白と黒の世界は夢を見る   作:haru970

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大変お待たせいたしました、読み返しているうちに寝落ちしてしまい、午後に投稿設定をし、恐らくカオスのままですが次話です。

いつもお読み頂きありがとうございます、楽しんでいただければ幸いです。


第173話 The Beginning of the End

 ___________

 

 ??? 視点

 ___________

 

 キィアァァァァァ!!!」

 

 バンッ!!!

 

 ドッ!

 

 燬鷇王は断末魔のような鳴き声を最後に火の粉へと破裂し、アネットは近くにあった建物の破片に身体が叩きつけられてから地面へと落ちる。

 

「(グッ……クルミ姉様の身体をお借りしてこの体たらく……)」

 

 アネットは何とか体を起こそうとし、鋭い痛みによって断念する。

 

「(後は……)」

 

 彼女が吹き飛ばされ、破裂した燬鷇王がいた場所の土煙が晴れていくと中から姿を現したのは全身に出来た傷口から血を垂れ流し、右腕が肩から吹き飛ばされ、二の腕辺りから左腕が千切れた『三号』の痛々しい姿。

 

「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!」

 

 今までに見たことのないほどのダメージを負っていた彼女は浅い息を繰り返し、震え始める。

 

「……………………………………アハ。 アハハハハハハハハハハハハハハ!」

 

 震えはやがて笑いへと変わる頃、三月はツキミのいた場所へと移動していた。

 

「『接続(アクセス)』、『限定(リミット)』、『導入(インプット)』。」

 

 彼女はツキミの胸に手を置き、詠唱のようなものを口にするとツキミの身体から光の因子が表れ始める。

 

「ほなな、本体。 あいつを僕の代わりにぶちk────」

 

 ────ヒュン!

 

 ツキミが言葉を言い終える前に完全に光へと変わった彼女はそのまま三月へと吸収された。

 

「『同調(トレース)開始(オン)』。」

 

 三月は自分の胸に手を添えそう唱えると自ら引き千切った左腕の中から()()が出てくる。

 

 出てきたそれは、見るからに異質な『腕』だった。

 

 情人が見れば発狂するような雰囲気をまとった、異様なほどに長く、真っ赤に近いオレンジ色に発光する腕。

 

「あッ……グッ、ぁ……」

 

 一言でそれを呼ぶのなら『魔腕』がぴったりとあてはまるそれは三月の意思とは関係なく指をワキャワキャと動かし、腕が唸るように曲がる。

 

 それを表情に出すかのように、彼女の苦しむ顔の右半分には大玉の汗が浮き出ていた。

 

 そして左半分はうっすらと浮き出ていた()()()()()()()()()に覆われていた。

 

 彼女が見るのはいまだに自分へ関心を向けないまま笑う『三号』の背中。

 

「(承った。 ()け、シャイターンの腕よ。)」

 

 その背中めがけて、三月の身体は右腕を投げるようなモーションへと入り、そのまま右腕はゴムでできたように一直線に『三号』へと伸びていく。

 

『シャイターン』。 

 またの名を『魔神シャイターン』はキリスト教などで『サタン』と呼ばれている類をアラビア語に変えた呼び名。

 

 先ほどの例えである『魔腕』に恥じない動きを腕はしては『三号』の背中を撫でるように一つの指がヌルっと触ると三月の右手から神々しい光が表れる。

 

 この瞬間に『三号』はすっぽりと何かが胸から抜けたような喪失感で気付いたかのように目を見開いて自分の胸を見る。

 

「ッ?! 聖杯が?!」

 

「『妄想心音(ザバーニーヤ)』。」

 

 バリィン!!!

