白と黒の世界は夢を見る   作:haru970

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お待たせしました、次話です。

楽しんで頂ければ幸いです。


*注*そろそろストックギレとなります (汗

8/27/21 8:20
誤字修正しました


第71話 生きる屍の夜

 ___________

 

 ??? 視点

 ___________

 

 場は以前、藍染と彼が率いる破面たちがいた王座のある部屋へと移る。

 

「ようこそ、『虚夜宮(ラス・ノーチェス)』へ。」

 

 そこではイライラしているルピ、平然としているウルキオラ、仏頂面&片腕のグリムジョー、そしてつまらなさそうにしているヤミーの四人に藍染が声をかけた────

 

「ッ」

 

 ────のではなく、破面の四人が連れてきた織姫をジッと見ながら歓迎の言葉をかける。

 

 それはまるで()()()をするかのような冷たい視線で、織姫は思わず背筋が凍りつくような感覚と、心拍数が独りでに上がっていくのを耳朶から聞こえる血管の鼓動音と胸から伝わる感覚で自覚する。

 

「さて、『井上織姫』。 君の能力でグリムジョーの腕を()()()()()。」

 

「……ハッ。」

 

 ここでルピの顔が不機嫌なモノから、愉快なモノへと変わりながら鼻で笑う。

 

 彼は自分たちが任された依頼がこの『人間(織姫)』と、『死神(雛森)』を連れ去るための『陽動』だったという事に不満を抱いていた。 しかも『女』。

 とある同僚ほどの『女嫌い』ではないが、『十刃』の新入りであるルピの初の出陣が『陽動』のことに彼は納得できなかった。

 

「藍染様、元6番(グリムジョー)の腕は灰にされた。 ()でもなければ、無い物をどうやって────ッ?!」

 

『藍染に人間が無理難題を押し付けられた』と思いながら嫌味を言うルピは驚愕する事となる。

 

 目の前で、グリムジョーの腕が『双天帰盾』によって()()()()()()()かのように元通りになる。

 

 これにはルピ、ヤミー、そして腕が戻ったグリムジョー本人でさえ言葉を失くす。

 

「驚くのも無理はない。 ウルキオラはこの力を『時間回帰(じかんかいき)』、あるいは『空間回帰(くうかんかいき)』の(たぐい)と見ていたが……

 いま皆が見たのはそのどちらでもない。 『()()()()()』だ。」

 

「『事象(じしょう)の』……『拒絶(きょぜつ)』……」

 

 織姫はハッチと会ってから、今まで感じていた()()()の正体が今わかったような気がした。

 

「そう。 彼女の能力は対象の事象を……()()が定めた事象を『事前の状態に戻す』。 それは神の領域を侵す能力に等しい。」

 

「おい女、これ(背中)も治せ。」

 

 グリムジョーに『背中の焼け跡を治せ』と言われた織姫は藍染を見る前に、部屋のドアを一瞬だけ見る。

 

「君と一緒に連れてこられた者達は別の部屋にいる。 ()()()()()()()()()()()()。」

 

「……は?」

 

 ルピは目を驚愕に見開いて、藍染を見る。

 彼が織姫に、『グリムジョーの背にある番号を診てくれ』と言ったことに。

 それはつまり────

 

 ガシィ!

 

 ルピの頭が、横から移動してきたグリムジョーの赤く光っている右手によって鷲掴みにされる。

 

「────じゃあな。 『元』6番さんよぉ~?」

 

「グ、グリムj────!」

 

 ────ボッ!

 

 ルピは上半身ごとグリムジョーの虚閃に吹き飛ばされ、グリムジョーはただ己を満たす歓喜に身をゆだねて、狂ったように笑う。

 

 …………………

 ………………

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 

 織姫を含めて王座の間を出ていく破面たちは、すれ違うように一人の黒髪の中年男と片目が面で隠れた少女が横を通る。

 

「(え? 子供?)」

 

 織姫はびっくりしたのか、一瞬だけ足を止める。

 

「あ?! なんだよデカ胸人間?! アタシに文句でもあんのかよ?!」

 

「リリネット。」

 

「……チ。」

 

「女、貴様もだ。」

 

「あ……はい……」

 

