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期間はまだ続いています。
いつもご愛読ありがとうございます、カオスですが楽しんでいただければ幸いです。
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??? 視点
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場所はとある空座町の
「うーん、流石ですねー」
より詳しくなると浦原商店の前にリカが立っていた。
彼女が見ていたのは衝突遠くからでも聞こえる戦闘音。
「本当に行ってしまわれるのですかリックン様?」
「うん? うーん、そうですねぇー。 率直に一言で申し上げると『メンドクセェ』ですね。 でも行かない訳にはいかないのですよ」
「……………………………………」
「今のは笑うところです、ネムネム」
「………………わぁー」 ←棒読み以下の感情無し声
「さっき店から取り出した物資などと関係あるのかネ?」
マユリが店内からカチャカチャと音を鳴らせながら手足をバタつかせる竜牙兵を持ち上げながら出てきていた。
「あ、もう
「君といると面白いことがあり過ぎてつくづく困ってしまうヨ……それでさっきネムに言ったことはどういうことだネ?」
『行かない訳にはいかない』。
それをマユリは指摘していた。
「ん~………………ま、この際ですからぶっちゃけるとあそこの人たちだけでは
『勝てない』。
多分付きだがそうリカは言ったことにマユリは目を細める。
「………………根拠は?」
「仮説でも?」
「いいたまエ」
「『修正力』の応用。 強いて呼ぶのなら『条件防壁』?」
…………
………
……
…
「じゃあテッチャン、いくわよ~?」
「……ええ」
別の場所では、いまだに『
「確認しますが、マイ殿は己の魂魄を使っていいのですな?」
「ええ。 そしてテッチャンの『鬼解門』をこじ開けれる筈だから~、二人の力で私の中の
「お身体はどうなされます?」
「私の遺体を使えば~?」
この二人はマイの言う『本体』、つまりは三月を呼び戻そうとしていた。
以前テッサイが教えた『鬼解門』をこじ開けて、その際に沸く莫大な力を使って*1。
「ま、待ってくれよマーの姉貴!」
のほほんとするマイの態度とはかけ離れた内容と行おうとしている行為にジン太が声を荒げる。
「なんであのちんちくりんが必要なんだよ?!」
「ん~……ジンちゃんの質問に答えると私は所詮、本体の一部を吐出した『コピー』だから『別バージョンの本体』に対抗するには力不足だから」
「二人とも……呼ぶ方法はないの?」
そう弱く言うウルルの頭を、マイはただ無言で残った手で撫でる。
「そう落ち込まないで、ウルル」
「だって……マイさん、死んじゃうんでしょ?」
「ん~……私は『私』に戻るだけだから厳密には違うことになるのかしら~?」
背景音がさらに騒がしくなったところでマイはジン太とウルルを自分から押し離す。
「二人は見ない方がいいわよ~? グロいから~」
「「え?」」
「『痛覚遮断』」
がシュッ!
マイの言ったことを理解する前に、彼女は残った腕で自分の胸をえぐる。
「「マイさん!」」
マイはそのまま丁度心臓がある部分から、何か光るものを手に持ちながら取り出す。
「ゴホ! ……はい、テッチャン。 私の核である聖杯……『願望機』の一部よ」
ニコニコとするマイの手には、神々しいまでの光を浴びる液体金属のように姿を変えていく破片だった。
「……では、確かに受け取りましたぞ」
「ええ…………ごめんなさい、テッチャン」
「いいえ。 謝るのは私です」
「……え?」
「『鬼解門』は確かに一度閉じられれば開くのは通常不可能。 それは変わらない事実です。 いかに願望機といえどもそれは変わりません」
「……? そ、れはどう────?」
マイが言い終える前に、テッサイはニッコリとした、実に自然で良い笑顔を浮かべた。
「ですが『
…………
………
……
…
「随分と焦っているようだね」
藍染が言うように、茶渡は冷や汗を流し続けていた。
無理もなかった。
ルキア奪還時でも、前回の破面騒動でも彼が藍染とちゃんと相対したのは今回が初めて。
前回や前々回よりは
現に、藍染が一歩踏み出そうとする気配を感じた茶渡は足に
「なるほど、
「………………俺だって、一護たちの手助けは出来るように頑張っただけだ。 後者は……
茶渡の言ったことは嘘偽りなどではなく、本心故にスラスラと口から出せた言葉。
「
ドッ!
「かッ────」
「────だが頑張ったところで、
茶渡は気が付けば、藍染がいつの間にか接近して自分の腹部を殴っていた。
「それが君の限界だよ、茶渡泰虎」
「ッ」
茶渡はお腹から逆流する胃酸と折れたあばらが肺に突き刺さったことで、喉をせりあがる血を飲み込みながら『悪魔の左腕』で藍染を殴る。
トッ。
だが藍染の時と違い、彼の当たった拳からはそれほど重くはない音が発する。
「少々の時間、寝ていなさい」
ゴッ。
「ガッ?!」
藍染は茶渡の顔面を掴み、茶渡の頭を地面に叩きつける。
気を失いそうになりながらも、茶渡は何かを見たのか意識を気力で繋ぎ止めて自分の顔を掴んでいた藍染の腕を、逆に自ら掴む。
ガシッ!
