パソコンの修理が一段落できるところまでしましたのですこ~し長くなってしまいましたが…… (汗
ですが、楽しんで頂ければ幸いです!
キャラ崩壊あり(かも?)ですが…… (汗汗
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ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ 視点
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吾輩の名は『ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ』である。
今は破面№103の『
だが、吾輩もかつては十刃の№3。
その誇りは……高みの眺めは堪らなく心地よかったのを今でも鮮明に覚えていて、その為に全身全霊をかけることに抵抗はなかった。
十刃に戻るのが言うなれば
そしてそのチャンスが来たと吾輩は思い、
『こいつは吾輩よりも強い』、と。
だが悲しいことに
だからと思い、吾輩は荒療治と分かっていながらも『冷徹非道』を演じた。
無論、吾輩も
吾輩は本気をだして
結果は完敗。
しかもあろうことか
まったく、糖分アリアリのチョコラテのような甘さだよ。
「ようこそ、
そして眼前には『葬討部隊』、即ち『破面の処刑部隊』が殺気を隠そうともせず、戦闘態勢に既に入っていた。
その反面、今の吾輩は
その上、甘さを見せた
恐らくは
「『
……やはりな。
吾輩も標的であるか。
「ここを通りたいかね、
させぬ。
衰えた吾輩のワガママに付き合い、卍解の上に自らを急激に消耗する『虚化』をして吾輩を倒した
吾輩が構えると、
ざっと見たところ15…………いや、20体か。
今の吾輩では、持って数分ほどか?
ギギギギッギギギギギギッギィィィン!!!
吾輩の折れた斬魄刀と奴らの斬魄刀たち、そして吾輩自慢の蹴り技が互いを弾くけたたましい音が部屋の中に響く。
ワガママに答えてくれた
だがやはり無理があったようだ。
吾輩の体は徐々に内側が軋む音を上げ始め、技のキレも落ちていく。
生傷も増え、吾輩の特注品である服が血で赤く染み始める。
息がとうとう追いつかなくなり、荒い上に深くなっていく。
「良くそのような
ぬぅ。
認めたくはないが、吾輩もここまでか。
悔いはない。
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
いや、すまぬ。
吾輩、今嘘をつきました。
吾輩の夢である、『十刃へと返り咲く』のは、吾輩の『
吾輩、ぶっちゃげるとモテたい。
周りに女性に囲まれて(物理的にも)甘えたい。
え? 『なに馬鹿なことを言っているの?』だと?
『
『
え? 『変態』だと?
……………………フッ、悲しいかな。
これは男の性なのだ。
そう思いながらもうろうとする意識を手放そうとする吾輩の前に、大きな大砲(槍?)を持った女神が降臨する。
「てりゃ~♪」
ボボボボボボボォン!
気の抜けた掛け声と共に激しく、かつ連続で撃たれる砲弾(散弾?)たちが吾輩にとどめを刺そうとする『葬討部隊』の体達を焼きながら
ちなみに普通の者なら爆風で見えなかっただろう。
だが吾輩はしかと見た。
振動で揺れる魅惑の双子果実をッッッ!!!
「
気が付くと吾輩の意識は一気に覚醒し、肺に残った全てを吐き出すかのように(吾輩に)優しく微笑む
「あらあらぁ~、元気いっぱいねぇ~?」
ああ、良い!
非常に良い!
その身長と腰まで長く伸ばした
その細い手首とすらっとした指!
胸の大きさと形!
白い
そして胸焼けするほど甘~いチョコラテのような可憐で穏やかな声が胸の中へスルリと溶け込む……………
その全てが理想的だ!
まさに
「ああ!
女神は笑顔を一瞬たりとも止めずに口を開ける。
「……今のセリフ、どこぞの長寿漫画を思い出させるわねぇ~?」
『まんが』とは確か『現世』の
……………吾輩のような紳士がよく登場しているのか?
だが今はそんなことは良い!