 

『三号』の言葉から察するに、彼女の胸から三月の右手に現れたのは『聖杯』らしく、ガラス細工の様な音を出しながら右手に力を入れた三月の身体によってそれが握りつぶされると先ほどのツキミの様に光と共に破片が三月の身体に吸収されていくのを、『三号』はギリッと奥歯を噛みしめるような顔で見る。

 

「……………………まさか、ね。」

 

「………………………………」

 

 ここで三月の目からハイライトが無くなると、異質な右腕が顔の半分を覆っていた仮面と共に消え、目が死んだままの彼女から力が抜けたように膝を地面につく様子を見た『三号』の顔に笑みが戻り始める。

 

「………………………………」

 

「まさか、『気配遮断』と今までの攻撃が私の弱体化と思わせて実は気をそらす段取りの上に、クソどマイナーな『類感呪術』で聖杯を取り返すことが本命とは思いもよらなかったわ。 本当に……()()()()()()()()()()()わ。」

 

 そのまま『三号』は力が抜けたまま動けなくなった様子の三月へと歩き出し、さっき損失した彼女の両腕はみるみると動画が逆再生されるように戻っていく。

 

「………………………………」

 

「だけど、『貴方』が()()()までの間に貴方を殺せば問題ないわ────?!」

 

『三号』の目がまたも見開き、緊張感を保ったまま別方向に顔を向けると────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────近くまでいつの間にか来ていた一護が『天鎖斬月』を振るうところだった。

 

「なんだ。 貴方だったのね。 (『天鎖斬月』で()()()()()()()。)」

 

 ガシッ!

 

 彼を見て明らかにホッとした『三号』は再生したばかりで筋肉が露出したままの右手でそれを受け止める。

 

 これを彼は予想していたのか、彼は既にもう片方の手を背中に回していた。

 

「(??? 彼は何かを取ろうとしている?)」

 

『三号』が一護の動きに違和感を覚えると、周りがスローモーションのように動く。

 

「(? 何この感じ? まるで()()()を思わせるような……でも、目の前にいるのは確かに『黒崎一護』。 しかも『()()()()』会得前の状態だから『短刀』を持ち合わせていない筈。)」

 

 一護の手が振るわれ彼女は違和感を持ったまま、彼の初撃を受け止めた手を引こうと動き始める。

 

「(何?! なんなのこのざわめきは?!)」

 

 黒い刀はそのまま彼女の手を切り裂いていく。

 一護が手に持っていたのは確かに『天鎖斬月』。

 

 だが『三号』の手を切り裂いていたのは『チエが打った刀』だった。

 

「なんで?! まさか────?!」

 

 だが『三号』の驚愕する表情と視線からすると彼女には()()()()()()()()()()()

 

 それを思わせるような言動だった。

 

「────ウオォォォォォォォォォォ!!!」

 

 彼は雄叫びを上げながら刀の斬り返しで『三号』の右腰から左肩まで斬りつける。

 

「アァァァァァァァ?! (この感覚! この感じ! 間違いない! 『黒崎一護』は()()を使用している?! 『どこ』で『いつ』手に入れた────いや、今はそんなことよりも────!)」

「────覚悟!」

 

 手を斬られた時点から身を引いていく『三号』を斬りつける為に、片手で大きく振りかぶった一護の背後からはチエが一文字切り気味に飛び出ながら刀を振るっていた。

 

 ザシュ!

 

『三号』はようやく再生した左腕を掲げるがチエの刀を止めることは出来ずにそのまま『三号』の首から股まで深く切りつける。

 

「グ?!」

 

「チエ?! どうして、ここに?!」

 

 一護はチエがここに来るのが予想外だったように彼女の名を呼んだ。

 

「お前は『弟』だからな! お前が戦うというのに、『姉』である私が戦わないのはおかしいと思っただけだ!」

 

「そうかよ!」

 

 そのまま二人は『三号』を斬る為に刀をただひたすらに振るっていく。

 

 チエはいつものマイソードを。

 一護は『原作』での『真の斬月』を連想させるような二刀流ぶりを。

 

「(振るやすいし、手に馴染む。 まるで身体の一部のように()()()()()()。)」

 