 中年男が少女────『リリネット』をなだめるかのように名前を呼び、ウルキオラが織姫の注意を戻す。

 

 ドォン。

 

 重く、分厚いドアが閉まる。

 音が静まってから藍染と中年男、そしてイラつきからか腕を組みながら左足を小刻みに床に叩くリリネットだけがいた。

 

「ただいま戻りました、藍染様。」

 

「お帰り、スターク。 どうだった……はリリネットを見れば、聞くまでもないね。」

 

 中年男────名を藍染に『スターク』と呼ばれた彼はチラリと横でイライラしていたリリネットを見てため息をする。

 

「リリネッ────グハァ?!」

 

 スタークは彼の顔面を狙ったドロップキックをリリネットから受けて盛大に床を転ぶ。

 

「うるさいバカスターク! アンタは()()()()()()()?!」

 

 リリネットの言葉に藍染は僅かに笑みを浮かべ、スタークをムクリと起き上がる。

 片方の頬っぺたが赤く腫れあがりながら。

 

「『悔しい』? 馬鹿を言え、リリネット。」

 

「ッ」

 

 スタークが目を開けて、リリネットを見ると彼女は口を閉じる。

 

「俺が『悔しい』のは()()()()()()だろ?」

 

「スターク……お前……()()()?」

 

 リリネットは珍しいものを見るかのような視線でホコリを自分の服から払うスタークを見る。

 

「『本気』……だと?」

 

 藍染はスタークが腰に差した斬魄刀を力強く握り潰すかのように手袋が軋むのが聞こえた。

 

「そんな事あるか。 俺が悔しいのは『()()()()()()()()()事』だ。」

 

「スターク……」

 

 リリネットは唖然とした顔で今まで()()()()()()スタークを見た。

 

 そして藍染の笑みは、ごく僅かに深くなった。

 

 ………………

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 

「……」

 

 織姫が連れてこられた部屋の中では右腕を失くし、ウルキオラの攻撃で意識が朦朧としながら、大量の汗を掻いて荒い息をしていたクルミがいた。

 

「待たせてごめんね、クルミちゃん。 今、治すから。」

 

 織姫が気休めの言葉をかけながら、『双天帰盾』をクルミの無くなった右腕に展開する。

 

「(腕を失くしたのに()()()()()()()()()()ことは引っかかるけど……)」

 

 織姫はクルミが来ていた制服の茶色のベストを包帯代わりに巻いていた右腕を見る。

 

 そこでは多少出血した後と思われる赤いシミが出来てはいたが、とても腕を切り落とされたと思えないほど少量だった。

 

(ヒト)であれば』という前提で考えればだが。

 

 最初は動転のあまりに織姫は急いで応急処置を断界で施したが(ウルキオラにクルミと雛森が一足先に連れていかれる寸前)、少し落ち着きを取り戻した今なら目の前がいかに異質────

 

「────ううん、私は……私は何か出来るのなら、それをやらないと」

 

 だが彼女は深く考えるのをやめて、頭を横に振るだけだった。

 

 そして『双天帰盾』を本格的に発動した時に、異変は起きた。

 

「え?!」

 

「ぐ……あ、?!」

 

 クルミは半開きになっていた目を開けて苦しみ始め、薄い赤がかかった包帯がジワリと一気に赤黒くなっていく。

 

 それは織姫の思っていた事とは逆で、まるで()()()()()()()()()ようだった。

 

「ど、どうして?! なんで?!」

 

 これを見た織姫は急遽『双天帰盾』を消し、クルミはくぐもった声を出しながら出血する右腕を無事な左手で押さえる。

 

「ァ……グッ……」

 

「ご、ごめんクルミちゃん! 私……私────!」

 

「────だい……じょうぶです、『井上織姫』。 アナタは知らなかっただけです。」

 

 取り乱し始める織姫を『クルミ』が痛みに奥歯を噛みしめながらも彼女を遮る。

 

 

 ___________

 

 『クルミ』 視点

 ___________

 

 痛い。

 

 その一言だけが脳に浮かび続けて思考を支配する。

 おそらくは井上が善意で『双天帰盾』を切り落とされた右腕に使ったのだろう。

 

 ボクが身体の主導力を血液から()()()()に変換したことを知らなかったから、無理もない。

 

『ボク』が痛みの()()に取り掛かっている間、身体を『彼女』に託す。

 

 ちょうどその時、『井上織姫』が謝ったような気がした。

 

クルミ姉様、ここは気休めの言葉をしたほうが得策かと思います。』

『 “アネット”に任せるわ。 今のボクは()()状態ですから。』

 

 いま身体を任している『アネット』からの提案に私は『任せる』との一言を送る。

人間(ヒト)』との共同生活をしている彼女なら、少しの間だけ任せられるでしょう。

 

わかりました。 ではそのように。

 

 この判断を見誤ったとボクが気付くのは、次に意識を()()()()に向けた頃となる。

 

 

 ___________

 

 井上織姫 視点

 ___________

 

 苦しむクルミちゃんを見ながら考えた。

 

『私はどうすれば良い?』と。

『双天帰盾』はなぜか効かない、というかケガが悪化する。

 今は本当に()()()()()()()()()()の?

 

 そんなことを考えている間、クルミちゃんは小声で何かをボソッと言う。

 

────足りません

 

「え?」

 

 言ったことを上手く聞き取れなかったので私がしゃがむと────

 

 カプ。

 

「────ぁ。」

 

 突然クルミちゃんに抱きしめられたと思ったら、()()()()()()()()を感じる。

 

「(あ。 これ……()()()()()()()()()()?)」

 

 

 それは織姫からすれば人生の中で()()、感じたことのある感覚。

 

 一度目は虚と変わって、現世にて自分を襲った『アシッドワイヤー(井上昊)』。

 その時は虚としての本能などで感情が歪んだ結果、彼女の兄である昊は織姫の命を狙って自分と同等の存在にさせ、己の欠陥(寂しさ)を埋める為に彼女を殺すつもりで襲いかかった。

 

「……ん…」

 

 だが(二度目)は襲われるどころか、首から()()()()()()()()感触があったとしても、クルミからは『害意』が感じられなかった。

 

「(血が吸われているのに、なんか変な感じ……まるでお兄ちゃん()に抱きしめられているように落ち着く……)」

ごめんなさい。

 

『申し訳なさ』と他に言いようがない言葉が織姫の頭の中へと流れ込んでくるような、奇妙な感覚に織姫は少し戸惑いつつも、クルミを抱き返す。

 

 

 ___________

 

 市丸ギン 視点

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 時は上記の織姫達の出来事より少し前に戻り、場所は『虚夜宮』内でもかなり特殊な場所へと移る。

 

 そこは『玉座の間』と呼ばれ、時には藍染と彼の配下である破面たちの会議室、時には新しい破面の建造に藍染が(限定的覚醒をした)崩玉を使う部屋。

 

「「…………………」」

 

 その部屋の中の椅子には一つの人影と、出入口のドア付近では市丸が壁に背中を預けながら立っていた。

 

 彼は人影を────()()()を見ていた。

 

「(やれやれ。 こないな子を『見張れ』言われても意味無いんとちゃうか? あの子、ここ来てから『生きてる(しかばね)状態』やで?)」

 

 雛森桃は目が死んで、生気が全く感じられず、霊圧も気配も集中しなければ気付かないほど気薄だった。

 

 ギィィィ。

 

 ドアが開き、コツコツとした足音が部屋の中で響く。

 

「彼女はどうだい、市丸?」

 

「隊長、この子、『()()()』とちゃいます? ボクが見張ってから全然、動きも何も────」

 

「────あ、藍染()()。 お帰りなさい、今お茶を入れますね。」

 

 ヒドイ顔色は相変わらずだが、雛森は藍染の声を聞こえた瞬間に愛想笑いだけを作って彼のほうを向く。

 

「やぁ、雛森桃。 座ってままでいい、お茶は私が淹れるとしよう。」

 

「……ホンマに良いんですかい、隊長? 積もる話もあるやろうし、ボクが淹れましょうか?」

 

「構わないさこれぐらい。 君もどうだい、ギン?」

 

「あー、ボクはパス。」

 

 藍染がテキパキと紅茶を二人分入れてから彼は雛森の前にコップを置いてから彼女の向かいにある席に座る。

 