「ぜひ、アナタの! アナタのお名前を吾輩に教えくださいぃぃ!」
「???? ……あ~、そういえば名乗っていなかったわねぇ~? 私は~、『マイ・プレラーリ』と言いま~す♪」
ドルドーニは思わず颯爽と急に現れたマイを前に膝をつき、感動から涙を流しそうになる。
それはまるで拝めていた女神本人を前にした信者のようで、これが元エスパーダ№3のドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオのたどる筈の運命が決定的に変えられた時でもあった。
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チルッチ・サンダーウィッチ 視点
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「(あー、最悪。)」
あたしは『チルッチ・サンダーウィッチ』。
今は破面№105の『
………………って誰に話してんだか、あたし。
あの『
一族を死神に滅ぼされた哀れな種族のクセに舐めた真似をしやがって。
「チルッチ・サンダーウィッチ様、
あー、畜生。
葬討部隊が『ここに来た』ってことは『
クソ。
あの
『生き恥』ならず、『死に
……クソ。
クソクソクソクソクソクソクソ。
破面は兵士。
そして十刃はそれらを統一する
眼前の敵を殺し、勝つ為だけに生まれた存在。
『
シャリッ。
葬討部隊の一体が斬魄刀を鞘から抜く。
「ご
「……………ない……」
『
なのに……………
「………たくない……」
なのに、なんでこんなにも…………
「…
こんなにも
ザン!
葬討部隊の一体が斬魄刀をあたしの首を狙いながら振り下ろし、あたしが瞼を閉じると斬魄刀とは違う重さの刃が空気を切る音が聞こえてきて、変な浮遊感にあたしは目を開けた。
「少々手荒な事になります。 それにしてもなんで僕が……」
目の前には長い金髪と眉毛に
「ちょっと……あんた、何勝手に…あたしに触れている……ワケ?」
過労などから途切れ途切れに問いかけるあたしを、金髪眉毛は興味なさそうな顔のまま無視する。
畜生、体がだるい。
今にでも意識を手放したい。
その前にこのロン毛の眉毛を引っこ抜いて、反応が見たい。
「…………今です!」
青年がそう叫ぶと、少女の叫びが答えるかのように響く。
「めっちゃハズイけどしょうがない奴や! 『ゴニョゴニョ黒龍波』ぁぁぁぁぁ!!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!
大きな獣か何かの雄叫びが聞こえたと思ったら、
なに言ってるかわからないかも知れないけど、そうとしか表現できない。
金髪眉毛もあたしみたいに驚き、つまらなさそうな目が見開く。
あらやだ、こうしてちゃんと見るといいカオしてるじゃん。
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
ってあたしは何を考えているんだ?!
それにこいつってば、よく見たらあの
こいつも『滅却師』ったヤツ?!
暴風と獣の咆哮が静まると金髪眉毛は雑にあたしを地面に下ろす。
「いだ?! ちょっと! もうちょっと優しく下ろしなさいよ?!」
金髪眉毛はあたしを無視して、こっちに歩いてくる別の金髪(今度のは碧眼)の人間に声をかける。
「右腕が痛むのですか?」
少女は左腕で口に咥えていた包帯を巻いていた右腕をよく見ると、ひどい火傷をしたかのように所々が黒く変質していた。
「『痛む』言うより、『ごっつ痛い』って感じやなこれは。 なんや、僕の心配か、“ポテト”?」
「ですから『ハッシュヴァルト』です、『関西』さん。」
「『関西』やないわボケェ! ちゃんと『ツキミ』いう名前があるさかいな?!」
「ですがそのしゃべり方は────」
「────せやからただの『方便』やっちゅうねん! まったく、どいつもこいつも!」
あたしをそっちのけで二人────『ハッシュヴァルト』と『ツキミ』が言い争い始める。
「……で? あんた達、あたしをどうするワケ?」
あたしが終わらなさそうな二人のやり取りをスパッと遮って、『本題』へと強引に入らせる。
この二人があの
あたしの直感が『警戒しろ』ってビンビン叫んでいるのよねぇー。
と来れば、何か用でもあって葬討部隊からあたしを『
「『何故』と仰られましても……『姫様のご命令』としか。」
あたしの問いに、ハッシュヴァルトはただツキミを見ながらそう言う。
「と言うか『姫』って誰よ? 意味わかんないわよ。 もしかしてその『関西』────」
「────せやから『関西』ちゃうわ────!」
「────これだから
ブチ。
「────あ゛? 何か言ったか、この『もやし』?」
うん、この根暗は『もやし』で十分ね。
男のクセにヒョロヒョロしてそうだし。
というか今ので意識がハッキリしたわ。
……礼は言わないけど。
「そもそも姫様のご命令でなければ、貴方のような者は目にもとどめませんね────」
「────いうじゃないこのロン毛────」
「────痴話ケンカは
「「痴話ケンカじゃないわよ!/では御座いません。」」
チッ、
やっぱりこいつ嫌い。
「………………………………めんどくさ。」
何こいつら。
意味わかんない。
いつも勝ち気で気丈なチルッチは『己』という個を自覚した時からの
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茶渡、ガンテンバイン 視点
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「ハッ!
