白と黒の世界は夢を見る   作:haru970

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大変お待たせ致しました、体調を崩していたので短い+相変わらずカオスですが次話です。

申し訳ないです……

楽しんでいただければ幸いです。

4/12/2022 03:00
誤字修正いたしました。


第165話 Time to Back

 とあるやる気を見せない態度の少女:「(ドライ)~」

 とある科学者:「(ズェい)

 上記二名:「「(アインツ)」」

 

『完璧ですマユリ様』が口癖のとある女性:「バキュ~ン」 ←棒読み

 

 上記三名:「「「なぜな()始まります(るヨ)~」」」

 

 やる気を見せない態度の少女:さてさて~? みんな集まりましたかな~? ここでどうしてこうも破面や死神も雪崩込むように現れたのか解説始まりますよ~

 

 とある科学者マユリ様:フン。 それこそ愚門だネ、私が出た瞬間分からないようなら説明する気が失せるというもノ

 

 やる気を見せない態度の少女:あ~。 マユちゃん、何勝手に上書きしているんですか~? しかも様付けで~

 

 ネム:それはそうと、この着ぐるみに何の意味があるのですかリックン様? ←棒読み

 

 やる気を見せない態度の少女妖艶でメガネが似合う美少女:わかってないですねー

 

 ネム:そうでしたね。 今はウサギでした。 スンスンスン ←棒読み

 

 マユリ様:簡潔に説明するが、浦原喜助が現世での店で開発した転移装置技術の応用ダ。 黒腔(ガルガンタ)を、穿界門(せんかいもん)式に組み替えただけだヨ。 これで虚圏に転移された駒と解剖対象ともども────ああいや失敬、愚か者たちを藍染と『サ』のいる場所に導入できたのサ

 

 妖艶でメガネが似合う美少女:へぇ~、そうなんですね~。 言っている内容はトンデモですが言い方が実にシンプル。 流石は『ばいきんま〇』です~。 天才です~

 

 マユリ様:君、勘違いをしているようだから言い直してもらおうか? 私は『サイキンマン』である! フヒョーッホッホッホ! …………………………………………これであっているのかネ、リックン?

 

 妖艶でメガネが似合う美少女ただのリカ: バッチグーですマユちゃん。 演技力も抜群ですー

 

 ネム:完璧です、()()サイキ()ンマン様

 

 リカ:ではでは~、次回があるかどうかはわかりませんが~

 

 マユリ様:バイサイキィ~ン

 

 


 

 ___________

 

 現世組 視点

 ___________

 

 人気が殆ど居なくなった空座町に、様々な音が鳴り響く。

 

 落雷独自のけたたましい音。

 物理的に重く、体に響く音。

 熱気と真逆の寒冷、そして突如として上がった湿気で肌の温度受容器感覚がマヒするほどの感覚と極小音。

 

 それら全てが一人の女性を狙い、振るわれていく攻撃から生じた音。

 

 雷が。

 金属が。

 刃が。

 (ほこ)先が。

 水が。

 氷が。

 太陽に近い炎が。

 が。

 が。

 が。

 が。

 

 それらが全て、一人の女性に命中していく。

 

 肉は避け、骨は砕かれ、肉片が飛び散っていく。

 

「……………………え?」

 

 そうぼやいたのは誰だろうか?

 

 胸を突かれた雀部や、お腹に鈍器のようなものを打ち込まれた大前田、斬り返されたり、前者同様に反撃を受けた者だろうか?

 

『三号』、または藍染に『母上』と呼ばれたモノが()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ショックを受けたのはその場全員の者たち。

 

 ありのままのことをここに書き写すと、攻撃をした者たちの目の前で『三号(母上)』からまるで複写(コピー)したように何体モノ彼女自身が現れては反撃に出ていた。

 

「さぁさぁさぁ!」

「始めましょうか!」

「一時の生!」

「一時の死!」

「凶器と商機を橋渡しするワルツを!」

 

 まるでそれぞれが彼女で、それぞれが口を開けて互いの言葉の続きを足していく。

 

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 

 ゴキン!

 

 上記の異常事態が起きている一方で、別の場所では崩れた建物の外に出たたつきと水色の背後から骨が折れるような音がする。

 

「ッガ?!」

 

 それと伴い、誰かが肺の中にあった空気を無理やり吐き出されるようなくぐもった声を出す。

 

 喉をせりあがった液体と共に。

 

「チエ!」

 

 たつきは獅子河原(?)から背中でパンチを受け止めた少女の名を呼ぶ。

 

 バァバァバァバァバァン!

 

「有沢、ここを出るよ。 でないと渡辺さんが身動きをとれないよ」

 

 水色は持ち出した銃で獅子河原(?)の四肢を撃って動きを止めらせてからたつきの肩を引っ張る。

 

「(ようやく出たか。 だが流石は小島(水色)、聡いな)」

 

 グシャ!