 最初は斬魄刀ではない刀を振るう+初の二刀流を使うことに多少の戸惑いを見せていた一護も、『三号に傷を与えられる』ことと上記を感覚的に感じた彼の戸惑いは薄れていく度に、彼の技術は飛躍していく。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 上記での一護とチエのやり取りを説明するには時間を少々巻き戻す必要がある。

 

 丁度三月+マイ(の怪力)+ツキミ、カリン、アネット+ポイちゃん、リカたちの猛攻が始まった直後に、チエは目を覚ましていた。

 

「……おい────」

 「────ああ゛ア゛アあ゛あ゛アあ゛あ゛アあ゛あ゛アあ゛あ゛アあ゛あ゛!!!」

 

 ボーっと焦点の合わない目でまっすぐ見ていた彼女に一護が声をかけて次に気が付くと彼はチエによって押し倒され、彼を馬乗りにし、抜いた刀を彼女は両手で握ってそれを一護の胸めがけて振るう。

 

「オレだよ、チエ。」

 

 ザクッ!

 

 普通ならこの一連の動作で気が動転、あるいは混乱しているが不思議と一護は平然とした態度で声をかける。

 

 それが功を現したのか、最後の最後で刀の切っ先は一護の首をかすり、地面を突いた。

 

「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」

 

 息を切らしたように、目を見開いたままのチエは一護を見下ろす。

 

「一護だ。 分かるか?」

 

「ぁ……」

 

 ここでチエは()()()()()、一護の上から崩れるように後ずさりながら信じられないようなものを見たかのような表情を浮かべ、やがて彼女は自分の頭を抱えて体育すわりをする。

 

 「…………………………もう、いやだ。」

 

 チエにしては珍しく、気弱な言葉と態度だった。

 

「私は…………()()()()()()()()()?」

 

「……お前がここにいるのは、狂った世界の大元を倒す為だろ?」

 

「私は………………………………私は────!」

 

 ────ポン。

 

 今にも泣きそうな声を出すチエの頭に、一護が手を添える。

 

「んじゃ、ここに居とけ。 俺が代わりに行くよ。」

 

「……()()だ?」

 

「んあ?」

 

 立ち上がって、振り向こうとする一護に問いが投げかけられる。

 

()()だ?」

 

『何故』。

 彼女の問いは何に関してなのか一護は思い浮かべようとするが、あまりにも広範囲だったので頬を掻いた後に、彼の感じていることを自分流に語り始める。

 

「……………………………………………………俺は、まだ戦えるのに戦わないことを選んで生き残ったらきっと、明日の俺は自分を軽蔑するだろうから。」

 

 その言葉は、彼の両親である『黒崎真咲』と『志波一心』がかつて言った言葉に酷似していた。

 

「あ、お前に打ってもらった刀使うぜ? もう四の五の言ってる場合じゃねぇし。」

 

 そう言い残し、一護はそのまま『三号』のところへと走り出す。

 

『まだ戦えるのに戦わないことを選んで生き残れば、明日の自分は自分を軽蔑する。』

 

「………………」

 

 言うなれば、『今やれることをやらずにいれば後悔する』という言葉がチエの耳に残り、彼女は次第に立ち上がる。

 

「(私は『何かを忘れた』。 『重大』で、『大切』なことは何となく『解かる』……だが今は『今』のことだ。)」

 

 それが、一護と『三号』が交戦し始め、チエが加勢するまでの一連である。

 

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

「ハァ……ハァ……ハァ……」

「しぶといな。」

 

 息を切らす一護とチエの前には身体中を斬られて尚戦う意思を表する『三号』。

 

「ソウちゃんが言ったでしょ? これは暇つぶしよ。」

 

「(時間稼ぎということか? …………早く終わらせよう。) 一護、耳を貸せ────」

「────待つわけが無いでしょう?!」

 