「……………少々変わったね。」

 

「あ、気付いちゃいました? えへへ……昨夜、()()()()が忙しくて────」

 

「………(なるほど。 この子、()()()()()やないか。)」

 

 市丸はそう思った。

 

 まるで自分と藍染が部下と上司であるかのように、そして場所が虚圏ではなくて瀞霊廷であるかのように振舞っていた彼女を見ながら。

 

 雛森を藍染はただ無言で、延々としゃべり続ける彼女を見ていた。

 

「────それでですね! 今度の五番隊の皆さんからもらった提案書が────あ、あれ? どこに置いたっけ……」

 

 それが続くこと数分、藍染がやっと口を開ける。

 

「…………雛森桃。」

 

「は、はい?!」

 

「良いことを教えてやろうか?」

 

 雛森が死んだ目のまま、どこか期待の(悲願する)目を藍染に向ける。

 

「君は状況がよく解かっていないようだね? ここがどこなのか……自分がどういう状況か……誰が敵か味方とも。 そんな君に、私がアドバイスをしよう。」

 

 藍染がジッと雛森と目を合わせる。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()。 だけど君はそれを()()()()()()()()ようだね? ()()()()のかな────?」

 

「(……なんや、これ?)」

 

 市丸は不可解な気持ちを感じ、胸の奥にそれをしまい込む。

 藍染の言葉はまるで、自分(市丸)の────

 

「(────アカン。 ()()余計なことを考えたらアカン。)」

 

 市丸はその考えをさらに奥へ奥へと仕舞う。

 

 その間にも藍染は雛森に語り掛けていた。

 

「────『()()()()()()()。』 『()()()()()()()()。』 そう思いながら行動するんだ。」

 

 ここでいつの間にか立ち上がっていた藍染が雛森に近づく。

 

「そうすれば、おのずと()()()()()()()ものだ。」

 

「付いて……来る……」

 

 雛森は虚ろな(死んだ)目のまま、自分にほほ笑む藍染の視線を返す。

 

 …………………

 ………………

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 

 雛森は市丸とともに通路を歩き、彼に連れられて来たのはウルキオラが立っていたとある部屋のドア。

 

「ほな。 こン中、はいろか雛森ちゃん?」

 

 市丸がドア付近に近づくと、雛森は彼を自分とウルキオラの間に入るようにサッと動く。

 

「あらら。 ウルキオラ、彼女は君が苦手みたいやね?」

 

「…………………」

 

 ウルキオラは市丸に対して何も言わずにただ道を開けて、市丸は彼のそっけない態度に頭を掻く。

 

「釣れないなぁ。 だぁれも、ボクと仲()うしてくれへんわー。 ルピは居なくなったし……はぁ。 ま、ええわ。 雛森ちゃんもここに居ることになったから、皆で仲()うしてなぁー?」

 

 市丸は軽口をたたきながら部屋の中を雛森と一緒に入ろうとする。

 

「俺は何も聞いていない。」

 

 ウルキオラがここで初めて自分から市丸に話しかける。

 

「ん? ん~……ウルキオラは隊長から『井上織姫の世話しろ』と言われとってんな? せやったらこの際やからこの子ら全員の面倒、見てくれへん?」

 

「ふざけるな。 俺が忠義を誓ったのは藍染様で、貴様などではない。」

 

「まぁまぁ、そう言わずに。」

 

 ズン。

 

 その瞬間、その場にいた者たち全員が力強い霊圧を肌で感じる。

 

「(()おったか。)」

 

 市丸は片目を開けて、霊圧が来た方向を見る。

 

 ___________

 

 ??? 視点

 ___________

 

 景色は一護たちが『黒腔(ガルガンタ)』から『虚夜宮(ラス・ノーチェス)』にある『22号地底路(ちていろ)』に変わる。

 

 その名の通り、数ある『虚夜宮』と現世が繋がっている出入口の一つ。

 

 ここでは『ルキア奪還』から強くなった茶渡と雨竜が自分たちの成長を初めて一護に披露する場。

 

 だった。

 

 過去形である。

 

 まず侵入者である一護たちとバッタリ通路にて出会った巨体の破面であるデモウラは現れたと思った瞬間、マイが何時もの表情で背負ったモノから布をはぎ取りながらデモウラの顔にソレを向ける。

 

「オ?」

 

 ガション。

 

「バンカ~♪」

 

 ドゴォン!