吊り上がった目に眼帯をした長髪で長身痩躯の男が、手に持った鎌みたいな輪を繋げた槍(?)で攻撃を繰り出し、茶渡は先の戦闘で新しく成長した『
「(やはりこいつ、強い! ガンテンバインより遥か上の上位者。
ここで茶渡が出した『ガンテンバイン』(フルネーム『ガンテンバイン・モスケーダ』)とは、彼がさっきまで戦っていた破面№107。
上記のドルドーニやチルッチと同じ『
現在は地面に横たわりながらも呆然と茶渡と長身痩躯の男の交戦する姿を見ていた。
「(馬鹿な、アイツ……ノイトラの野郎と戦って『
茶渡と交戦している男の名は『ノイトラ・ギルガ』。
現破面№5で、『十刃最強』を自称している自信家。
否。 『十刃最強』を自称するだけあって実力もかなり上位になる破面で、『原作』では成長した茶渡を奇襲してほぼ圧倒していた────
「オラオラオラオラオラァァァァ!」
「クッ!」
────していたのだが、茶渡は一目見て『相手が自分より格上』という、ある種の『観察眼』を身につけていたので彼は『原作』のように場の力押しをせずに、力量を計らいながら『
「(しかし、いつまで持つか……)」
いや、『
何せノイトラがその気になれば、茶渡の防御など容易く破れる攻撃力はあるが、逆に敏捷さでは逃げに徹した茶渡が簡単に捕まらない程度の差。
その上、近くでノイトラの従属官らしき者の気配を茶渡が微かに察知し、『ノイトラに背中を見せるのは悪手』と考えから今の膠着維持状態を茶渡は命がけで作っていた。
「(ここで俺がこいつらの注意を引けば、それだけ他の連中も俺に注目する。 そうすれば、一護や朽木たちも動きやすくなる筈。)」
確かにそうだろう。
現に、他の手持ち無沙汰の十刃たちは己の待機場所である
それでも普通ならばこのジリ貧以外、何でもない戦い方を茶渡はとらない筈。
「ッ?! 誰だ?!」
ノイトラが急に茶渡から距離を置き、ガンテンバインが吹き飛ばされたビルの方向をにらむ。
ザッザッザ。
「『マサカ~リかついだ~、カ~リンが~♪』ってな?」
ビルの中からガンテンバインの横を通って現れたのは赤い槍を担いだカリンだった。
「(やっぱり……
茶渡が思い浮かべるのはネルと彼女の家族と会う直前、いつの間にか消えたプレラーリ一家とハッシュヴァルトに気付いた一護たちにチエが言ったこと。
『おそらく、“裏方”から突入する我々とは別行動か援護をする気なのだろう』。
以前の『ルキア奪還時』も同じようなことを三月はしていたので、今回も同じようなことをしているのだろうという、チエの言葉に一護たちは納得し、茶渡は今実感していた。
ノイトラは明らかに不機嫌な顔でカリンをジッと見る。
「テメェ、『女』か。」
「あ? お前もそのタイプの口か? ったく、戦場に『男』も『女』も関係ねえのによぉ。」
カリンが槍を構え、戦闘態勢に入る。
「構えな、カマキリ野郎。 棒立ちしたままやられるのは嫌だろ?」
ビキビキビキッ!
まるでノイトラの怒りを示すように無数の血管が彼のこめかみに浮かび上がる。
「『大いにアリ』だぜ、クソ女。 テメェは俺が
『(気ぃつけろよ、カリン。
『(なるほど、クフちゃんとか。)』
『(“
『(うううううううううるせぇよ、馬鹿! 今の状況でそれを言うか普通?!)』
『(そもそも“普通”の基準が違うけどな? どうよ、肩の力抜けたかカリン?)』
『(……おう。 あんがとな、“相棒”。)』
カリンと相対するノイトラの両名は動かず、互いをジッと見る。
まるで品定め、あるいは同じ強者同士が持ち前の洞察力で互いの行動を脳内で想像しているかのようだった。
それでもその場の緊張感は高まっていく一方であり、戦闘になっていないのにも茶渡は汗を掻き続けていた。
汗の雫の一つが茶渡の頬を伝い、アゴから離れると同時に状況は一転する。
ヒュ!
先に動いたのはカリン。
彼女は前に飛び出した際に発生する爆音がその場に居た者の耳に届くとほぼ同時にノイトラ付近にまで近づいていた。
ギギィィィン!
ズサァァァァァ!
「へ!
カリンがノイトラの横を通る際に突き出した槍はノイトラの皮膚を硬質化させる能力である『
その感覚はまるで、同じ『
「テメェ……本当に人間か?」
ノイトラはまだ少し痺れる右手を無視して、自分に愉快そうな笑顔を向けるカリンを睨む。
「まさか未確認の破面とかじゃねぇだろうな、女。」
右手に感覚が戻らないことに、ノイトラはイラつきながらも茶渡の近くにいたカリンに問いを投げる。
これに対し、カリンはニヤリと笑みを深くして、ノイトラは更に怒ることとなる。
彼女が浮かべた笑みは、相手をあざ笑うかのモノだったからだ。
「……………さぁ、どうだかな? 人間、死神、虚、いや……もしや幻覚と言う事もあるかも知んねぇぞ?」
カリンの言った言葉は、『とある世界』での人物が言い放ったものに酷似していた。
『(ブワッハッハッハッハッハ! 良く言ったぜカリン! これで相手がセイバーだったら何も文句はねぇんだが、これはこれで傑作だぜ!)』*1
そしてそれはしっかりとカリンが意識して上記のセリフを言った者に伝わったらしい。
ガシッ!
「あ?」
「か、カリンさん?」
カリンが茶渡の腕をつかむタイミングで、ノイトラは後ろから新たに感じた気配に目を移す。
「な……だ、誰────?」
「────『
ノイトラが見たのは茶渡のように驚いていたガンテンバインに、肩を貸して片手に杖らしきオブジェを持った
「歯ァ食いしばれ、チャド────!」
「────アフロさんもです! 『
リカの叫ぶ言葉にカリンと彼女の足元に歪みが現れ、その中に吸い込まれるかのように彼女たち+茶渡とガンテンバインの四人がその場から消える。
「……………………」
ノイトラが見たのはスゥっと消えていく、何かの陣のような光だった。
物陰から現れた黄土色の髪と右目に眼帯を着用した男がノイトラに話しかける。
「ノイトラ様、あの四名は文字通り消えました。」
「ンなことは分かってんだよテスラ!」
現れたのは茶渡が感じていた伏兵でノイトラの従属官である、『テスラ・リンドクルツ』だった。
「……チィ!」
ドゴォン!
イラつきが激怒に変わったノイトラは力任せに武器を地面にぶつけ、砂埃を舞い上がらせる。
「あのクソ生意気なメス……ぜってぇ屈服させる!」
砂埃が落ち着く頃にはノイトラとテスラの両名は姿を消していた。
はい、という訳で『十刃落ち』が一護たちと戦闘した後まで来ました。
尚、以前にも書き込みましたが自分は実力などよりも一人一人のキャラが持つ個性が大好きです。
『仮面の軍勢』や、『十刃落ち』など。
特に最初読んだときのドン・パニーニならず『ドルドーニ』が笑える実力者だったのは今でも印象的でした。 (笑
あとチルッチ戦での雨竜とペッシェのやり取りなんかも。(笑笑
ちなみにアニメを見て最初に爆笑しながら思ったのは「なんでペッシェに〇安さんなの?!」でした。 (笑&汗
ではでは、次話で会いましょう!
ガンテンバイン:…………………………俺は?