 今度は『三号』が攻勢に出て両手から霊子の玉を乱射していく。

 

 最初は払い落とせる程度のサイズだったが次第に一護たちを試すかのように大きくなっていき、最終的には大砲のような大口径なものとなった。

 

「(『暇つぶし』と言った割には奴も焦っている様子……ここで仕掛ける!)」

 

 チエは一瞬だけ一護を見ると二人の視線が合い、彼女は『三号』の撃ちだす霊子の玉を最小限の数だけ払い落として一護のそばを離れ、一気に『三号』に近づく。

 

「(奴が、距離を取らないだと?)」

 

 チエは刀を一護が最初の攻撃で傷を負わせた『三号』の右方向から攻める。

 

 今までは中距離をともっていた『三号』は彼女の予想に反して立ったまま損傷した右腕を上げる。

 

 丁度チエの逆袈裟(さかげさ)の斬撃と合わせるかのように。

 

「(何故だ? 受け止められないことは奴も知っているはずだ。)」

 

「受け止められないことは百も承知。」

 

 刀は予想通り、そのまま『三号』の腕を斬っていく。

 

 ドゥ!

 

 だが完全に腕が切り落とされる前に『三号』の左手が撃ち出した霊子の玉との衝突によって、チエは刀手放してしまう。

 

「でも、()()()()()()()()()()()。」

 

『三号』はそのまま()()()()左手をチエに向ける。

 

「そして『これ』は貴方に通用する。」

 

 ドォ!

 

『三号』が繰り出したのはかつてグリムジョーやスタークが見せた王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)がチエへと襲い掛かる。

 

「ッ?!」

 

 だが驚いたことにチエはこれを真っ向からこれを受け止めるどころか、『三号』の腕を掴んだ。

 

「今だ、やれ!」

 

 ザンッ!

 

『三号』は掴まれた腕と腰までの胴体を背後から一護に斬られる。

 

「あ……なん…………ですって?」

 

『三号』はてっきり、自分を斬るのがチエだと思っていた。

 何せ彼女からすれば、一護より彼女の方が自分のような存在と対峙するのに()()()()()から。

 

「お前が私を警戒していたのはわかっている。 だから敢えて私が前に出た。」

 

「メンタル……豆腐が…………………………本命……だと?」

 

 ドドォ!

 

「グァ?!」

「?!」

 

 衝突音と共に、一護とチエが『三号』近くから吹き飛ばされる。

 

「お待たせいたしました、母上。」

 

「あ、ああ……ソウ…………ちゃん。」

 

 倒れそうになった『三号』に肩を貸し、一護たちを吹き飛ばした人物。

 

「『準備が整った』ということで、不肖ながら『私』が参上いたしました。 さぁ、行きましょう。」

 

「ええ、えぇ……早く、早く世界を創造し直さないと……………………」

 

 黒いスーツのような拘束衣をまとった藍染は『三号』に肩を貸したままその場を去ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが数歩歩いたところで黒いスーツの藍染は歩みを止める。

 

「ご苦労だったね。」

 

「?! な、なぜ貴方がここにいるのですか?!」

 

「『なぜ』? 答えは簡単だ。 『必然』だったからだ。」

 

 そう返したのは髪をオールバックにし、白い死覇装姿の()()

 

「そうでしょう、母上?」

 

 白い死覇装姿の()()の視線は黒いスーツの藍染…………………………ではなく、笑みが深くなっていく『三号』に向けられていた。

 

「ええ。 ()()()()()()。」

 

 ガブッ。

 

「ゴハァ?! なん……だと?」

 

 どこぞの金髪チビの様に巨大化した口で右半身をえぐられた黒いスーツの藍染は吐血する。

 

「君……ああ、いや。 ()()()の能力は大いに役立ったよ、()()()()()()()。」

 

 この光景を前に、白い死覇装姿の藍染は平然とした口調で言葉を続けていた。

 

「君たちの『姿形、技術、力を真似る』と『姿形、記憶、精神を真似る』は私たちの影武者という大役を果たした。」

 

『ロイド・ロイド』。

 双子の兄弟で、あまりにも互いに似すぎていた為永久に『どちらが兄でどちらが弟か』分からなくなったという過去を持つ元星十字騎士団。

 

「元々二人だった君たちが一人になればどこまでやれるのか興味深かったが、この段階で君たちの役割(ロール)は無くなった。 最後は、母上の糧となるが良い。」

 

「そ、んな────」

 

 ────ボリッ!!!

