいる人物に
「やぁ。 ご苦労だったね、大変だったろうに。」
「いえ。 身に余る光栄に存じます、
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル