少し短いですが、キリが良い所だったので……
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??? 視点
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新学期スタート直後(に一護たちのクラス)に来た転入生達。
1年3組の皆は様々な反応をしていたが、周りの殆どのクラスメイト達は良好的……
というか興味をそそられた者達。
ただここで、『とある呼び名』でその興味が更に他者へと飛び散る事となる。
「越智教官────」
「────やだなぁハッシュヴァルト君、『越智先生』で良いって!」
越智先生は彼女にしてはかなり珍しく、照れた顔をしながらハッシュヴァルトに答える。
「では越智先生。 私の席なのですが、出来れば『
「「「「「ッ?!」」」」」
ハッシュヴァルトの言葉にクラスがどよめき、女子達は互いを見た。
「ブッ?!」
「は? 『姫様』?」
「ええ。 そうですね、出来ればあそこの席など丁度良いかと」
ハッシュヴァルトが指差した席はさっきの吹き出した
因みにその
「………………あ……へ?」
「よろしいですね? では────」
ハッシュヴァルトは越智先生の返事を待たずにツカツカと席に着く。
「────
ハッシュヴァルトが人当たりの良い、ニコリとした笑顔のまま席に座り、『姫』と呼ばれた者は自分に視線が集まっていくのを文字通り肌で感じ始めた。
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
『姫』と呼ばれたその人物は体を小刻みに震わせながら冷や汗を大量に流した末に、以下の通りを一言だけ放心気味に脳内、及び口から出す。
「
そしてこのハッシュヴァルトの行動を見たバンビエッタとジジはほぼ同時に走り、同じ席の取り合いへと移る。
「手を離しなさいジジ!」
「やだよ。バンビちゃんこそ一昨日来なさい♡」
「う~ん…どうしよっか、リル?」
「モグモグモグ、あの二人はほっとけ。 オレ等も適当な席に着くぞ」
「言いたかねぇねぇけど、同感だな。 とっとと座ろうぜ」
ミニーニャ、リルトット、キャンディスの三人は適当な席に座る。
落ち込んだ越智先生を残して。
「………………………私、全然要らない子じゃん」
「頑張れ越智先生!」
「負けるな越智さん!」
「うぅぅぅぅ……生徒に慰められる日が来るなんて……」
尚この騒動で茶渡、雨竜、織姫、一護の思考を言語化すると以下の通りになる。
「(……………オレはそんな奴と気軽に可愛いモノの話をしていたのか)」
「(『姫様』って……やはり只者じゃなかったか。 僕の『違和感』の正体は
「(凄~い! やっぱり、凄い子だったんだ~! 流石は『ヒーロー』!)」
「(アイツ等、そんな身分だったのかよ………………)」
相変わらずの四人というか、何というか。
その四人はプルプルと気まずそう~に震えている上にぐるぐる目、そして今すぐ穴にでも潜りたい『
否、一護は珍しく
「早く座れ」
「「は~い」」
ジゼルが彼女の隣の席に座り、バンビエッタが後ろの席へと落ち着いた。
ほぼ
まるで
「ままー。 あのへんなひと、どうしたのー?」
「シッ! 見ちゃ駄目よ、あっちへ行きましょう!」
近くを通った幼子が、母親に手を掴まれてさっさとその場を離れる。
「………………………………………………………………………………………………………何で俺がこないな目に会わなあかんねん?」
それは先程、虚の出現を感知して一足先に対処するであろう『死神代行』を一目見ようとした者の、空しい独り言だった。
「ウッサイねん、そこ!」
合掌。
「せやからウッサイちゅうてるやろが?!」
………
……
…
言わずともその日の空座一校はかなり騒がしかった。
具体的に言うと
何せ転入生が一気に七人でそのどれもが美男と美女の上に、校内では『双竜の王子』の一人であるチエの知り合い。
そして『若干地味気』な三月を『姫様』と呼んだイケメンの転入生。
三月&チエは転入生達同様に質問攻めで、暇があれば隣のクラスの者達も来てしまう程。
「へぇー、三月ちゃんってやっぱり貴族だったんだね! 前からそんな節は有ったけど────」
「────え。 …………ちなみにどこが? (上手く『普通』を演じていたと思ったけど……タッちゃんとか一護達や身近な人以外の他人にも分かるほどバレていたの?)」
「例えばこう、纏っているオーラ?っていうの? それが普通の人とは違うし、たまに仕草が『上級者の気品』っぽいのよねー」
「うぃえ? そ、そう? (マジか。 ………………何時?)」
彼女自身気づいてはいないが、『
しかも気を付けたとしても、『良い教育を受けてきた』という印象を彼女は周りに与えていた。
どれだけ『地味』を演じたとしても、その『地味』が『貴族にしては地味』レベルだったので。
「流石です、姫様。 御身のご学友達にも伝わって────」
「────ちょっと待って、色々と
「何を言います、姫様?」
「まず『姫』呼ばわりヤメロ」
「ではやはり、『
「────それはもっとヤダ」
と、上記のような
掻い摘んで話すが、大まかに以下の様な流れだった。
「
「ひゃう?! え、えっと……
「迷惑ではないか?」
「滅相もありませんチエさん♪」
「そうか?」
「ハイ♡」
「そうか」
「(あー、昔の『
三月はほのぼのとした様子で現実逃避をしながらチエから離れない雛森を見ていた。
「他の
「『
「「「キャ~!」」」
「「「『
この時の『陛下』呼ばわりのおかげで、『“双竜の王子”が
そして昼の休憩時間────
「────ほらチエさん、『学生食堂』とやらへ行きましょう────♡」
「────やぁねぇバンビちゃん。
「────私達には弁当があるではないか?」
「そうそう♪ だから
「
「僕の我が儘です♪」
「ああああ、メンドクセェ~」
「でもでもキャンディちゃん~? これはこれでミニーは『アリ』と思うの~」
「チッ、このクソビッチ共が……だがこの飯、クソ美味かったな」
三月とほぼドッコイドッコイの
………
……
…
そして下校時間、更なる波乱が待っていた。
三月(達)を校門で待っていたかのように立っていたのは
「お待ちしておりました『
「危うし
彼の
何処からどう見ても英国老紳士の彼が三月を見ながら『お嬢様』と呼ぶその姿が更に転入生達と、彼女とチエ達の噂話を飛躍させ、ヒソヒソとする話し声が周りから上がった。
「……………アキュトロンさん。 もう……………迎えに来なくて良いです」
「左様で御座いますかお嬢様」
ロバートは冷や汗を流す三月に対して、ただニッコリとした笑みを向け続けた。
「あと……………『お嬢様』呼びは止めて下さい」
「それは承諾出来かねます、お嬢様」
ロバートは更に冷や汗を流す三月に対して、ただニッコリとした笑みを向け、三月は思わず頭を抱えながら叫ぶ。
「なんでさぁ~?!」
(身長の低い)彼女に似合わない咆哮で周りの生徒達の注目を集めた。
「三月はどうしたというのだ?」
「あ、あはははは」
チエの純粋な質問に雛森が乾いた笑いを出す。
平子:おいお前!
作者:ア。ハイ
平子:なんやねんこの仕打ちは?! 俺に恨みでもあるんか?!
作者:(どの口が)
ひよ里:うっひゃっひゃっひゃっひゃ! 傑作やこれは!
平子:あああ?! 何ゆうたこのアホ?!
ひよ里:なんやこのクソハゲ?!
作者:さてと、次書きましょうかね
平子&ひよ里:逃げんなや!
作者:(・д・)チッ