 

 生々しい、骨が砕く音を最後に黒いスーツの藍染(ロイド・ロイド)を『三号』が平らげ、彼女の破損した部位がみるみると再生していく。

 

「さぁ、ソウちゃん。 準備が整ったのならもう行きましょう。」

 

 みるみると元気になっていく『三号』が白い死覇装姿の藍染の横を通ると彼が口を開ける。

 

「彼らはどうします?」

 

「ん? ほっといてもいいでしょ、もう。 構っている時間がないわ……でも、ダメ押しを刺してもいいかな?」

 

『三号』はどこからか刀を取り出して180度クルリと回って反転すると白い死覇装姿の藍染が彼女の刀に手をそっと添えて動きを止める。

 

「母上にはやらなければならないことがあります。 ここは私に任せて先に行ってください。」

 

「…………………………そうね。 その通りねソウちゃん。 やっぱり出来る子を先に()()()()置いて良かったわ♪」

 

『三号』はニコニコと、その場に似つかわしくない笑顔を白い死覇装姿の藍染に向ける。

 

「ありがとう────♪」

 ────ドッ。

 

『三号』は自身の身体に衝撃が走り、その原因に視線を下ろして見る。

 

「…………………………………………………………え?」

 

 そこには、藍染の上げた袖の下から刀が『三号』の胸を貫いていた。

 

 その場面は以前、市丸が藍染に反逆したシーンと酷似していた。*1

 

「カッ……な…………んで?」

 

『三号』は喉の奥にたまり始めた血を吐き出してそう藍染に問いかける。

 

「『なんで』? 答えは簡単、どのようなモノでも生物か生物を模範している限り必ず警戒が最も緩む時がある。 睡眠中や食事直後など。」

 

 グサッ。

 

『それじゃない』と言いたそうな『三号』の胸に刀がさらに深く突き刺さっていき、やがて彼女の足から力が抜けたのかだらりとする。

 

「ああ、それとも『なんで裏切った』という問いだったかな? 私は裏切ったつもりなど毛頭ない。 

 そもそも『裏切り』とは双方が互いを信頼した関係に成り立つが、私は貴方を初めから信頼していない。」

 

 ガッ!

 

「ゴフッ!」

 

 藍染が刀を『三号』から抜き、もう片方の手で彼女の胸から『何か』を引きずり出す。

 

「フム。 やはり()()だったか。」

 

「な……ん……」

 

 ヒューヒューと虫の息で、またも『三号』が問いかけるような言葉を発する。

 

「ん? まだ分からないのかい? ならば私は………………ああ、『かつての私』が言ったと思うが────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────『私は常に、私を支配しようとするものを打ち砕く為にのみ動く』、だったか?」

*1
97話より




妄想心音(ザバーニーヤ):
とある世界での暗殺教団、「山の翁」の長が代々「ハサン・サッバーハ」と名乗る一人の凡人が編み出した必殺技。

彼は先代たちよりはるかに劣っていた能力などを自己改造で補い、魔神シャイターンの腕を自身に付け加えた。
本来は対象を直接触ることで、対象の心臓と対になる『鏡像の心臓』を使用者の元に作り出し、それを握りつぶすことで対象の心臓も握りつぶされるという、ある種の呪術。



余談ですが次話の投稿が遅れる可能性が大です、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

タイトルを今更変えるのは不愉快ですか?

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