 

 マイが布から取り出したのは槍と小型の大砲を無理やり合体させたモノに見える『なにか』。

 

 そしてその『なにか』は大砲のように爆撃音と共にデモウラの首から上が吹き飛ぶ。

 

 その時、爆音を聞いて鳥のような仮面をした男が『響転(ソニード)』を使って角を曲がってくる。

 

「チィ。 デモウラめ、デカい図体のクセにあっさりとやられ────!」

 

「『────その心臓、貰い受ける!』」

 

 鳥のような仮面をした男は横から来た声に反応して目を移すと、禍々しい赤い風のようなものを放つ槍を手にしたカリンがすぐそこにいた。

 

「バカな?!」

 

 カリンは狙った獲物を眼前にしたような獣に似た笑顔で槍を突きだす。

 

「このアイスリンガーに、人間風情が付いて来られるとでも────?!」

 

────『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』!!!

 

 鳥のような仮面をした男────アイスリンガーが新たに『響転』で動き出そうとしたところで、カリンの赤い槍がまるで()()()()()()()()()()()()()()アイスリンガーの胸を刺してそのまま壁に串刺しにされ、彼は吐血する。

 

「ガハァ?! 今のは……なんだ……クソ…貴様、本当に人間か……」

 

バァカ、俺ぁ『戦士』だ。 そこに人間もクソも()ぇよ、カラス野郎。」

 

 アイスリンガーの頭がガクリと項垂れ、カリンは槍を引き抜いて彼の体が床へと落ちる。

 

 上記のことは『黒腔』から出て僅か数秒間の出来事で、後ろではポカンとした一護、雨竜、茶渡の姿があった。

 

「「イェーイ/♪」」

 

「何を三人とも呆けている? 行くぞ。」

 

 カリンとマイがハイタッチをしている間チエが皆を急かし、歩き出す。

 

「いやいやいやいや! どうなったんだ、今?!」

 

「あ? だからオレは単純に相手を()()()()()だぜ?」

 

「それでぇ~、私はリカの新しい武器を()()()()()よぉ~?」

 

「槍に銃をくっ付けてみました。 それも名付けて『ガンラ〇ス』です。 ロマン武器です、エッヘン。」

 

 一護の問いに、『さもありなん』という態度で答えになっていない返しをカリン、ポワッとするマイ、そして表情の変わらないドヤ顔+胸を張るリカ達がする。

 

「…………………………………………………なるほど。 モンハ〇か。」

 

「お~、サドッツ(茶渡)よく分かりましたねー。」

 

 リカは長い袖に入ったままの手で拍手をする。

 

「さ、茶渡くん……順応性が意外と高いというか、よく知っているね?」

 

「……………………………………………ああ。」

 

 ショックを通り越して平然とする茶渡に、雨竜がずり落ちそうな眼鏡をかけ直す。

 

「一護。」

 

「な、なんだよチエ?」

 

「気にするな。」

 

 むり。

 

 その時、一護たちの周りが地震のような地鳴りに囲まれる。

 

「な、なんだ?!」

 

「あ、これはお決まりの自爆というか『崩れていく秘密基地』っぽいね。」

 

「「「…………………………………………………え。」」」




作者:やっとこの局面まで来たよ……

ランサー(天の刃体):なぁ? 最後のどうしたんだよ?

作者:お、クフちゃんじゃん。

ランサー(天の刃体):その呼び名、マジでやめてくれ……

作者:で、『最後の』って?

ライダー(天の刃体):バイオ〇ザードからの連想だと思いますがクフちゃん?

ランサー(天の刃体):テメェもかよライダー?!

作者:ライダーは何で知っているの?

ライダー(天の刃体):新作をサクラがワカメに買わせていましたので、プレイしているところを少し見ただけです。

作者:でも自爆は最後の最後だよ?

ライダー(天の刃体):………………………………忘れてください。

作者&ランサー(天の刃体):(こいつ興味持って密かにプレイしたな。)
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