 

 チエ自身、建物を出るために移動すると同時に持ち上げていた瓦礫を手放すとヨロヨロと立ち上がろうとしていた獅子河原(?)が下敷きになる、血生臭い音が聞こえる。

 

 ダシッ。

 

「ッ」

 

 チエは駆けだした勢いで前のめりに、膝を地面につきそうだったのを手で阻止して腕に走る痛みを堪えた。

 

「よっと。 渡辺さん、お疲れ様」

 

「……小島か」

 

「やだなぁ、『水色で良い』って」

 

 自分に肩を貸す水色を、チエは見て名を呼ぶと彼は苦笑いを浮かべた。

 

「あ……チエ……アタシ、その……」

 

 彼女は戸惑いをあまり隠せていないたつきをちらりと見ては口を開ける。

 

「怪我はないか、竜貴(たつき)?」

 

「ッ……」

 

「アハハ! こんな時でも他人の心配、渡辺さん? 見た目は全く似ていないけど姉妹なんだね!」

 

「小島、もういい。 お前たちはここから離れていろ」

 

「はいはい。 せめて出血止めぐらいさせてよ」

 

 そういいながら水色はどこからかミニ救急セットを出して包帯を巻いていく。

 

「……どこから出した、小島?」

 

「え? 『備えあれば患いなし』って言うでしょ? 僕の彼女たちって訳アリの子もいるからさ」

 

「……………………なるほど?」

 

「なんでだよ?」

 

「ん? 有沢?」

 

「どうしてそんなに、アタシたちのことを気に掛けるのさ?」

 

 淡々と行動する水色とチエに、たつきが何とも言えない表情をする。

 

「アンタぐらいの腕があるなら、さっきの奴だってすぐ倒せただろ?! なんでだよ?!」

 

「……………………」

 

 たつきの問いに、チエは何も言わずにただ自分の体の骨や関節などを戻していく。

 

「じゃあ有沢。 聞くけどもし渡辺さんがアイツの相手をして僕たちが巻き込まれたりしたらどうなっていたと思う?」

 

「え? ど、どうって────」

「────多分、死んでいただろうね。 相手に勝ってはいたけど僕たちは死んでいたか、酷いケガをしていたかもしれない。 でしょ、渡辺さん?」

 

 水色が見ていた先のチエは、相変わらずの無表情な彼女。

 

 そんな彼女は急に上空、より詳しく言うと『三号(母上)』が死神と破面たちと交戦していた方角を見ていた。

 

「…………お前たちは、近くに来ている石田たちの方へ走れ。 状況が変わるかもしれん」

 

「そういえばさ? さっきの女の人、小さいほうの渡辺さんと面影が似ているね? 知っているの?」

 

 立ち上がったチエに、水色がそれとなく質問をするとチエは振り返らずにただ一言を口にする。

 

「そうだな。 死んだ筈の、『古き神々』の一柱だ」

 

 

 

 ___________

 

 ??? 視点

 ___________

 

「「「「アッハッハッハ!」」」」

 

三号(母上)』と呼ばれた女性たちは笑いながら多種多様な、まるで遊ぶかのように死神たちと破面たちを相手にしていた。

 

 それを現すのなら、『生かさず殺さず』といった加減だった。

 

 「『月牙────』」

 

 上記の言葉を聞いた『三号(母上)』は笑みを深め、振り返った。

 

 「『────天衝』!!!」

 

 ザンッ!

 

 彼女の一体が()()()()をした刀に両断され、ほかの個体たちは明らかに落胆するような顔をした。

 

「う~ん、そこまで露骨にガッカリすると俺でも傷つくな」

 

「同じ黒崎でも貴方はお呼びじゃないわ、『黒崎一心』」

 

 まるで『黒崎一心、参戦!』というテロップが似合いそうな一心が周りの疲労した者たちを見渡す。

 

「お? そうなのか? じゃあこっちも『お呼びじゃねぇ』ってか?」

 

 一心の視線が一瞬だけ上へと向けられ、場面が変わると頭上から黒い靄を腕にまとった少女がいた。

 

 「何某黒龍波!」

 

 ゴォォォォォォ!!!

 

 一心が見ていた先のツキミの腕から黒い竜らしきものが放たれて『三号(母上)』を数体飲み込む。

 

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 上記からそれほど遠くない場所では腕を失ったマイをウルルとジン太が応急処置を施し、テッサイ経由でマイに呼ばれた浦原が話を聞きに行っていた。

 

「あら~、浦原さんよく来てくれたわぁ~」

 

「それで、『状況打破の話』というのは?」

 

 いつもののんべんだらりとした口調ではなく、スパッと直球的な浦原にいつもは穏やか糸目のマイが目を開けて彼を見る。

 

「これから私は『私』…………貴方たちを知っている『渡辺三月』を召喚して憑依させるわ。 だから手伝って?」

 

「手伝い……とは?」

 

 テッサイをマイが見て、にっこりとした笑みと共に口を開ける。

 

「今の私ではそんな力は出せない。 だから()()()()使()()()?」

 

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 同時刻、空座町のとある道で一人の男は歩いていた。

 

 本来なら、このように物騒な街へと変わった夜道を一人で歩くことはないだろう。

 だがこの者に至って、それほどの脅威ではない。

 

「さて……ここだろうか?」

 

 彼が見たのは何の変哲もない道。

 誰から見ても普通の横道。

 

 だが一護、あるいはルキアか茶渡にとっては見覚えがあったかもしれない。

 そこは、『とある子供』の魂がインコに封印した虚が死後を楽しんでいた『とある殺人鬼』が最後に見られた場所。

 

「……以外だね、ここに君がいるのは。 いや、あるいは運命だろうか?」

 

 男は歩みを止めて振り返る。

 

「何せここで君は朽木ルキアと共に『シュリーカー』と対峙し、()()()()()()に足を踏み込んだ。 そうだろう、茶渡泰虎?」

 

 男が見たのは明らかに緊張をし、汗を滝のように流す大柄で浅黒い肌の茶渡。

 

「藍染………………惣右介」

 

 茶渡は目の前の男────藍染を前に構えを反射的にとっていた。

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