「俺ごと、やれ!」
茶渡がそう叫ぶと、頭上から近くの民家の屋根を飛び降りたコンがいた。
両足には以前、藍染相手に夜一が使った手甲のようなものが装着されていた。
「うらぁぁぁぁぁ!」
ここにコンが登場したのは茶渡がこの場にきていたことに関係する。
…………
………
……
…
少しだけ時間を戻すと、破面モドキたちが現れ始めた頃に彼は年上のよくつるむギター仲間たちの安否を確保していた。
『原作』ではインコの体に入れられたシバタユウイチを譲ってもらったのもそのギター仲間からで、破面モドキが出現したことと彼らのことで
案の定、彼らを保護して安全な場所への移動が終わると今度は黒崎家から連絡がきた。
余談だが異変が起きて茶渡の安全を心配する、第一の声が『おっさん、無事か?!』。
これで黒崎家のコンと一心、そして織姫、アネット、雨竜も動いていたことを知り、密に携帯で連絡を取っていた。
その流れで、茶渡は別の人たちともダメもとで連絡を取ってからまたも
だがそれでも引くこと=自分についてきたコン
『とすれば時間を稼げればいい』。
そう茶渡は思い、藍染を前に踏みとどまっていた。
彼の行為を察してか、特殊装備を
彼も、自分のように茶渡についてきていた他の者たちを案じての行動に出るのは怖かったが茶渡の行動に影響されていた。
…………
………
……
…
ガッ!
現在へと戻ると、コンの蹴りを藍染はもう片手で受け止める。
「ってマジかよ?!」
ハッキリ言ってコンは自分の攻撃が通じるとは思えなかったが、少なくとも藍染をよろけさせるぐらいには希望を持っていた。
「コン、どけ!」
更に頭上の反対側からチエが刀を力いっぱいに振るい、コンは足に力を入れて無理やり彼女の軌道上から動き、藍染は茶渡の手を振りほどいて躱す。
「ッ」
チエは腕からくる痛みに眉毛をピクリと一瞬だけ動かし、距離をとった藍染と対峙する。
「流石に頑丈だね、君」
「貴様もそうだろう?」
「しかし
「……?」
「チエ!」
チエが藍染の言ったことに?マークを出している間、横から一護の声が聞こえると藍染の横を女性がどこからともなく、藍染の近くを浮遊しながら現れる。
「丁度いいタイミング♪」
「あちらはどうなっています、『母上』?」
「分体に苦戦しているけど、『
「なるほど、
「こいつは……なんだ?」
そう言ったのはコンで、同じく茶渡が考えていたことだった。
それは別に『母上』と藍染が呼んだ女性に対してだけでなく、彼らの周りから次々と現れる歩く死人や破面モドキがまるで地面から生えてくるような光景に対して言った言葉だった。
「これは……」
だがチエには見覚えがあるのか、上記のようなことを口にしていた。
「流石にここまでくれば分かるかしら?」
女性は藍染の背後から首を抱きしめるように腕をかけ、チエを見る。
「『
『地獄』。
それは『
せいぜいが一護が死神になったばかりで生前殺人鬼だった『シュリーカー』を倒した後にいつもはチリになって消えるはずの虚は突如出現した巨大な門が開いて巨大な剣で『シュリーカー』を串刺しにして門の中へと消えた程度。
そしてその時驚いていた
つまり、いうなれば死神側からすれば『虚圏以上に不明点が多い場所』が『地獄』。
そして『シュリーカー』の時を思い出し、今の状況と違うことを連想した一護が口を開ける。
「けど……俺が見た時とは違う」
「あら。 そういえば貴方も居たわね。
「は?」
一護がそうした声を出したのは何故だろうか?
『母上』の言ったこと。
彼女の妖艶な笑み。
舌なめずり。
あるいはその全てに対してか?
「ん? 人間風に言えば、貴方が倒したのだから礼を言うのは当然のことでしょう?」
「アンタ……まさか、あの時の虚を?!」
一護の脳裏に、とある単語が浮かび上がる。
「だから『ごちそうさまでした』と言ったのだけれど?」
「『母上』、終わったようです」
「あらそう? かなり粘ったけれど、所詮は『バグのなりぞこない』ね」
ゴォォォォォォ!!!
藍染と女性の背後に巨大な
「じゃあ、行くわソウちゃん♪」
そう言い、女性と藍染は踵を返して門の方向へと消えそうになる。
「待て!」
一護はそう叫んでいた。
「?」
女性はコテンと、振り返らせた頭を横に倒して彼を見る。
一護は『待て』と叫んだが特に理由はなかった。
あるとすれば様々な疑問だが、果たして相手が悠長にそれらを答えてくれるだろうか?
「お前たちはいつから手を組んでいた?」
「チ、チエ?」
だが意外なことに、チエが口を開けていた。
「…………いつから? 愚問だね。 平子真子の言葉を借りるのなら『子宮に存在した時から』、となるのか?」
「いやん♡」
それを最後に二人は門の中へと消えていく。
消えない門を前に、チエは前へと歩き出すが一護に肩を掴まれる。
「お、おい待てよ。 お前、この先がわかるのか?」
「さっきも言ったように『地獄』だな、恐らく」
「……大丈夫なのか?」
チエは一護の問いに黙り込んでいる間、彼らは久しく感じていない気配に気を取られた。
「あれ? これって────」
「────重国たちか?」
彼らが少しの距離が開いた向こうから感じたのは様々な隊長たちだった。
遅くなったことに興味がある方々に一応ここで書きます。
活動報告でもあげましたが最近体調不良で生活リズムが崩れていく副作用の無気力と脱力感に覆われ、なかなか創作意欲が浮かび上がりません。
ですが予想(予定?)では『あと少し』というところまでは来ていますので、どうか温かい目で見守ってくださると幸いです。
タイトルを今更変えるのは不愉快ですか?
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はい
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いいえ
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変えたら不具合アリですぞ
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